異世界の鶴翼   作:アイレス

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何とか投稿です。
短いのは許してください。


第3話

空母雲鶴は南西諸島近海にある多島海海域に来ていた。

ここは元大陸だったものがいろいろあってここに動いてきた島である。

そんなこと本人は知らないが・・・。

まあ元大陸なわけなので食える物はけっこうあったりする。

まあ狩りを行えばの話だが。

 

「まてーーーーー!!!今日の飯ーーーーーーー!!!」

 

雲鶴が今日も刀を振り回しつつ元気に生き物を追いかけていた。

ここに来て二日ほどたっている。

ちなみに昨日は鳥、今日は豚のようだ。

見事に追いついた雲鶴はそのまま首を一刀両断しつつ逆さ釣りにして血抜きをしていた。

 

「これで今日もごちそうね」

 

血まみれになりながらも笑顔で笑っていた。

ほかの人が見たら卒倒するな・・・・。

 

 

 

 

「よーーせーーさーーーん!!とってきたよーーーー!」

海岸近くの森の中にテントのようなものができていた。(妖精さん作)

声をかけるとちっちゃな人がそこらじゅうから集まってくる。

そして雲鶴から首の落とされた豚を受け取るときれいに解体し始める。

 

「妖精さんこれ食べ終わったら軽く飛行訓練しようか。」

そういうと全員がキラキラした目を向ける。

とても空が恋しかったらしい。

 

<それにしてもこの子達すごい見覚えがあるような・・・?>

 

まあ実際そうなのであるが。

 

その後きれいに食べつくした彼らは海へ出た。

 

 

 

 

 

雲鶴が弓に矢をつがえ引き絞る。

矢を放つと矢が光に包まれ数機の航空機に変化する。

 

「彩風!周囲警戒よろしくね!」

 

数機の偵察機彩風は翼を振りつつ視界から消えていった。

 

<今のうちに発艦準備をしておくか>

 

「全機発艦準備!」

 

妖精さんが喜び勇んで準備を始める。

そのときだった。

彩風3号機から通信が入ったのは。

 

;ワレ、テキヲ、ハッケンス。クウボ1、ジュウジュン2、クチク3、タンカーオヨビ、ゴエイカン、ヲツイゲキチュウ。

 

;タンカーノタイヒホウコウニテキ、ハッケン、ケイジュン1、クチク3

 

;ナオ、ゴエイカンハ、ケイジュン2、クチク4、タンカー15

 

<これはっ・・・!すぐにたくけないと!>

 

しかし迷ってしまった。妖精さんたちは初めての実戦なのだ。

チラリと妖精さんたちを見ると・・・・

攻撃兵装を取り付けていた。命令を下してもいないのに。

 

<この子達は・・・こわくないの・・・?>

 

ふと肩のところにいた白い軍服を着た妖精さんが目に入った。

その目は。

 

;人を救うことは当たり前だお前は救えるかもしれぬ者を見捨てるのか?

 

そう言っているようだった。

そして決断を下す。

 

「戦闘機隊は、直ちに発艦!制空権を確保せよ!艦爆隊、雷撃隊は、爆装、雷装が済み次第発艦せよ!




次は戦闘回です。
頑張って長くします。

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