異世界の鶴翼   作:アイレス

10 / 16
お・ま・た・せ!
なんとか投稿です!
続きます。
頑張って書くのでよろしくお願いします。


イベントは諦めました。
さらに若干鎮守府がパンクしかけ・・・
何人か解体しないと・・・


第10話

衝撃的な演習が終わり、雲鶴が桟橋のところまで戻ってくるとポカンとした鳳翔がいた。

 

「あの、どうかしました?」

 

「いえ・・・あまりに一方的だったので・・・」

 

「戦闘機の性能差が有りすぎますしたった40機じゃあ私から制空権は奪えませんよ、あの戦闘機なら5倍以上必要です。」

 

「そう・・・ですか。」

 

鳳翔が苦笑いしながら答える。

 

私・・なんか変なこと言ったけ?

この世界の一般常識が抜けている雲鶴であった。

 

 

 

「まさか加賀があそこまで一方的にやられるとはなぁ。」

 

執務室に戻って来た提督が鳳翔と明石に話しかける。

「航空機もそうですが、本人の実力も計り知れませんよ。」

 

「と、いうことはあれはまだ本気でないと言うことか?」

 

鳳翔は黙ってうなずく。

 

「まったく・・・すごいのが来てしまったな。」

 

「しかも燃料補給が必要ありませんしね。」

 

「面倒な燃料の計算はしなくていいかも知れないがな。」

 

提督が苦笑いしながら言う。

 

「解析できれば皆さんに装備することができるんですが、どうもできなくて・・・。」

 

しかし提督は気にはしていないようだ

 

「ちなみにその他の消費はどうなんだ?」

 

明石が書類を提督に手渡す。

 

「おぅ!?」

 

奇妙な声が提督から上がる。

 

「消費はだいたい蒼龍型より少し多いくらいです。被害がないので修復の消費は分かりません。」

 

「二航戦並みの消費で一航戦並みの戦闘能力か・・・過剰戦力気味かな?」

 

その言葉には二人とも苦笑いしかできない。

提督はそれ以外何も言わず別の事を聞いてきた。

この話はもう終わったらしい。

 

「さて、鳳翔歓迎会の準備は?」

 

「できていますよ、まあ夕方まで待ってください」

 

「楽しんでくれるかな?」

 

この時は誰も知らないまさかあんなことになるとは

 

 

 

 

夕方鳳翔に呼び出された雲鶴は広間は向かっていた。

 

しかしこの鎮守府、温泉に旅館のような広間までいろいろ備えている。

ちなみに雲鶴に与えられた部屋は日本家屋のような庭付きの建物だ。

8人ほどは入れるような寮である。

提督曰くほかにも雲鶴のような者たちが来たらここへ入ることになるらしい。

 

温泉は・・・なぜか知らないが爆発でえぐれた地面から噴き出てきたそうな。

訳が分からない。

 

そんなこと考えていたら広間にたどり着いていた。

いた、というのは部屋の前を通り過ぎようとして、鳳翔に止められたからだ。

 

「雲鶴さん?どこ行くのですか?」

 

「えっ?あ、すいません考え事を・・・」

 

「皆さん、もう待ってますよ。」

 

みんな?何がはじま・・

 

「「「雲鶴!!着任!!おめでとう!!」」」

 

「!?」

 

慣れていないのかいきなりのことできょどっている。

 

「歓迎会?なんでまた・・・」

 

「歓迎会をしてなっかっただろ?気にするなみんな騒いで飲み食いしたいだけだ。」

 

そう答える提督の前にも酒の入ったコップが置かれている。

それを提督は手渡す。

 

「ほれ、始まりの音頭をとれ。」

 

・・・いきなりなんだ?

と思ってしまうが私のために開いてくれたことに違いないので

 

「えっと・・・まあこれからも頑張るのでみなさんよろしくお願します。乾杯?」

 

「「「乾杯!!」」」

 

ノリのいい艦娘達、即座に飲み始め次々に食べ物や飲み物が減っていく。

 

「提督・・これは・・」

 

「お前の歓迎会だ」

 

「いえ、それはわかりますが・・・。」

 

「新しい艦娘が来るといつもやってることだ気にするな。楽しんどけ。」

「はあ・・」

 

すると

 

「なあなあ、うんかくさんよぉ、たのしんでるぅ~~?」

 

と言いながら絡んできたのが一名。

 

「おい、隼鷹ペース速くないか?真っ赤だぞ?」

 

「大丈夫だって~~~」

 

「・・・」

 

「・・・」

 

「生麦生米生卵はい!!」

 

「な~まぬい、なまご~え、なまた~~ご・・・」

 

「「完全に酔っぱらってんじゃねーか!」」

 

二人の声がシンクロした。

大丈夫とは一体なんだったのか。

 

「ぶっひゃひゃひゃばれたか~~?」

 

「「もろばれだ!!アホウ!」」

 

「私よりよりもよ~~あっち見た方がいいぜ~~?」

 

隼鷹が部屋の一角を指差しながら言う。

雲鶴と提督がそちらに目線を向けると・・・

 

いろいろといけないことになっている空母達がいた・・・・

 




次はいつ投稿できるのだろう?

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。