天稟のローズマリー   作:ビニール紐

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命知らず(白目)


第33話

ーー完璧に殺した。

 

肩から入った刃が背骨を断つ深い裂傷を刻み、返す刀で上半身と下半身を分断、大剣を翻し斬り上げで心臓を潰し、そして最後に首を落とした。

 

これは特殊な例を除けば覚醒者だろうと殺せるダメージ、半妖を殺傷する上ではオーバーキル極まりない内容だった。

 

そう、だから完璧だったのだ。ここまでやって殺せない半妖は居ない。それ故、アガサには分かった、分かってしまった。

 

ーーコイツは化物だと。

 

宙を舞うプリシラの頭に変化が生じる。斬り飛ばされた首の付け根、そこの肉が盛り上がり一気に伸びていく。

 

「ッ!?」

 

地に落ちる途中、舞い上がっていた頭が、アガサの目線程の高さまで落ちる僅かな時間でプリシラは上半身全てを再生させていた。

 

「ふざげんなッ!!」

 

ザラついた声で叫びアガサが再び斬撃を放つ。狙いは頭部だ。アガサは知っていた、コイツの弱点はそこしかないと。

 

走った剣撃が肉を引き裂く。しかし、それは頭部のモノではない、咄嗟にプリシラが滑り込ませた両腕の肉だ。

 

「グッ」

 

クロスした両腕を斬り飛ばし、守られていた頭部を狙うも、やけに皮膚が硬く軌道が逸れてしまう。その結果、斬撃はプリシラの顎から下を断ち切った。

 

すっぽ抜けた大剣が明後日の方向に飛んで行く。先の防戦から酷使してた両手の握力が限界に達したのだ。その間、プリシラの頭部が前方に投げ出される。もちろん、高速再生中だ。

 

「ご、ごのッ!」

 

大剣を拾っている暇はない。アガサはヤケクソで踏み込むとプリシラを全力で蹴った。大きく高い弧を描き、プリシラの頭が街の外へと飛んで行く。それを見届けもせずアガサは即座に反転。投げ飛ばしてしまった自分の大剣の代わりにプリシラのそれを背中に差し、座り込むラキアを抱えて走り出した。

 

「がいふくまであど、どれぐらいかる?」

相変わらずの濁声でアガサが聞く。それにラキアが申し訳なさそうな顔をする。

 

「す、すいません、後、一分と少し必要です」

 

「……わがった。じゃあ、おわっだら、ぐすり」

 

「それなんですけど、ちょっと、考えがあるので、待ってもらって良いですか?」

 

嫌な顔をしたアガサにラキアは真剣な表情で説明を始めた。

 

 

 

 

 

絶対に逃がさない。プリシラは地面に着地した瞬間、力強く地を蹴った。地が爆散し、身体が強く風を切る。動きに違和感はない。体調は万全、再生は飛ばされている間に終わっている。

 

「……見つけた!」

 

走るプリシラの知覚が街を離れる小さな妖気と匂いを捉えた。まだ余裕で追える距離だ。だが裸で無装備は流石に辛い。大剣と脱ぎ捨てたローブを回収する為街に立ち寄る。裸で現れたプリシラにどよめきが起こるが、それは赤面しつつ無視、目的のモノを探す。

 

しかし、ローブは直ぐに見つかったのだが大剣がない。しっかり探そうとするも妖気と匂いはドンドン遠ざかっている。このままで知覚範囲外に逃げられる。

 

「くっ」

 

逃す訳には行かない。仕方なくプリシラは大剣を諦めローブだけ纏うと追跡を開始した。

 

組織の掟を守る為、ひいては全ての妖魔を殲滅する為、どんな任務だろうと失敗出来ない。ましてや妖魔から逃げる戦士などあってはならない。必ず仕留める。

 

大剣の損失による戦力低下、それを補う為、プリシラが妖気を解放する。ドンッと大気が震え、身体能力が上昇した。その妖気は先の限界近くまで妖力解放したアガサとラキアに匹敵する。

 

しかし、そんな大きな妖気を発しながらプリシラの瞳は金に染まらない。その瞳は未だ銀のままだ。これが意味するのはまだプリシラが一割も妖力を解放していない証だった。

 

プリシラは10%以上の妖力解放を組織から硬く禁じられていた。なんでも自分は普通の戦士と違い、限界点が曖昧で下手をすれば簡単に覚醒してしまうと言われていたからだ。

 

前例に自分と似た戦士が居たらしい、だが、その戦士と比べてもプリシラは特別らしくより覚醒し易い体質らしかった。非常に不本意な話である。それ故、プリシラは訓練生時代、妖気を抑える鍛錬ばかりを課せられていた。だからこそ、今、これほどまでに妖気を発さず行動出来るのだ。

 

「…………」

 

街を出てからおよそ五分、グングンと距離が詰まり、そして逃亡者の背が見えた。やはり妖力解放による身体能力の上昇は目覚ましい。あと一息で追いつける。

 

視認出来るまで縮まった距離。アガサとラキアが首だけを振り向かせ自分を見た。そんな二人を睨みつけ、プリシラは考える。

 

ーーどちらを先に潰すのかを。

 

残念ながら逃げる間に回復させたらしい。アガサもラキアも特に目立った傷はない。違いがあるとすれば妖気の有無、アガサからは妖気を感じない。薬の効果で妖気が抑えられているのだ。

 

「…………」

 

妖気を感じないのは厄介だ。匂いよりも妖気の方が遥かに追い易い。今回はたまたま自分の担当区域に居たので直ぐに見つけられたが、ここで逃がせば厄介な事になる。やはり、ここは先にアガサだ。

 

プリシラは力強く踏切、アガサ目掛けて跳んだ。流れる視界が一気に加速し距離を詰める。そして、プリシラは大剣の射程の直前で停止した。

 

何故なら振り向きざまにアガサが斬撃を放って来たから。

 

鼻先を素通りする軌道を描き大剣が虚空を走る。妖力解放できない為かその速度は先の戦いより遅い。この程度なら回避は容易い。妖力解放中なら尚更だ。

 

「…………」

 

この大剣を避けてカウンターを叩き込む。プリシラは拳を強く握り締めた。そして、大剣が振り終わる。

 

ーー今だ!

 

タイミングを合わせてプリシラが前に出る。その瞬間、鮮血が舞った。

 

「ッ!?」

 

鋭い痛みに慌てて動きを止める。見れば鼻がザックリ斬られていた。

 

「(なんでッ!?)」

 

驚き一旦距離を置く。何かおかしい。プリシラは自分の鼻を触る。傷の再生は一瞬で終わっていた。

 

「(間合いを間違えた?)」

 

疑問を抱きながらも追跡を続行、離れた二人に再び接近。

 

「(今度こそ間違えない!)」

 

しっかり間合いを図りアガサへと急襲。接近に際し振られたアガサの大剣、それを潜り抜けて懐へ潜る。そしてプリシラはガラ空きの胴体へと拳を放った。

 

しかし、拳が捉えたのは柔らかな布の感触、僅かばかり身体には届かなかった。

 

「(なぜっ!?)」

 

誤りはなかった筈。またも外れた攻撃に驚きを隠せない。そんなプリシラに街でやられた意趣返しか? アガサが蹴りを放つ。

 

顔面目掛けて跳ね上がった足、驚きで動きを鈍らせながらも、蹴りを視認したプリシラは身を逸らしてそれを躱した。

 

そう、確かに躱したのだ。

 

「ガッ!?」

 

しかし、次の瞬間、顎が砕ける感触と共に身体が後方へと投げ出される。躱した筈の蹴りが何故か顎に突き刺さったのだ。

 

「……追撃しないで下さいね」

 

「分かってるわよ」

 

吹っ飛ぶプリシラにそんな会話が聞こえて来る。

 

「……ふざけるな!」

 

瞬時に傷を再生させ、プリシラが叫んだ。グルンと反転し頭から落ちる軌道を修正、右足で地を捉えるとプリシラは三度目の接近を試みた。ただし、今度の対象はアガサではない。狙いはラキアだ。

 

「ハッ!」

 

気合いを込めてプリシラがラキアへと襲い掛かる。間合いに入ったプリシラにラキアが大剣を振った。妖力解放しているからかその速度はアガサよりも疾い。だが、プリシラからすれば十分対応出来る速度だ。

 

斜めに走った斬撃、それを紙一重で躱す。しかし、やはりと言うべきか? 躱した筈の大剣に構えた左手を斬り飛ばされ、胸を浅く斬られてしまう。

 

「その、程度でッ!」

「なっ!?」

 

だが、ここでプリシラは諦めなかった。傷を無視して更に踏み込みラキアの肩を右手で掴んだ。ガッシリと掴む筈が、服の端を捉えるに終わったしまったが成功は成功だ。

 

「やった!」

 

喜び、プリシラはそのまま千切れんばかりに服を引いた。狙いは膝蹴り、無理矢理攻撃を当てようとする。

 

ところが、ここでも攻撃は失敗した。

 

「セイッ!」

 

死角から放たれたアガサの斬撃に右腕を斬り飛ばされてしまったから。痛みと怒りに顔が歪む。そんなプリシラにアガサは振り下ろした大剣を翻し、その顔面へと刺突を放つ。彼女はこれを大きく飛び退く事で回避した。

 

「くっ」

 

プリシラが呻く。妖気による干渉か? 方法はさて置き完全に間合いを弄られている。しかも誤認させられた距離が三回とも違う。これでは紙一重の回避が出来ない。

 

「あと、どれくらいよ!」

 

「もう少し、多分もう少しです!」

 

プリシラが攻撃を躊躇している間、アガサとラキアは意味の分からぬ会話をしている。何がもう少しだと言うのか? まさか、このまま逃げ切れると思っているのか?

 

ーーもしそうだとしたら。

 

「無駄ですよ」

 

冷徹な声が口から漏れた。そう、無駄な事なのだ。現状を見れば負け惜しみにしか聞こえないが実際、逃すなどあり得ないのだ。身体能力はプリシラが圧倒している。自分より遅い相手をこの目視で補足出来る距離から逃すなどあり得ない。

 

そして、もし二人がプリシラの体力切れを狙っているなら浅はかだ。全力に近い速度で走っている二人に対し、プリシラはかなり速度を抑えている。最大速度で上回っているのだから当然だ。全力で走る者と抑えて走る者、どちらが先に体力が尽きるかなど論ずるに値しない。

 

その上、プリシラの体力は全戦士の中でもトップクラスなのだ。追いかけっこで自分に勝てる戦士は一人か、多くて二人しか居ない。少なくともアガサとラキアに負ける気は欠片もなかった。

 

「何処まで行くんです?」

 

プリシラが静かに問う。その声は冷静だった。遅かれ早かれ勝つと思い至ったからだ。

 

「いつまでこの愚かな逃亡を続けるのです?」

 

プリシラが質問を続ける。その問いにラキア首だけを振り向かせた。

 

「もちろん、貴女が追ってこなくなるまでよ」

 

「……本気で言ってるんですか?」

 

プリシラは苛立った。その言い方はつまり、ラキアとアガサが逃げ切るのではく、プリシラが二人を追う事を諦めると言っているのだから。

 

「あたしが、任務を放棄すると考えているの?」

 

思わず素の口調が出る。それだけ失礼な事だったから、それは全力で任務に当たるプリシラへの侮辱なのだから。

 

「誓います。私は絶対にあなた達を逃さない。必ず今日、粛清を実行します」

 

そう、確信を持って断言するプリシラ。

 

「……ねぇ、あんた確か人々を守る為に戦うって言ったわよね」

 

そんなプリシラの宣言に触れずにアガサがそんな質問をした。

 

「ええ、言いました。それがどうしました?」

 

何故、今そんな事を聞くのか意図が分からない。プリシラはそんな顔だ。

 

「命を削り、妖魔を殲滅する事、それこそが戦士の役割って言ったわよね」

 

「言いましたよ、それがどうしたというんですか?」

 

だからどうしたと言うのだ。当然の事をまたも聞いてくるアガサに苛立つプリシラ。その真意がまるで読めない。逃げ切る上で必要な事なのか?

 

「立派な事ですね、本当に貴女は戦士として正しい心を持っている」

 

今度はラキアがそんな事を言って来た。本気で褒めているようだ。本当に何が目的だ? プリシラは内心首を捻った。

 

「……褒めても手は抜きませんよ」

 

「もちろん、手を抜いてくれるなんて期待していないわ、でも、一つ聞きたいんだけど良い?」

 

「……なんですか?」

 

「嘘じゃないわよね?」

 

「え?」

 

真面目な調子で言ったラキアの言葉。それに続けるようにアガサもプリシラの目を見て言った。しかし、言った内容をプリシラは理解出来なかった。

 

「聞こえなかった? 嘘じゃないかって言ったのよ。本気でどんな危険だろうと逃げずに命を懸けて人々を守るかって聞いたのよ」

 

「…………」

 

自分の内側からプツンと何かが切れる音がする。

 

「ふざけるなッ!!」

 

気付けばプリシラは吼えていた。彼女の瞳が銀から金へと変化する。強大な妖気が立ち昇る。その妖力は先程までの倍以上。思わず妖力解放率を上げてしまったようだ。

 

「悪者のくせに! 組織の掟に背いたくせにッ! 正しいあたしを疑うのかッ!!」

 

もう、間合いの誤魔化しなんて関係ない、今すぐ引導を渡してやる。高めた妖気を足に集めプリシラが穿つ勢いで地を蹴ろうとする。

 

しかし、そんな動きをラキアの声が止めた。

 

「じゃあ、なんで助けにいかないの?」

 

それはさも不思議そうな声だった。

 

「は? 何を言って、意味が……ッ!?」

 

ーー分からない。

 

そう、答えようとした所で、プリシラは気付いた。気付いてしまった。今までのやり取りの意味を。

 

「ふふ」

 

先程までの真面目な顔は何処へやら嫌らしい顔で笑い、左斜めの方角をラキアが真っ直ぐ指さした。

 

「ッ!」

 

距離はかなり遠い、しかし、その方向から確かな強い妖気が二つ漂って来る。そして、この妖気の質は覚醒者だ。

 

「あは、気付いたわね」

 

「くっ」

 

嗤うラキア。それに対し辛い選択を迫らたプリシラが苦しげな顔で呻く。

 

「いや〜、助けを求めてるわねー、きっと戦士が来るのを今か今かと待ち侘びてるわねー、あ、でも全然、戦士の妖気を感じないわ、これは誰か駆けつけないと町の人達が皆殺しにされちゃうわね〜。誰かいないかしら、何処かにいないかしら〜強くて正しい清らかな心を持った救世主のような戦士が〜…………あははっ!」

 

アガサがここぞとばかりの勝ち誇った顔で、相手を完全に馬鹿にした顔で、プリシラを挑発した。早く行けよとあからさまに覚醒者の方をチラチラ見るアガサにプリシラが青筋を浮かべる。

 

しかも、今のアガサは妖気を感じられないので言っている内容は出任せだ。しかし、プリシラの知覚にも戦士の妖気は引っ掛からない。もし、覚醒者が街を襲っていたら。

 

ーー本当に町が滅びてしまう。

 

行かねばならない。しかし、と。プリシラが未練と憎しみを込めた目でアガサとラキアを睨めつける。

 

「あら、行かないの? 妖魔を殲滅するのがお仕事のプリシラさん? まさか、人々を襲い喰らう覚醒者達より組織から逃げ出しただけの戦士の方を優先するのかしら? どちらがより人々に危害を加えるとか考えるまでもないと思うけど?」

 

そんな事も分からないの? とでも言うような嫌らしい笑みで挑発するラキア。プリシラは怒りで頭がどうにかなりそうになった。同時に握り締めていた拳の骨が自身の力で砕け散る。

 

「くっ、ぐっ、この卑怯者ッ!」

 

「いや〜卑怯者でごめんね〜」

 

「ふふ、負け犬の遠吠えが聞こえますねぇ」

 

千切れるほど強く唇を噛んだプリシラが、悪鬼の如き表情でアガサとラキアを睨んだ。だが、二人はニヤニヤとプリシラを挑発した後、方向転換。

 

ーーアガサとラキアは覚醒者とは真逆の方向へと走り出した。その数秒後、ラキアの妖気も消える。薬を飲んだのだ。

 

「……許さない、絶対に許さないッ! 地の果てまででも追い掛けて八裂きにしてやるッ!!」

 

その言葉が最後だった。プリシラは二人の背に射殺すような視線を送った後、理性を総動員。爆発寸前の怒りを抑え込むと妖気を鎮め覚醒者の方へ走り去った。

 

これにて決着、ギリギリの所でアガサとラキアは、プリシラから逃亡を成功させたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

「ああ、喰った喰った」

 

そんな声が血に染まった街に響いた。

 

その言葉を発したのは肩口まで伸びるやや癖のついた黒髪を持つ男ーークロノスだ。彼は真赤な手をひと舐めし、満足気に頷くと視線を血だまりに座り込む一人の男に向ける。

 

「そっちは喰い終わったか?」

 

「……今終わる」

 

クロノスの声に硬そうな髪質の金髪の男ーーラーズが答えた。彼は血だまりから立ち上がると口をモゴモゴと動かしながらクロノスに近づく。どうやらこちらも満足したらしい。

 

「はは、ラーズお前、服が血だらけだぞ? もうちっと綺麗に喰えよ」

 

真っ赤になったシャツを指差しクロノスが笑った。それにラーズがムッとする。

 

「別にいいだろ、俺は豪快に喰うのが好きなんだ」

 

そう言いつつ、汚れを隠すように背を向けるラーズにクロノスの笑みが深くなった。

 

「はは、全くしょうがねぇな、あっちに服屋があったからさっさと変えて来いよ」

 

「分かった……クロノスは変えないのか?」

 

「ん、ああ、こいつは気に入ってんだ。汚れが目に付くようになるまで変えるつもりはねえ」

 

「そっか、じゃあ」「お前たちのせいだ」

 

「…………」

 

「…………」

 

ラーズのセリフに被せるようにそんな声が二人の覚醒者に届いた。クロノスとラーズが声の出処へと視線を向ける。そのには銀髪、銀眼を持った少女が一人、怒りに顔を歪ませ、二人を睨みつけていた。彼女はローブだけを纏い。怒りに歪んだ顔でこう続けた。

 

「お前タチのせいだ! オマエたちのセイだッ!! オマエ、タチノ……セイダァァァッッ!!」

 

少女ーープリシラの瞳が金に染まり、その身から上位覚醒者以上の妖気が迸る。それと同時にプリシラがクロノス、ラーズに飛び掛った。




アガサ&ラキア「死亡フラグは押し付けるモノ!!」

プリシラ「ビキビキビキビキッ!」

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