ねこだまし!   作:絡操武者

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08 スナイパーにされるネコ

 思い出したようにクラスメートの女子に謝る俺。何をしたかといえば別に悪いことは何もしていない。ただアイドルのサインを貰えなかったってだけだ。嵐山隊の隊長である嵐山さんのサインだ。

 実際問題としてサインはしているのかと言うと、周囲からはアイドル的な目で見られているけどあくまでも広報であってサインはしてないらしい。しかし、今後そういう仕事も増えるかもしれないとの事。サインの練習とかもしてないらしいです。だから俺たちの集合写真で許してもらった。

 ちなみにではあるが撮影してくれたのは通りすがりの他の隊のオペレータさんで『氷見(ひやみ) 亜季(あき)さん』って人で綾辻さんが呼び止めて撮影してもらった。B級の二宮隊とかいうチームのオペレーターさんらしいけど「何でボーダーにいる女の人は綺麗だったり可愛い人しかいないんですかね?」と綾辻さんに聞いたら何故かシャッターを押す時間が長く掛かった。あんなにクールそうな人なのにデジカメも使えないほど機械音痴さんだったのだろうか? オペレーターさんにしては珍しい。そんなデジカメを握り締め顔を赤くして困ってる氷見さんをじっと見てると、綾辻さんに「そういう事はあまり大きな声で言っちゃだめだよ?」と困った笑顔で注意された。

 そんな俺を見て嵐山さんは笑顔、佐鳥は苦笑い、木虎は呆れ顔、とっきーいつもどおりの無表情だ。良く分からんが素直に謝っておいた。ごめんなさいでした。綾辻さんが氷見さんに話しかけてしばらくすると写真は無事撮影された。使い方講座、シャッターボタン押すだけ。一つ学んだのであろう氷見さんは少し笑顔を浮かべていたが、デジカメを受け取ろうとした俺と目が合うと、デジカメを綾辻さんに渡して慌てて行ってしまった。……謝ったのにー。

 

 それはさておき、写真を受け取った瞬間までは喜んでたのに、黙って写真を見つめ始めたと思えば他の女子を呼び、その女子たちが男子を呼び、写真を見ては俺を見始めた。

 

 

(あの嵐山隊と一緒にネコ君が写ってる……)

(私にも見せて~)

(あいつB級って言ってたよな、A級との壁って無いのかな?)

(これ綾辻さんに頭撫でられてるぞ!? 羨ましいぃぃぃ……)

(ネコってかなり凄い奴なんじゃね?)

 

 何だよヒソヒソ話なんかしやがって、喜んだと思ったら個人の写真じゃないと許してくれないのか? それとも他に何かしろとでも いうのか。っていうかサインの件は女子一人だけの筈なのに集団戦に切り替えるとは酷い連中だ。イジメとかマジでやめろよ? ボーダー規定に違反するがトリガー使ってでも復讐するぞ俺は。

 

 

 

 学校が終わり、真っ直ぐボーダー本部に向かう。防衛任務まではまだ時間があるのだが、今回は暇潰しの必要は無い。鬼怒田さんに呼ばれているからだ。

 

「と言うわけで来ましたー」

「おれも来たぞぽんきちー」

 

 え、この子誰? 俺の後ろにヘルメットを被り、何かの動物に乗っている男の子がいつの間にか現れた。『ぽんきち』って誰だ?

 

「なぜお前が居る!?」

 

 あ、知り合いみたいだ。ぽんきちって鬼怒田さんのことか? ボーダーには子供がいても最年少は双葉ちゃんの様に中学生からだと聞いていたけど……ん? 確か宇佐美先輩が玉狛には『陽太郎』という子供とペットの『雷神丸』と言うのがいると聞いた覚えがある。……この子がその陽太郎だとして何故に本部に居る?

 

「今日は誰だ。林藤支部長か、米屋か、迅も宇佐美も本部には呼んどらんぞ」

「陽介が個人戦の後どこかに行ってしまってな。暇だから遊びに来てやったのだ」

 

 偉そうな子だ。おっと目が合った。

 

「もしかして玉狛支部の?」

「むぅ、おれを知ってるとはおれも有名になったものだな。見ない顔だがおまえは何者だ?」

 

 鬼怒田さんに聞いたんだけどお子様が答えた。もしかすると本当に偉い人……とかの子供かもしれない。俺は一応低姿勢で挨拶をすることにした。

 

「あ、ども音無ネコです」

「ふむふむ、良い眼をしている。おれの名は陽太郎、こいつは雷神丸という。何かあればキミの力になろうじゃないか」

 

 お、おぅ。何かヒーローみたいな子供だな。何故ヘルメット? かと思ったが中々ヒーローっぽさとして堂に入ってると言えるのではないだろうか。

 そして満足したのか知らんけど、元々開発室に用は無かったのか時計を見ると陽太郎少年は出て行った。……何だったんだ。

 

 

 さて、気を取り直して開発室での用事である。何故呼ばれたかと言うと、俺が使っているトリガーを確認するとのことだ。ポイントだけでなく、色々な情報も入っているらしく定期的に確認したいそうだ。研究は失敗で終わりじゃなかったのか? そう思い聞いてみると、鬼怒田さん個人としては失敗で終わりではなく、一時凍結扱いらしい。費用を掛けずに研究を進める方法としてトリガーを定期的に確認していくことにしたそうだ。

 

「―――お前はアタッカーしかやらんのか?」

「いえ、アタッカーと言うより渡されたトリガーがアタッカー装備だったと言うだけで、今はシューターやりたいですね。教えてくれる人いないんで今のままだと防衛任務に支障出るかも知れませんけど」

 

「今見つかっておらんのなら別のトリガーにするぞ」

 

 鬼怒田さんは俺のトリガーホルダーを分解し始めた。分解しながら鬼怒田さんがアタッカー以外で問題があるのか聞いてくるから問題無いとは答えた。

 だけどさー。いきなりスナイパーにされるのもなー。

 

「シューターは一旦保留にしておけ」

「はーい」

 

「データは欲しいからな、アイビス・イーグレット・ライトニング全てを用意するが不満はあるか?」

 

 シューターが出来ないのが不満だが、通常弾(アステロイド)以外は戦える気がしない。理想が高すぎるのだろうか? でも諦めたくないなぁ。まぁ今は鬼怒田さんに従っておこう。教えてくれる人でも出来たらシュータートリガーにしてもらおう。

 

「それで問題ないです。今のところは色々なトリガーを使って研究に貢献するってことですかね?」

「そうだ。お前の力を今でも副作用(サイドエフェクト)で片付けていいものか判断に迷う。診断結果も変わってないのだろう? 本部としてはこれ以上お前に費用は掛けられんが、出来る範囲で続けるぞ」

 

「……あのー、諦めるって事はないんですか?」

 

 ふと思った疑問である。今の話で何となく開発室が俺の研究を失敗だと終わらせたのではないと分かる。本部の決定として、『この研究は終わり』って感じだろう。他にも研究することが多そうなのは開発室の資料の山とか見ても分かる。なら何で鬼怒田さんは続けようとしてるのだろうか。

 

「―――前に少し話したがな、研究者に失敗は付きものだ。だが失敗と決め付ける事と、失敗だと導き出す事は全く違う。諦めるのはまだ先だ」

 

 調べる資金が無くなったから諦めるというのは研究者ではないらしい。なるほど、城戸司令の派閥にも凄い人はいるんだ。

 

「それから、個人戦をやらんのかお前は」

「何というか……苦手意識がありまして」

 

 苦手意識というよりは結果が見える気がして嫌なのである。昨日の嵐山さんの話で更に嫌になった。個人戦を始めた時にやられ続けるのは嫌だ。木虎が言ってた通り倒されること無く強くなるのは傲慢だろうし無理な事だと思うけど、全く手も足も出ないのは嫌だ。嵐山さんが言ってたように戦い方次第で勝てるかもしれないというのも分かる。だが、今のところマイナスの考えしか浮かんでこないのだ。負ける。手も足も出ない。馬鹿にされる。はぁ、考えるだけで嫌になる。

 

 鬼怒田さんに怒られながら俺はとりあえず、他の装備をスコーピオン・テレポーター・シールド・グラスホッパー・通常弾(アステロイド)で設定してもらった。バッグワームは対人戦でも無いので必要ないだろう。……トリオン兵にレーダーとかあんのかな?

 グラスホッパー以外の補助系のトリガーあまり使ってないなーと思いつつ、俺は鬼怒田さんに「その内にでも個人戦も頑張ると思います多分」と他人事のように伝えて逃げるように開発室を後にした。

 

 

 

「驚いたな、今日からはスナイパーか。ネコ君の動きから万能手(オールラウンダー)タイプだとは思っていたが、パーフェクトオールラウンダーを目指すのか?」

「何ですかそれ?」

「知らないんかい」

 

 佐鳥のツッコミを受けつつ説明も受ける。万能手(オールラウンダー)と言うのは『近・中距離』両方に対応する人を指すらしい。で、そこにパーフェクトが付くと遠距離も加わり、完璧万能手(パーフェクトオールラウンダー)ということになるそうだ。あー確かに今の俺の装備はパーフェクトオールラウンダーというものに該当するのかもしれない。

 しかし、別に目指してるわけじゃない。ただ用意されたトリガー使ってるだけだし、それに木虎が言うには全部8000ptのマスタークラスとか言うレベルにならないとただの器用貧乏で使い物にならないらしい。そこまでポイント上げてられるか。

 ちなみにパーフェクトオールラウンダーさんは一人しか居らず、玉狛にいるらしい。すげーな玉狛。宇佐美先輩が言ってた通り本当に強いのか……。

 

 雑談しながらトリオン体になる嵐山隊と俺、時間になり嵐山隊での2日目、防衛任務としては1日目が始まった。今日は三輪隊ってところと分散して見て回るらしい。イレギュラーゲートに対応するために最近では同時間帯で防衛任務する隊を増やしているらしい。三輪隊って名前だけ言われても知らないけど、とっきーが言うにはA級のチームで嵐山隊と同じく規定人数フルに使っていて強いらしい。一緒に行動するわけでもないから俺には関係ないけど。

 

 警戒区域をブラブラと歩き、跳び、トリガーに慣れる目的も兼ねてテレポーターで移動してみたりと行動する。

 

「ネコはスナイパー訓練には来てないから開発室での情報しか知らないんだけど、他には何を持ってきてるんだ?」

「ライフル3種とスコーピオンとカメレオンでしょー、あとグラスホッパーとアステロイドそれとさっきのテレポーター」

 

 佐鳥と建物の屋上を飛び跳ねながら会話をして進む。ゲート発生予測位置を警戒するが、嘲笑うかのようにイレギュラーゲートが市街地近くの警戒区域内に発生した。

 

「何かだんだんヤバイ場所に発生してない?」

「また広報(ウチら)の仕事増えるかもなー……こちら佐鳥、狙撃ポイント到着」

『了解、問題なさそうだが警戒しててくれ』

 

 嵐山さんの通信が入る。バムスター2体だけだし問題ないだろう。しかしなー、どんどん市街地に近寄ってないかい? 誘導装置は正常だって話だけど、基地近くに発生するはずのゲートが遠く離れた場所に発生するし、イレギュラーゲートとの発生も増加してる。

 俺はイーグレットのスコープでバムスターを見つめるが、引き金を引くことなく戦闘は終了。予測ポイントどうりに発生するゲートもあれば、かなり離れた位置に発生するゲートも増えた。俺は防衛任務始めたばかりだからあまり気にならないが、出動回数が増えたという声も多いらしい。

 

 難しいことは分からないけど、このまま行くと『市街地にもゲートが発生して』→『三門市民が逃げてしまい』→『ボーダーのスポンサーがいなくなり』=『給料が出なくなる可能性もある』

 そうなると実家に帰るしかないし、未来も見えない人生に後戻りだ。解決策はないものだろうか。イレギュラーゲートがどうにかなれば取り敢えずの問題は解決しそうだ。

 

『ネコ君、賢、そろそろ本部近くの予測時間帯だ』

「先行します」

「了解」

 

 俺達の方が本部に近い位置で狙撃待機していたので、本部側に向けて先行する。発生予測ゲートは予測通りに出現した。バンダーとバムスターのコンビだ。

 俺はライトニングを構えたまま飛びながら撃つが―――。

 

「あれ、外した」

「そりゃそうだろ動きながらじゃあ当たらないよ。最初の内は時間掛けてもいいから確実に当てることを―――ってあれ?」

 

 佐鳥の声を最後まで聞かずに俺はグラスホッパーで一気に飛んで、そのままバンダーの後ろに瞬間移動(テレポート)した。テレポーターで跳んだ距離は約50メートル。10秒ぐらいインターバルが生まれるだろうが今はもう関係ない。 バンダーが振り向いてきた。口の中にある眼のような球体にライトニングを向け2発ぶち込むとバンダーは沈んだ。バムスターには2×2×2=8分割の大き目のアステロイドを放つとそちらも沈んだ。

 

「バムスターとバンダー1体ずつです。お願いします」

『了解。でもあまり無茶な動きはしちゃ駄目だよ? 一人で戦ってるわけじゃないんだから』

 

 綾辻さんからの通信に謝罪の応答を返し、俺は接近戦の癖が抜けてないと思い知らされていた。木虎が言っていた器用貧乏とはこういう行動のことを言うのかもしれない。適切にどのトリガーをどのタイミングでどれぐらいの距離で使うと言う切り換えは難しいのだろう。

 

 

 その後は何も現れず五体満足で基地に戻って反省会となった。

 

「―――何事も無く終わってよかったと言うのは結果論だが、嵐山隊(ウチ)は他の部隊と比べても連携を最も大事にする隊だ。ランク戦を見ると自分を犠牲(おとり)にして他の誰かに相手を倒してもらう釣りの様な作戦も多く目にするが、ウチは出来る限りフォローし合って戦うチームだ。他のチームと違って規定人数の戦闘員4人という数の多さもあるが……」

 

 俺が単独行動の事を謝罪すると、木虎は優越感を感じて俺を見下しているような目を向けてくる。「ふふん」と鼻で笑う声でも聞こえてきそうな顔である。んだよー……やめて殴らないで!

 

「それにしてもイレギュラーゲートも不味いですよねー。ネコと少し話してたんですけど、市街地に近付いて行ってますよね?」

「そうだな。今日のイレギュラーゲートも妹や弟の学校も近くてな、少し焦った」

「……その学校周辺ちょっとおかしいですよ」

 

 綾辻さんがパソコン画面を見ながら会話に参加する。何だ何だと俺たちもパソコン画面を覗き込もうと綾辻さんの後ろに回る。画面に映っているのは三輪隊の報告書である。この報告書は城戸指令や本部長などの上層部に行くだけで誰も見ないはずなのだが、綾辻さんは嵐山さんに頼まれて、念の為に弟妹の通う中学校周辺の防衛任務担当の報告書を毎回確認して欲しいと依頼しているらしい。心配なのは分かるが、こういう行動は兄バカとでも言うのだろうか。

 

 それはさておき、問題がある点を綾辻さんはポインターを移動させて見せた。そこには討伐数が記録されている。

 

「これが今回の三輪隊の合計討伐数ね。で、こっちが本部で確認したゲート発生数とトリオン兵の数」

「1匹足りない……?」

 

 ボーダーの探知に引っかかるトリオン兵はレーダーに映るようになっていて、その数も当然把握できるようになっている。討伐数も誰が何を何体討伐したかの記録も残る。というか残さなくてはいけない。給料もあるし、逃がしたら逃がしたで市民に被害が出てしまうだろうから当然だ。隊員が報告しないなんてことも考えにくい。お金になるのだから報告しないという選択肢の意味が分からない。

 

「足りないのは……バムスターか」

「そうだね。でも今はトリオン兵はマップに引っかかってない」

 

 その他の文章を確認する。『軽傷の一般人を数名保護』と言う文と『恐らくA級隊員』という文が目に入る。A級隊員がちゃんと倒してるんじゃん。

 

「―――これってつまり、バムスター討伐を報告してない非番のA級隊員がいるってことですか?」

「そうみたいですね。非番とは限りませんけど、報告書を見る限りA級だと思います」

 

「それにしても知らなかったな。ボーダーって一般人を保護するんですね。怪我人の治療って病院かと思ってた」

「いや、これは今頃は記憶を処理してるってことだよ」

 

 あ、そう言えばC級の時に座学で聞いたかも。ボーダーに関する記憶を弄られるんだっけか。鬼怒田さんは何でも開発するなーマジで凄い。マジで怖い。

 

 少ししたら新しいメールが来て綾辻さんが確認する。内容は先ほどのA級隊員探しらしい。まだ報告してないのか……なんでだろう?

 

「これって誰かが嘘ついて『倒しましたー』って言ったら給料増えますかね?」

「いや、怒られるだろうな。報告を怠るなって感じだろう」

「残念でしたね」

 

 ざ、残念じゃねーし! そんなこと全然考えてないし! しかしなるほど、その時に報告しないと討伐しても怒られるのか。迅速な報告・連絡・相談が大事なわけだ。分かったからそんな目で見るな木虎、ただの冗談じゃないか。やめろ拳を握るな!

 

「さ、佐鳥ー射撃教えてー」

「おーいいよ。トレーニングステージ行こうぜ。アクロバットツインスナイプを教えてやる」

 

 そう何度も殴られてたまるか。今の俺はスナイパー佐鳥先生がいるのだよ。

 

「私も手伝います佐鳥先輩」

「お、じゃあ複数の相手を想定した模擬戦形式にしようぜ」

「マジかー」

 

 佐鳥に教わったこと。俺はトリオン量が多いから対人戦などで相手のシールド対策として火力のあるアイビスもお勧めらしい。対人戦なら1発撃ったら逃げる隠れるを繰り返す。今回の嵐山隊のように誰かとチームを組んだりする状況なら、サポートに徹するのを優先すること。腕に自信が付いて話し合い次第では積極的に狙って行っても良いらしい。それが出来る様になったらアクロバットツインスナイプの使用を許可する。……ツインはしないけどね。

 

 木虎『さん』に教わったこと。相手が年下だったとしてもボーダーとしての先輩を舐めない事。全てを師とし年下であっても敬うこと。破ったのならばボーダー規定の範囲内であればトリオン体ならば首を落とす。生身ならば音無音鼓の腹を叩く。全力ではないが嫌だと思う程度に何度でも何度でも叩く。

 

 つまり俺は叩かれ続けるらしい。

 

 

 




◆陽太郎と出会うネコ。
『お、お前は~。あの時の~』的な再会の為だけに登場させた。
まぁ玉狛の子って知ってるから劇的な再会にはならない。
鬼怒田さんを「ぽんきち」と呼ぶ陽太郎が好きです。

◇三輪隊を知らないネコ。
B級に上がった時に隊長さんと会ってるんですけどねー。
名前も教えてもらってませんけどねー。

◆個人戦に消極的なネコ。
勝ちたいと言う気持ちは薄く、負けるのが嫌なだけです。
これは多分『負けず嫌い』とは言わないんじゃないだろうか。

◇さらっと原作入りしたネコ。
空閑遊真が三門市にログインしました。その結果、誰が倒したか分からないバムスターのバラバラ死体が三輪隊によって発見された模様。


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