魔法少女リリカルなのは -転生者共を捕まえろ-   作:八坂 連也

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『知らなかったのか? 変態淑女からは逃れられない!』と言うことをw




第51話 駆け上がれ! 大人の階段!

 

 

 

 

 

空港火災から1ヶ月。

 

さしあたって事件と言う事件は起きていない。

 

そうそうナカジマ姉妹とティアナ、エリオとキャロを会わせてみた。

 

初めはやや緊張気味だったがうち解けて仲良くなっていた。

 

これで将来機動六課を作った時に色々と有利になるだろう。

 

多分だが。

 

しかし、ティアナとナカジマ姉妹が意気投合していた。

 

将来は俺のお嫁さんになると言って。

 

いや、意味が分からないんだが。

 

3人はベルカ自治区の事を知っていた模様で。

 

なのは達の事を聞いて自分達も加わりたいと……。

 

……9人ッスか。

 

一刀君超えちゃった。

 

前世の前世でもこんなにモテた事無かったんだが。

 

せいぜい嫁さん1人だけだが。

 

……いや、仲間の妖子(あやこ)もいたか。

 

だが、彼女とは決して結ばれる運命では無かったが。

 

まあ、前世の前世の話をしてもしょうがない。

 

とりあえずは今と将来の話だな。

 

将来は結婚をしないといけないのは分かる。

 

こんな変態淑女達を野に放すのは色々とヤバいからだ。

 

学校の帰りに男子小学生を見かけると。

 

 

 

「アレス君が駄目なら……」

「いっその事……」

「路地裏に連れ込めば……」

 

 

 

等々。

 

実に不穏な発言をしているからだ。

 

君達?

 

それってもう犯罪だからね?

 

ちなみに。

 

変態度と言うと。

 

 

 

はやて≧アリシア=アリサ≧フェイト=すずか≧なのは

 

 

 

と個人的には思ってるが、ほとんど僅差は無いと思っても良いだろう。

 

とにかく、彼女達は思っていた以上に思春期なのだから。

 

さて、今日は恒例のお泊まりの日だ。

 

今宵も彼女達の欲望を抑えようかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

眠りの霧(ネブラ・ヒュプノーティカ)!!」

 

迫り来るなのは達を眠らせるべく俺は無詠唱で呪文を唱える。

 

『……』

 

しかし、魔法は発動しなかった。

 

「……アレ?」

 

俺は首を傾げる。

 

「ふっふっふっ……無駄やで、アレス君?」

 

はやては口元をつり上げて笑っている。

 

邪悪さがプンプンと臭う笑みである。

 

「ど、どういう事だ?」

 

「エヴァちゃんに教わったんや。魔法封じの結界を……ね」

 

「なん……だと?」

 

俺は背筋に冷や汗が流れてくる。

 

前世の時にエヴァと共同で開発した魔法封じの結界。

 

効果は覿面(てきめん)でことごとくの魔法使い達が無力と化したのだ。

 

まあ、明日菜の能力をベースにしたのだから当たり前ではあるのだが。

 

「ならば、チャクラを使って……」

 

チャクラを回して逃れようとするも。

 

「…………アレ?」

 

チャクラが上手く回らない。

 

と言うか、何か身体に上手く力が入らないと言うか。

 

妙に気怠いと言うか。

 

まるで、闇の力を封印されている様な。

 

そんな感じなのだ。

 

かろうじて第1チャクラは回るが、その上が全くと言って良いほど回らない。

 

「うふふふ、アンタのその驚く顔、可愛いじゃない?」

 

同じようにニヤニヤと笑っているアリサ。

 

「ど、どういう事だ……?」

 

ますます背筋に冷や汗が流れる。

 

「アレス君? エヴァちゃんにもう1つ……教わったんだ」

 

「『闇の力』を封じる結界を……ね?」

 

すずかからアリシアに続いて喋る。

 

アリシアの台詞を聞いて俺は……身体から力が抜けてしまった。

 

闇の力を使う俺にとって最悪の結界だ。

 

まさか、ここで使われるとは思ってもなかったのだ。

 

コレが人の身体でなく神としての身体ならどうとでもなるが、人の身でこれを破るのは……時間が足りない。

 

おまけに身体能力を封じるかの様に重力がかかっている。

 

術式をいじって俺の身体能力を普通の子供と変わらない位にしてやがる。

 

 

詰んだ。

 

 

もはやコレしか頭に浮かばなかった。

 

口八丁で逃れようと思ったが、彼女達の目を見て諦めざるを得なかった。

 

あの目はヤバいって!

 

後一歩で狂化……いや、凶化しそうなんですもん!

 

何を言っても火に油を注ぐと言うか。

 

コレが世に言う『知らなかったのか? 変態淑女からは逃れられない!』と言うヤツなのか!?

 

「さあ、アレス君? 脱ぎ脱ぎしようね~?」

 

そう言ってなのはは俺のズボンに手をかける。

 

「じゃあ、私は上着の方を……」

 

フェイトが俺のシャツを脱がしてくる。

 

「……」

 

もはや抵抗する気も失せていたのは言うまでも無かった。

 

 

 

 

「よっしゃ!」

「うふふふ、待ちに待ったこの時!」

「アレス君? 一緒に気持ちよくなろうね?」

「お兄ちゃんと子作り……楽しみ!」

 

 

 

 

はやて、アリサ、すずか、アリシアの4人は嬉々として服を脱いでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「順番……どうしようか?」

 

なのはが周りを見ながらつぶやく。

 

俺の目の前には全裸になってるなのは達。

 

全員が正座をしている。

 

そうそう、今いるのは俺の自室で特大サイズのベッドの上なのだ。

 

俺も正座をしている。

 

……股間の男性専用アームドデバイスが反応している自分が憎い!

 

全員の視線は俺の男性専用アームドデバイスに注がれいる。

 

「それやねぇ……順番で言えばなのはちゃん、すずかちゃん、アリサちゃん、フェイトちゃん、アリシアちゃんで最後に私か?」

 

「それが妥当と言えば妥当かしらね……」

 

「でも、待つのも結構辛いと言うか」

 

「そうだね。1人30分としても最後のはやては3時間後になりそうだね」

 

「……それはちと辛いなぁ……。その間にアレス君とヤってる皆を見てるのか……」

 

「その間にベッドがずぶ濡れになりそうだね」

 

……確かに、アリシアの言うとおりになりそうだな。

 

ちなみに。

 

彼女達は結構濡れやすい……とだけ言っておこう。

 

「ねぇ、アレス君?」

 

すずかが俺の方を向く。

 

「アレス君の分身と……出来る?」

 

「そうか! その手があったやん!」

 

「これなら全員一緒で出来るじゃない!」

 

全員がキャイキャイと騒ぎ出す。

 

「……可能か不可能かと問われたら可能だ。ただ、子供は出来ない……と思う」

 

分身体でヤった事は無いが、行為自体は可能と思ってる。

 

ただ、子供は出来ないと思う。

 

……もし出来たら俺の子供が一気に出来るじゃないか。

 

まあ、今はマッチョ神に頼んで子供は出来ない状態なのだがな!

 

「よっしゃ! なら本体はなのはちゃんで後は分身体やな!」

 

「で、そのあと本体はローテーション!」

 

「そうだね! 1回は注いで貰わないと!」

 

え? 6回戦ですか?

 

砲身がエラい事になりそうなんだけど!

 

「大丈夫だよ? アレスのソレって……頑丈そうだもん」

 

フェイトさん?

 

何その根拠のない理由は?

 

そんな訳で今夜は肉欲に溺れる夜が始まったのだ……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【18禁展開が続いてます】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ、はぁ、はぁ」

 

深呼吸している俺。

 

目の前には気を失っているなのは達6人。

 

全員、全裸で体中が濡れている。

 

部屋の中は……独特な匂いが充満しているとだけ言っておこう。

 

何故気を失っているのかと言うと、気持ち良すぎて気絶したのだ。

 

その光景は読者の皆に任せるが。

 

たった今、分身体が俺と合体したのだ。

 

分身体の疲れが一気に俺に襲いかかったという訳だ。

 

「くそ、ここまでとは思わなかった」

 

1人につき6回戦。

 

全員、本体と重ねるまで頑張ったと言うわけだ。

 

つまり、6×6で36発。

 

36発分の疲れが俺に来たと言うわけだ。

 

「あ~、もうこのままだ」

 

俺はベッドの真ん中……なのはとアリサの間に入ってそのまま眠ることにした。

 

2人の暖かさを感じながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日の朝。

 

俺達は朝の風呂に入って身体を綺麗にする。

 

さすがにあのまま1日を過ごすのはどうかと思うので。

 

なのは達は嬉しそうに身体を洗っている。

 

全員、満面の笑みを浮かべている。

 

満ち足りたと言った方が分かりやすいか。

 

ちなみに。

 

彼女達はこんな感じの会話をさっきから行っている。

 

「あ~……アレは想像以上やったわ」

 

「だね……」

 

「わ、私なんて……何回イカされたか……」

 

「10回は軽く超えてるよね……次から次に快楽の波が来て……思い出しただけでも」

 

すずかが身体を震わせている。

 

「アレは反則としか言いようが無いわよ……何なのよ……あの気持ち良さ……」

 

「えへへ~もうコレは病み付きになるよね♪」

 

「そうやな! もうこれからアレ無しで生きるのは無理やな!」

 

「それは同意だね」

 

「もう指とかじゃ無理だね」

 

「うん、無理」

 

「と言うわけでアレス! アンタ無しじゃ生きられない身体になったからキチンと責任取りなさいよ!」

 

全員が俺の方を見つめている。

 

「……ああ」

 

同意するしか無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

風呂から上がり、朝食を取る俺達。

 

ニコニコと微笑んでるのは我が母親。

 

……絶対気付いてやがるな、コレは。

 

「アレスちゃん、とうとう大人になっちゃったんだ♪」

 

開口一番これである。

 

「で、誰が一番良かった?こっそりとお母さんに教えて頂戴?」

 

いや、その質問は非常に答えづらいのですが。

 

全員、俺とピッタリの相性だったとしか言えないのですが!

 

何がピッタリだったのかは読者の皆様の想像に任せるが。

 

「甲乙付けがたかった」

 

無難に答える事にしておいた。

 

……無難なのかはちと疑問に思うが。

 

「それじゃ、みんなはアレスちゃんの身体どうだった~?」

 

何気なく恐ろしい質問を問いかけるなと言いたい。

 

 

 

 

「凄かった」

「最高でした」

「メロメロでした」

「無しでは生きられなくなりました」

「虜でした」

「相性ピッタリでした」

 

 

 

 

ツッコミ所満載の返答ですがね!

 

「そりゃそうよねぇ~。アレスちゃんの身体って体温が高いから♪」

 

「……言われてみれば確かに」

 

「今まで一緒に添い寝してて気付かへんかった……」

 

フェイトとはやてが少し驚いていた。

 

「にゃはは、アレス君と一緒に寝ると気持ち良い理由が分かったの」

 

「そういうカラクリがあったわけね……」

 

「で?お兄ちゃんの体温で何℃くらいなの?」

 

アリシアが訪ねてくる。

 

「……滅多に計らないからな。確か……平熱時で37.5℃だったかな」

 

「……幼児の平熱並みじゃない」

 

苦笑しているアリサ。

 

「なるほど……冬場とか抱きしめたら凄く気持ち良かったのはそう言うカラクリがあったのね」

 

「そうそう、お兄様の手は40℃前後はあるのですよ?」

 

エヴァが追加の卵焼きを持ってくる。

 

「そう言う事か! アレス君に揉んで貰うと気持ち良いのはそれもあったんか!」

 

手をポンと叩いてるはやて。

 

エヴァの言うとおり、俺の手は常に40~42℃あるのだ。

 

つまり、冬場に触れられるともの凄く暖かいのだ。

 

「もう人間ホッカイロね……」

 

「そうだね……」

 

「にしても、見た目だけじゃなくてそう言うところも子供なのね」

 

「ほっといてくれ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「主はやて! アレスちゃんと寝たと言うのは本当ですか!?」

 

「はやてちゃん! 詳しく教えて!」

 

「主! それなら次は私達の番です!」

 

部屋で思い思いにくつろいでいたら部屋に飛び込んで来る者が。

 

シグナム、シャマル、アインスの3人だ。

 

「……」

 

俺はジト目ではやてを見る。

 

「あはは、えっと……な? つい、口が滑った言うか……自慢したかった言うか……」

 

本音が後者くさいな。

 

「まあ、いずれはバレるだろうとは思っていたが」

 

「アインス? 私が先ですよ?」

 

ジロリとアインスを睨むのはエヴァ。

 

「う……ならば姉上も一緒に……」

 

「そうですわね♪お兄様の夜は激しいと聞いてますから、4人で……」

 

「私達も加わるのは?」

 

はやてからのツッコミが入る。

 

「……お前ら、俺を枯渇させるつもりか?」

 

まさかの11Pと言うヤツか。

 

エロゲーでもこんなシチュエーションは無いぞ。

 

「え~駄目かいな~? 私達は中に3発で良えんやけど……」

 

それでも18発だろうが。

 

「私達は出来れば6発が……」

 

「そうよね」

 

「コレばかりは譲れないな」

 

 

 

6×4=24

18+24=42

 

 

 

俺の男性専用アームドデバイスがエラい事になりそうなんだが。

 

「……単純計算で昨日より多いんだが」

 

「それはそこ、アレス君の根性で」

 

「いや、根性で済む話じゃないだろ」

 

「なら薬か何かで……」

 

「んな薬は無いわ」

 

作る事は可能だが、作る気が全く起こらない。

 

「んもう! しょうがないわね! 今夜は無しにしてあげるわ! 次の時は1人8発ね!」

 

アリサさん?

 

増えてますよ?

 

「8発か……」

 

「これは期待して良いよね?」

 

「あんなに熱いのが8発分も……」

 

「早く子供出来ないかな~?」

 

口々に恐ろしい事を言ってるんだが。

 

「それじゃあ、今夜はアインス達をお願いするわ」

 

「あんまり無茶するんじゃないわよ? アンタの暴れん棒将軍様は硬くて太くて長いんだからね?」

 

「そうそう。あの先端部分なんかで中をゴリゴリとかき回された日には……」

 

「うん、4人とも何回イカされるかな~?」

 

「思い出してきたら……」

 

6人とも頬が赤くなってきている。

 

……股間に手が伸びているのは見なかったことにしよう。

 

 

 

 

「ゴクリ」

「……ドキドキ」

「ジュルリ」

「お手柔らかにお願いしますね?お兄様?」

 

 

 

 

エヴァ、シグナム、シャマル、アインスの4人は期待の眼差しを俺に向けるのであった。

 

そして、その夜は4人とも気を失うのであった。

 

歓喜の表情を浮かべて。

 

 

 

 




 

はい、とうとう頂かれてしまいましたw

胸を通り越して『合体』と相成りましたw

詳しい内容は皆様の脳内で補完して下さいw



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