2度目の高校生活   作:くるぶしおかか

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最近、ようやく「ぼくらの」を今更初めて見ました。
アンインストール~アンインストーールの歌だけよく聞いてたんですよ。
いろいろ意見が別れそうな作品でしたが好きですね、中々の鬱感でした。
アニメと原作ではラストとか違うらしいので原作も読みたいなと思います。

関係ないことばっかになってきました。では、続きです。




4話

どうも二見です。

あれから、数日が経ちました。春ちゃんとはあれからどうなったかだっけ?学生の本分は勉強だからね。部活もどうしようかななんて考えてもいるんだよね。

メールもまだちょくちょく続いております。フラグは立っていないと思うのだが。

 

ここ数日はやっぱり原作通りみたいです。体育で桐崎さんの身体能力が人間を辞めていたり、ドラム缶が飛んで来たり、どこかの学園都市みたいに治安も悪くなってきています。いったいどこのヤクザとギャングの仕業なんだと思うわけですよ。あとね、小野寺さんがすごいヒロインみたいですよ、そこだけシャフトオサレ空間になっていたり……まあ、オサレ感で師匠を超える人はいないけどね。

 

で、今の状況は7日目、まだペンダントは見つかっておりません。今日は小野寺と一緒に探しています。やっぱり見つからないなあ、あんな大きいペンダントなんて無くすなんてどうかしてると思うし、大事なものなのにちょいちょい落とすんだよなこの主人公は。まあ、日本語に慣れていない桐崎にノートを渡したり、良い奴なんだよな、恋愛面以外では。

 

そして突然、向こうから叫び声が聞こえてきた。

「もうがまんできなぁぁぁあああああああ!」

 

 

「何が楽しそうに話しているですってー!?」

 

 

「どうせ昔好きだった子にもらったんだろうけど、相手だって忘れてるに決まってるのに」

 

「うるせえな!だったら探さなくていいからどっか行けよ!」

 

「……わかった」

 

と、小野寺と喧嘩の様子を眺めていた。

「あっちゃー、やっぱこうなったか」

「ふたりとも大丈夫かなあ」

「大丈夫、お互い素直じゃなさそうだし、案外あの二人似てる・・・かも」

「ぷぷっ、なにそれ」

「まあ、俺はここでドロンしますわ、あとはまかせた」

「え!?帰っちゃうの?というかドロンって……」

まあ、ちょっとだけ楽のとこ行こうかな。

「おー、楽、やっちまったなあ」

「……見てたのか。女に怒鳴るとか情けないとこ見せちまったな」

「まあ、そんな時もあるさ。まだ探すのか?」

「ああ、もうちょっとだけ探してみるわ」

「そっか、悪いけど先帰るわ、じゃあな」

「探すの手伝ってくれてサンキューな、じゃあな」

と、楽と別れて反対側の草むらに歩いていく、そこには桐崎さんが一生懸命にペンダントを探していた。

 

「どう?ペンダントは見つかりそう?」

「ん?…あんたは確か二見だったわよね。探すの手伝ってくれてたんだ」

「まあ、ちょっとだけだけどね。てか、あんなことあってもこっそりペンダント探しているなんて、素直じゃないねえ。」

「ちょっと!誰が素直じゃないって!?そう仕方なくよ、仕方なく。一応なくした原因は私にある訳だからね!勘違いしないでよね!」

「あ………はい」

ツンデレ頂きました。あれ、ツンデレってこんなのだっけ?

 

しばらくふたりで探していると

「あ……」

「ん?」

「あったああああああ—-!!!」

「やっとかよ!長いよ!」

「ねえ、このペンダント代わりにあんたが渡してくれない?」

「ん、嫌だけど」

「な!?」「はいはい、さっさといってきなさいな」

と、背中を押して向こうに行かせる。これでいいのだ。

くうーーーーーー、おそらく今日からニセコイの関係が始まるのだろう。

来週学校で会うのが楽しみになってきたな。

 

あ、このあとの楽と小野寺のイベントを見逃していた。いや、ここは空気を読むべきだろう、これで良いはずだ。

 

さて明日から二日休みか、どう過ごそうかな、家に帰ってアマガミでもやろうかな。

個人的に七咲が一番なんだよなあ。めっちゃ可愛いし先輩って言われるのがたまらないんですよね。あれ、もしかして年下好きなのかな、いや、まさかね。

 

さて、夕食を終え宿題が終わり風呂に入りベッドで小説を読みながらゴロゴロしていると携帯の着信が鳴った。誰かなと確認したら春ちゃんからだ。

 

「もしもし、お疲れ様です、二見です」

「お、お疲れ様です。って、何か堅苦しいですね」

「悪い、なんか癖で」

「癖なんですか、変な先輩ですね。あの、明日は暇ですか?」

「んー、暇やね。どしたん?」

「この間のお礼がしたいんですけど、朝待ち合わせできますか?」

「あー、お礼なんていいのに。んじゃ、10時くらいにあそこで待ちあわせで」

「あそこじゃ、わからないですよ」

「そこは、まあなんとなく察してね」

「またまたメタなことを」

 

Side小野寺春

明日は先輩とお出かけすることになりました。お礼といってもなにをしたらいいのか迷うところです。何かプレゼントしたりするのがいいのでしょうか。

風ちゃんに先輩とのこと話したらすごい興味を持たれました。あの男嫌いの春がなぜ!?って、ちょっと、こわかったのは内緒です。

風ちゃんというのはいわゆる幼馴染で、私の親友です。

明日一緒に出かけることを話すと「デートみたいだね」なんて言われました。

い、いやただのそう、お出かけですよ、お出かけ。

なんかデートって考えたら恥ずかしくなってきました。緊張して中々寝れなくなってしまいました。

………zzzzzz

 




風ちゃんって設定が謎が多いんですよね。楽に惚れていないみたいだし。

感想、批評などよろしくお願いします。

では、また。

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