番外編 予告-第1弾-
――――――此処は、決して交わる事が無い
――――――
――――――四魂のかけらを巡る争いは、皆の記憶に深く刻み付けながらも、想い出となり始めた
――――――だが、そんな彼らに新たな戦いが迫っていた
『四魂のかけらの気配だと! それは本当なのか、かごめ!』
日暮かごめは、消滅した筈である四魂のかけらの気配を察知する。
それを聞きつけた犬夜叉と二人で、かけらの調査に赴いた。
何故、かけらの気配がするのか?
疑問を浮かべながらも、其処に向かった二人が眼にした存在とは……
『うむ、少しばかり拙いな』
そう呟いた彼の名は、キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ。
かの朱い月と戦い、勝者と成った稀代の魔法使い。
そんな彼が、少しばかり焦っていた。
彼の弟子(無理やり)が探していた秘宝であるかけらのひとつを、
偶然にも発見した彼は親切心で届けようとした。
だが、偶然にも彼を狙ったバカな輩のお蔭で、
騒動の合間に別時空にかけらが落ちてしまったのだ。
それ故に、かけらの回収を
――――――決して交わる事が無い
――――――だが、もしかしたら在り得たかもしれない
――――――『戦国御伽草子 犬夜叉 番外編 二人の殺生丸』
『殺生丸が二人だと!?』
『えぇ!? お兄さんが二人も居る!』
『……おい、その
『えぇ~、別に減るもんじゃないし良いじゃない』
『減るんだよ! 俺の心の何かが!!』
――――――会えない弟との、初めての触れ合い
『りん。私の視界に何だか殺生丸様が二人に見えるのだが……わし、疲れてない?』
『邪見様! ホントに二人の殺生丸様が居るよ!』
『……バカを申すでない。殺生丸様がお二人も居るなど、
わしの胃に穴があk「殺されたいか?邪見」申し訳ございませんでしたァ―――――!!!』
――――――決して叶うはずが無かった、
『久しいな、犬夜叉』
『テメェは――奈落!』
『そう、何の因果かまたこの現世に舞い戻ってきてしまった様だ』
――――――嘗ての宿敵……復活
『――貴様は』
『アンタでもそんな顔するんだね――殺生丸』
――――――安らぎを得て旅立った、一人の女性との再会
………………まあ、嘘なんですけどね!
只のネタですのでスルーして下さって結構です