そのまま浴衣とタオルを持ち、大浴場へと足を運ぶのであった。
次の日、中忍試験会場に着いた3人は指定された席に着席し、時間が来るのを待っていた。
そのとき会場がざわついた。
『あれがうちはサスケ、うちはの生き残りか』
『おい、後ろの組の白いやつって日向ネジじゃないか』
木の葉の忍が6人入ってきたのだった。
ナルトが見たことある顔のものも3人ほどいたがナルトは無関心に眺めていた。
すると音の忍がいきなり動いたかと思うとサスケに攻撃を仕掛けたが、サスケはその場から飛びのきかわす。
その返す手でネジに攻撃を仕掛けるも完璧に防がれてしまう。
「何のつもりだ?」
サスケがクナイを構え聞くと笑いながら答える。
「いやなに、実力を知っておきたくてね」
煤けとネジを交互に見ながら音の忍びは答える。
「そうか、ならお前はたいしたこと無いな」
ネジははき捨てると自分の番号の席に座った。
「お前ら暴れてんじゃねぇ、さっさと座れ」
いきなり現れた男にみなの視線がいっせいに集まる。
「俺は特別上忍の森野イビキ、今回の第1の試験官だ」
そう告げられるとたっていた下忍たちはそそくさと座る。
ルール説明が終わり試験が開始された。
『何だこの問題普通の下忍にはとけねぇってばよ、まぁおれは解けるけど』
そう思いながらナルトは答えを埋めていく。
我愛羅は砂の目を使いナルトの答案をカンニングし、カンクロウはナルトの答案を傀儡を使いカンニングして答えを書いていった。
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何組もの忍達が脱落したとき、最後の一問として森野イビキから出題された。
「それでは第10問目の試験を始める前にルールを追加する。これはお前らにとって絶望的とも言えるルールだ。まずお前達にはこの第10問目を受けるか受けないか選んでもらう。受けないを選んだ場合持ち点はその時点で0、連帯責任として同じ組の残り2人も脱落だ。そして受けるを選んで正解できなかったやつは今後永久に中忍選抜試験の受験資格を剥奪する」
周りの忍殻非難の声が上がるが無駄だった。
1組、また1組とどんどん脱落していく。
そして誰も手を上げなくなったころに森野イビキが話し始める。
「それでは第10問目、ここに残っているもの全員、第1の試験を合格とする」
一人のくのいちが質問する。
「いきなり合格ってどういうことですか?」
イビキが笑顔で答える。
「言ってみればさっきの選択が10問目、9問目まではお前達の情報収集能力、最後は度胸試しって所だ」
『ま、そんなとこだろうとは思ったけど、俺ってばどんな問題が来ても答えられる自信があっただけだからなぁ』
そんなことを考えているといきなりガラスが割れて何かが飛び込んできた。
「あんた達、私が第2の試験官、みたらしあんこよ、よろしく」
そう告げると数を数えてイビキを見やる。
「あんた結構厳しくしたのね、15チームかぁ、まぁまぁね」
うれしそうに声を上げたみたらしあんこを見てなるとは思った。
『めんどくさそうな人』
残った下忍はあんこに連れられて死の森へと到着した。
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今残っている班
木の葉 全5班
第7班(サスケ、サクラ、サイ)
第8班(シノ、キバ、ヒナタ)
第3班(ネジ、リー、テンテン)
第10班(シカマル、チョウジ、イノ)
第?班(カブト、ヨロイ、ミスミ)
音 全1班
(ドス、ザク、キン)
霧 全2班
モブ(A,B,C)
モブ(D,E,F)
雲 全3班
モブ(G,H,I)
モブ(J,K,L)
モブ(M,N,O)
砂 全2班
第1班(我愛羅、カンクロウ、陽光)
第2班(マツリ、ユカタ、サリ)
草 全2班
モブ(大蛇丸、P、Q)
モブ(R,S,T)
モブキャラの名前は今回考えておりません。
基本戦闘描写中に名前を呼ぶこともあまり無いと思うので(考えるのが面倒になったわけではない)ということにしておいてください。