それで、今回の話。
今回は、番外編のプロローグです。ちなみに、他の話は、ほとんど書いておりません。何を書くか決めただけです。まあ、「プロローグ出せば、続き書かなきゃってなるだろ!」って理由です。
最後の方のは、完全に字数稼ぎです。
それでは、どうぞ。
[性] 将来性の変化
東引山 移界の祠
「……大丈夫か?」
「う、うん。大丈夫だよ」
貴大は、優希の手を握って引っ張る。すると、目の前には、植物に絡まれているからか、怪しさの増している祠についた。
「ここだよな? 移界の祠」
「うん。噂によれば、平行世界や異世界に飛べるんだって」
「ほんとか? すごく雰囲気はあるけどな」
貴大は、少し笑った。そして、リュックから供え物になるらしい、おにぎりをお供えした。
「……そう言えば、鏑矢も連れて来たほうがよかったかな?」
「でも、入りたくない部活に入っちゃったことはあるしね……こんなに大変なことはやめておいたほうがよかっただろうし。だから、いいんじゃないかな?」
二人は、誘わなかった部活の後輩のことを思い出した。ダンス部に入りたかったのに、間違えてしまった彼。よく確認しなかった彼に同情はするものの、部員を確保できたことは喜んでいる二人だった。
「じゃあ、始めようか」
「ああ」
二人は、飛ぶためのおまじないを始める。まず、二回礼をする。そして、五回手をたたいて、手を合わせたまま祈りの姿勢をとる。これで、飛べるらしいのだが、変化がない。二人は、ゆっくり目を開けた。
「……無理、か」
「だよねー……」
貴大の言葉に同意しつつも落ち込み気味の優希。どうやら、本気で期待していたようである。
「まあ、そんなものだよね。……そうだよね」
「すごく残念そうだな」
貴大は、いまだに悲しそうな優希を見て笑った。だが、二人は知らない。変化は、二人の知らぬところで起きているということを。
??? ???
「いいじゃねえか! 思いっきり、お前の“想い”を爆発させろよ!」
「俺の“想い”は火薬だ! 気を抜いて、やけどすんなよ? ……変身っ!」
――――ある者は、“
??? ???
「……あなた、私の奴隷になってよ!」
「あなた、私に支配されてよ! 変身っ!」
――――ある者は、“
??? ???
「……っていうか、ここどこだよ!!」
「鈴音市……? なんか、違う気がするよ?」
「っ!? なんでドライバーが……。それに、腕輪も変わってる……」
「新しいチップ……“P”?」
「三坂君! 進化だよ! 発展、進歩。つまり……」
「……行くぜ。これが新しい力………………“
「
――――優希と貴大は、どうなる?
終わりです。短くてすいません。
ちなみに、以降の番外編、出るはずのライダーや誰かとのコラボ。すべて、平行世界の話とさせてもらいます。二人が自分の世界に帰るまで、しばらくお付き合いくだされば幸いです。
それで、これから書く予定の話ですが……
・原作ライダー(個人的には、W以降のライダーを企画。どれにするかは未定)
・出せなかったライダー(
・他の作者さんとコラボ(お話があったところはすべてやる予定。リアルが落ち着いたら連絡させていただきます)
・〇〇年後の話(何年後かは未定。でも、社会人になっている予定。同窓会……的な)
この四つで行きたいと思っております。順番は未定です。未定が多いですが、ほんとに決まってないんです。あ、○○年後は、諸事情(平行世界という言い訳)によって、最後になる予定です。
新学期でいろいろと忙しいですが、時間を見つけてちまちまやっていきます。クウガのタイタンか、キバのドッガくらいの速度です。クロックアップとかトライアルとかは絶対無理なんで。
再び、漢和辞典を右手に、和英辞典を左手に装備する日々が始まるのか…………(涙目)。
それでは!
See you next time!