IS~自称策士は自重しない~   作:reizen

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文章力、下がる一方。


#79 お嬢様、デビューする

 IS学園には学校が世界唯一のものということがあって、たくさんの外国人を受け入れている。さらにその外国人の大半が代表候補生であり、今年度に入学した男性IS操縦者の件も含めて報告するために必然的に帰省することが強制されている。さらにこの帰省がきっかけで、転校と言う形で退学する生徒が現れる。生徒自身が操縦者としての適性がないと判断されることがある。

 そしてイギリスでは専用機持ちのセシリア・オルコットが政府に呼ばれていて、こっぴどく叱られていた。

 

「……お嬢様」

「……ええ。大丈夫ですわ」

 

 その怒られようはあまりにも酷かった。

 ブルー・ティアーズのデータ収集があまり順調ではないことをはじめとして、福音戦での失態などあらゆることが上げられていた。

 セシリアだってあまり上手く行っていないことぐらい承知していたが。

 

(………まさか思いませんわよ。桂木さんのビット操作があそこまでお上手だなんて……)

 

 何度も逃避してきたが、セシリアはとうとう悠夜のビット操作が自分よりも上であることを認めていた。

 とはいえ、ポッと出の男に負けたという事実は拭えず、セシリアはどうしようもない挫折をさせられていたのである。

 

「……悔しいですわ。あそこまでわたくし以上に戦えて、その上BT技術も馬鹿にして……」

「まぁ、彼は昔からそういうのを自在に操れることに一種の憧れを持っていましたからね。それでもまだマシになった方ですよ」

 

 隣に座る女性がそう言うと、セシリアはハッと何かを思い出して、

 

「そ、そう言えばチェルシー、どうしてあの人のことを知っていますの!? もしかして日本に留学していた時にできた、その、恋人なんですの?」

「それはありませんよ。ただ、腐れ縁なだけです」

 

 チェルシーと呼ばれた女性が何かを思い出したため、眉間にシワができ始める。

 

「ただ、ゾンビ鬼というタッチされたら鬼になる増殖系の鬼ごっこで水をかけられた恨みは忘れるつもりはありませんが」

「………桂木さん」

 

 まさかのクラスメイトの所業を聞かされたセシリアは顔を引きつらせてしまう。

 

「しかもそのせいで服は透け、ブラジャーをしている姿を指摘されて私が囮として利用されるなんて」

「なっ!? あ、あの方は―――」

「さらに「あ、ごめん。俺は興味ないけど今頃の男って興味を持つみたいだからつい利用しちゃった」とか、全然可愛くないんですよ。なんですか、あの人は!」

「………」

 

 普段のチェルシーからは考えられないほどに年相応となり始める一つ上の姉のような専属メイドを見て、セシリアはどうして今まで何度か連絡しても全く悠夜に触れて来ないかを理解した。

 

「わかりましたわ、チェルシー」

「何がです?」

「わたくし、学園に帰ったらすぐに桂木さんに決闘を申し込みますわ! そしてチェルシーの敵を討ちます」

 

 だがチェルシーは何かを考え始め、やがてゆっくりと言った。

 

「それはたぶん難しいでしょうね」

「な、ど、どうしてですの!?」

「おそらく、お嬢様に対する桂木悠夜の好感度は限りなく0に近い。なにせあの男は元々好戦的なのはバーチャルのゲームのみで、他の遊びなんかは一切しない、初めて会った時はものすごく暗かく、休み時間は家からプラモを持って組み立てていましたから。小学校には国際留学交流委員というものがありましたが……」

「担当が、桂木さんだったと?」

「おかげでかなり神経を使いました」

 

 さらにチェルシーは、悠夜が担任に向かって論破しているのを見たことがあり、その時からチェルシーはどこか悠夜のことが苦手だった。

 

(……考えてみれば、あの時から偏屈だったわ……)

 

 理論を持って相手を論破し、さらに常人には考え付かない予想外の攻撃を仕掛けることが多い悠夜。

 チェルシーはここ半年SRsとISでの悠夜の戦い方を研究しているが、それでも手数の多さとスペックがルシフェリオンに劣り、手数が多いこともあって少なくともブルー・ティアーズのスペックではあの技術を使わなければ勝機がない―――それが今のチェルシーの判断である。

 

(こうなれば、一度あそこに行って体験するしかないでしょうが……)

 

 改めて、チェルシーは隣に座る自分の主人の格好を見る。

 彼女は貴族だからか普段着に高級の衣装を着ており、少なくとも行こうとしている場所には不格好であることは間違いない。さらに自分の服装もチェックするが、メイド服であるため言わずもがなである。

 

(………問題は、お嬢様が許可していただくかどうか……)

 

 彼女は貴族であるからか、どこか平民のいる場所に行くことを嫌う感じがある。だがそれはあくまで以前の話であり、今ではセシリアもそれなりに耐性は付いていた。

 

「……あの、お嬢様? これからホビーショップに行きませんか?」

「ホビーショップ…ですか? もしかしてチェルシー、人形に興味を持ち始めたとか?」

「……ええ」

 

 本当は違うのだが、そうでも言わないと行こうとしないと思ったチェルシーは思わず肯定した。

 

「じゃあ、この辺りに大きなところがありますので、そこに向かいますね」

「ええ。お願いします」

 

 運転手にそう言ったセシリア。

 しばらくするとチェルシーの要望通りのホビーショップが見えてきたが、それが大きくなるにつれてセシリアは顔を青くする。

 

「……あの、まさかここって……」

「はい。そのまさかです……」

 

 服をできるだけ大人しめに着替えて外に出る二人。確かに二人(運転手も含めると三人)が来た店には、手芸用のものなどもあるが、大半はもうすぐ世界大会が始まるからか、プラモで占められていた。

 

「お嬢様、正直に申し上げますと……お嬢様は今のままでは桂木悠夜には勝てません」

「………チェルシー…ですが……」

「お嬢様の技量もそうですが、何よりも機体性能に差がありすぎます」

 

 言われたセシリアは顔を引きつらせる。だがそれは彼女自身もわかっていたことだ。

 悠夜、そして簪の機体はシャルロットほどではないが手数は多い。さらに悠夜にはざっくりと言えば未来を予測する「サードアイ・システム」があり、さらに言えばどちらも普通には戦わない。

 だがそれは決して彼ら自身が弱いというわけではない。むしろどちらも同じビットを使う人間として明らかにセシリアを超えていて、悠夜に至ってはあの試合でラウラの件も含めて最初から本気を出していれば一夏とシャルロットなど苦ですらないと思える。

 そこまでわかっていたセシリアは、イギリスの最先端ISであるブルー・ティアーズを駆る者として侮辱したことよりも、チェルシーの気持ちを優先した。

 

「そうですわね。今日はよろしくお願いします」

「いえ、実はここで教えるのは私ではなくてですね―――」

 

 すると一人が飛び出るように現れた。

 

「僭越ながら、ここではこのオレ、ディーン・ヘイルが説明します」

「あら、ディーン? あなたが……?」

 

 彼はセシリアの幼馴染である。ヘイル家は代々オルコットに仕える運転手であり、セシリアの父親は彼らの紹介で来た平民だったりする。

 いつも笑顔が絶えない、ある意味セシリアを歪ませた人物の一人だった。……悠夜の影響でその笑顔すら怖くなってきているセシリアだが、なんとか平静を保てている。

 

「はい。実はこれ、前々からやってるんですよ。師匠なんて超有名だし」

「は、はぁ……」

 

 ディーンのテンションの上り様に先程まで抱いていた恐怖を忘れてしまうセシリア。どうやら彼のこの笑顔は自前らしい。

 

「さて、話を戻しますね。まずお嬢様の機体はざっと分類して機動型と射撃型の両方に特化した機体。正直な話、相手が相手な以上、一筋縄ではいきません。以前はどうしてか動きが拙かったので4月ならば勝てたのですが、おそらく学年別トーナメントで当たっていたとしたら、例え中国の代表候補生がいたとしてもあの時と同じような戦法か、実力の差で負けてしまいます」

 

 はっきりと物申す。セシリアにはそれが棘となって襲い掛かったような錯覚をした。それほど、彼女には「悠夜に負ける」ことが辛いのだ。

 

「……だとすれば、一体どうしてあの方はああもISで戦えるのでしょう」

「それなんですが、おそらく彼はSRs体験者……それも今では超レアなBCギアの使用をしている方ですね」

「……ビーシーギア?」

 

 セシリアが復唱すると、ディーンは「はい」と答えて説明を続ける。

 

「正式名称はブレインコントロールヘッドギア。思考で武器を操作させるために開発したものだと聞いています。SRs発売後、しばらくしてからこの装置が開発されました。初期型は試作段階ってこともあってデータ取りのために5000円と格安ですが、数量限定販売なので手に入れることができた人は本当に少ないです」

「……それは一体何人くらい……」

「確か一国10人」

「!?」

 

 それを聞いたセシリアは思わず顔を引きつらせる。

 

「まぁ、コネで手に入れた人が多いというのがもっぱらの噂ですがね。まぁ、そのBCギアを途中から手に入れた人も、持っていない人も強いですよ。確か聞いた話だと師匠に勝った人はオート操作だから使ってないってことですので、単純に「あるから強い」というわけでもないそうですよ」

 

 「まぁ、あるに越したことはないのですが」と付け加えるディーン。セシリアはいつの間にか真剣に聞いていた。

 

(ということは、我々イギリスよりも先にこのシステムが完成していたということですの……?)

 

 セシリアにとって嬉しい事ではないが、そういうシステムの開発が日本でなかったわけではない。むしろ日本の男たちは率先して開発しようとしていたのがBTシステムのように小型の武装を用いての攻撃する方法だ。エース機と言っても一般的な剣や銃の装備した状態はすぐにできるため、とある会社はすぐさま他社と契約を交わし、SRsを開発したのである。

 

「まぁ、実はお嬢様用にとある方からプレゼントが届いていますが―――」

 

 すると奥の方が騒がしくなり、そのノイズでディーンの言葉がかき消された。

 

「な、何ですの?」

「行ってみましょう」

 

 ディーンはセシリアにそう言い、二人は原因の方へと足を進める。

 そこには特設ルームがある、その前で勝ち誇る女と跪いている男がいた。男の前には壊されたプラモがある。どうやら男の物のようで、今にも泣きだしそうだった。

 

「……どうしてこんな」

「そんなの、あなたが弱いからでしょう? 無様ねぇ。男の聖域とか言ってあっさり負けちゃって」

 

 周りには女の仲間なのか男を笑う者も、そして同情はするが特に行動を起こさない者などが主だった。

 そんな中、その中に一人の女が割り込む。

 

「お待ちなさいな」

「お、お嬢様!?」

 

 ディーンは慌てて止めるが、セシリアは止まらずその女性に言った。

 

「あなた、どうしてこんなことをしますの? これはゲームでしょう?」

「ええ。確かにあなたの言う通りこれはゲームね。だけどこれが世間一般でなんて言われているか知ってる?」

「い、いえ、それは……」

 

 あまりSRsに詳しくないセシリアは口ごもるが、その女性は強く言った。

 

「男の聖域よ、聖域! 女如きが立ち寄れないって話よ。そんなのおかしいじゃない!」

「だからと言って何も彼の物を壊さなくてもいいでしょう?」

「ああ、これは制裁よ。私たち上の存在を尊ばない人たちに対してのね」

 

 するとさっきから跪いていた男が立ち上がって叫んだ。

 

「何を言ってるのさ! 急に勝負を挑んできたから勝負をして負けただけなのに、勝手に壊してきたくせに!」

 

 セシリアはその男の方を見る。その男は若く、おそらく10代半ばぐらいだろう。

 

「あなた、そんなことで彼のを壊したというのですか!?」

「ええ。何か問題でも?」

 

 「当たり前じゃない」と言う風に答えるその女性に対して一種の苛立ちを感じるセシリア。するとその女性は堂々と彼女に言った。

 

「そんなにこの男を庇いたいなら、あなたが代わりに対戦すれば? もっとも、あなたがプラモを持っていればの話だけど」

 

 すると仲間の女たちが笑い始める。セシリアが虚勢を張って戦いを受けようとしたとき、どこからか一人の男性の声が聞こえた。

 

「———だったらその勝負、俺にさせてくれよ」

 

 そう言って輪の中から一人の男性が現れる。その男性は身長が高く、サングラスをかけている。

 

「あら、まさかわざわざやられに来るなんて、あなた馬鹿なの?」

「そう思うなら素直に受けろよ。なんだったら、アンタらの仲間も参加すればいい」

「お仲間を連れてきているってわけ?」

「いいや、俺一人さ。まぁ、アンタらのような三流にはちょうどいいハンデだろうよ」

 

 その言葉を聞いた女性が怒りを顕わにする。

 

「上等じゃない。アンタなんかボコボコにしてやるわ」

「期待してるぜ、クソババア」

 

 それを聞いた女性はブースに入るとドアを乱暴に閉める。

 そして男性の方もブースに入ると1分ほどで試合が始まり、女の機体がいきなり爆散した。

 

 

 試合は一方的な展開になった。

 女たちは全員で10人で遊べるブースで9vs1という勝負が見えている展開だというのに、男は敵と会うことなくどれも一撃で仕留めているのである。

 

「はぁ、やっぱりこうなっちまったか」

 

 そう言いながら男性が出てくる。すると女たちも出てきて、すぐ様言った。

 

「い、インチキよ! インチキ! もう一度しなさい!」

「……えぇ」

 

 あからさまに嫌な顔をする男性。だが女性たちは引かず、一人が後ろから男性が持っていた物を奪おうとする。

 だが男性はその手を掴んで止めた。

 

「あまり粗相はしない方がいいぜ。俺はお前らを殺しても罪に問われない役職だからな」

 

 すると奪おうとした女性は顔を青くする。

 

「あ、あの、ありがとうございます」

「良いってことよ」

 

 そう言って男性が去ろうとしたのをセシリアが止める。

 

「………あなた、どうしてこんなところにいますの?」

 

 すると男性が汗をかき始め、みっともなく言い訳を始めた。

 

「いや、これは……今は休憩中―――」

「でもあなたは、ここにいるような人間ではなくって?」

「……いやぁ、ここなら自分の腕を磨けるし、色々と助かるっていうか……」

 

 と言い訳ばかりする男性に対してセシリアはため息を吐いた。

 

「……もういいですわ。ともかく助かりました。それにあなたには大切なお話が―――」

「あ、あの、もしかして、ルイ・ディランさんですか?」

 

 それが決定的だった。

 「ルイ・ディラン」と呼ばれた男性は女性に対して優しく接し始める。

 

「ええ。私に何か?」

「あの、さっきの狙撃、素晴らしかったです! サインをお願いしてもよろしいですか!?」

「……ええ、もちろん」

 

 色紙を受け取ったルイはサインを終えて女性に返すと、後ろを向く。そこには妙なプレッシャーを放つセシリアがいた。

 

「……ルイさん。何故、我々オルコット家と同じ貴族であるディラン家のあなたが、言ってはなんですがこんなところにいるのかしら? それに、どうやら有名のようですし」

「……まぁ、それについてはおいおい……」

 

 するとルイは後ろに控える二人の男女を見つけ、すぐさまそっちの方へと逃げた。

 

「ちょ、何で俺のことを話してくれてないんだよ。かなり怖いんだが……」

「いえ。その方が少しは楽しめるかなっと」

「最近、従者とは何なのか疑問に思う」

 

 そんな会話をしているとまたセシリアからプレッシャーが放たれ始め、一行は一度オルコット家が所有する車に乗り込んで移動することにした。

 

 

 

 

 オルコット家の屋敷に戻った一行は応接室でルイが現れた理由を説明していた。

 

「君が入学して今までの経緯はすべて聞かせてもらい、その上で政府に対して君の教官になることを志願してきた」

「……何ですって!?」

 

 突然のことにセシリアは驚きを隠せない。

 

「待ってください。あなたはISに乗ったことがないでしょう? それなのに教官だなんて―――」

「俺がするのはSRsだ。君にはこれから俺が用意したこのプラモ「ブルー・ティアーズ」で世界中にいる熟練者たちと戦ってもらう」

「ちょ、ちょっと待ってくださいな! わたくしには他にも業務がありますし、何より施設での訓練にも―――」

「ああ。あれらはすべて政府命令でキャンセルさせた。説得は楽だったよ」

「そ、そういう問題ではありませんわよ!!」

 

 セシリアにとって両親の遺産を守るのは自分に課した義務である。それを知り合いとはいえISを動かせない男に勝手にキャンセルをされるなんて遺憾である、と彼女自身は思っていた。

 

「まぁ、イギリス政府は今回の件は重く見ているからな。ポッと出の男子や日本の代表候補生にビット操作で負けて、挙句派遣した代表候補生を生身で瞬殺され、しかもデータを取られた上に「使う価値がない」と鼻で笑われたらプライドはズタズタだろうよ」

「……ま、待ってくださいな! 生身で瞬殺って、一体どういう―――」

「メイルシュトロームを買いだされた代表候補生が一人、死神が持っていたらしい剣で一撃で落とされたらしい」

「……死神?」

 

 誰のことかわからないようで、セシリアは首を傾げる。

 そのことに気付いたルイは軽く説明した。

 

「死神ってのは、桂木悠夜のあだ名の一つだ。アイツは前大会の世界大会で優勝している。セシリアもルシフェリオンを見ただろう?」

「……え、ええ」

「アレの風貌や、鎌を多用することからそう呼ばれてるんだよ、あの少年は」

 

 そう言われた彼女は驚きを顕わにした。

 

「さらに言えばその準優勝者が、日本の代表候補生の更識簪。知らないだろうから言ってやるが、荒鋼の方が難易度で言えば弱い方だ」

 

 するとルイの瞳が暗くなっていく。

 

「……そんな……」

「わかったか? 操作が思考のみな分、まだISの方が楽なんだ。これからセシリアには俺の指導の元、ビット操作の向上をメインとして、あらゆる面でレベルアップをしてもらう」

「……わかりましたわ。その話、受けさせていただきます!」

 

 こうしてセシリア・オルコットの特訓が始まることになる。

 

 

 

 

 

 

「ところで、ルイにもそう言った名前はありませんの?」

「……恥ずかしいから言いたくない」




あ、ちなみに本格的な練習風景を書きません。……というか、書けません。


☆キャラ紹介

ルイ・ディラン

SRs界を代表する四天王の一人。別名「白銀の狙撃王子」。
狙撃能力が高く、一撃でコクピットを打ち抜いて戦闘不能にすることが多いが、接近戦になれば弱くなる……ということはなく、むしろ様々な銃技を使用して切り抜ける。ほどの猛者。某西部ガンマンコミックみたいに銃者が覚醒したら機体の背部が光り、伸び始めるが、本人はその漫画を知らない。
必殺技を出すときには叫ぶこだわりがあり、よく叫んでいることから簪とはいい友達。
実はセシリアとは婚約者だが、結婚するまでは好きにさせるようにしている。


使用ロボ:スワーニャ・トルーパー

狙撃型の機体のカスタムをされているプラモ。だが機動力、格闘戦も優れていて、拳からオーラを出して攻撃することができる。また、その他の武装としてはハンドアックスとブーメランを使用する。




ディーン・ヘイル

オルコット家の運転手。ルイとは個人的な付き合いがあり、自称弟子。



チェルシー・ブランケット

セシリアの一つ上のメイド長を務めていて、セシリアがIS学園にいる間は主に彼女がすべてを仕切っている。ブランケット家は代々オルコットに仕える従者であり、彼女はその長女。6年前に2年間、日本に留学していて、そこで悠夜と遭遇。ただならぬ因縁を持つことになる。

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