IS~自称策士は自重しない~   作:reizen

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#39 開眼する第三の瞳

 管制室。そこにいる真耶は悠夜が今まで手を抜いていたという事実を知った。

 

「……す…すごい……」

「山田先生。早く手を動かしてください」

 

 現在、管制室にいるのは真耶と虚だけであり、二人は避難状況の確認と悠夜が随時送ってくるデータを整理し、的確な戦略を練っている。

 

「ご、ごめんなさい……」

 

 本来ならば千冬や虚以外の生徒たちも何人かいるはずなのだが、ほかの生徒は他の生徒の避難指示を行っていて、いないといけないはずの千冬は席を外している。

 そのため真耶が情報整理と避難状況の確認を、そして虚は他のシステムの異常を探していた。

 

「あのISから何度もアリーナのセキュリティーシステムにアクセスされてる。山田先生、生徒が持ち込むISには学園から制限がかけられていますよね?」

「は、はい。織斑君と桂木君はともかく、他の専用機持ちは国家に所属する代表候補生か更識さんみたいに国家代表ですから、学園の機密事項を盗まれないためにあらかじめアクセスパターンを複数記録して指定の通信場以外は繋がらないようにしています。……ってことは―――」

「あのシュヴァルツェア・レーゲン……暮桜はアリーナのセキュリティーシステムにアクセスするなんてことはあり得ない。でも、あのシステムにそんな機能もないはずなのに………」

『たぶん何らかのバグが発生して、システム自体が自立稼働していると見て間違いないよ、虚ちゃん』

 

 唐突に通信回路が開き、そこから朱音の声が飛ぶ。

 真耶はあまりのことで驚くが、いつか来ると思っていた虚はすぐに答える。

 

「ということは、最悪システム自体の制限が機能していないの? こうなったら―――」

 

 虚は楯無、そして簪に連絡を取ろうとすると、悠夜の通信回路が開いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ■■■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 暮桜との戦闘をしていた俺は、その異常さにいち早く気付いた。というか、最初から話していたから異常だと思っていたが。

 

《グルウァァアアアアアアアアアアッッッ!!!》

 

 どこぞの獣みたいに叫ぶ暮桜。俺は《サーヴァント》と《フレアマッハ》を使って暮桜の動きを止めようとしていが、すぐに適応した暮桜は何度も攻撃を捌く。そしてその練度が徐々に上がっているのだ。

 

(このままじゃ、援護が来る可能性がある)

 

 今、部隊員たちは全員下がらせ、ついでに織斑を篠ノ之に下がらせているので俺が単独で暮桜と交戦している。

 

(……でも待てよ? 織斑の《雪片》って途中でエネルギーがなくなって光が失われたよな?)

 

 これまでかなりの時間戦った気がするが、未だに光が失われない暮桜の《雪片》。まさかと思ったが気になって管制室に残る布仏先輩に連絡する。

 

『どうしましたか?』

「先輩。今すぐエネルギータンクを調べてみてください。もしかしたらそこからエネルギーが漏れて奴の――」

 

 瞬時加速した暮桜がゼロ距離に入り、《雪片》を横に振るった。それを俺は暮桜の後ろに回り込んで回避し、思いっきり撃つ。

 だが暮桜は声を漏らすだけで、苦しんでいる様子もない。

 

『お兄ちゃんの言う通りよ! どこからか量子化されているエネルギーが漏れてる』

『そんな!? じゃあ、成す術ないじゃないですか!!』

 

 さすがは優秀な科学者だ。朱音ちゃんは瞬く間にエネルギータンクの異常を見つけてくれた。

 

『おそらくそれは暴走しているレーゲンがハッキングしているんでしょう』

『じゃあ、私がそれを撃退する。お兄ちゃん。もう少しだけ持ちこたえて!』

「いや、俺一人で十分だ」

 

 未だにエネルギーを多く残している俺はそう答える。減っていないのは《雪片》の攻撃を避けているからで、それ以外の攻撃は結構当たっている。

 

『相手が無限に再生される以上、一人で戦うのは危険です。すぐに会長と簪様を呼びますのでそれまでの辛抱を―――』

「それじゃあ意味がないんですよ!!」

 

 再び瞬時加速する暮桜の斬撃を《フレアロッド》でやり過ごしてそう答える。

 

「こいつは俺一人でやらせてください。ほかの専用機持ちは全員戦えない生徒の護衛。いいですね」

 

 そう言って無理やり通信を切った俺は距離を置いて気をうかがっている暮桜を警戒する。

 

《……中々ヤルナ》

 

 急に話しかけてくる暮桜に驚いたが、平静を装って答える。

 

「そいつはどうも」

《ダガ、貴様ハココデ終ワリダ》

 

 瞬間、暮桜はこっちに向けて左腕を向けたかと思ったらそこからビームを放った。

 俺はとっさに《窮鼠》を飛ばし、《サーヴァント》でシールドを二重に張る。そしてそこから離脱しようとスラスターを噴かせるが、その前にビットシールドが平然と割られて俺に着弾した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ■■■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《クフフフフフ……アハハハハハハ!!!》

 

 悠夜に攻撃が当たったことを確認した暮桜は高笑いした。

 今の暮桜は異常そのものである。エネルギーが無限に供給された状態での零落白夜の無限使用。それを先程ビームと化して悠夜に攻撃した。

 

「桂木!!」

 

 ピットから打鉄を纏った千冬が飛び出してきて、その後に楯無が続く。

 

「桂木君!」

「更識。桂木を連れて下がれ。これは私が処分する」

 

 暮桜を睨みつけ、近接ブレード《葵》を抜く千冬・

 

《オリジナルカ……。イイダロウ。貴様カラコロ―――》

 

 瞬間、千冬の後ろから計12本のビームが飛び、千冬諸共暮桜を攻撃した。

 

《……何故ダ。何故貴様ハ立ッテイル!?》

 

 千冬が確認するよりも早く暮桜はそう言った。その後、千冬は今の状況を確認する。

 

「桂木……」

「やれやれ。どいつもこいつも……高がISで世界優勝しただけの一般人(パンピー)とそのコピーがさっきから見下すなよ。思わず撃っちまったじゃねえか」

 

 眼鏡をかけているせいか未だにダサさは拭えないが、気配だけは変わっていた。

 

「か、桂木君……」

「更識。邪魔だからそこの喪女と一緒に下がって。邪魔だから」

「二回も言う必要ないよね?」

「待て桂木。今のは間違いなく致命傷だろ!?」

 

 騒ぎ出した周りに対して悠夜は盛大にため息を吐いた。

 

「デカいロボットに乗っている女の子を止めようとしたのに邪魔されて切れた主人公の勇士を見てこい。後邪魔だ」

「しかし、ここは教師である私が―――」

《マトメテ死ネ!!》

 

 暮桜は再びビームを放つが、悠夜はそれを少ない動きで回避して《アイアンマッハ》に切り替えて撃ち始める。その弾丸を容易く切り飛ばす暮桜は瞬時加速で接近し、悠夜を切ろうとするが―――

 

 ———ガッ!!

 

 光っていない《雪片》を捕まえた。

 

「アンタのパターンは大体わかった。それを今度はマッチさせればいいだけだ。本気出せよ?」

《貴様ァアアアアアアアア!!!》

 

 悠夜を蹴り飛ばして距離を離したが、すぐに暮桜は二重瞬時加速(ダブル・イグニッション・ブースト)で超加速した。

 

「俺に出会った不幸を呪え。開眼せよ、第三の瞳(サードアイ)!!」

 

 瞬間、黒鋼のハイパーセンサーが「サードアイモード」へと移行する。

 サードアイ・システム―――それが黒鋼の切り札の一つであり、三つ目の第三世代兵器である。

 悠夜に向かって暮桜が上段からの振り下ろしを行うが、それよりも悠夜は持っているシールドで剣戟をずらして蹴りを叩きこんだ。

 

《グッ―――》

「まだだ……まだ終わらねえよ!」

 

 そこから悠夜は回し蹴り、そして足で暮桜の体を掴み、ヘッドバッドを叩きこむ。さらに顔を掴んだまま、そのまま地面に落下して暮桜の頭を地面にぶつけた。

 

《キサ―――》

「言っただろう? まだ終わらないって」

 

 すると悠夜はパイルバンカーを展開し、馬乗りになってそれを暮桜の喉元に突き立てる。

 

《マサカ!? ヤメ―――》

 

 ———ドンッドンッドンッドンッドンッドンッ!!

 

 暮桜の静止は届かず、一気に6発叩き込む。あまりの衝撃に暮桜は動けなくなるが、悠夜は容赦なく弾を籠めて再び6発連続叩き込んだ。

 

《グルァアアアアアアアアアッッッ!!!》

 

 あまりの痛さに暮桜は暴れ始め、悠夜は潮時と感じたのか黒鋼を飛行形態に変形させてそこから離脱。その後を暮桜は飛んで追いかける。

 

「待て桂木! その形態は―――」

《モウ遅イ!!》

 

 悠夜の援護に入ろうとする千冬をあざ笑うように暮桜は一直線に悠夜に向かって飛翔し、《雪片》を振るおうとしたが、目の部分を狙って《サーヴァント》が邪魔をした。

 

《マサカ、攻撃ヲ読ンデ―――》

「よくわかったな。開眼されたサードアイは攻撃も読める。が、わかったところでこの状況がひっくり返ることはない」

 

 すると逃げる悠夜の黒鋼から煙が噴射される。

 

《故障……イヤ、煙幕カ!?》

 

 その煙幕は暮桜の視界を覆う。だがそれもすぐで、暮桜は煙から出て来た。だがそれを待っていたかのように8本の線が暮桜を襲う。

 

《タカガビット如キガ!!》

 

 暮桜はそれをかわし、または《雪片》で消失させる。瞬間、暮桜の両腕が文字通り吹っ飛んだ。

 

《ナニ?!》

「どうした偽物。たかがビット如きに腕を吹っ飛ばされてんぞ」

 

 人型に戻った黒鋼姿の悠夜が晴れた煙幕から姿を現す。その顔に笑みが浮かんでいていた。

 

《ビット、ダト?!》

「そう、ビットだ」

 

 すると暮桜の周りに菱形に羽が付いたようなものが二基現れた。菱形の半分が割れ、そこから収納されている形の砲筒がいつでも準備をしているかのようにチャージを始めていた。

 

《……コレハ貴様ノアンロックユニットノハズ。ソレガドウシテビットトシテ動イテイル!?》

「俺のビットが8個だけだって誰が言った?」

《フザケルナ! アンロックユニットガ、通常ノビットノヨウニ動ケルナド。ソレニアンロックユニットハブースターモ兼ネテイルハズ―――》

 

 瞬間、悠夜はまるでそれがおかしいかのように噴いた。

 

「まぁ、確かに普通はそうだけどな。でもさぁ、そんなのは所詮一般人(パンピー)の基準だろ?」

 

 その言葉に暮桜は反論する。

 

《貴様ノ思考ガ異常ナダケダ!》

「だろうな。そうじゃなければ三つも第三世代兵器を持っている機体なんて扱えない。さて……もう終わらせてやるよ」

 

 非固定浮遊部位(アンロック・ユニット)ビット《デストロイ》を暮桜に向けた。

 

《マダダ!!》

 

 すると暮桜の両腕が生える形で再生した。

 

「何だと!?」

「これじゃあ、手を打ちようがないわ」

《ソレニ―――》

 

 暮桜は《雪片》の先端を自分の体に向ける。

 

《コレナラ、貴様モ手出シデキマイ!!》

 

 暮桜は自分の体にあるラウラを人質にし、悠夜の動きを止めにかかった。

 

《サァ、大人シクソノ機体ヲ解除シ、コチラニ寄コセ! ソノ機体ヲ破壊シテヤル》

 

 当然、下にいる楯無、そして千冬も動きを封じられるが、暮桜にとってはそれは単なる「幸運」だと思った。

 

「………こりゃヤバいわ。うん」

 

 そう言って悠夜は頷き、両手を上げる。

 

「流石に同じクラスの奴を人質を取られたら俺でも動きが取れない」

《ナラバ今スグソレヲ―――》

「なんて本気で言うと思ったか?」

 

 瞬間、暮桜の腕は再び吹き飛ぶ。今回は二本ということで、暮桜の表面が焼け焦げていた。

 

《馬鹿ガ。腕ナラスグニ生エテ―――》

 

 悠夜はすぐに《デストロイ》を戻すとスタートを切り、暮桜に向かって。しかもそれは回転を加えられながらであり、左手を胸に右手を頭上に伸ばしていた。そして暮桜の懐に来た瞬間、両腕を伸ばして指を曲げ、体をえぐった。

 そして悠夜が暮桜から出てくる時にはラウラを抱えていたがすぐに捨て、それを楯無が拾った。

 

「ターゲット、マルチロック」

 

 悠夜の口からその言葉が漏れる。瞬間、《デストロイ》《サーヴァント》《フレアマッハ》、腰にある二つの荷電粒子砲《迅雷》が起動した。

 

「これで終わりだ」

 

 黒鋼のフルバーストが炸裂する。それが暮桜を襲い、暮桜だったものは破片をまき散らす。だが再生する様子もなく、悠夜は近くのピットに降りた。

 

(……自分でやっておいて何だけど、ようやく終わりか)

 

 安息をする悠夜の周りにラウラを抱えた楯無、そして千冬が同じくピットに降り立つ。

 

「よくやった。おめでとう……と言っておくが、私の力はあんなものではないということを覚えて置け」

「いきなり何の話だよ」

 

 悠夜がそう突っ込むと、楯無はラウラを抱えたまま悠夜に近寄る。

 

「でも良かったわ。虚ちゃんから連絡を受けた時は心配で心配で……」

「あのなぁ、確かに俺は打鉄を装備したときは弱いって自覚あったけど今は黒鋼だぞ? いくら何でも心配し過ぎだろうが」

「かれこれ30分は単独で戦っていたじゃない。いつでもシールドエネルギーが切れて死亡ってこともあったのよ?」

 

 そう。確かにそれはありえたことだ。だが悠夜が30分も持たせたのは黒鋼のエネルギー効率が良かったことはもちろん、悠夜が捌くことだけでしかしていなかったので、余計なエネルギー消費は避けられていたのである。

 

「更識、ボーデヴィッヒは私が連れて行こう。桂木を頼む」

「わかりました」

 

 無駄に空気を読んだ千冬はラウラを受け取ってそこから急ぎ足で離れていく。その後ろ姿を悠夜と楯無は見送っていたが、二人にしてみればただ仕事に戻ったとしか思っていなかった。

 

「でもホント、驚いた。まさか桂木君があそこまでビットを早く動かせるなんて」

「いやいや、オルコットの方が異常なんだよ。慣れているからできてるってのもあるが、あんなんじゃ世界大会なんざ夢のまた夢だ」

 

 悠夜がここまで動かせているのは「想像」と「慣れ」だ。

 SRs———そのゲームで遊ぶ時にプレイヤーは会社から支給されたヘッドバンドを装着することが多い。ゲームを買って一年ぐらいしてからだろうか、プレイヤーの中から抽選でそのデータ取りの名目として試作ヘッドギアの装着テストを頼まれていた。もちろん、雑に扱えば弁償ものだが、それに同意すれば住所記入欄に移行する。悠夜はその抽選に当選し、一時期先行試験を行っていたという過去を持つ。言うまでもないが、個人情報はその会社で保護されている。

 

「世界大会……そういえば、あなたと簪ちゃんはその決勝で戦っていたんだっけ?」

「個人情報保護の名目で、精々声ぐらいしかわからないはずなんだがな……。何であんな可愛い声を忘れてたんだろ。簪の声の可愛さを考えれば間違いなく覚えているはずなのに……」

 

 何気ないその言葉で楯無の顔は「怒」へと変わった。

 

「……ちょっと、その辺りのことを詳しく聞かせてもらいましょうか? 後、簪ちゃんを呼び捨てで、しかも名で呼んでいることも含めて拷問をする必要があるわね」

「おい待て。先に休憩だろうが。一応こっちは第三世代兵器を三つ同時に使ってんだぞ。大体その件に関しては本人の許可云々が―――」

 

 言葉を切った悠夜が後ろを振り向く。そこには先程の黒い暮桜が立っていた。

 

「桂木君。あなたは下がって」

 

 そう言って楯無は再びIS「ミステリアス・レイディ」を展開し、悠夜の前に立つ。だが暮桜は瞬く間に悠夜の背後に回った。

 

《殺ス……殺ス!!》

「桂木君!!」

 

 《雪片》を振り上げ、振り下ろす暮桜。だが悠夜は平然とそれを部分展開した左手でつかむ。

 

「零落白夜は当たれば危険だ。だが、当たらなければどうということはない」

《ククク……ハハハハハ!! 抜かったな、小僧!》

「黙れ年増」

《死ネェエエエエッッ!!》

 

 力を込めて《雪片》で悠夜を切ろうとするが、悠夜は瞬時に黒鋼を再展開して楯無を掴んでそこから離脱する。

 

「桂木君。もう黒鋼のエネルギーも少ないでしょ? 今すぐここから離脱して。こいつは―――」

 

 だが、最後まで楯無が言う前に暮桜は悠夜の前に現れる。

 

 ———キンッ!!

 

 だが悠夜は、近接ブレード《蒼竜》を展開して《雪片》を受け止めた。

 

《繋ガッタ》

 

 一瞬で、黒いナニカと化した暮桜は悠夜を覆う。球体となった黒いナニカはアリーナの地面に落下し、微動だにしなくなった。




次回予告(そして嘘)

暮桜に取り込まれてしまった少年は呆然と暗いどこかに立ち尽くす。
そこはただ暗いそこは少年に何を見せるか。

自称策士は自重しない 第40話

「アビリティーブレード」

異次元の刀がその力を発揮するとき、物語が始まる。





ということで、次回でとうとう40話になりました。7000文字制限で少し足りないですけど、6000文字言っているから大丈夫。大丈夫です……よね?




《能力紹介》

サードアイ・システム

黒鋼に搭載されている第三世代兵器の一つ。ハイパーセンサーに膨大な量の動きからの推測データが送り込まれ、操縦者はそのデータを基に回避運動を行う、いわゆる先読みの能力を持つ。
また、そのほかでは透視能力を持ち、障害物を超えて先を見れることができる。こっちを機能を見れば女子更衣室に入らなくても見放題という、ある意味男の子たちが重宝する能力。
リメイク元になった方では透視能力は使われている。

元ネタは東方地霊殿の4面ボス「古明地さとり」が持つ能力「心を読む程度の能力」

そしてこれを考えた時に「……ゼロシステムじゃねえか」と気付いたのは内緒。本当ならば操縦者の心を読ませようとも思ったのですが、それをしたら試合どころではないので止めました。

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