そんなことで、優勝者たちの戦いをどうぞ
襲撃が開始されていた頃、ただ一人だけその姿が何かを理解していた―――そう、御手洗数馬である。
「……そんな……まさか……」
「おい、どうした坊主」
隣にいた中年男性が声をかけると、数馬は呟くように言った。
「………あれは、第二回SRs世界大会優勝者の機体。名前は確か……〈
「SRs? 何でぇそれは」
「ゲームだよ。今、若者の間で流行っている」
すると、コングタイプの〈アニマラー〉が反応を示し、数馬達の所へ降り立った。
それに気付いた男性が倒れる。数馬は多少グロテスクなものは見慣れているが、この男性はそうではなかった。
「何やってんだよおっさん!」
「……わ、わぁあああ!!」
するとその後ろからISが現れ、大剣を振り抜いて真っ二つに裂く。
「何をしている! さっさと逃げろ!」
ラウラだった。銀髪の髪をなびかせてまだ逃げる様子がない数馬達にそう言うと、後ろから来る別の〈アニマラー〉と応戦する。
だが数馬は逃げず、ただ叫んだ。
「待って! 話を聞いてほしい!」
届ければ御の字。そのつもりで叫んだ数馬だったが、どうやら思いは通じたらしい。
大剣を振って次々と破壊していくラウラは、振り向かず尋ねた。
「何だ? 今は忙しい―――」
「悠夜さんに伝えてほしい! 今あの人が戦っている機体は〈紫水〉。分身能力と水を展開して攻撃するんだ!」
「了解した!」
ラウラはすぐに悠夜に通信をつなげようとする。だがそれが隙となり、狼型の〈アニマラー〉が観客席に向かった。
それを見つけた時には既に手遅れだった。〈アニマラー〉がバリアを突き破り、中に侵入した。
―――グルルルルルルッ!!
本物の唸り声が彼らに届く。それを聞いた瞬間、数馬と中年男性は戦慄したのだ。
「クソッ!」
二人の前に弾が出て対峙する。すると狼型は弾に向かってランダムに移動しつつタイミングをずらして上から攻撃した。
それを回避した弾だが、どうやら狼型はそれで仕留めるつもりはなかったのか、床に着地するや否やすぐに弾の顔にめがけて爪を伸ばす。
「しま―――」
顔を裂かれ、死を連想する弾。だが、そうはならなかった。
―――ブシュッ
そんな音が聞こえた弾は、恐る恐る閉じていた目を開ける。眼前にはビームが突き刺さった狼型がおり、そのビームの根元を持っている人間がいた。その人間は右腕を金属に変えている。
「―――やれやれ」
そう言った男性は狼型を誰もいない場所へと投げる。
「……ぎ、ギルベルトさん……? そ、その腕は……」
弾がわなわなと震える指をギルベルトの右腕に向ける。
「これですか? ISと同じようなものですよ。……まぁ、我々の機体は操縦者の腕に強さが比例するのですが―――少々、動きが鈍すぎるのではないか、ラウラ・ボーデヴィッヒ」
「………まさか…あなたも……」
ラウラの言葉に頷いて答えるギルベルト。そして全身に装甲を纏った。
「さて、暴れるか」
そう言ってギルベルトは割れたバリアから会場の中に入り、腰に装備されているビットを飛ばす。
「なんじゃ、ギルの奴、暴れるのかの?」
試合中、ずっと戻ってこなかった陽子が突然そう言ったので、全員が驚いて声がした方を向く。三人は陽子―――そして髪を引っ張られて暴れる蘭の姿があった。
「ら、蘭!?」
「蘭ちゃん……」
「やっぱり弾の関係者じゃったか」
そう言って陽子は蘭の髪を離す。
「……こ、これは一体―――」
「陽子様は彼らを連れて避難してください。私は悠夜様のフォローに入ります」
装甲を纏ったギルベルトはそう言うと、腰のビットをさらに飛ばす。観客席に迫る〈アニマラー〉を次々と破壊していった。
「ということじゃ。お主ら、今すぐここを離れるぞ」
「わ、わかった。行くよ、蘭ちゃん」
「ちょっと待って。それよりも、これは―――」
「そんなの後! 今はここから逃げないと!」
数馬は蘭の手を引いて無理やり移動させる。しかし弾はその場に留まっていた。
「―――悔しいか?」
問いかけるように陽子が言った。弾は最初、何を言いたいのかがわからなかったが、次第に理解を始める。
「じゃがまぁ、人はあまり力を持たぬ方が良いとは思うがのう」
「……でも、俺だって悠夜さんみたいに力があれば、妹を説得できたりジジイを黙らせることだって―――」
「いや、そこまで必要ないじゃろう」
陽子が弾の言葉をバッサリと切った。
「考えてもみよ。悠夜のように力を持ってしまえば、それこそ必然的に自分が立ち回らなくてはいけないじゃろう。今みたいのう」
弾は改めて悠夜とその敵であり、自身を「優勝者」と名乗った零夜を見る。二人は剣で打ち合い、そしてそれぞれの射撃兵装で攻撃し、また切り結ぶ。同じような戦い方をしているように見えるが、端々から高度な戦闘を行っていた。
「じゃから、持つなら身相応のみにすれば良い」
「……そう、ですね」
そう呟いた弾は、数馬達の後を追うように先に進む。その後ろ姿を見ていた陽子は小さく呟いた。
「そう。人はあまり力を持たぬ方が良いんじゃよ。持てばその者の未来が狂う。ワシが夫を殺されたようにな」
悠夜と零夜の戦いは時が経つたびに激しくなっていた。ほとんど同レベルの戦いが繰り広げられているからだろう、〈アニマラー〉も徐々に二人から逃げるようになる。
「どうしたよ、兄さん! もっと激しく打ち合おうよ!」
「う、るせぇえええ!!」
ダークカリバー振り、零夜の剣を弾こうとする悠夜。だが突如、零夜の剣が形を変わり、刀身が90度に曲がる。
「くっ―――」
「―――こっちだよ」
すると零夜は悠夜の後ろに現れ、自身の剣を振り下ろした。スラスターの一部が破壊され、黒鋼の飛行状況に影響する。
「悠夜!」
その姿を見ていてもたっていもいられなくなったのか、一夏は飛び出した。しかし、〈アニマラー〉が妨害し、一夏は助けに行くことができない。
「無様だねぇ、兄さん。自分よりも格下なアレに心配なんかされて」
「………」
「父さんやお祖母ちゃんみたいに好き勝手やって、その結果、真の英雄になった。どうだった? 次期王の座は約束され、挙句好きな時に女をとっかえひっかえできて、挙句都合が悪くなればすべて忘れることができるなんて、そんなの不公平じゃん」
そう吐き捨てた零夜。彼の剣に水が走り始める。
「だけど僕は、あなたの代わりに何もかも背負わされた。裏に生きることを強いられた。おかげでもう、何人殺したか覚えていないよ。ほら、不公平だ。同じ王族なのに、何なのこの差。あなたはそこに転がっている屑を大層恨んでいるみたいだけど、僕にしてみればあなたたち二人は変わら―――ない!」
零夜―――そして〈紫水〉の姿が消えた。
しかし悠夜は焦ることなく、両手に《アイアンマッハ》を握る。
「無駄ぁ!」
下から目にも止まらぬ速さで切り上げる零夜。一瞬にして《アイアンマッハ》は破壊される。
「遅い!」
繰り出されたのは武術だった。そしてそれだけで動きが封じられる。
(………ああ、もう)
悠夜は次第にじれったくなる。今まで強者だったはずの自分が、圧倒的な差を見せつけられ始めたのだ。
「―――もう、いいや」
戦闘態勢を解いた悠夜。零夜はそれを見て急停止した。
「一体、どういうつもりだい?」
「―――こういうつもりだよ」
そう言って悠夜は〈紫水〉の胸部装甲に黒い球体をぶつけた。
黒い煙の中からまず最初に現れたのは、零夜と〈紫水〉だった。
所々損傷しているが、戦闘に支障をきたしているほどではない。
「まさか、あそこまでの力を付けていたとは……」
だが零夜は笑みを浮かべていた。
続いて黒鋼が飛行形態で姿を現し、〈紫水〉に突貫する。それを零夜は避けると〈黒鋼〉はすぐに180度回頭して突貫した。
「また突貫―――」
今度は避けない零夜。そして〈黒鋼〉の先端に取り付けられている銃にぶつかる瞬間、彼の姿は消えた。
―――クォオオオオオオオオオオオ
〈紫水〉のスラスターから唸り声が上がる。それが聞こえた悠夜は人型に戻り、ダークカリバーを展開して後ろに向くと、高速移動してきた〈紫水〉が振るう剣と切り結んだ。
「流石、僕の「デュランダル」と同性能の剣だ」
「なるほどね。つまりそれは最初からテメェの能力を付与することを前提に作られたってわけか」
「ダークカリバーも同じようなものだよ」
「だったら試してみるしかねぇよなぁ!!」
するとダークカリバーが黒く光り、悠夜は零夜を蹴ってその場で回転して剣戟を飛ばした。
それを零夜はデュランダルで叩き落とし、どこからともなく水を両肩に一つずつ顕現して氷を飛ばした。
「―――水の操作ってのは、こうするのか?」
悠夜は左手を出して水の鞭を複数展開し、その場で回転させて氷を破壊していく。
「さっすが兄さん! 使えない同僚と違って楽しませてくれる!」
「それはこっちのセリフだ。力を使っても退屈しないなんて中々だ」
互いを賞賛し、どちらも喜びを見せ、二人は笑う。
もうどちらも、指揮も任務も放り出していた。悠夜はセシリアが暴走し始めた時から、零夜は悠夜と戦い始めたことから、どちらもただ、自分と能力が拮抗する相手と楽しみたくなっている。
―――だからこそ、二人は自分たちがISを使用していることに不満を持ち始めていた
「ねぇ、兄さん」
「あ?」
「もう、本気出すよ」
そう言って零夜はドームに雷を落とした。
その閃光は〈アニマラー〉を巻き込み、さらに一夏と箒、ジアンを穿った。
「さぁ、兄さんも本気出してよ。ISなのは仕方がないにしても、能力は使えるんでしょう?」
「………そうだな」
悠夜は前方に左腕を出し、装甲の上から黒い球体を出した。
「―――グランドストライク」
そう言うと黒い球が一直線に零夜の方へと走る。しかし零夜は当たる寸前に姿を消し、その黒い球体は誰もいない観客席を守るバリアにぶつかる。するとどうしたことか、その黒い球体にバリアや椅子などが吸い込まれていった。
「……流石は兄さんだよ。じゃあ、こっちも―――」
どこからともなく水が現れ、周囲に飛び散る。すると辺り一面から機関銃や大砲などが精製され、それらが悠夜に向かって氷を飛ばし始めた。
悠夜はサードアイを起動し、解析と回避を行いつつセシリアの姿を探した。〈サイレント・ゼフィルス〉共々姿を消している。そして今度は一夏と箒を探すと、少なからずダメージを受けている様子だがまだ動けるようだと判断した悠夜はすぐさま指示を出した。
「織斑、篠ノ之、今すぐオルコットの支援に行け!」
「え!?」
「待て! オルコットは外に行ったようだぞ! それにこの数では―――くっ!」
そう言いながら箒は二本のブレードで〈アニマラー〉を一体破壊した。
「道なら俺が作ってやる。ただしあくまで支援だけだ。技量は、向こうが、上だからな!」
ダークカリバーでいくつかの氷弾を破壊し、回避しながら二人に指示を送る悠夜。
「つまりは、オルコットを連れ戻して来いってことだ! 本来なら容赦なく再起不能にできる俺が行くべきなんだが、生憎俺の敵は強すぎるでな! 手持無沙汰のテメェらに任せる」
「悠夜……わかった! 行くぞ箒!」
「……ああ、だが―――」
「良いから、篠ノ之、臨海学校の時みたいに織斑を乗せて全力で飛べ! 離脱したら展開装甲は閉じて絢爛舞踏で織斑と自分を回復しつつ、オルコットの所に向かえ! 回収したらすぐに離脱だ! 下手に交戦したら殺す」
指示に従い、箒はすぐに織斑を掴んで展開装甲を最大出力で展開し、〈アニマラー〉を引き離そうとする。だが中には飛行系の物もおり、それらは〈紅椿〉に追随できる能力を持っているようだ。
それを見た悠夜は口で黒い球体を作り、〈紅椿〉のほとんどすぐ後ろにいる鳥型にぶつけた。
さらに〈紅椿〉を追う他の〈アニマラー〉をも呑み込み、破壊していく。
「仲間を助けるために力を使うか。わからないね。更識簪やラウラ・ボーデヴィッヒにならともかく、どうしてあんな三流スナイパーを助けるか」
「別にあの程度の雑魚なんざ見捨ててもいいんだがな。どうせ死ぬなら、圧倒的な敗北感を味わってから死んでもらいたい」
「つまり僕に殺せと?」
「それも面白そうだな」
そう言って悠夜は再び、残った面々に指示した。
「―――各機に通達。全員撤退せよ」
『全員撤退せよ』
その言葉を聞いた簪はすぐさま荒鋼の全射撃兵装を展開し、低出力だが同時射撃を行って離脱する。
鈴音やラウラは身近にいた機体のみを撃破し、近くにいる僚機と共に下がり始める。シャルロットやフォルテと言った他の面々もともかくそれに従って同じように退避した。
だが一人、更識楯無だけは観客席に残っている。
(―――やはりいたわね)
彼女の周りには観客はおらず、ただ一人、場違いと言いたくなるほどのスパンコールドレスを身に纏った女性だけである。
視認した瞬間、すぐに仕掛ける楯無。だがスコールに彼女が使用する蛇腹剣《ラスティー・ネイル》は届かなかった。空中で弾き飛ばされたのだ。
「無駄よ、あなたではこの繭は突破できないわ」
「だからと言って、諦める私じゃないの」
「―――そう」
スコールは人差し指を操作する。すると観客席から火柱が上がり、楯無は少し距離を取った。
「それにしても、ヴァダーの血族でありながらISを使わなければ水を操作できないあなたが来るなんて、私も随分と舐められたようね」
「……どういうことかしら?」
「あなたの妹さんなら、私を倒せる可能性があったのに―――ってことよ」
そう言ってスコールは槍を展開し、その場から消えた。
(一体どこ―――)
〈ミステリアス・レイディ〉のハイパーセンサーから上部からの接近が警告されるが、遅かった。
楯無はギリギリのところで回避するもほとんどまともに食らい、絶対防御が発動してシールドエネルギーが発動する。
「さようなら」
そう言って穂先を楯無に向け、刺そうとした瞬間、スコールはその場から下がった。数秒遅れ、先程までスコールがいた場所が抉られる。
「―――まったく、見てられません」
聞き覚えがある声。楯無は視線をその声がした方に移動すると、呆れ顔をしながらジャマダハルに風を纏わせているミアの姿があった。
「……あなた、どうして……」
「どこかの馬鹿が力を持たないくせにヤバい相手に接近していたので、割り込んだんです。アル、コウ」
「命令すんな!」
スコールの後ろから黒い機体が現れる。近接ブレードを振り下ろしたその機体は攻撃を繭に防がれた―――が、すぐに氷の矢が連続で襲う。だがそれも一瞬で溶かされたが、水となったそれらは繭の上から黒い機体ごとバリアを張ってスコールを閉じ込めた。
黒い機体は一瞬でミアの前に転移する。
「一丁上がり!」
「油断するな、コウ。相手はミューゼル最強の能力者だ」
「いちいちうるせぇ!」
コウと呼ばれた黒い機体は隣に現れた水色の機体にそう叫んだ。
「―――その男の言う通りよ。閉じ込めた程度で図に乗らないでね、坊やたち」
金の繭が歪み始めた。そして棘を作り出して水のバリアを破壊する。
「やはり無理か」
「だったら殴って再起不能にすればいいだろ!」
「……それができれば苦労はしないんだけど―――」
コウの言葉に内心呆れながらどうしようかと考えているミア。
―――バリンッ! ドンッ!!
そんな彼女の思考を遮るように、バリアが破壊され、何かが観客席に突っ込んでいく。
煙が晴れ、機体の所々が損傷している〈黒鋼〉が姿を現した。
「ユウ様!?」
痛々しい姿になった悠夜を見たミアは悲鳴に近い声を上げる。コウとアルの二人は病気が始まると身構えたが、それよりも先に上から声がした。
「―――よく持った方だと思うけど、やっぱり弱くなったよ、兄さん」
「……レイ様」
「久しぶり、ミア」
ミアの姿を見つけた零夜は手を振る。そして自分の仲間を見つけて言った。
「もう帰ろう。本来の目的も果たせたみたいだし、これ以上は興が冷めるだけだ」
「……そうね。Tは?」
「既にここから離れてるみたいだよ。周りを撤退させるからどんな大技を出すかと思ったけど、単なるハッタリみたい」
「そう」
スコールは全身にIS〈ゴールデン・ドーン〉を展開して飛翔し、零夜の〈紫水〉と共にその場を後にするはずだった。
「………クフフフフフフフ」
悠夜から不気味な笑いが響く。それに不快な思いをした零夜はデュランダルを展開して止めを刺そうとした瞬間、《デストロイ》の方向が展開した。
「―――デストロ・レイ」
悠夜の言葉に呼応するかのように黒い球体が二つ精製され、そこから無数のビームが歪曲しながら発射された。
「―――なっ!?」
零夜は驚きを露わにした。さっきまで虫の息だった悠夜が全力時の攻撃と遜色ないビームを放ったからだ。
それらはすべてパターンを変え、最終的に零夜に向かってくる。さらに、直線的に野太くなったビームが零夜に向かって飛んできた。
さらにビットが射出され、荷電粒子砲が起動し、《フレアマッハ》からビームが放たれる。
そしてそれらの前に黒い靄が発生して阻害するはずが、零夜にも同じように近くに靄が発生してビームが放たれたや砲弾が飛んできたのだ。
零夜はすぐに〈紫水〉から〈リヴァイアサン〉に塗り替えるように切り替え、スコールを掴んで離脱した。
「―――ちっ」
逃がしたことに舌打ちした悠夜。ミアはそんな彼に声をかけようとしたが、同じように黒い靄を展開したアルとコウにつかまって無理やりその靄の中へと入っていく。
その場に残された楯無と悠夜。悠夜は瓦礫を蹴り飛ばすが、勢いに任せているわけではないのか破壊することはなかった。
「………えっと、悠夜君?」
「何だ?」
「その、大丈夫?」
悠夜は「…ああ」と答えてため息を吐いた。これから自分が行おうとしていることに嫌悪感を抱いているからである。
ということで、結局は逃げられたとさ。
あ、はい。すみません。ぶっちゃけ悠夜と零夜は拮抗しているので、大体こんな感じになるかと。
※キャラ・機体紹介
「桂間零夜」
自称「悠夜の弟」。亡国機業内でのコードネームは「0」。四神機の一体〈リヴァイアサン〉の使い手であり、第二回SRs優勝者。実は数馬がトーナメントで負けた相手でもあるが、本人は既に忘れている。
〈紫水〉(しすい)
闇落ちさせられた三代目の闇落ち機体の赤いパターンが紫に変更された機体。〈黒鋼〉とは違って最初から零夜の能力を行使することを前提に作られたもの。分身能力を有している。他にも様々なアビリティが装備されているとかされていないとか。