忠義の騎士の新たなる人生   作:ビーハイブ

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ディル以外のステータスも近々書きます。



魔槍と凶獣

 

 

 

 

――『十二月十日』――

 

 

 

 

 ディルムッド・オディナが本局で検査を受け、バーサーカーがシグナムと共に管理外世界に向かい蒐集の手伝いをしていた頃。

 

 豪放磊落を地で行く男、征服王イスカンダルは自由気ままに散歩をしていた。

 

 ディルムッドとの全力の一騎打ちでチャリオットの宝具、神威の車輪を失うという致命的な損害を受けた。

 最初はどうしたものかと思ったのだが、自身の魔力を勝手に使って宝具が自動修復を行っていることに気が付いてからは、「直るまでは自由に過ごす」といういつも通りの事を、いつもより小規模で行おうという結論に至った。

 

 そんな訳で現在は神威の車輪無しで行ける範囲で散策を行っていた。

 

 この世界に来てからイスカンダルは自由気ままに生きていた。具体的には

 

 一、昼どころか朝から酒を飲む。

 二、夜中にふらっと出て行き、朝に戻ることもある。

 三、恐ろしいほどデリカシーがない。

 

 という正直血縁者であっても放り出したいレベルの最悪の穀潰し生活である。

 アリサも最初は何度か追い出そうかと考えたらしいが、相談に乗ってくれたり、力がいる仕事を手伝ってくれたりするのでギリギリ踏み留まっている。

 彼女の性格からして、自分の庭に落ちてきたから自身で面倒を見なければならない。というよくわからない責任感を感じているのかもしれないが。

 

 しばらく彼女と共に過ごしてきたイスカンダルであったが、神威の車輪の修復が完了次第旅立つ事を考えていた。

 

 彼は何も考えていないようだが、様々な事を考えて行動している。

 

 普段行っている散歩は周囲の地形や情報の把握だ。

 以前はウェイバーが情報を収集していたのだが、現在はそうではないので自分で色々と調べなければならない。

 

 遠距離の散策を行う時は神威の車輪が見つかりにくい深夜を。情報を調べる時は昼間に周囲を歩く。

 

 その過程で見つけた違和感。その人払いとは異なる……認識を狂わせるように展開されていた結界に入るとそこにいた少女と交戦となった。

 戦ったのは彼女の使う魔術がイスカンダルの知る物とあまりにかけ離れていたからだ。退いたのは彼女をあれ以上傷付けずに無力化するのが難しいと判断したためだ。

 

 その次の介入は内部の人間に自身の情報を晒し、相手の反応を見ることが目的だった。

 そこでランサーとして対峙したディルムッドの情報を得た。その時に聞いた『同じ世界から来た』という言葉からイスカンダルは一つの仮説を考えたのだ。

 

 『ここは第四次聖杯戦争が起きた後の未来ではなく異なる世界なのではないのか』と。

 

 勿論、自身が召喚されてから十年あまり経過していた事は最初にアリサの家で気が付いている。それでも誰も冬木を知らないなどおかしいと思ったのだ。

 

 最初は冬木の地があの後滅び、それを隠蔽するためにウェイバーから聞いていた魔術協会が何かをしたのではないかと考えていた。

 

 しかし世界が違うというのであれば冬木が存在しないというのも納得できる。

 

 その後に結界が解除され、人目に付いても隠れようともしなかったのはそれを好都合と捉えたからだ。

 サーヴァントという魔術の神秘の一つがあそこまで衆目に晒されれば、魔術協会が接触してくるのではないかと推測したのだが、その気配はなかった。

 

 次にイスカンダルが考えたのはディルムッドとの接触だった。同じ境遇である相手とぶつかれば何かわかるのではないかと。

 

 戦いを王の軍勢の中で行ったのも周囲の被害だけを考えて使ったのではない。

 

 勿論ディルムッドとの戦いを邪魔されたくなかったという事もあったが、固有結界を展開した本当の目的は『アサシンの捕獲』であった。

 力を抑えられていたというディルムッドの前に現れ、あの場で解放したのは二人を戦わせてその様子を見るため、もしくは両者の疲弊か片方を撃破させると考えた。

 

 アサシンを捕らえて奴らを操る者と接触しようと考えていたのだが、軍勢内部に捕らえる事は叶わなかった上に、勝負に夢中になってしまい、アサシンそっちのけで戦ってしまったのだが。

 

 王の軍勢を展開できるのはおそらく後一度。

 

 勿論魔力が回復すればまた展開できるだろうが、魔術師ではないイスカンダルの回復速度は遅い。

 神威の車輪の真名解放程度ならば全く気にしなくていいが、貯蔵魔力を大量に持っていく王の軍勢となると数年はかかるだろう。

 

 切り札の大半を事実上封じられた状態のイスカンダルが選んだのは一時の静観と旅立ちの支度であった。

 

 近いうちにまた戦いが起きるだろう。

 それは問題ないのだが、そこに戦う覚悟のない少女を巻き込む訳には行かない。

 

 なので新しい拠点を探しているのだが、そうそう簡単に見つかるものではない。

 

「美味いっ!」

 

 そんな訳で、現在イスカンダルは休憩がてらに見かけた翠屋と書かれた喫茶店でケーキを食べていた。

 『今回は』略奪するのではなく、出かける時に鮫島から渡された金を支払う予定だ。

 

 ここの店長と長男は超人レベルの強さを持っているが、イスカンダルは本当に人より一つ上の領域にいる存在である。

 ディルムッドのように幼い姿で受肉し弱体化しているのとは違い、若返ってもほぼ全盛期と変わらない強さのイスカンダルならば魔力を持たない人間に負けることはない。

 

 とはいえ、イスカンダルは破天荒だが、理性がない訳ではない。

 カウンターから笑顔を客に振りまく男が強者であるのは気付いているが、こんな昼間から派手に戦おうとは思わかった。

 

「ありがとうございます」

 

 イスカンダルの本心から出た言葉に紅茶を持ってきた女性が笑顔で答えた。

 ちなみに現代の金銭感覚が未だにわからない彼は入店と同時に財布をカウンターにいた男に渡し、足りる分だけ注文を受けるように頼んでいた。

 

 人生は何事も存分に楽しみ抜く。

 

 それが征服王イスカンダルの信条である。金が足りなくなれば無用な争いが起きれてしまい、興が冷めてしまうからだ。足りない分を働いて返すという発想が最初から浮かばないのが征服王らしい。

 

 七皿目のケーキを食べ終え、イスカンダルが立ち上がる。

 

「まこと、美味であったぞ!」

「お口に合ったようで良かったですわ」

 

 必要金額だけ抜き取られた財布を返しながら女性…高町桃子が嬉しそうに微笑む。

 嘘偽りなく賛辞を送るイスカンダルの言葉は、作った者にとって最高の喜びである。

 

「ではまた来よう」

「きゃっ!」

 

 満足げにイスカンダルが店を出ようと扉を開け外に出ると、足元に何かがぶつかる感触と小さな悲鳴が聞こえた。足元を見ると茶色い髪の少女が尻餅を付いている。

 

「なのは、大丈…?!」

「うん、平気だよ、フェイトちゃ…」

 

 声を掛け合った二人……フェイトとなのはがイスカンダルの姿を見て息を呑んだ。

 あのディルムッドが自身よりも強いと誇張無しで称えた男が目の前に……それも翠屋から出てきたのだから当然の反応だろう。

 現在はクロノもディルムッドも地球にいないので二人はとりあえず一番近くにいるエイミィに念話を送ろうとした。

 

「すまんなぁ小娘よ。小さすぎて気が付かんかったわ」

 

 しかしそれはイスカンダルが人懐っこい笑顔を浮かべながら倒れたなのはを、ひょいと持ち上げて立たせた事で中断される。

 

「ここのケーキとやらは絶品であった。お主らも食してみるとよかろう。それではな」

「あ、ちょっと!」

 

 その反応に驚く二人を他所にイスカンダルは店の娘に対してケーキを勧め、そのまま横を通り過ぎて行く。

 呆然としていたなのはが慌てて声をかけるが、イスカンダルは振り返ることなく、店の前に置いてあった『神威の車輪号(仮名)』という大きな自転車に乗るとそのまま去っていった。

 

 

 イスカンダルは二人が以前出会った人物であった事に気が付いていなかった。

 

 

 結界で出会った時のフェイトは、黒を基調としたバリアジャケットを纏いバルデッシュを構えていた。

 しかし現在は私立聖祥大学付属小学校の白い制服であり、なのはに至ってはイスカンダルが気が付いた時にはスターライトブレイカーを放つ直前で、ちょうど収束した魔力のせいで姿が殆ど見えていなかった。

 

 二人からすれば居場所不明の警戒すべき対象であったが、イスカンダルからすれば目の前に現れた巨漢に驚く小娘程度の感覚である。

 一応二人とも警戒心を込めて睨んだのだが、場数を踏んだ歴戦の英雄に取っては小さな少女の睨みなど子猫が警戒心を剥き出しにしているのと変わらない。

 

 彼の姿を呆然と眺めていたなのは達であったが、フェイトが我に返り、追いかけようとする。

 しかし『騎乗』A+のスキルを持つイスカンダルの駆る『神威の車輪号(仮名)』はもの凄い速さと安定性で疾走して行き、すぐにその姿を眩ませてしまった。

 

 後ほどこの話を聞いたディルムッドが頭を抱える事になるのだが、イスカンダルがそれを知るよしはなかった。

 

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

 

 

 

――『十二月十一日』――

 

 

 

 

 人の住んでいない辺境世界。そこで烈火の将シグナムは魔法生物と戦っていた。

 

「くっ…!」

 

 現在管理局の監視を逃れながら蒐集を行う為、守護騎士達はバーサーカーと共に、無人世界で蒐集を行っている。

 リンカーコアは人間でなくても魔法が使える生命には存在する。なので奪っても気付かれにくい魔法生物からの蒐集をメインに行うことにしたのだが、その作業は困難を極めていた。

 

 蒐集は人間からの方が圧倒的に効率がいい。厄介なのや強力な者がいて苦戦するが、それに比例した魔力が手に入る。

 対して魔法生物はそれとは逆の場合が多いのだ。いくら図体がでかく強かったとしても、いざ蒐集を行うとなるとあまり集まらないということはザラであった。

 

「ぐっ…はっ…!!」

 

 勿論全ての魔法生物がそうという訳ではない。中には力や巨体に比例したリンカーコアを有している物も存在している。

 

 その例が今目の前でシグナムを殺そうと襲い掛かってくる巨大な翼竜だ。

 

 刃を弾く堅牢な鱗に全てを焼き尽くそうとする強力な火炎ブレス。高高度から急降下による鋭利な爪による一撃。

 

 空の王者とでも呼ぶべきこの世界の覇者は、自らの命を脅かそうとした外敵に対して容赦なく必殺の一撃を連続で振るう。

 

 全快ならいざ知らず、連日の戦闘で疲弊していたシグナムに無慈悲な暴力の嵐が襲い掛かる。

 

「しまったっ!!」

 

 それでも必死に堪え、反撃の隙を狙っていたシグナムであったが、疲労でバランスを崩してしまった。

 それを見逃してくれる程、野生の生き物は優しくはない。回避行動が遅れたシグナムに向けて、急降下してきた飛竜の鉤爪が襲い掛かる。

 

 シグナムは避けられないと判断し、レヴァンティンでその一撃を防ごうと構えた。

 当たれば死にはしないだろうが戦闘を継続することはできないだろう。襲ってくる衝撃に備え、シグナムが身を硬くした直後―――

 

 

 

 

 

――――赤い雨が乾いた大地を濡らした

 

 

 

 

 

「グギャァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」

 

 ただしそれはシグナムの物ではなく、先ほどまで狩人であった飛竜の物だった。

 直後、地面に落ちた物によって大地が揺れる。その正体を見ようとそちらに視線を向けると、それは先ほどまでシグナムの前に迫っていた飛竜の鋭利な鉤爪の付いた脚であった。

 

 切断された脚は目標を捕らえることなく、シグナムの上空を通過した飛竜の身体が彼女の背後に墜落する。

 

「すまない。助かったぞ。バーサーカーよ」

 

 彼女の目の前には黒き鎧を身に纏い、血を滴らせた剣を握ったバーサーカーが佇んでいた。

 シグナムに凶刃が迫る直前、横から飛び出したバーサーカーが手に持った剣を一閃し、その脚を切り落としたのだ。

 

 魔剣、無毀なる湖光は彼の切り札である。

 ただでさえ他の宝具に一線を画す代物であると同時に竜に対し絶大な威力を発揮する。

 

 絶対に刃が毀れず竜殺しの力を持つ剣。それにバーサーカーの狂化してもなお失われていない冴え渡る武技。

 それにより一流の魔導師ですら苦戦する堅牢な翼竜の守りを容易く斬り裂く事ができたのだ。

 

 生態系の頂点に君臨する者の矜持があるのだろう。飛竜が再び飛び上がりこちらを狙おうとする。

 

 しかし、今度は逆にそれを許す事はない。

 バーサーカーは跳躍し。羽ばたこうとした両翼を斬り落とし、振るわれる前に尻尾を切断される。

 最後に抵抗のようにブレスを吐き出そうとしたが、喉元を斬り裂かれた事でそれは叶わなかった。

 

「■■■■■■■■■■■ーーー!」

 

 獣のような咆哮を上げる黒き騎士。最狂であると同時に最強……それがバーサーカーなのである。

 

 ちなみに昨日の夜にはやてとバーサーカーが対面し、色々あったのだが、それはまたの機会に語る事にしよう。

 

 一方的に蹂躙され、その誇りを全て奪われた飛竜の命が尽きる前に慌てて蒐集を行う。

 死んでしまっては魔力を回収できない。理性なきバーサーカーの代わりにシグナムは飛竜の冥福を祈る。

 

 彼はただ本能のままに動き、シグナムを守るという命令だけを遂行する為に脅威を排除しただけだ。

 その死を痛む心すら封じられた騎士が本当はどんな気持ちでいるかは守護騎士達は知る由もない。

 

 それと同時に二人の前に光の輪が出現し、二人の人物が姿を現した。

 

 

 一人はフェイト・テスタロッサ。そしてもう一人の人物は―――

 

 

「久しいな、シグナム……それにバーサーカーよ」

 

 

 真紅の魔槍と銀色の刃を持つ剣を構えたディルムッド・オディナが、笑みを浮かべながら再会の言葉を告げた。

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

 

 時刻は両陣営がぶつかり合う少し前に遡る。

 

 

 バーサーカーが飛竜を惨殺していた映像は地球の臨時本部とディルムッドのいる本部にも届いていた。

 

『酷い…っ!』

 

 斬り刻まれ、鮮血を飛び散らせる飛竜の姿に、別のモニターに移った臨時本部にいるなのはが目線を逸らしながら呟く。

 凄惨な映像はいくら強い精神を持っているなのはでも流石に直視できるものではなかった。

 

「アイツは未だに狂化が解けていないのか……」

「狂化?」

「バーサーカーのクラスは意図的に理性を捨て、その代わりに自身の能力を底上げする。しかし何故……?」

 

 彼の手に握れているのは座の英霊からすればあまりに有名な剣。それを振るう冴え渡る剣技。

 そして何より彼の聖杯戦争での行動を思い出し、ディルムッドは彼の真名にたどり着いていた。

 

「とりあえず俺が行こう。バーサーカーの相手をするのが俺の役目だからな」

 

 だが……その人物が狂戦士となる道を選んだ理由が理解できない。それを確かめるためにも槍を交えたいと思ったのだ。

 

『私も行く……』

『あたしもだ』

『私も。あの子とお話しなくちゃ行けないから!』

 

 ディルムッドが転送ゲートに向おうとするとなのはとフェイト、それに子犬形態のアルフも声を上げる。

 

 それぞれが決着を付け、その真意を聞く為に四人が戦うべき相手の元に向かった。

 

 

――――そして先ほどの対峙した状態に戻る

 

 

「輝く貌……」

「どうした烈火の将? 何をそんなに呆けた顔している?」

 

 笑みを浮かべているディルムッドに対し、シグナムの表情には翳りが浮かんでいた。やはりあの結末は彼女にとっても心苦しい物だったのだろう。

 

「そう気に病むな。剣が鈍るぞ?」

「貴殿は私を恨んではいないのか…?」

「色々と思うところがあってな……今度は全力で……と言いたいが、生憎今回はそちらのバーサーカーの相手をしなければならない」

 

 そう言って破魔の紅薔薇の刃先をバーサーカーに向ける。聖杯戦争の時は終ぞその名を知る事が出来なかった騎士王を超える存在へと。

 

「何故、貴殿のような武人が狂戦士に身を堕としたのだ?」

「バーサーカーの名を知っているのか?」

「知ったのは先ほどその剣を見てからだがな……。精霊が造りし竜殺しの名剣。それを有し、騎士王アルトリアにあそこまで執着する者など一人しか浮かばん」

 

 驚きながら問いかけるシグナムに答える。

 彼が守護騎士と共にいるのは、おそらく仮面の男と何らかのやり取りがあったのだろう。

 名を伝えられていないのは仮面の男も知らなかったのか、それともあえて教えなかったのか。

 

 『無毀なる湖光』

 

 約束された勝利の剣の兄弟剣とも呼ばれる神造兵装の一つ。時空を超え、英霊の座に招かれた者ならば見間違う事はないだろう。

 

「そうだろう? 円卓の騎士最強と謳われし……ランスロット卿よ」

 

 ディルムッドがその名を呼ぶと同時。

 

「■■■■■■■■■■■ーーー!」

 

 鎖に律せられ、絶対に暴走する事のないはずのバーサーカーが……最強の騎士ランスロットが咆哮と共にディルムッドへ斬りかかった。

 

「理性無き獣であることは惜しいが……最強の騎士との手合わせ、光栄の至り! 死力を尽くしてお相手致そう!!」

 

 狂化と無毀なる湖光の能力で強化された筋力で振るわれたランスロットの一撃を小なる激情で受け止めながら、ディルムッドが最強の騎士へと挑む。

 

  

 

 こうして出会うはずのない……皮肉にも似たような運命を生きた二人の騎士がぶつかり合った。

 

 

 

 




軍略スキル持ちらしく書けてますか?

空の王者で狩猟生活なのが浮かんだあなたは正しい。
逆鱗とか紅玉とか天鱗とかそんな感じのをイメージしてください。

次回は本編中で言ってた小話の予定です。

ランスの悲恋はディルとグラニアがモチーフの可能性があるらしいですね。道理で似てると思った。

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