【レッドゼファー】使用者:『アナタ』
ウォンドのゼファーケーンをベースに
強引なカスタマイズを施したオンリーワン武器。
あるアークスが自分のためだけに設計した専用品である。
本来青白いはずの刀身を真っ赤に染め上げた
シンボリックなカラーリングは
非常に目立つモノとなっていた。
ウォンドは勿論、
ソード、ワイヤードランス、パルチザン、
ツインダガー、ダブルセイバー、タリスと変形する。
残念ながら射撃性能は備わっていない。
明らかに規格外な仕様なため
ただ振り回すだけでも
膨大なフォトンを必要とし、
相当な素質を持つものでなければ
そもそも装備することすら適わない。
創世器ほどではないが、
絶大な力を持つレッドゼファー。
けれどそんな武器ですら
急速に成長し続けるアークスについていけず、
【巨躯】との決戦の際に
限界量を超えたフォトンにより折れてしまった。
【ブルーラウンダー】使用者:『アナタ』
巨大な刀身を持つガンスラッシュ、
シャットラウンダーをベースに
様々な機能を無理やりつけたオンリーワン武器。
あるアークスが激化するダーカーの戦いの中で
新たに設計した専用品である。
ベースとなった銃剣には打撃と射撃機能だけしかないが、
テクニックも使うために
刀身には複雑な回路が刻まれ、
それが放つフォトン粒子が
本来赤いはずの刀身を蒼くすることから
「ブルー」と名付けられた。
基本のガンスラッシュ機能から、
ソード、ワイヤードランス、パルチザン、
ツインダガー、ダブルセイバー、タリス、ウォンド
デュアルブレード、カタナ、
アサルトライフル、ランチャー、
ツインマシンガンと１３種類に変形する。
分離機能と円状グリップを利用した変形機構により、
レッドゼファーから更に対応カテゴリーを増やし、
かつ無理のない可動域は武器に掛かる負荷を軽減した。
レッドゼファーは剣の中に剣を収めるという性質上、
どうしても強度に問題があったが、
この武器は単純に「刃の数を倍」にして解決している。
だが射撃性能も有する巨大な刃を２枚に増やした結果、
当然ながら使用者には凄まじい負担を強いることになり
六芒均衡クラスの高いフォトンの適正を要求する。
折れたレッドゼファーの後継として
生み出されたブルーラウンダーは、
凄まじい火力と汎用性、
まさに「英雄」に相応しい武器だった。
しかしそんな創世器に迫る性能を持つ
ブルーラウンダーであっても、
ルーサーに強制され襲ってきた
三英雄たちの猛攻に耐えきれず、
最後にはレギアスの創世器「世果」より
叩き折られてしまった。
【レッドゼファー・リペア】使用者:『アナタ』
ダークファルス【巨躯】との戦いで折れた
レッドゼファーを改修した武器である。
折れたブルーラウンダーの代わりに、
ダークファルス【敗者】の戦いで使用された。
以前より飛躍的に耐久性は高くなっているが、
代わりに分離機能が排除され
ウォンド、ソード、パルチザンの
三形態にしか変形することができない。
改修したとはいえ
やはり成長し続けるアークスには
レッドゼファーでは役不足で、
結局は次の武器への繋ぎとしての
短い期間でしか使われなかった。
【ヴェンデッタ】使用者:リコット
アヴェンジャーを４丁組み合わせた
拠点防衛用に特化したアサルトライフル。
あるアークスが所属するチームマスターの
無理なオーダーに対応するために
組み上げたオンリーワン品である。
見た目はアヴェンジャーを
４つただ組み合わせただけの
無骨なデザインではあるが、
フォトン制御性能を高めるカスタマイズを施され
非常にデリケートなバランスの上に成り立つ。
アサルトライフルというカテゴライズではあるが、
移動しながら射撃することは勿論、
装備しているとマトモに動けないことから、
どちらかというとランチャー……
いや固定砲台としての扱いをされる。
また特殊な仕様であるがために機能を限定しており、
使用できるフォトンアーツはワンポイントのみ。
個人で持つには最大サイズの武装であることは間違いない。
見て目通り無茶苦茶な武器のため、
安定性も非常に低く、
並のアークスでは反動に耐えられない。
高いレンジャー資質を必要とする。
ダークファルス【巨躯】の戦いで活躍をしたが、
惑星リリーパの第一基地防衛線の際に
ダークヒプラスに踏みつぶされて破壊された。
特注品であり元々総合評価の低い武器であったため、
以後、二度と作られることはなかった。
【エーデルイーオー】使用者:イオ
とあるアークスが
クワドラプトをベースにして
イオのためだけに設計したオンリーワン武器。
元々は４つの足を持つ
無機質なフォルムの量産品の強弓だったが、
足の部分は取り払い
代わりに羽根のようなパーツに換装され、
展開した姿はどこか有機的なフォルムとなっている。
全体的にシャープにはなったが
それでいて非常に力強いデザインである。
本体に装飾された特徴的な文様は、
彼女の体の刺繍模様をモチーフにしているらしい。
それをイオは信愛の証として大切に想っている。
ベースのコモン武器の使いやすさはそのままに
出力と連射性能が大きく向上しており、
非常に完成度の高い弓となっている。
ただしイオのフォトンに調整されていて
他のアークスが使うと本来の性能は引き出せない。
それは「センパイ」と慕ってくれる後輩のことを、
どれだけ想って作られたのかわかるというもの。
長らくイオは愛用していたが、
どんどん引き離される「センパイ」の強さに
少しでも追いつくために、
この武器はアザナミの手を借りて強化し
「エーデルイーオーⅡ」へと
名前と姿を変えることとなる。
――全ては敬愛する「センパイ」の役に立つために……
一応、公式NPCもコモン武器とかだと恰好悪いので、
スノーフレークでは既存の武器を
勝手にオリジナル設定にしたモノを
装備させようかなと考えています。