銀河英雄伝説 仮定未来クロニクル   作:白詰草

67 / 76
第三章 星の海ゆくボトルメール

 親愛なる大公アレク殿下へ

 

 わたくしに妹が生まれました。ほんとうに、なんて可愛いのかしら。名前はクリステアィーネ。二人の弟も大喜びして、揺り籠につききりになっております。わたくしたち三人とも、勉強をおろそかにしたと家庭教師に叱られてしまいました。そうは申しましても、このようなときに、数学の問題に真面目に取り組める方がいるのでしょうか?

 

 父は、また母親似の子なのかと、すこしがっかりしておりますけれど、金髪の父と黒髪の夫人では、黒い髪になるものだと習いましたもの。それは無理というものでしょう? 

 

 でも、目の色はどちらかというと父の色です。灰色と緑の中間のような、優しい色合いです。柳の葉裏色というのだと、子ども服をお願いしたテイラー・コモリの方が教えて下さいました。オーディーンにもフェザーンの方々がいらして、銀河帝国から忘れられていたことを教えてくれます。日系イースタンでは、赤と白は慶事全般に使うのですとおっしゃっていました。

 

 『水引』という紙の細い紐で綺麗に飾って、服を納めて下さったの。ちゃんと結び方にも意味があって、子どもの誕生は何度あってもいいことだから、蝶結びにするのだとか。新領土では、結婚は一回の方がいいことだから、結び切りにするけれど、帝国貴族のお祝いにはどうしようか、迷う事でしょうと笑っていらっしゃいました。

 

 帝国と新領土と、そういうつながりが生まれれば、しきたりにも試行錯誤することでしょう。わたくしも水引の結び方を教えていただきました。このお手紙にも結んでみましたの。これが蝶結びです。この由来のように、またお手紙をお送りさせていただきますね。

 

 カザリン・ケートヘン・フォン・ペクニッツ

 

 

 

 親愛なるカザリン

 

 妹さんのお誕生、おめでとう! 僕は少し羨ましいな。仕方がないことなのは判っているけれどね。

 

 僕の目の色は、父上の両親のどちらかから受け継いだのかもしれない。伯母上に似ていると思っていたけれど、僕も遺伝についての授業を受けて、そういうことになるんだと思ったよ。でも、僕はどちらもよく知らないんだ。伯母上もお話をしたがらないし、父上からは訊くこともできなかった。

 

 僕には知らない事が沢山あった。フェリックスの事を覚えていますか?僕の一つ上の親友。ミッターマイヤー国務尚書の子どもなんだ。父上が、亡くなる間際に僕に友人をと遺言したんだって。勅令で作られた友達だったんだ。なんか、苦しくなる。

 

 あの頃に戻りたいよ。イゼルローンにブリュンヒルトで飛んで、ヤン元帥に会ったんだ。ヤン外務長官が、きっと大将だった頃の過去のヤン元帥だとおっしゃっていました。もっとお話をしていたらよかった。

 

 あの時は、震え上がることしかできなくてね。きっと、色々なお話を聞けたと思うんだ。惜しいことをしてしまったよ。とても優しそうな人だった。ヘル・ミンツが教えてくれたとおりに。

 

 ミュラー元帥は、よく森林公園を散歩したけど、結局一度も会えなかったそうだよ。今度イゼルローンに赴任するビッテンフェルト元帥は、公園になんて行かないような気がする。

 

 次に僕がイゼルローンに行くことがあったら、また会えるのだろうか。もしも会えるのなら、今度はいろいろと話をしてみたいものだ。こんな時にどうすればいいのかを。

 

 最近、フェリックスは皇宮にあまり来なくなってしまった。そのせいなのだろうかと思うんだ。他に僕に会いたくない理由もあるのかも知れない。フェリックスにも、色々な事情があるからね。

 

 でも、勅令だから離れられないっていうなら、僕がもういいよと言ってあげるべきなんだろうか。

 

 まとまりのない手紙でごめんね。せっかく、君の妹さんの誕生に水を差してしまった。僕も、蝶結びに挑戦してみようと思うけど、うまくいかなくても大目に見て下さい。

 

 アレクサンデル・ジークフリード・フォン・ローエングラム

 

 

 

 親愛なる大公アレク殿下へ

 

 わたくしこそ、慎みのない手紙を送りましたことをお詫びしなくてはなりません。殿下のお立場を、よく心に刻み込むべきでした。心から謝罪をいたします。

 

 ところで殿下のお苦しみは、皇帝の血を引く者が逃れられぬものなのです。わたくしの祖母は、フリードリヒ四世陛下の異母妹でした。友人として集められた貴族の令嬢は、二十人近くもいたそうです。その子たちは、やはり命令で祖母の周りに侍ったのです。何か、失態をしたら、祖母を泣かせたら、処罰が待っているかもしれないのに。それは名誉でもあったのだそうです。皇女の友人になれば、その家にも栄達の機会がある。

 

 反面、祖母はこう言い聞かされたそうです。皇女には、自分の家族以外に目上の者はいない。自分より目下の者に、どう接するかを常に量られる。心が狭く、醜い行いをしたら、人は下げた頭に隠して舌を出すようになる。そして、その行いにふさわしい場所に行くことになるのだ。皇女が降嫁すれば、多くの目上の者ができる。その時に復讐されるだろう。

 

『よく考えなさい。どのように振舞えば、集まった子が味方をしてくれるようになるか。

 皆が友人になってくれるか。皇族は真の意味で対等な友人を持てぬが、

 それでも友情とは大事なものだ』と。

 

 やがて至尊の冠を戴かれる殿下と、皇女の一人であった祖母と、単純に比べることはできないのでしょう。ですが、命令から始まった友情であっても、祖母の友人であった方々は、今でも母やわたくしを可愛がってくれるのです。どれほどそれに助けられたことでしょう。

 

 本当に友人として愛するならば、過去より現在、そして未来のほうが大切ではないでしょうか。

 

 殿下とヘル・ミッターマイヤーとの友情は、多くのお手紙から伝わってまいりました。人の心も時々に変わり、晴れの日も雨の日もございます。天気の悪い日には、人は外出を見合わせるものです。わたくしなら、お天気になるまで、時々窓の外を見ながら、お茶やお菓子の準備をいたします。雨が止めば、すぐにお友達が訪ねてくることでしょうから。

 

 天気が悪いから来なくていい、と言ってしまうのは賛成はいたしかねます。時に、嵐の中を助けを求めに飛び込んでくる旅人もいるのですから。お伽噺のそんな旅人は、運命の使者なのです。優しくもてなせば幸運を、すげなく追いかえせば不運を呼ぶのですわ。

 

 ヘル・ミッターマイヤーのお名前の意味を、お調べになってみてください。どちらを選ばれるべきか、すぐにおわかりになることでしょう。

 

 カザリン・ケートヘン・フォン・ペクニッツ

 

 

 

 カザリンの手紙は、時にアレクを励まして導き、時には穏やかに道を示唆するものであった。こういった手紙の往復は、間にオーディーンまでの航海の時間を挟む。ワープ航法の研究が実り始め、帝国軍の艦艇を中心に徐々に高速化され、一月半が一月になった。

 

 しかし、往復すれば二月はかかる。超光速通信ならば瞬時に届くが、アレクは文通にこだわった。想い人の直筆が形に残るのだし、手紙に書いて吐き出した感情を、静かに考える時間にもなった。なにより、いつ返事が来るのか。それを待ち焦がれるのも、アレクにとっては楽しみだったのだ。

 

 身の安全のため、軍や警察にがっちりと警護されなければ出歩けない。外出のたびに、事前に厳重な検査が行われることを知れば、わがままを言うのは憚られた。イゼルローンへの行啓以来、影の城や三元帥の城の完成式典などに参加したが、それは帝都からすぐ近くだ。

 

 一度も行ったことがない大公領オーディーン、新領土にバーラト星系共和自治領。宇宙を支配する玉座を継ぐ者なのに、それでもいいのだろうか。アレクは疑問を抱き、さまざまな本を読み、報道を見聞きして考えた。七歳の時からの道連れとなった『なぜ』と一緒に。

 

 皇太后ヒルダもそれを咎めることはなく、後押しをした。旧銀河帝国の弾圧で、伝えられていなかった多彩な文化。それを知ることなくして、新領土を治めていくことはできない。旧銀河帝国の伝統や慣習と折り合いをつけていくことを求められる。

 

 蒼氷色の瞳に自らの理想を写してひた走った、父とは異なる姿だった。もはや、倒すべき敵はいないのだから。いや、誰かを敵にすることなく、統治することがアレクに課せられているのだから。

 

 その海色の瞳のように、複雑にゆらぎ、多くの川から水が注がれる。心の海流にたゆたい、陽光に輝いて曇天には黒ずみ、雨に叩かれては波紋を生む。そして天上の星と、地上にある星の欠片の灯火を写し、少年は成長していく。

 

 周囲の大人の背を見つめながら。巨大な帝国を背負う、母の細い背。帝国軍をまとめる、やや小柄で引き締まった背。オレンジの髪の威勢のよい背中は、真っ直ぐに伸びたかと思うと、がっくりと肩を落とす。痩せ型の背の持ち主が腕組みをして、その傍らに立っていた。警備の先頭に立つ、姿勢の良い背はアレクをいつも守ってくれた。旧都オーディーンや新領土、イゼルローン要塞にいる人の背は見えなくても、その息吹は伝わってくる。

 

 大人の中の、ほとんど一人きりの子供。そして大人は皆忙しい。勉強や運動の時間以外は、一人になってしまう。フェリックスだって、毎日は訪ねてこない。大人の中のほとんど一人だけの子供。ユリアン・ミンツのような、ヤン・ウェンリーのような。

 

 アレクには、ユリアンのように家事をすることもなく、従卒としての仕事もない。所定の日課を終えてしまうと暇になるのだ。そうすると七歳のころからの旧友が姿を現わす。

 

『ねえ、アレク。なぜだろう。どうしてだろう。どうすればいいのだろう』

 

 

 アレクの孤独は、カザリンにも痛いほど感じ取れる想いだった。彼女の手紙は、一月遅れになることを承知しながら、いきいきとオーディーンの風景や自然を書き綴った。どこにも行けないアレクに、旧都の美しさを知らせるために。オーディーンは、少年の父が憎んでさえいたゴールデンバウム王朝の象徴。しかし、今なお宇宙最大の人口と、古い歴史を持つ少女の故郷。せめて、憎んでほしくはない。

 

 しかし、もっと恐ろしいのは、無視され忘れ去られることだから。だから、心の扉を閉ざさないで。皇族の言葉にはその力がある。時が来るのを待ってください。

 

 彼女の言葉のとおり、十五歳を迎えたフェリックス・ミッターマイヤーは、再びアレクの所に足を運ぶようになった。その折々に、実父であるオスカー・フォン・ロイエンタールに関わった人々に、すこしずつ話を聞いているようだった。

 

「正直、何を考えているか、よくわからん奴だったな。

 女にもてるくせに、ちっとも喜んだ顔をせんのだぞ。

 戦場では、あんなに冷静で整然とした用兵をするくせに」

 

 直球すぎるビッテンフェルトの返答に、少年は硬直し、居合わせた美髯の僚友は言葉を探した。ものには言い方というものがあろう。同じことを表現するにも、『人妻の午睡』と『主婦の昼寝』では大違いだ。散文詩人は敢然と難題に立ち向かった。

 

「フェリックスくん、気にする必要はない。

 単に、がさつな男には、理解の及ばぬような性格だったというだけのことだ。

 無神経なことを言う者は、ロイエンタール元帥に一笑に付されていたのだ」

 

「何を言うか。言葉を飾れど本質は変わらんだろう」

 

「わかったかね、世の中の機微を解さぬ人間というものを。

 君はそうならないように注意したまえ」

 

「は、はい、メックリンガー元帥閣下」

 

 長年、統帥本部総長を務め、軍の人事を統括してきたメックリンガーの言葉には重みがあった。

 

「ロイエンタール元帥は、一歩引いた視点から物事を見ることができたので、名将たりえたのだ。

 当時の帝国軍は、熱気に満ち溢れて猪突型の者が多かった。

 そういう中で、冷静な者は貴重だった。オーベルシュタイン元帥は、

 参謀格の後方担当であったから、血の気の多い者には煙たがられた。

 彼のように戦場では名将、後方の一流の組織運営者だからこそ、意見できたことも多いのだよ」

 

 これが、大人の言葉の選び方というものである。固有名詞を出さなくとも、特定人物に叱責の鞭を浴びせることなど造作もないのだ。

 

「でもメックリンガー元帥閣下、女の人にもてても、

 どうして嬉しそうじゃなかったんでしょう?」

 

 メックリンガーは、オレンジの髪の僚友に鋭い一瞥を送った。後で覚えていろとの思念をたっぷりと込めて。

 

「それは私にはわからないのだがね。

 単に、好みに合わない女性だったのかもしれないだろう」

 

「でしたら、付き合わなければいいと思うんです」

 

「それこそ、付き合ってみなければわからないということも多いのだ。

 逆に、付き合ったから嫌いになるということも多い。

 ただし、あくまで一般論だ。論評できるほど、私には経験はないのでね。

 どちらが原因でそんな様子だったのか、他人にわかることでもないだろう?」

 

「そうですね。お二人ともお忙しいところをありがとうございました」

 

 チョコレートブラウンが、素直にぺこりと下げられる。そのまま、統帥本部総長とイゼルローン要塞司令官は歩み去ったが、無論、前者から後者へのお説教が待っているのである。そもそも、ビッテンフェルトがここにいるのは、バーラト星系駐留事務所長にやらかしてしまった、言論の自由に対する内政干渉行為への謝罪のためである。

 

「わかっておるのか、卿は!

 舌禍で謝罪した舌の根も乾かぬうち、十五歳の少年にあんな無神経な言葉を吐くとは。

 もう一度問うぞ。卿が悪いのは、口だけか。それとも頭もか。

 ああ、これは愚問だった。口を動かすのがどこか、考えるまでもない」

 

 堅牢なコーヒーテーブルの表面から、迫力ある重低音が響く。しかし、安定にすぐれたコーヒーマグは小揺るぎもしなかった。酷使に耐える新領土製の什器への入れ替えは順調だった。

 

「もう、若さゆえで済ませてよい年齢ではない。そんなだから、卿には嫁の来手がないのだ」

 

「そ、それは今は関係なかろう!」

 

「大ありだとも。ミュラー元帥は巨大な武勲とは裏腹に温厚な人物ということで、

 文官や貴族筋からも、多数の紹介があった。

 その中から、これだという女性を選ぶことができた。

 卿の言動では、双方からさっぱりだ。軍部からでは余計に難しい。

 誰が、七元帥の義父や義兄弟になれると思うのだ。 

 皇太后陛下や私の家内だとて、友人知人を苦労しそうな男に紹介できるものか!」

 

 宇宙一の猛将を撃沈させる一撃だった。ヤン・ウェンリーにもなしえなかった偉業である。

 

「これを機に、自らを省みるがいいだろう。

 ついでに言っておくが、フェザーンと新領土の女性が卿に嫁ぐことはありえん。

 同盟との戦争とフェザーンの守備と、卿の経歴は我が国にとっては大きな功績だ。

 しかし、フェザーンや新領土にとっては、巨大な敵なのだ。それを心するように。

 イゼルローンは交通の要衝だ。

 身辺に充分に注意をして、あらたな貿易の道の守備に務めてくれ」

 

 結婚問題から始まり、ハニートラップへの注意まで。統帥本部総長というのは、ここまでやらねばならないのかとメックリンガー自身が思うのだが、ビッテンフェルトには、波の穏やかな深い港が必要だろう。まだまだ逞しい長身が、力なく退出して行く。その背を見送って、メックリンガーは独語した。

 

「どうしたものか……。これで、国務尚書夫人にはお願いできなくなってしまったか。

 ミュラー夫人に頼るしかあるまいかな。しかし、あの方は学者の家の出だった。

 その知り合いとなると、粗野な軍人との相性はどういうものだろうな。

 私がオーディーンに赴任する前に、決着しておきたかったのだが……」

 

 メックリンガーとワーレンのコンビは、巨大だった帝国軍にメスを入れ、流通や航路警備といった社会インフラに組み入れて、適正規模に是正する改革を成し遂げた。その手腕を見込まれ、まもなくの新人事で、ワーレンは新設された運輸労働省尚書に、メックリンガーはオーディーン大公領の代官府総長に異動し、共に軍服を脱ぐ。宇宙艦隊司令長官と統帥本部総長には、バイエルラインとビューローが就任する。

 

 ビッテンフェルト元帥が駐留するイゼルローン回廊は、もはや辺塞ではない。第二のフェザーンとして、順調な発展を遂げるエル・ファシル、新領土と帝国をつなぐイゼルローン回廊。今は宇宙の新たな中心点だ。宇宙海賊の増加を警戒し、機動力と個艦戦闘能力に優れた黒色槍騎兵(シュワルツ・ランツェンレイター)が配置された。

 

 彼の参謀であったオイゲンは、情報分析や折衝の能力を見込まれて、ハイネセンでの修行に赴き、経済官僚としての赴任だ。同行するミュラー艦隊の元参謀長、オルラウも同じである。彼らのコンビは、エル・ファシル商人と一歩も引かずに渡り合った。エル・ファシルの族議員たる、バーラト政府のマリネスクやコーネフにも手を焼かせたものだ。

 

 『教え子』と『上司』の闘争に、アレックス・キャゼルヌは白髪の増えた頭を掻いた。夕食のあと、書斎に引っ込むと、琥珀色を満たしたグラスを手に独語する。

 

「少々、塩を送りすぎたかね。まあ、そのぐらいでなくてはな。

 宇宙を統治するのにも、先立つものは同じだ。

 もう、貴族からの没収財産も大して残っちゃいまい。

 あの戦争の最中の世代が大人になる。早いもんだな、おい」

 

 彼の対面には、手をつける者のいない、もう一つのグラスが置かれていた。注がれた銘酒を遠慮なく減らした、黒髪の主はもういない。

 

「なあ、ここからが俺たちの正念場だ。身内の戦死の嘆きを、子守歌に育ってきた若者だ。

 おまえが言ったように、敵国との戦争より、国内での内乱のほうがツケがでかいだろう。

 旧同盟にもあったが、皇帝ラインハルトの陰謀だってぶちまけやがって、

 本当におっかない奴だよな、おまえさんは。

 おまけに、その首謀者の娘を副官として手許に置いて守り抜き、挙句に嫁さんにするなんざ、

 なかなかやるじゃないか。いつからその気だったんだ、ヤン。

 おまえに免じて、帝都の後方をお留守にしないよう、進言をしとくか」 

 

 もう一つのグラスの中身も、結局は、薄茶色の髪と瞳の主の胃に納まるのだった。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。