【完結】 艦隊これくしょん 艦娘たちに呼ばれた提督の話   作:しゅーがく

41 / 209
第三十九話  軍法会議はわざわざ提督が行かなくても良かった。

海軍本部の俺に対する暗殺行為を俺は大本営に問題にさせるべく、書類と当時の状況を書き、送ったら何だか出頭命令が出た。

何故か知らないが速達?で来たらしく門兵が大慌てでこちらに寄越したのだ。因みに送って18時間が経った時だった。

そこには軍法会議を行う趣旨と場所、それと近くで見ていた艦娘にも出頭するように命令が出ていた。このことをを出撃や演習以外でいつも執務室にいる長門に言ったところ『赤城と夕立を連れて行ったらどうだ?』と言われ、そのあと声を掛けたが、出頭日がこちらに届いた翌日だった。ちなみに声を掛けたのは夕食後。急にこんな話を持ち掛けて申し訳ないと思ったが、2人は快く受けてくれた。何故か赤城は侵入者を送り付けた張本人の顔を拝んでやると息巻いていたんだが、その時の赤城の表情は恐ろしかった。

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

翌日。朝に門に行くと、ものものしい装甲車と絶対これ総理とかが使う防弾仕様のやつだろっていう車が来ていた。総勢5台。

呆気に取られていると、中から人が出てきた。俺と同じ格好をしていて壮年の男性が何故かその人から漂うオーラに身体が萎縮してしまった。

 

「君が横須賀鎮守府の提督かね?」

 

髭を生やした人はそう言って俺に声を掛けてきた。

 

「はい。」

 

「傷は塞がったかい?」

 

そう聞いてきた髭を生やした人が訊いてきたので返した。

 

「ワシは海軍部総督。軍法会議で君の弁護に回る。よろしく頼むよ。」

 

そう言って笑いかけた海軍部総督。そう聞かされた何故萎縮してしまったか分かった。漂うこの人のオーラはそう感じさせたのだろう。

 

「ところでこちらの美人さんは?」

 

そう聞いた総督に俺の後ろで立つ赤城と夕立は自分が言われているのだと気付いていない様子だった。

 

「あぁ、セーラー服で金髪の娘と長い黒髪の女性じゃ。」

 

そう言われてようやく気付いたのか、自己紹介をした。

 

「航空母艦 赤城です。」

 

「白露型駆逐艦 4番艦 夕立です。」

 

「そうかそうか......。提督よ、この娘らは何時も戦っておるのか?」

 

「はい。」

 

そう聞かれて淡々と答えると、俺と赤城、夕立は総督の乗ってきた車に乗せられるとそのまま走り出した。

 

「赤城と夕立とやら。」

 

走り出してすぐ、俺の両脇に座る彼女らに総督はそう話しかけた。

 

「はい。」

 

「はい。」

 

2人はなんとなくだが警戒している。というか、怖がっている。いい例えが見つからないが、そんな雰囲気を出していた。

 

「ここには君らを深海棲艦だなんて呼ぶ馬鹿は居ない。もっと気持ちを落ち着かせてはどうだ?」

 

そう言った総督は俺たちに缶コーヒーは飲むかと言って、種類を見せた。俺たちを気遣ってかブラックとカフェオレをどちらも3本ずつ用意していた。

だが、俺はどちらにしようか悩んでいると両脇の赤城と夕立は何か分からない様で頭上にハテナマークを浮かばせていた。

 

「提督?」

 

そう首を傾げる赤城にコーヒーくらい食堂で出るじゃないかと言うと、飲んだことが無いと言った。

 

「すみません総督。カフェオレを2人に。私はブラックを。」

 

そう言うと手渡してくれた。総督は余ったブラックのプルタブを開けると、口に流し込んだ。

その光景を見ていた赤城と夕立もプルタブを開けて、コーヒーを口に含むとパァーと笑顔になり、おいしそうに飲んでいる。

カフェオレに夢中になっていた赤城は途中で俺と総督がそれを見ているのに気づいて顔を赤くしてすみませんとだけいった。

 

「いいんじゃよ。美味しいかったのなら帰りに鎮守府の艦娘全員分用意して贈ろう。」

 

そう言って総督は笑った。

 

総督が笑っているのを尻目に夕立は俺が開けてチビチビ飲んでいたブラックコーヒーを見ていた。

 

「どうした?」

 

「夕立、そっちも飲んでみたいっぽい。」

 

そういつも通りの口調でそういった俺は、そのまま缶を渡すと、夕立は口をつけて飲んだ。

 

「.....ングッ......苦いぃ~。」

 

そう言って困った顔をしてる夕立を見て総督はまた笑った。

 

「まだ夕立には苦かったかもな......。カフェオレは残っているじゃろ?それで口を治せ。」

 

そう言われてはーいと言って夕立はカフェオレを飲んだ。

 

「カフェオレは苦くなくておいしいっぽい!」

 

そう言った夕立を見て笑う俺と赤城、総督だった。

総督は雰囲気は萎縮してしまうほどのモノを持っているが、話してみると何だか近所のおじさんみたいだった。俺はそれがなんとなくだがうれしかった。

そうやって全員が飲み終わるのを総督は何の気ない話をして、数十分話すと表情を変えた。

 

「提督。君からの書類はワシが読ませてもらった。君が別の世界から来た人間だという事も知っておる。それで、あそこに書いてあった事は本当かね?」

 

「はい。確かです。」

 

「それで、警戒には艦娘が自ら名乗り出て門兵と協力して任務に当たったと?」

 

「そうです。」

 

「因みに君が警備を指揮していたのかね?」

 

「いいえ。今おります、赤城が執っておりました。」

 

そう言うと総督は『最終確認じゃ。軍法会議では君ら全員が壇上に上がってもらうからの。』とだけ言って、さっきまで話していた内容をぶり返して話し出した。

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

軍法会議はどうやら軍の施設内で行われる様だが、その施設の前には多くのメディアの取材班が集まっていた。カメラを構えてフラッシュを焚き、こちらを写真で撮っている。

 

「彼らは気にするな。中は映らんからの。」

 

そう言って総督は笑ったが、赤城と夕立はそれを訊きつつも外の様子を見ていた。警戒した顔で。

 

「中に入ったらすぐに始まるらしいから、服装を正しておくとよいぞ?」

 

そう言って総督は笑っていた。

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

車を降りて入り口を入り、大きな扉の前に来ていた。

そこからは中の音が聞こえており、ざわざわしている。どうせ軍人だろうと俺は思っていたが、総督は俺にぼそっと言った。

 

「ざわざわしておるのはメディアじゃ。軍人は軍法会議の場では許可が出るまで喋らんからのぉ。」

 

そう言って俺はドキリとした。何故、この場にメディアが居るのか。その意味は何なのか。俺は考えを巡らせていたが、赤城と夕立はそんなの何の気なしにキョロキョロして初めて見た光景を楽しんでいた。

 

「では入るぞ。」

 

そう言って総督は扉に手をかけて部屋に入っていく。俺と赤城、夕立もそれに続いて部屋に入っていった。

中にはよくテレビで見るような裁判所の様な位置で家具などが置かれていて、傍聴席の様な所にカメラや取材班がたくさん入っていた。

フラッシュの音と光で右側がまぶしいし、熱かったが俺は気にせず総督に着いて行き、椅子に座った。

 

「これより軍法会議を始める。」

 

そう言ったのは軍服を着た体のゴツい男。何だかラ○ボーでも見ている様だった。

 

「横須賀鎮守府司令官から訴えられた内容について説明を行うが、端を折って説明する。今日から約3週間前、横須賀鎮守府警備部の門兵が不審人物として通報したのが始まりだ。不審人物は軍人の様な体格をしており、頻繁にその場所に現れていた。それを見ていた門兵は上司である今はここには居ないが武下大尉に相談、様子見をしていたところ海軍本部所属の諜報員という事が判明。武下大尉は提督に報告すると部下に対して諜報員の動きと目的を通達。警戒態勢に入った。ここまではよろしいかな、提督?」

 

「はい。」

 

「部下は諜報員の目的が達成される事を恐れ、門兵と合同して警備を開始。一週間後に諜報員が鎮守府に侵入。その際に提督は右胸を撃たれたと言うのが今回の軍法会議の内容だ。」

 

ラ○ボー的な男はそう言って机を叩いた。

 

「ここで何故軍法会議にメディアが入ってるかの説明をする。これは今まで深海棲艦と戦ってきた真実を国民の皆様に伝えるものである!」

 

そう言ってラ○ボー的な男は俺を見た。

 

「部下は連れてきたか?」

 

「部下、でありますか?」

 

「あぁ。」

 

そう言われて俺は戸惑いながらも手で赤城と夕立を呼び、横に立たせた。

 

「君たち、所属を言いなさい。」

 

そうラ○ボー的な男に言われて状況が掴めないまま赤城は言った。

 

「横須賀鎮守府艦隊司令部所属 第一艦隊 航空母艦 赤城です。」

 

「横須賀鎮守府艦隊司令部所属......えーと、提督さん。私はどこ艦隊だったっぽい?」

 

「あぁ......。第一水雷戦隊とか言っとけ。」

 

「......横須賀鎮守府艦隊司令部所属 第一水雷戦隊 白露型駆逐艦 四番艦 夕立です!」

 

そう言うとメディアからどういう意味だとあちこちから声が挙がったのでラ○ボー的な男は言った。

 

「今まで国防を担ってきたのは彼女たち『艦娘』と呼ばれる存在だ!彼女らはそれぞれ軍艦の指揮を執り、数年前に壊滅し海軍の代わりに深海棲艦を駆っている!!」

 

そう叫ぶとメディアから今度は『艦娘とは何だ!』という声が挙がり、ラ○ボー的な男が説明を始めた。

 

「さっき言った通り、彼女らは軍艦の指揮をし、海軍の代わりに戦っている!だが、補足は点けるべきだろう。提督、艦娘に艤装を身に纏う事は出来るか聞いてくれ。」

 

そう言ったラ○ボー的な男は腕を組んだ。

 

「赤城、夕立行けるか?」

 

「はい。」

 

そう言うと赤城の身体は光に包まれて、矢筒を携え弓を持ち、甲板を肩から垂らした。そして夕立も光に包まれ、煙突を背中に背負い、砲を手に持った。

 

「彼女らはこういった特殊能力を持つ人間だ。現在の彼女らは軍艦と同じだけの攻撃力を持っている。それが艦娘だ。」

 

そう言うと取材班はざわざわとしてきて、質問が飛ばなくなったのでラ○ボー的な男が説明を始めた。

 

「今回の軍法会議では提督暗殺を企てた海軍本部を裁く他に、海軍本部による艦娘の不当な扱いを強いている件についての弾劾である。」

 

そう言って俺は最初に立っていた席に戻されて、炎々と海軍本部上層部(※作中での上層部)がラ○ボー的な男に言及されて最終的に言質を取られて判決が下った。この間3時間。

 

「本軍法会議にて海軍本部への処罰が決定。海軍本部は解体し、所属している上層組織メンバーは逮捕。国内各地の鎮守府への待遇を改善する。それと横須賀鎮守府司令官暗殺を企てた将官3名は射殺とし、我々大本営は横須賀鎮守府への資材援助並びに、新たに追加で警備を増やす。」

 

この言葉で軍法会議が終了した。

この間、俺と赤城、夕立は何もしなかった。

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

軍法会議が終わり、出席していた海軍本部最高司令官は連行されていった。因みに小銃の銃口を突きつけられて。

それを見送るとラ○ボー的な男が俺たちに近づいてきた。

 

「提督、いや......赤城と夕立。これまで我々が手綱を握っていなかった所存で辛い思いをさせてしまって申し訳ない。」

 

そう言って頭を下げた。

 

「あぁ!頭を上げて下さいっ!!」

 

それを慌てて赤城が止めた。

 

「海軍本部の好き勝手させていたのには裁くための証拠がなかったのだ。鎮守府運営を直接していたのは海軍本部だったのと、大本営はそれに干渉する事が出来なかったのだ。本当にこれまで済まなかった。」

 

そう言うと再び頭を下げた。もう赤城も諦めたのか、また頭を上げてほしいと言って何も言わなくなった。

 

「別の世界に指揮を押し付けてしまったのも海軍本部の人間だ。提督も済まなかった。この世界の人間ではないのに......。」

 

「いえ。」

 

「だが、この別の世界に指揮を押し付けるこのシステムは既に広まってしまったので変更することが不可能だ。かといってこちらの人間にとてもじゃないが、鎮守府運営に充てれる人材がない。そこで現在、指揮が止まっている鎮守府の指揮も頼めないだろうか。」

 

突然ラ○ボー的な男はそう言って来た。

 

「それは『時雨のノート』にあった艦娘が釣りをしている鎮守府っぽい?」

 

夕立はそれに反応してそう答えた。確かにその鎮守府の記録なら時雨がとっていた。

 

「『時雨のノート』とは何か分からないが、そう言うところもあるそうだな。何でも提督からの指令書の届かなくなった鎮守府には物資の搬入をしなくしていた様だな、海軍本部の連中は。」

 

そうラ○ボー的な男は言った。いい加減このラ○ボー的な男って呼ぶのにも嫌気がさしてきたので名前を聞くことにした。

 

「それで、貴方は?」

 

「あぁ俺か。俺は大本営海軍部艦隊司令官の新瑞(あらたま)だ。これから度々顔を合わせるだろうから覚えてほしい。」

 

そう言って新瑞は俺に手を差し出した。

 

「よろしく頼む。」

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

新瑞と話した後、総督の車に乗せられると鎮守府の帰路に着いた。軍法会議が行われた施設から出る際にメディアから詰め寄られて数十分立ち往生したが、守衛が小銃を上に向けて発砲。道を開ける様に言うとすんなり通る事が出来た。何故撃ったか総督に訊くと『どう捉えようとあれは軍の将官へ危害が加わると捉えらえてしまったんじゃ。発砲して威嚇するのも無理はない。』とだけ言われた。

 

「やはり喋らんでも済んでしまったか。」

 

そう言った総督に俺は聞いた。

 

「何故そのような?」

 

「あれは形式では軍法会議だったが、本当は海軍本部の連中の悪行の見せしめにやったことじゃ。それとあの新瑞の言っていた指揮が止まっておる鎮守府の指揮の事じゃが、そちらに居ない艦娘を丸々全員移籍させるつもりじゃ。」

 

そう言われ思考停止した。いま居ない艦娘を全員移籍されるとなると、俺として困る事がある。それは、全員の口調を把握していない事だ(※唐突にメタ発言)。

 

「それはこちらとしては遠慮したいのですが......。現状でも手一杯でして......。」

 

そう言うと総督は目を輝かせた。俺の直感が警報を鳴らしている。まだ会って間もないが。

 

「ならば3人、3人の艦娘なら引き取ってくれるか?」

 

そう言われても本当に余裕が無いウチの鎮守府。赤城の方を見たが、どうやら赤城目線でも無理っぽい。

 

「すみません......。何分、艦隊司令部レベルが足りないもので。」

 

そう言ってやんわり断る事にした。総督は納得していない様だったが、結局海軍本部が運営していた資源を収集する鎮守府と指揮が行われていない鎮守府は一括に纏めて指揮することになったらしい。

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

鎮守府に着くと総督は俺の目の前に大量のカフェオレの缶(ダース買いしたもの)を置いて行った。行きに言っていた贈り物だろうと俺は思って、門兵に頼んで運ぶのを手伝ってもらった。

運び終えると俺たちは執務室に戻り、背中を伸ばしていた。

 

「はぁーー。立ってるだけってのも面白くないな。」

 

そう言ってると執務室の扉が開いた。

 

「提督ぅー!!どうだったデース?」

 

「提督ー!軍法会議どうだった?」

 

金剛と鈴谷が最初に入ってきた。

 

「司令!どうでしたか?」

 

「提督、帰ったみたいだね。」

 

「司令官!どうでしたか?」

 

番犬艦隊の比叡と時雨、朝潮が入ってきた。

 

「提督、吉報を期待しているぞ。」←長門

 

「あら?おかえり。」←陸奥

 

「提督。どうでしたか?」←扶桑

 

「提督......。あいつらに天罰は?」←山城

 

「提督、瑞雲で海軍本部を攻撃する許可とか取れなかったか?」←日向

 

「ちょ、日向!それはないでしょ!!」←伊勢

 

「提督。おかえりなさい。」←加賀

 

と個性的に入ってきた戦艦勢と加賀。

その後ろには軍法会議の結果が気になってか全員が集まっていた。ちなみに間宮と伊良湖もいる。

 

「取りあえず結果はだな、海軍本部は解体。首謀者は銃殺刑だとさ。」

 

そう言って肩を俺は回したが、結果が気になっていた艦娘全員は手を挙げて喜んだ。耳を塞ぐほどに騒いで。

俺としても艦娘の扱いに関してはそれくらいしないといけないだろうとは思っていたが、どうして大本営は艦娘の待遇改善を計画していたのか、気になった。だがここは素直に悪の元凶である海軍本部が消えたことを喜ぼう、そう考えた。

 

「よっしゃ!今日は宴会だ!!」

 

そう俺が叫ぶと艦娘たちも同調して『おー!!』と叫び、夜には門兵も巻き込んだ大宴会が屋外で行われた。侵入者の警備の時に、門兵と艦娘たちは仲良くなったらしい。これは俺も知らなかった。

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

「何時になったら出れるのだろう......。」

 

地下牢獄にはまだ侵入者が捕まっていた。

今となっては母体である海軍本部は無い為、提督が大本営に捕まえている趣旨を伝えないと侵入者は一生ここから出られない。

戦艦勢と赤城、加賀に尋問された後、最後に出た長門に『そこで反省していろ。お前らが肥えてこられたのは艦娘のお蔭だ。』と言われて、最初は抵抗していたがもう抵抗する気にもなれなかった。

 

「釈放は......無いな。」

 

そう侵入者だった男は呟いた。

そもそも着任して早々に任せられた任務がここまでのものだとは男も思ってもみなかった。基礎訓練を受けて兵になったが、諜報員としてのスキルは何一つ持っていなかった。気付かれたが運よく見つかる事なく目標に近づくことができたが、慣れない拳銃に右胸を撃ってしまった。その上あの夕立とかいう中学生くらいの女の子の気迫に負けた。

 

「反省してろってか......。」

 

そう言って男が目線を落とした先には、食事を持ってくる艦娘が殴ってへしゃげた鉄柵の一部。男はもう提督に手を出さない事を心の中で誓った。

 




これにてこの編は完結です。侵入者の意外な事実がやっと判明しましたねw
感想なんかにも予想がたくさん寄せられていましたが、オチはまぁ......ネタありなものですからこうなります。

番外編はまだ未定です。もう少し時間を置こうと思います。

ご意見ご感想お待ちしてます。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。