椿の花の色~あなたは私の胸の中で炎のように輝く~ 作:桜華惨禍
どうぞ
~前回からのあらすじ~
睦月ちゃんが改になります。
∽ ∽ ∽
「改ですか?」
「えぇ、そうですよ」
そう、優しく答えてくれる翔鶴さん
「おめでとうございます♪ 睦月姉さん」
「ぷっぷくぷー!! 睦月おねーちゃんおめでとぴょーん!!」
「おめでとう、ございます」
姉妹の皆から祝福された。
改かぁ~。どんな風になるんだろう?
改がどんなものか調べたときパワーアップと装備が新しくなるったり、枠が増えたりするって聞いてるから楽しみだな~。
「では、明日お昼から明石さんの工廠に来てくださいね。時間厳守ですよ?」
「はい! わかりました!」
個人的にいい返事をして、翔鶴さんは一度頷いて去っていた。
その後、皆で間宮さんにデザートを頼んでお祝いして貰った。
明日が楽しみだな~
∽ ∽ ∽
~改造当日の昼~
「いらっしゃい、睦月ちゃん」
「こんにちわ! 明石さん!」
「元気が良いね~。さて、早速改になろっか」
「おぉー、睦月、感激ぃ!」
「それじゃあ、取りかかろっか」
~一時間後~
「うんうん、無事に終わったね」
「おぉー、このみなぎるパワー!睦月、感激ぃ! およ?」
「うん? どうしたの?」
「あの睦月に見た目の変化あります?」
と言うか、全然変わってなくない?
「あ~。改で見た目が変わること変わらない子がいるからね~。睦月ちゃんは後者だっただけだよ?」
「ふえぇぇ……。そうなんですか……」
「だけど、安心して改を越える改二になったら凄く見た目が変わるからね♪」
「にゃんと!」
改二の情報は初めて聞いた!
凄く変わるか……。
つまり、改二になったら現時点で胸部装甲が負けてる夕立ちゃんを越えるボン・キュ・ボンなボデーのアダルティな睦月ちゃんになれるって言うのかッ!!
夢がヒロガリングだな!
「睦月ちゃんのこれからの活躍に期待してるよ♪」
「はい!」
早く改二になりたいなぁ~っと!
∽ ∽ ∽
~浴場~
「睦月ちゃん改おめでとっぽい!」
「いひひっ、ありがとにゃしぃ夕立ちゃん♪ そう言えば夕立ちゃんはもう改だったにゃん?」
「ふっふーん、夕立はとっくの昔に改っぽい!」
と、発展途上中のそこそこある胸を張って言う夕立ちゃん
エロい
「早く改二になりたいっぽい」
「睦月も~」
改二……。
素敵な響き……。
あっ、因みに姉妹の皆はとっくの昔に改でした。
はい
「そう言えば、お姉ちゃんの時雨はもうすぐ改二っぽい」
「およ? そうなの?」
「うん、だから夕立も早く改二になりたいっぽい」
「なら、お互い頑張ろうね夕立ちゃん♪」
「これからも宜しくっぽい!」
と、浴場でそう二人で締めくくった。
この後は前回のような事は起きてない。
起きてないったら起きてない。
∽ ∽ ∽
~夜、寮の睦月型の部屋~
「改めておめでとうございます。姉さん」
「えへへ、ありがとねっ! 如月ちゃん」
「えぇ、改二なるのは、一緒ぐらいが良いですね姉さん」
「ふふん、改二なるのは、睦月が先だよ!」
「うふふ~。楽しみですね♪」
「いひひっ、楽しみにまっててにゃ! 如月ちゃん」
こうして、今日は如月ちゃんと同じベッドで寝た。
後から弥生ちゃんも卯月ちゃんも入ってきていてぎゅうぎゅう詰めで暑かった……。
∽ ∽ ∽
~Xデー~
貼り紙
『鎮守府近海対潜哨戒任務
指名
航空戦艦
山城
軽空母
龍驤
軽巡洋艦
那珂
駆逐艦
睦月
以上四名は執務室に来るように』
次回を楽しみにしていただけたら幸いです
誤字報告あれば宜しくお願いします