ガンダムビルドファイターズ 勝利の栄光をヅダに!   作:MR.ブシドー

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皆さんお久しぶりです
最近はガンプラをカリカリとヤスり、塗装してニヤニヤしているMR.ブシドーです!

さらにマキブonでは職場の先輩とタッグを組んで頑張っているのですが…………先輩が後衛だからヅダが使えない!
なのでガンダムレギルスを使ってる日々なのですが、使っている内に愛着沸いてガンプラ作ってしまいました(笑)

それでは本編どーぞ!


私たちがкомандаなんだよ

「それにしても珍しいな。美桜が俺たちを呼ぶって」

「……でも、亮だけにはわがまま言ってない?」

 

 

 亮、愛、志織は学校が終わってから、美桜に頼まれて模型店に向かっていた。

 桜と晃とアーニャがいないのは各々のガンプラの修理のためで、晃はその手伝いをさせられているのだ。

 

 

「でも……なんで美桜ちゃんは3人で絶対に来る様に言ってたのでしょうか……?」

「美桜はたまに飛んでもない事を思い付くからな」

 

 

 そうこうしている内に模型店に到着すると、亜御の両親に挨拶してから3人は奥にある筐体の部屋に向かう。

 筐体のある部屋では美桜が1人で待っており、亮たちが入って来たことに気付いた美桜は帽子を被り直してから近づいた。

 

 

「思ったより早かったね、兄さん」

「で、俺たちを呼んだ理由は何なんだ美桜? ここに来る様に言ったって事はガンプラバトル関連とは思うけど」

「それは全員揃ってから話すよ。まだ霊香たちが来てないから」

「……たち?」

 

 

 少なくとも霊香を含めてもう1人ほど来る予定があると言う事だ。

 愛と志織は首を傾げているが、亮に関しては霊香以外に来るかも知れない人物について予想が出来ていた。

 

 

「まぁ……待つまでもなく来たみたいだね」

 

 

 模型店の入り口から聞き覚えのある声が聞こえ、霊香と金髪の少女が入って来た。

 

 

「何で美桜は先に行ってるのよ! この子は全く起きないし!!」

「く~…………」

「仕方ないんじゃないかな? 誰かが予約しないといけないし……君がじゃんけんで負けたんじゃないか」

 

 

 相変わらず仲がいいのか悪いのかわからない美桜と霊香で、愛と志織は見知った2人に1人ほど増えているので亮の方を見ていた。

 

 

「あの金髪は里崎 莉菜。美桜とずっと同じクラスの友人だよ」

「……亮の周りは小学生ばかり?」

「それは否定させてもらっておくぞ。美桜、これで全員なのか?」

Да(そうだよ)。それで兄さんたちにお願いなんだけど……私たちと戦って欲しいんだ」

「み、美桜ちゃんたちと……ですか……?」

 

 

 美桜は真面目な様子で亮たちにバトルを申し込んだ。

 高校生対小学生のバトルはやる前から結果が見えていそうなバトルなのだが、霊香はこの前まで高校生のファイターを倒して来た紅い悪魔であり、美桜はそんな霊香に勝ったりしている。

 実力がわからないのは未だに寝ている莉菜ぐらいであろうが、美桜と霊香がメンバーに誘うぐらいなのだから実力はあるのだろう。

 

 

「ちなみにバトルの方法は3対3のチームバトルだよ。今度の大会ではその方法らしいんだ」

「って事はお前たち3人は……」

「そう、私たちはкоманда(チーム)なんだよ」

 

 

 美桜は自慢気に説明していると、霊香は部屋にあるベンチに莉菜を座らせて頬をペチペチと叩いて起こそうとしていた。

 

 

「チーム名はマールィソルダートだよ。それで、私たちのバトルを受けてくれるかい、兄さん?」

「俺は売られたバトルは買ってやるよ。例えそれが実の妹からだとしてもな」

「……私も構わない」

「え、えっと……右に同じく、です……」

 

 

 美桜は微笑むと缶コーヒー(ブラック)をどこからか取り出し霊香にパスすると、それをキャッチした霊香が莉菜に無理矢理飲ませた。

 飲ませ終え霊香はゴミ箱に缶を捨てると同時に、莉菜があくびをしながらゆっくりと立ち上がる。

 

 

「ふぁ~…………むにゃむにゃ…………あ、おはようございます?」

「いや、もう夕方だからな?」

 

 

 目を覚ました莉菜は亮たちに挨拶をしてから身体を伸ばし、周囲をキョロキョロと見回してた。

 

 

「…………ここは何処ですか?」

「今日はお兄ちゃんたちとガンプラバトルするって、キチンと説明したじゃない!」

「…………そうでしたね。寝起きで忘れてました」

「莉菜が寝起きで悪いが、早速始めるとするか?」

「そうだね。時間の余裕は余りないからね。無理を言って、今は此処を貸し借りにしてもらってるし」

 

 

 6人は各々筐体の前に3人ずつのチームで並び、バトルシステムが起動してプラフスキー粒子が放出される。

 今回形成されたフィードバックはトリトン基地である。

 

「さてと……久しぶりに出番だぞブレイズ」

「……地上で良かった……です」

「……確かに、ヒルドルブには宇宙は……辛い?」

 

 

 

 そんなやり取りをしながら各々がガンプラを取り出し、亮は久しぶりにイフリート・ブレイズを取り出していた。

 ふと気になり志織の方をチラリと見ると、その手には普通の戦車のようなヒルドルブの姿があった。

 流石にあの兵器は取り外したのであろうが……ヒルドルブの脚回りの先端に凄く尖っている物が見えるのだ。

 亮はこの時、そういえば志織のヒルドルブにはブースターが付いてたようなっと思い返していた。

 

 

「流石に()()はないよな……?」

「……どうかした?」

「いや、何でもない」

 

 

 亮は顔を振ってその考えを振り払い、イフリート・ブレイズをセットする。

 

 

「矢倉 亮、イフリート・ブレイズ、出撃する!」

「……御影 愛、アストレイロストフレーム聖、行きます」

「神通 志織、ヒルドルブ・センチュリオン、出します!」




っとまぁ今回はここまでです

何となくオリジナルロボット小説とか考えてみてます
書き始めるかは未定ですが……投稿した際はよろしくお願いします!

それではまた今度!

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