バカと魔王と召喚獣【凍結中】   作:混沌の魔法使い

87 / 158
どうも混沌の魔法使いです。 今回は通常競技と言いたいですが、違います。混沌の魔法使いクオリテイの競技です
どんなものになるかはどうかお楽しみに、それでは今回の更新もどうかよろしくお願いします

あと競技の順番は多少変更しているのでご了承ください。この後に2-Aと3-Aの試合があり。そして次の試合となりますので


第86話

 

 

第86問

 

誰か僕を助けてください。いま僕が考えれるのはそれだけでした……

 

野球大会の初戦に勝利し、待機所に戻り次の競技をプログラムで見た

 

【学年競技 2人3脚障害物レース BY教頭】

 

博士ーッ!!! 悪乗り勘弁してしてください!!! 僕はそう叫ばずに入られなかった。何故かって? そんなのは簡単だ

 

「アキ。早くクジを引きなさい」

 

「そうですよ。明久君早く引いてください」

 

「明久、後がつかえてるんだから早く引く」

 

修羅のごとき視線の美波たちの目が死ぬほど恐ろしい。しかし今回の被害者は僕だけじゃなかった

 

「……これは学年競技。だから雄二は私と組むべき」

 

「おい、翔子。なぜ既に2枚のくじを持っている? しかも同じ番号」

 

「……脅し……こほん。話したら快く交換してくれた」

 

「今脅したって言おうとしたよな!! あそこで顔面蒼白で蹲ってる男子2人は何だ!?」

 

雄二の視線の先には顔面蒼白で滝のような涙を流す男子が2人。一体何をされたのか? 考えるだけでも恐ろしい

 

「……私は何もしてない。ちょっと痛め……お願いしただけ。くじを渡すか、腕をへし折られるかって」

 

「それはお願いじゃなくて脅しだ!!! 「……雄二。私とペアを組むか、腕をへし折られるか好きなほうを選んで」ッぎゃあああああッ!!!」

 

雄二が絶叫し蹲る。相変わらずの攻撃力だ。乙女と魔王のバランスは本当に凄いと思う

 

「ムッツリーニ君♪ A-6番を引いてね?」

 

「……断る、大体500枚近いなかでA-6なんて引けるわけが……ダラダラ」

 

「あはっ♪ 1-6! 大当たりだね♪」

 

ムッツリーニが工藤さんに捕まった。絶対なんか仕掛けてる、だってくじ引きを管理してる生徒の顔が超引き攣ってる

 

「ふむ。F-17番」

 

龍也がそう言うとセッテ様の目が子供のように光り輝いたと思うと

 

「私です! 龍也さまぁッ!!!」

 

歓喜の余りか龍也に両手を広げて飛びつくセッテ様と

 

「「「「なんでなの!!!」」」」

 

絶望したと項垂れる魔王様達の反応を見ながら僕は

 

(これで龍也はセッテ様とコンビのようだね)

 

冷静にそんな事を考えている間に、セッテ様はLOVE-と叫んで龍也に引っ付いてる、魔王かしないと普通って感じなのになあ。と思っいながら正面を見る

 

(あ、これもうだめだ)

 

眼からハイライトが消えて凄い顔で僕を見てる美波達。これ以上引き伸ばすと命がない、僕はそう判断してくじを引いた

 

「F-6番」

 

「やったぁ♪ ウチの番号♪」

 

イエーイと両手を挙げる美波と対照的に項垂れる瑞希と秀吉の反応が凄かった。もう今にも美波を襲ってでも番号を奪うと考えているのが一目で判る。話を変えたほうが良い、僕はそう感じとって

 

「そういえば次の試合ってどうなってるのかな? 瑞希」

 

「え? あ、そうでしたね。今は体育館で3年生が試合をしてますが、延長に入っているのでドローになって両方負けそうですね」

 

「そうなりそうだね。そしたら次は……2-Aか3-Aだけど……可能性としては2-Aかな」

 

思考を切り替えた秀吉と瑞希。何とかなったみたいだね、良かった良かった

 

「……雄二。お義母さんから何か預かってない?」

 

「………すまん、持ち物検査で取り上げられちまった」

 

「……そ、そんな……」

 

「まぁ心配すんな。取り返してやるからよ」

 

「………ありがとう。雄二」

 

……声だけ聞けば良いやり取りなんだろうけど。雄二がアイアンクローで吊るされてるから感動も半分になってるように思える

 

しかし話を聞く限りでは何をとられたのかが判らない。でもきっと霧島さんにとってとても大事な物だというのは判った

 

『これより、各学年対抗2人3脚障害物レースを始めます。生徒の皆さんは移動してください』

 

そのアナウンスに従い移動を始めたのだが、そこで待っていたのは予想もしない恥辱の数々だった……

 

 

 

「ん? なんだ2年はお前か、坂本」

 

「どうも」

 

無愛想に返事を返す坂本に

 

「おいおい。そんな無愛想な面すんなよ。なんだ? 俺が嫌いか?」

 

そんなに嫌われるような真似はしてないと思うんだがな? と思いながら尋ねると

 

「借りの返し方が判らないから何と言えば良いのか判らない。常村先輩」

 

「かっかかっ!! そんな気にすんなよ」

 

坂本の肩をバンバンと叩く。なんだこいつ意外といい奴だな。見た目でそんするタイプだな、俺と一緒だ

 

「で。ま、くだらなねえ。子供の遊びだがフェアに行こうぜ」

 

「ああ。手は抜かない」

 

にやりと笑う坂本と判れパートナーの所に行く、3-Fの藤下京子。運動部なので成績は今一だが、身体能力は抜群だ。早々負けはしないだろう。ただ1年は野球部同士のコンビ、男と女のペアよりかは気心知れてる仲同士の男同士のペアの方が協力かも知れない

 

「まぁ楽に行きましょうよ」

 

「……不安だ」

 

藤下は通常時こそ温厚だが、こと勝負事になると恐ろしく熱くなる。暴走しないかが激しく不安だ、そんな不安を感じながら競技が始まった

 

「1・2! 1・2!」

 

声を出して、坂本と霧島のコンビが一歩先に出る。なんか以外くらい息が会ってて速い

 

(あの2人って喧嘩とかしてるって良く聞いたのはガセか!?)

 

2年の霧島は非常に凶暴な性格をしていて、同じく2年の坂本をよく三途の川送りにしていると聞いていたのだが……

常村は知らないが雄二と翔子は幼馴染だ。普段こそあれだが、息が会うのは当然。こういった競技では間違いなく強いのだが

 

「おーいっ!!! なんじゃこりゃあッ!!!!」

 

先に走っていた坂本が絶叫する。目の前には机と便箋、教頭が考えた障害が書かれているはずだ。その内容は一体? なんなのかと思っていると霧島がきらきらとしためで

 

「……お姫様抱っこ♪」

 

「マジで? やらない「……雄二?」ッぎゃあああああッ!!! やる! やります!!!」

 

アイアンクローで悲鳴を上げた坂本が霧島をお姫様抱っこで抱え走り出す。障害って言うかあれ嫌がらせじゃ? そんな事を考えながら封筒を開ける

 

『常村君が藤下君に抱っこされる やらない場合。3分のペナルティ』

 

「なんでだよっ!!!!」

 

嫌がらせだろ! これ100%嫌がらせだろう!!!

 

「仕方ねぇ。3分……おい、藤下何普通に紐を解いている? そしてなぜ両手を広げる」

 

後ずさりながら尋ねると藤下はニヤリと笑い

 

「私は負けるのが大っ嫌いなのよ!」

 

「ちょ!? や、止めろおおッ!!!」

 

藤下の悪い癖が出た。俺は女子にお姫様抱っこで抱えられレースをするというわけの判らない。罰ゲームをする羽目になった……余りに恥ずかしく。オレは両手で顔を隠し続けた……なんで俺がこんな目にそう思うとゴールした後で涙が出た

 

なおあまり関係ないが、この後俺は藤下と付き合うことになった。人生何が起こるか判らないとよく聞くが、これは最も驚くべき事だと思う。因みに夏川は夏川で

 

「あー、うん。その久しぶり」

 

「そ、そうね。こうして顔を見合わせるのは中学校以来かしら?」

 

3-Cの島本 美奈となんか顔を見合わせていた。なんでも幼馴染とかで引越し、進学で疎遠になっていたらしい。なおこっちもこっちで後に付き合い始める事になったらしい

 

 

 

明久&美波ペア

 

「あのさ。博士って無駄に凄いよね?」

 

「そうね。あの人本当に天才なのね」

 

僕と美波の前のコンビはと言うと……

 

「す、滑る!? ちょっ待てよ!!」

 

「離せ! 俺まで滑る! ぬおっ!?」

 

3年生2人がヌルヌルの通路に完全に捕まっている。博士って無駄に凄い、レースごとに違う障害を用意しているが準備が周到すぎると思う

 

「まぁ良いわ。アキ行くわよ?」

 

「え? 3分待つんじゃないの?」

 

3分待てば障害は無視できる。だから美波はそうすると思っていた、通路はヌルヌルだし、美波は女子だからだ

 

「待たないわよ、ウチは進む」

 

足の紐を解いた美波は僕に手を差し伸べて

 

「手を繋いでゆっくり行きましょう。それなら突破できる」

 

そう言う美波に頷き、その通路に足を踏み入れたのだが

 

「申し訳ないのですが、これもお姉様のため恨みはないですが。覚悟してください」

 

ささやくような声がどこかでしたと思った瞬間

 

バシッ!!!!

 

鋭い打撃音と共に足が何かに打ち抜かれる。とっさに下を見ると

 

(ご。ゴムボール!?)

 

それは小さなスーパーボール程度のボールだが、勢いがあった。そしてそれはそのまま明久の足元に転がり

 

「うわっ!?」

 

ツルン! 

 

つるつるの床とスーパーボールに足をとられ、僕の身体が身体が宙に浮く。このままでは美波を巻き込んでしまうと思い手を離そうとしたのだが

 

「ウチに任せなさい!」

 

「ええ!?」

 

美波は片手で僕を引き寄せ、そのままお姫様抱っこの体制にシフトした、何かが致命的に間違っている。それなのに

 

(あ。これがなんか普通って感じがする)

 

吉井明久……気付かぬうちに攻略される側のヒロインになって居たりする。勿論攻略するヒーロー(?)は

 

美波

 

瑞希

 

秀吉

 

 

???

 

の5名だったりする……恐らく彼の未来は誰かの主夫しかありえないだろう……ちなみに最後の人材は

 

「あ。ああ……なんて羨ましい」

 

明久をお姫様抱っこをする美波を恨めしそうに見ていたりする

 

 

 

 

ムッツリーニ&愛子ペア

 

 

くじ引きの相手脅しておいて良かったなー。500枚近い札から僕の番号を引かせるのは至難の業。だからちょっと脅してA-6を上において貰った。そして僕の狙い通りムッツリーニ君は僕のパートナーになった

 

(あ、なんかこれ凄く良い)

 

僕より少しだけ背の低いムッツリーニ君が良く見える。普段は斜に構えて捕まらない様にしてるから、こういうのは凄く珍しいと思うし、凄くいい物だ

 

「……工藤集中しろ。歩幅があっていない」

 

「え? あ。ごめんね?」

 

いつの間にか歩幅が少しずれている。それを修正するとまた勢いに乗りスピードが増す

 

(案外相性がいいのかも)

 

声を出さずとも歩幅はあっているし、スピードにも乗っている。僕は案外相性がいいのかもと思った、だが実際は

 

(……少しテンポがずれてる。修正を)

 

ムッツリーニが愛子の歩幅。歩き出すタイミングにあわせて自身の歩幅を修正していたのだ。この男は意外と人の波長に合わせるということが得意なのかもしれない

 

「え、これが障害みたいだね」

 

「……3分待とう」

 

「い・や♪」

 

即座に3分待とうというムッツリーニ君にそう言う。僕とムッツリーニ君の前に用意された障害は

 

『パートナーを抱っこする事』

 

僕でもムッツリーニ君も良いと指定されている。僕としては抱っこされるほうが良い

 

「抱っこしてよ」

 

「……嫌だ」

 

「首絞めるよ」

 

「……ぐえええ。絞めてから言うなあ……」

 

苦しいと身をよじるムッツリーニ君。その顔は若干赤みが差していて凄く良い。やっぱり僕はSなのかもしれない、ムッツリーニ君の顔が歪むのを見ると凄く楽しいし嬉しい

 

「……じゃあちょっと失礼する」

 

(おお、凄い)

 

ムッツリーニ君は意外と力持ちだった。僕を抱き上げても揺らぎもしない、細身だが力強い

 

(ああ……やっぱ僕はムッツリーニ君が好きなんだ)

 

ムッツリーニ君を何時も苛めてしまうが、やはり僕はムッツリーニ君が好きだと思う。ただ初めての恋でどうすれば良いかなんて判らない。だから苛めてしまう……この恋はどうしたら叶うのだろう? 恋と言うのは難しく叶えがたい。だがどうしても叶えたいと願う、それほどまでに僕は彼を欲している…… 

 

 

 

 

 

教頭と学園長

 

「教頭。あれはどういうことさね?」

 

隣の教頭にそう尋ねる。海外からの来賓がいる前で今やっている、障害物競走はどういうこと? と尋ねると

 

「来賓には受けてますよ?」

 

「方向性が違うさね」

 

確かに受けている、受けているが……ちらりと来賓席を見ると

 

「仲が良さそうでいいことだ」

 

「こういう馬鹿なことが出来るのは学生のうちだけですからね」

 

「ええ。昔が懐かしいですね」

 

ははははと昔を思い出して笑い合っている、その顔は穏やかだ。いつも見る来賓の顔じゃない、純粋に昔を懐かしんでいる子供の様な笑みだ

 

(高評価じゃないですか? なにか問題でも?)

 

(召喚獣システムじゃなくて競技で受けたら意味がないんだよ!)

 

小声でそう怒鳴ると教頭はにこりと笑いながら

 

(アピールすべきものは最後に持ってくるべきですよ? あなたはこの学園の長だ。どっしりと構えてくださいな)

 

この人を食ったような態度! しかし何故か説得力がある。

 

(大丈夫なんだろうね?)

 

(大丈夫ですって、次の2-Aと3-Aの試合では、なのは君達も出ますし。まぁ不安要素はありますけどね)

 

不安要素? 何を言ってるんだろうかと思っていると

 

「あー不味いなあ。マジ切れしてる」

 

教頭がそう呟きある一点を見ている。あたしもそっちを見ると

 

(なんて禍々しいだい!? あれが高校生さね!?)

 

空間が歪んでいると錯覚するほど憎悪に満ちた表情である一点を見つめている。高町とハラオウン、その視線の先を見て来賓は

 

「ほう。紳士的だな」

 

「見た目と違って良いこそうね」

 

「優しい男子って言うのは評価が高いわ」

 

八神龍也がゴール直前で転んだセッテ・スカリエッティをおんぶしてる姿がある。微笑ましいとも思えるのだが、背負われているセッテの目が勝ち誇っているのが凄く気になる

 

(なにか荒れそうだねぇ?)

 

教師の間でも魔王とあだ名される女生徒の話は通っている。そして次の野球大会は魔王とあだ名される生徒が4人も参加する

 

(大丈夫かねぇ?)

 

物凄く怒っていそうな高町とハラオウンを見て不安は感じたが。成績は超が付く優等生だ、きっと大丈夫だろと信じるしかない

 

そしてこの後すぐの召喚野球大会は凄まじいまでの試合となり、来賓が酷く感激する事となるのだが、あたしは不安でいっぱいだった……

 

 

 

障害物競走の終わった後。控え室に戻るときに一騒動が待っていた

 

「ふふふ、アキ大丈夫だった♪」

 

「え、う、うん……大丈夫だったよ? ありがと、美波」

 

美波が抱えてくれたおかげでヌルヌル通路は回避できた、だからありがとうと言うと美波はふふっと笑ってから

 

「良いの良いの、秋はウチを頼ってくれれば良いのよ。わかる?」

 

にこにこと笑う美波にどう返事をしようかと、考えていると

 

「そうですよ? 明久君は私と美波ちゃんを頼ってくれれば良いんですよ?」

 

いつの間にか後ろに来ていた。瑞希が僕の肩を掴んでそう告げる。だが僕はその瞬間

 

(危険だ!? これは危険だぁ!?)

 

本能が告げている、このままだと危険だと。でも目の前には美波、背後に瑞希と退路は無い。誰か話しかけてくれたら、この雰囲気は消える! 誰か居ないかと辺りを見回す

 

「よっと、これでどうだ?」

 

龍也はセッテ様の足首にテーピングをしている。さっき軽くねじったらしいとは聞いていた、龍也は頭がいいだけでなく。ああいう知識も豊富だなと思いつつも

 

(龍也は助けてくれないか……! ならば!?)

 

龍也は誰かの面倒を見ているときは、それに集中する。僕を助けてくれる可能性は0だ、ならばと次の人を探す

 

「……雄二、少しお話しよ♪」

 

「話をするのはかまわん、だがなぜ拳を握り締めている?」

 

「……大事な話だからね? だから行こう?」

 

「握りこぶしが気になるが……まあ嫌な予感はしないか……判った良いぞ」

 

「……うん♪ 行こう」

 

雄二! だまされちゃ駄目だ! 霧島さんの目が妖しく光ってるぞ! 絶対何か怒ってるよ!! だが僕の心の声は伝わらず、雄二は霧島さんに連れて行かれてしまった。ムッツリー二の姿も無い、聞こえるのは何処かから噴出されている鼻血の音だけ

 

「明久君」

 

「アキ」

 

「「驚いた?」」

 

「へっ!?」

 

悪戯っぽく笑う美波と瑞希に間抜けな声で返事をしてしまう。今の冗談だったの?

 

「まぁアキが頼ってくれるのは嬉しいからさ。困ったときには声を掛けてね?」

 

「私も美波ちゃんも全力でお手伝いしますから♪」

 

にこりと笑う瑞希と美波に

 

「うん。ありがとう」

 

魔王だのなんだの言われてるけど、やっぱり瑞希も美波も優しいと思う。僕はそんなことを考えながら美波達と喋りながら待機所に戻っていった……

 

だが明久は知らない、2人が話しかける前に秀吉を地面に沈めた事を……

 

そして心理として追い詰められた後に優しい言葉を掛けられると、落ちやすい事を……

 

そして明久に背を向けながら

 

((計算通り))

 

とあくどい笑みを浮かべている。瑞希と美波に……

 

明久は既に魔王の手の内に完全に落ち。踊らされていることに気付いていなかった……

 

 

第87問に続く

 

 




次回は野球観戦の話にしようかなと思っています。明久達の偵察って感じですね、激しい試合にしようかな?
それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。