バカと魔王と召喚獣【凍結中】   作:混沌の魔法使い

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どうも混沌の魔法使いです。今回でロリプレデターの話は終わりにしようと思います。それでは今回もどうか宜しくお願いします


第74問

 

 

第74問

 

セッテやリィン達と雑談しながら。のんびりとした時間を過ごしていると。玄関のほうからドンドンッ!! と激しく戸を叩く音がして

 

「うん? 誰かな?」

 

その切羽詰った感じに何ごとかと思い。扉を開けると

 

「「「助けてくれッ!!!」」」

 

「何があったのかね?」

 

額に大粒の汗を浮かべ。倒れこむように入って来た。明久達にそう尋ねると

 

「ちょっとね……シャマルさんのクッキーを食べた、玲さんが大変な事になっててね?」

 

「ああ。なるほどこの上なく判り易い説明だ。まぁとりあえず部屋に入れよ。勿論……後ろの皆様もね?」

 

明久達の後ろでにっこりと笑っている。魔王の皆様に声を掛け、リビングにと迎え入れた……

 

(なんか凄い事になってるな)

 

それぞれの周りを見てみよう……

 

 

明久

 

「あ、あのさ? 姉さん? 何で舌なめずりしてるのかな?」

 

「大して気にしなくて良いですよ? ええ。気にしなくて……イイデスヨ?」

 

にやりと魔王の笑み。しかも外見年齢が10歳前後なのが更に恐怖を煽るが……

 

「大丈夫だから。ウチがちゃんと護ってあげるから」

 

「美波ちゃんだけじゃなくて。私も護ってあげますから」

 

「2人より。私が護ってあげるから。心配ないよ」

 

美波・瑞希・秀吉がそれぞれ互いを牽制しながら。玲さんから明久を護っているが

 

(あれ。余計に怖いんじゃないか?)

 

目の前にロリ化した玲さんに、自身の周りに互いに互いを牽制している美波達。そしてその中央の明久は

 

「ど、どうしてこんなことになってるの?」

 

半泣きで体育座りをして。しくしくと涙を流していた……

 

(少し豪華なケーキでも出してやるか)

 

それくらいしかやってられないが、出来る限りの事はしてやろうと思う

 

 

康太

 

「ねぇ? お兄ちゃんってさ? やっぱはやてさんに言われたとおり。監禁とかしないと駄目なの?」

 

「それなら僕も一緒にやりたいなー♪ 色々と教え込んで調教するの楽しそう♪」

 

光の無い目で康太を凝視している。愛子達と

 

「ブンブン!!!」

 

残像が見えるほどの速さで首を振っている康太

 

「わー♪ 凄いですー♪」

 

「そうだね。残像が見えるね」

 

「おっもしろーい♪」

 

康太の首振りが面白いのかくすくすと笑っている。リヒト達

 

(楽しそうに笑ってるが。あれはリヒト達の情操教育に悪いな)

 

数少ない、私の癒しである。リヒト達までもが魔王化しないように気をつけないと。私の周りの女性は大概強く魔王だ、そんな中でリヒト達と遊ぶのは貴重な癒しだ。それを失わないように教育には気をつけよう。それが良いに違いない

 

 

雄二

 

「ユルセナイ・ユルセナイ! ユルセユルセユルセナイ!!!」

 

「ごっ!? がああああッ!!!」

 

雄二と翔子は言うまでも無く。R-指定の光景となっている、あれも何時もの事だ

 

「子供達よ。あれは見るべきじゃない。おいで」

 

「「「はーい」」」

 

とととっと駆けて来た。リヒト達を抱っこして、自信の背中で隠す

 

「げほっ!? た、たすけ……「うううううっ!!!」 ぐああああああっ!?!?」

 

雄二に馬乗りになり。首を絞めている翔子。何時も通りといえば何時も通りだが。なぜ雄二には常に死の危機と戦っているんだろ?

 

「ぐうううっ……うおりゃあ!?」

 

力強く締め上げている翔子の手を気合と同時に振り払った雄二は。素早く翔子を自分の上からどけた

 

「あっ……」

 

切なそうに言う翔子だが。さっきまで雄二の首をへし折ろうとしていた。姿を知っているので可哀相とは到底思えない

 

 

 

 

(相変わらず凄い事になっているな)

 

明久には常に捕食の恐怖が。康太には監禁・調教の危険が。雄二には死が常に付き纏っている

 

「やれやれ。どうしてこんなことになっているんだろうね?」

 

首を傾げながらそう呟くと明久達は

 

「「「お前の周りに居る。魔王達のせいだーッ!!!!」」」

 

声を揃えてそう叫ぶが。そんな事実は認められないのでスルーし

 

「それでは紅茶とお菓子の用意をしよう。少し待っていてくれ」

 

とりあえず。全員分のお茶とお菓子を用意しないとと思い。私はリビングを後にした

 

 

 

 

 

 

龍也がお茶とお菓子を用意すると言って部屋を出て。数分リビングに居るちびっ子達は

 

「むーむむ……えい! あー駄目だー」

 

「じゃ。じゃあ次私です。え、えい……♪ 揃いました♪」

 

「むーアザレアちゃんはババ抜き強いですねー」

 

「だなーアザレアってあんまり表情変わんないもんなー。げっ!?」

 

「そういうアギトは顔に出すぎです。はい、揃いです♪」

 

「次ヴィヴィオー♪ えい……むー外れ」

 

リィンちゃん・リヒトちゃん・アザレアちゃん達で1グループ アギトちゃん・ユナちゃん・ヴィヴィオちゃんで1グループとなり。ババ抜きをしているのだが

 

(なんか凄い真剣な顔をしてるなー)

 

見ていて微笑ましい光景なのだが。何故か全員が全員凄く真剣な表情をしているのが気になり

 

「ねぇ? 何でそんなに真剣な顔をしてババ抜きしてるの?」

 

僕がそう尋ねるとヴィヴィオちゃんが

 

「あのね? お兄様と一緒に寝る人を決めるババ抜きなんだよ?」

 

へ? 龍也と一緒に?

 

「そうそう。兄のベッドってそんなに大きくないから。全員は無理だから」

 

「ふ、2人まで、なんです」

 

「ですが、話し合いでは絶対に決まらないので」

 

「こうやってババ抜きで決めてるんだよ♪」

 

あーそれだから。そんなに真剣な顔をしてるんだ……と納得していると

 

「それは面白そうですね。セッテさん」

 

「はい? 何ですか?」

 

隅で本を読んでいたセッテさんに姉さんが

 

「トランプはありますか? それで少しゲームをやろうと思うのですが」

 

あれっ? 凄い嫌な予感がするよ?

 

「ありますよ。3組あれば足りますか?」

 

「ええ。それで構いません」

 

リビングの戸棚からトランプを取り出してるセッテさんを見ながら。姉さんが

 

「それでは美波さん。瑞希さん。秀吉さん。私とゲームをしませんか?」

 

「ゲーム……ですか?」

 

瑞希がそう尋ねると姉さんは

 

「ええ。トランプの勝者がアキ君にちょっと悪戯できるというのはどうですか?」

 

「「「!?!?」」」

 

美波達が魔王の笑みとなった瞬間。僕は生命の危機を感じ逃げ出そうとして

 

「賞品は逃げちゃ駄目ですよ?」

 

「ローぷっ!? 何時の間に!?」

 

僕の鞄から何時の間にか姉さんが取り出していたロープが僕に絡みつく

 

「では。勝負はダウトで決めましょうか」

 

「い、悪戯って言うのはどのレベルまでOKなんでしゅか!!!」

 

瑞希が顔を赤くして悪い顔をしてる。尋常じゃ無く恐ろしい。僕は咄嗟に

 

「雄二! ムッツリーニ! 助け……ってあれぇ!?」

 

雄二は机に手錠で拘束され。霧島さんと一対一で何かのゲームをしているし、ムッツリーニはムッツリーニで工藤さん達に両サイドを取られ。完全に逃げ道を絶たれた状況でトランプを手にしている。一体どんな会話をしてるんだ?

 

「……雄二が負け越したら、今日はこれを飲んで私の家に泊まって貰う」

 

「なんだその毒々しい薬は?」

 

「……これを飲んだら雄二は……」

 

「俺がどうなるって言うんだ?」

 

「……ぽっ……恥かしくて私にはいえない」

 

「待て。何だその反応は。何なんだその薬は!?」

 

「……ひ・み・つ♪ セッテ。2枚交換」

 

「はい。どうぞ」

 

どうやらセッテさんがディーラーとなり。ポーカーをしているようだが……あの毒々しい色のピンクの薬が何なのか気になる

 

「くそ……何がなんだか判らねぇが。負けられないのは確かのようだな……俺も2枚だ」

 

「どうぞ」

 

雄二の顔を見るととんでもなく悲壮な顔をしている。これは間違いなく

 

(セッテさんは霧島さんとぐるに間違いない!)

 

あのあくどい。霧島さんとセッテさんの顔を見る限り。どうみてもいかさまをしている!?

 

だがいかさまの瞬間が判らなければ、雄二は逃げる事が出来そうに無い

 

(くっ! 何とか頑張ってくれ。雄二)

 

僕は僕でロープでぐるぐる巻きなのでどうにも出来ない。自分の無力さを感じながらムッツリーニの方を見ると

 

「じゃあ。お兄ちゃんが負けたら。今日は愛子さんを家に泊めるね? お兄ちゃん達もお母さん達も居ないから別に良いよね?」

 

「……駄目! 絶対駄目!」

 

「駄目だって言うなら。僕達に勝ってね? ムッツリーニ君♪」

 

駄目だ。あっちもあっちで絶対ぐるになってる! 2対1じゃ勝ち目がある訳が無い!

 

(なんとか龍也が止めてくれるといいんだけど)

 

「今ケーキ焼いてるんだけど。チョコクリームで良いかー?」

 

「「「それで良いです!」」」

 

駄目だ!? ケーキを焼き始めたら暫くは龍也は帰ってこない!? と言うか僕達が助けを求めて来たのに何であいつはケーキを焼いてるんだ!?

 

色々と突っ込みたい所しかない! どうして僕達を見捨てるんだ! 龍也! 龍也ーッ!!!

 

「ごめんな。兄ちゃん。急にケーキ食べたいなんて言うて」

 

「構わんよ。すぐに作れるから」

 

魔王様ですかー!? 絶対はやて様もグルになってる!! 何段だこの魔王同士の連携のレベルの高さは!!

 

「ダウトです」

 

「くっ!? 玲さん。強いですね!」

 

「当然ですね」

 

僕の意思は完全に無視して姉さん達もトランプを始めている事に恐怖を感じていた……

 

 

 

~10分後~

 

「ジー」

 

「あ、あの? 瑞希? 何でそんな顔で僕を凝視してるのかな?」

 

どこから食べようか? と言う肉食獣の顔で僕を見ている瑞希にそう尋ねると

 

「あ。あの! 抱きしめてくるくる回るのはOKでしゅか!?」

 

「R-に引っ掛からない行動ならOKです」

 

「まって! 僕の! 僕の意見は無視なんですか!!」

 

「そ、それじゃあ。その抱っこさせてくださいね」

 

ぎゅーと抱きしめられる。もうとんでもなく柔らかい感触と甘い香りの

 

「や、やめてー!!」

 

なんか駄目だ! この甘い香りと柔らかい感触は僕の理性を削り切ってしまう!

 

 

 

「ストレートフラッシュ」

 

「……くっブタだ」

 

「坂本の1勝2敗。では次のゲームに入ります」

 

 

「はい。お兄ちゃんの負けね?」

 

「くふふ♪ ムッツリーニ君を苛められるのって楽しみだなー♪」

 

「……くっ! 次は負けない!」

 

 

雄二もムッツリーニも劣勢みたいだ。魔王に真っ向勝負を挑むのはあまりに不利過ぎる

 

「玲さん。ダウトです」

 

「くっ……中々やりますね。美波さん」

 

美波が姉さんの嘘を見破った!? 魔王化による能力向上はそこまで効果があるのか!?

 

魔王化と言うのはとんでもない強化を施すようだ。あの美波でさえここまで思考能力が強化されるなんて!

 

(なんで僕ばかりがこんな目に……)

 

あまりの悲しみを前に僕は涙を流した……

 

 

 

 

 

 

~さらに10分後~

 

「はい。今度はフルハウス」

 

「俺もフルハウスだ!!」

 

「5勝5敗 イーブンです」

 

(セッテちゃんとカードを切ってくれてる?)

 

(切ってますよ。心外な……ですが身の危険を感じた坂本は。信じられないくらい頭を回転させてるみたいなんですよ)

 

「ほら、次だ次! カードをまわしてくれ!」

 

ふーなんとか、セッテのカードの切る癖が判ったから。イーブンに持ち込めるようになったぞ……あとはこのまま引き分けを続ければ何とかなる。

 

俺はそんな事を考えながら。俺と同じ様に魔王とゲームをしている、ムッツリーニを見ると

 

「はい♪ お兄ちゃんの4敗2勝。このままじゃ負け越しだね♪」

 

「そうだね、ふふふ……今日は何か楽しい事になりそうだねー」

 

くすくすと笑う工藤達の前でガクガクと震えているムッツリーニ……

 

(奴はもう駄目だな……明久の奴はと……)

 

ロープでぐるぐる巻きだった明久の方を見ると

 

「もういや……」

 

「そんなに悲壮な顔しなくてもいいでしょ。はい、犬耳」

 

(うわあ……なんであんな目に会ってるんだあいつ)

 

犬耳・尻尾・首輪を秀吉によって装着されられている。もしかしてやつには相手を屈服させるような趣味があるのかもしれない……

 

「では、カードを配ります」

 

そんな事を考えているとセッテがカードを配ってくる。持ち手は

 

(なんだ? 信じられないくらい。良い手だな)

 

2 2 5 J 5

 

 

(フルハウスか4カードが狙える手だ)

 

もうイカサマが通用しないと判って普通に切って来たな? 俺はそのことに勝機を見出し

 

(ここは強気で行くか!)

 

丁度勝敗はイーブン。ここで引き離そうと思い。何を切るか考え始めた……だが俺は気付くべきだったのだ

 

「「ニヤリ……」」

 

計画通りと言いたげに怪しく微笑む。翔子とセッテの本当のたくらみに……

 

 

 

 

 

 

~30分後~

 

「これは一体どういうことなんだ!?」

 

はやてのリクエストのケーキを作り終え。リビングに戻った私は思わずそう絶叫した

 

「た、龍也! た、助けて!! 襲われるーッ!!!」

 

「もう良いですよね? アキ君……ちょっと。ちょっとだけですから♪ はぁ……はぁッ!!」

 

「い、いやあああ!? こっちにこないでええええええ!!!」

 

犬耳・尻尾・首輪装備の明久に襲い掛かろうとしている。玲さん、その周囲では

 

「「「……」」」

 

暴走した玲さんを止めようとしたであろう。美波達は全員昏倒している。その頭には大きなタンコブが、信じられないが何らかの方法で玲さんが3人を襲ったのだと判る

 

 

 

「く……くううっ! や、止めろぉ……」

 

「……これを雄二が飲んでくれれば。私が幸せになれる」

 

「俺の意思はどうなるんだ!!」

 

「……大丈夫。きっと幸せになれるから」

 

「信じられるか!! この馬鹿ッ!!!」

 

雄二に馬乗りになり。何かの劇薬を飲まそうとしている翔子の姿があり。その近くでは

 

「龍也様もこんな風に無理矢理薬を飲ませることが出来ればいいんですけどね」

 

危険なことを考えているセッテの姿があった。何が起こったのかは判らないが、セッテと翔子が協力体制にあったのは判る

 

 

 

 

 

「……い、いやだ! 俺に近寄るな!!」

 

「もう♪ そんなに嫌がらなくてもいいでしょ? この首輪と犬耳をつけてワンって言ってくれるだけで良いからさ♪」

 

「……嫌に決まってるだろう!! 俺に近寄るな!!」

 

椅子で愛子達の接近を拒んでいる康太と

 

「もうープライドなんか捨てちゃってさ♪ 一回くらい犬になろうよ。お兄ちゃん♪」

 

「そうそう、きっと可愛いよ♪ 苛めたくなるくらいにさ♪」

 

どうも愛子達はきっともう元に戻れないレベルで魔王化しているんだな……

 

「……寄るな! ケダモノどもが!」

 

「……ふーん。そういうこと言うんだ。愛子さん」

 

「そうだねじゃあ……ケダモノらしく無理矢理着替えさせちゃおっか!」

 

「い、イヤアアアアアアッ!!!!!」

 

康太の悲鳴を聞きながら

 

(はっ!? アギト達は!?)

 

私の数少ない癒しであり。可愛い妹の姿を探す……ここは魔窟だ。こんな光景を見せてしまえば色々とみんなの価値観が変わってしまいかねない

 

(ほっ……居ない)

 

何処にもその姿が無いことに安心し。即座にこの事態を収拾するための手を打つ事にした

 

(少しだけ魔力を使ってと……)

 

両手に魔力を集めそれを思いっきり炸裂させる

 

パーンッ!!!!!!

 

「「「「「!?!?!?」」」」」」」

 

脳を直接揺さぶるその衝撃音に全員が昏倒したのを見ながら

 

「やれやれ。相変わらず平和とは程遠いな」

 

持ってきたケーキを冷蔵に戻し。そのままコートからエプロンに着替え

 

「どうせ暫くは起きないんだ。夕食をご馳走してやるか」

 

大人数の料理を作るのには馴れている。私は何を作るか考え

 

「オムライスにでもするかね」

 

丁度前に作ったデミグラスソースも良い具合だし。リィン達も好きだし丁度良いと思い。調理を始めると

 

「兄上様。何をしているのですか?」

 

「うん? オムライスを作るんだよ?」

 

人数分の卵と米を用意しながら言うと。リインフォースは

 

「あ、あの宜しかったらなのですが。作り方を教えて頂いても?」

 

「ああ。かまわない。エプロンを持っておいで」

 

「は、はい!」

 

嬉しそうに笑い。自室に戻っていくリインフォースを見て

 

(やっぱりこういうときが一番楽しいか)

 

愛すべき家族と仲間といる時間こそが幸福なのだと思い。私はチキンライスの材料の準備を始めた……

 

 

 

 

 

なお。明久達は丁度調理が起きるころに目を覚ましたが

 

「「「何かとんでもないことがあったような気がする」」」

 

さっきまで自分の身に起こっていた、事態を精神の安定の為に忘れていた。

 

「「「何か惜しい事をしたような?」」」

 

そして魔王達は凄く良い思いをしていたのに残念だという表情をしていた

 

(とりあえず。今度からは2度とシャマルのクッキーを持ち帰らせるのは止めよう)

 

私は心に深くそう誓った……そしてそれと同時に

 

(シャマルのキッチンへの入室を禁止にしよう)

 

絶対にそうするべきだと私は決断した……

 

 

第75問に続く

 

 




次回はダウト回ですが、また別の騒動にしようかなと思っています。それでは次回の更新もどうか宜しくお願いします

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