第113問
初日の閉戦まであと10分と言う所でFクラスに向かって歩き出した一人の男子生徒。根本だ、Bクラスの大半を犠牲に逃げ延びた根本は、閉鎖区域で今まで隠れていたのだ。ここは学園長やジェイルの研究用の施設が多いため、召喚獣の操作に支障が出る可能性があるため閉鎖されている。だからこそ根元はこの場所を隠れ場所にしたのだ。代表でない以上所在地を明かす必要がなくなったから出来る行動だ
「これでFクラスは壊滅か……流れが来たかぁ?」
Fクラスが消失すれば必然的に戦力が落ちる。この学年の最大戦力の「八神龍也」「八神はやて」「八神ヴィータ」「セッテ・スカリエッテイ」「ティアナ・ランスター」が補習室送り
「これで俺の時代が「よお?根本?随分と面白い事をしてくれたな?」さ、坂本!?補習じゃないのか!?」
あの状況で生き残れるわけがない。だからここにいるはずが無いと思いながら言うと
「残念ながらFクラスは消滅してないんだよね?それ所か全員無事で君にお返ししないとってね?」
吉井の声に振り返ると拳をバキバキならしているFクラスが全員いた。よーく見ると全員が武器を持っていて殺る気満々だというのが判る。
「……因果応報。そして準備は完了している、お前は地獄に落ちるべきだ」
ムッツリー二が人垣の中から顔を出す、その手には前回の女装よりもパワーアップしたフリフリのドレスが握られていた。思わず後ずさるとドンとぶつかる。ゆっくりと振りかえると坂本が鬼の様な顔をして
「さぁ祭りの時間だ!ぶちのめすぞ!」
「「「「ヤーハーッ!!!!!」」」」
「うわあああああ!!!」
殺す気で振り下ろされた拳と踵落としを横っ飛びで回避し、階段を飛び降りて走り出す
(捕まったら殺される!?これは絶対に殺される!?)
しかも肉体的にと社会的の両方で抹殺される!?とにかく逃げるしかない。職員室か他のクラスに
「逃がすなぁ!あいつだけは殺すぞ!教師の許可は得ている!やつは職員室にもどこのクラスにも逃げられん!追い詰めて追い詰めて殺せぇ!」
完全に詰んでいるのか!?俺は背後から走ってくる坂本に追いつかれないようにと全力で走り出そうとして
「明久!ムッツリー二!やれ!」
「「了解!」」
シュッ!と言う空を切る何かの音。次の瞬間俺は思いっきり転んでいた
「あいだ!?なんだ!?なにが……ってなんだこれえ!?」
金属製の輪が俺の足と右手に嵌っていた。ガチャガチャと金属音がするこれは間違いなく手錠
「魔王印の手錠って便利だよねーホーミングするし」
「……普段俺達を捕まえる道具だが、今回は役に立った」
吉井とムッツリー二の声を聞きながら
「助けてー!殺されるー!!!!」
必死でそう叫ぶが誰も出てきてくれない。ずりずりと引きずられある程度進むと引きずられていた感覚がなくなる。恐る恐る顔を上げるとFクラス全員に囲まれていた。俺は駄目元で
「無罪放免とかは?」
「「「「犯罪者に人権は必要ない」」」」
これがあれなのか?因果応報って奴なのか?だというと俺のやったことはこれだけの事をされるほどの悪いことだったのか?そんなことを考えていると坂本が俺を見下ろして
「やっちまいな!」
「「「「ヤーハーッ!!!!!」」」」
ぎらぎらとした目で握り拳を作って飛び掛ってくるFクラスの生徒を見て。次があるのなら真人間になろうと思ったのだった……
なおこの後根本はフルボッコの上にフルボッコにされ、制服を燃やされムッツリー二に用意されたメイド服で帰宅することになり、肉体的にも精神的にも追い詰められるのだった……しかもネットにも写真を流され暫く登校拒否になるのだった……
雄二達が根本の抹殺をしている頃。翔子達はと言うと
「……この戦線は捨てて、防衛線を張りなおして。ここは突破されるときついからこっちに回そう」
残り数分だが。この数分は閉戦が近いということで気が緩みやすい、あの高城雅と小暮葵。あの2人が組んでいる以上弱い所を狙って来ると考えるのが普通だろう。特にD・Eが受け持っているエリアは狙われて当然だ、さっきなのはとフェイトに支援を頼んだけど2人だときついかもしれない。誰かに支援に回ってもらおうと考えていると優子がうんっと頷いてから
「そこらへんは数学の戦場だったわね。ティアナさん行ける?」
「大丈夫よ。消耗はしてるけど200点近くは残ってるから」
龍也達は3年生に囲まれはしたが、そこまで点数は減っていない。380~420が持ち点だったがそれが240台まで減っただけでまだ戦闘は十分可能だ
「……それならティアナはここの戦線のフォローに、龍也とはやてはこことここの撤退支援をして欲しい。ここからここまで」
新校舎から旧校舎への通路で防戦ラインを引きなおす、後は
「……こことここ。攻め込まれそうだから押し返して欲しい。愛子と優子。それにヴィータとセッテ」
A・Bの混成部隊がいる。先ほどまで雄二達がいた場所はAクラスとCクラスで防衛線を引いたが、それでもなお押し込まれている。向こうの方が勢いがあるから当然だが、このまま押し込まれると明日の勝負がきついはずと言うと
「それはそうだけど。代表大丈夫?また小山が何か言いに来たら言い返せる?」
優子の心配そうな声に私はくすりと笑い
「……大丈夫。雄二が私を励ましてくれた、だから不安はないし言い返せる」
もう私は迷う必要も何もないのだと。雄二が私の事を頑張ってると言ってくれた。ならこの調子で頑張ればいいのだからと言うと
「その様子なら大丈夫そうだな。では翔子私とはやては撤退支援に行く」
「ほななー♪」
龍也とはやてが並んで教室を出て行く。それを見た優子と愛子も
「んーじゃあ。僕も行ってくるよ、これ以上は攻め込ませないからね」
「じゃーなー翔子。私も行って来る、あと5分きっちり護ってくるわ」
愛子とヴィータに続いて優子とセッテも教室を出て行く。
「代表。小山は代表を下ろされて気が立ってるから何を言われても無視すればいいのよ?」
「それか叩きのめしなさい。翔子あなたの力を持ってすれば楽勝のはずです」
そう言って出て行った優子とセッテの背中を見ながらノートに今の点数と戦線をどう張りなおすか考える。龍也や優子のアドバイスもあって作戦は立てやすい。それに雄二も作戦を考えていると言っていた、多分明日の勝負は雄二の作戦がメインになるはずと思いながらシャーペンを走らせていると
「こんにちわ。霧島さん」
「……小山」
腕組した小山が入ってくる。やっぱりまた私が1人の時に来たと思っていると
「随分と足手纏い「……雄二は言ってくれた貴女の言うことは何ひとつ聞く必要が無いと、だから消えて。明日の勝負の作戦を考える邪魔をしないで。元Cクラス代表」
雄二が言っていた言葉をそのまま言うと小山は一瞬眉を顰めてから
「坂本君の邪魔「……してない。私の邪魔をしないで、雄二は貴女は最低だと言っていた」
「坂本君の言葉しかいえないの?「……試召戦争の真っ只中でそんなことを態々言いにくるなんてよっぽど暇なのね。元Cクラス代表?それならば少しは戦線に出たらどう?聞いてるけどずっと隠れてたんでしょ?」
指揮組みの報告から聞いている。小山はずっと戦場に出ずに階段のところで見ていただけだと、だから点数も有り余っているはずだ。それならば戦線に出たらどうだというと
「言ってくれるわね」
「……言うわ。足手纏いの元Cクラス代表」
顔を怒りの色に染める小山に私は
「……私はもう迷わないし動揺もしない。雄二が私を励ましてくれたから、貴女の言葉は私には届かない。こんな無意味なことをしている時間はないのだから早く向こうへ行って邪魔だから」
ギリッと歯を噛み締めた小山が私のほうに近づいてこようとした瞬間。開いていた窓からダンっと力強い音がして驚いて振りかえると
「よう小山。お前こんな所で何してやがる?」
雄二が腰のベルトから伸ばしたワイヤーで窓から飛び込んできていた。確か吉井も持っているワイヤーベルト……教頭の発明品のはずだ
「さ、坂本君!?いや別にあたしは「どうでもいいからとっとと失せろ。元Cクラス代表の小山、俺はまだ我慢してるが……これ以上翔子に余計なことを吹き込むのならぶっ潰すぞ。てめえ」
雄二の声のトーンが1つ小さくなった。声で判る。これは本気で怒っていると……それを聞いた小山は肩をびくんっと竦めて逃げるように教室を出て行った。そんな小山を見ていた雄二は
「ほれ。翔子」
「……私の鞄……」
雄二に投げ渡された鞄を受け取ると同時にチャイムが鳴る。雄二は自分の机から鞄を取り出して
「帰るぞ。翔子……帰りにアイスを奢ってやる」
そう言って歩き出す雄二。暫くその背中を思わず見つめてしまったが私は直ぐに
「……うん♪」
そう返事を返し雄二の後を追って歩き出したのだった……小学生以来かもしれない雄二に言われて一緒に帰れる。その事がたまらなく嬉しいと思ったのだった
根本の処刑が終わると同時に雄二はFクラスへと走り出してしまった。雄二が言うには多分また小山が翔子にちょっかいを掛けそうな気がするからとの事だ。その素早さは本気のムッツリー二に匹敵すると思った
「まあ良いか。僕も帰る準備をしよう」
姉さんもいるし早めに帰って夕ご飯の準備をしようと思いFクラスへと戻りながら、考えるのはみーちゃんの事だった
(うーん。あのタイミングで留学のことを切り出してくるとは思わなかった)
そもそも留学の話を瑞希にもしていたことに驚いた。みーちゃんに貰った留学のパンフレットを見ると条件は2つ書かれていたと思う。確か……
1 学力が高く様々な教科への理解の高い生徒
2 学力が低い残念な生徒
「……留学でどれくらい学力を上げれるかってこと?」
それもあるような気がするんだけど、みーちゃんの場合美波とかから僕を遠ざけようとしているとか、そう言うことを考えていそうだから怖い……まぁ僕自身は留学したくないからいいんだけどね、そんなことを考えてのんびりとFクラスに向かって歩いていると
「アキ!」
「美波?どうかした?」
根本抹殺組みではなかった美波は工藤さんや瑞希と一緒に戦線維持のほうに回っていたはずと思いながら尋ねると
「今日ウチと一緒に帰りましょう。はい、これ鞄」
美波が僕の鞄を差し出しながら言う。中身を見るとちゃんと全部入っている、態々もってきてくれたのか準備が良いなあと思いながら
「良いよ。途中まで一緒に帰ろうか?皆で」
振り返りながら言うとそこには案の定と言うかやっぱりと言うか瑞希と優月がいた。瑞希はスタンガンをさっと隠すのが見えた
「警戒のスキルが上がったのかもしれないね」
今ならバックアタックも2分の1の確立で防げるかもしれない。あと食事の混ぜ物にも気づけるかもしれないね
「じゃあ帰ろうか?あ、でも僕と中で夕ご飯の買い物をするけど良い?」
姉さんがお鍋が食べたいとか言っていたので材料を買い足さないと足りない。
「今日夕ご飯の鍋なんだけど食べに来る?」
お鍋は皆で食べたほうが美味しい。本当は龍也とかも誘いたいけどあの人数だと多分龍也がお金を使うことになるので止めておこう。雄二は霧島さんと帰ってるから無理に呼ぶのは良くないし、ムッツリー二はさっき工藤さんに引きずられて学校を去っていくのが見えたので多分連絡がつかないだろうと思いながら言うと
「へ?良いの?」
「うん。今日はお肉の特売だし、都合が良かったらどう?」
「行きます。私もなにか持って行きますね」
「私はじゃあ確か貰い物の白菜とかがあったから持って行くよ」
「ウチは……ジュースか何か買っていこうかしら」
そんな話をしながら校舎を後にする。途中でスーパーによって材料を買い足す所まで帰り道は一緒だから、途中で分かれてまた後で僕の家に来てもらえればいいかと思っていると
「アーキーヒーサー♪」
「ほぐうう!?」
門の横から強烈過ぎるタックルを喰らって息が詰まる。あの片言の日本語は
「ヤー♪アキヒサー♪」
「り、リンネちゃん……」
にこにこと楽しそう笑うリンネちゃんだ。僕と美波達を見て
「ボクもイッショにかえる♪いいでしょ?おねーさん」
ニコニコと笑うリンネちゃんには邪気がまるでない。言うのならアギトちゃん達や葉月ちゃんに似ているのだ。キラキラとしたその瞳に邪気や疚しい心など何ひとつ写ってない。もしそのうちのどれかが写っていたり考えていたりすれば美波達が気付かないわけがないのだから
「え、ええ。いいわよ?ねえ?瑞希」
「私は別に良いとおもいますよ?木下さんは?」
「良いんじゃないかな?」
リンネちゃんのキラキラとした目から微妙に目を逸らしながら美波達が言う。魔王に子供の視線は辛いのかもしれない
「わーい♪じゃあいこー♪」
僕の手を握ってぐいぐい引っ張って行くリンネちゃん。留学と飛び級をしていると言っていたけど外見同様かなり子供っぽい性格のようだ。途中で別れるから大丈夫と思っていた美波達だったけどスーパーに寄ると言ったらリンネちゃんが
「おかいもの?何をカウノ?おねーさん♪」
キラキラとした目で見られた瑞希は優しくリンネちゃんの頭を撫でながら
「お鍋をするので材料を買うんですよ?」
「お鍋?ボクもボクも食べたい♪」
ぶんぶんと手を振ってアピールするリンネちゃん。どうしようかと考える、材料を買うお金はあるけど僕含めて6人分、幾ら特売とは言え少し不安があるかな?どうしようかと考えていると優月が
(私も少しお金出すよ。多分あの子は言い出したら聞かない)
(ウチもそう思うわ)
リンネちゃんは駄目なの?と視線で語ってきている。うるうるとしためは子犬のそれに見えなくもない
「いいよ。お父さんとお母さんには連絡してね?」
「うん!」
にこにこと笑うリンネちゃんを見ながら僕は鍋に使う材料と調味料を買い足しとちゅうで美波達と別れて、リンネちゃんを連れて家に向かった
「アキ君?その子供は?」
「1年生のリンネ・クラインだよ!よろしくね、おねーさん♪」
「留学生の子で、なんか鍋を食べてみたいんだって。それと美波達も来るって言っているんだけど良かったかな?」
誘った後に聞く。これは明らかな自殺行為だと思ったが言わないわけにも行かないのでそう尋ねると姉さんは
「ええ、構いませんよ。どうぞリンネさん」
「ありがとー♪アキヒサも優しいけどおねーさんも優しいね♪」
にこにこと笑うリンネちゃんの手を引いて家の中に入っていく姉さんの背中を見て僕はある仮説を立てた
「魔王様は純粋な子に弱い?」
あのキラキラしたリンネちゃんの目を見た美波達に姉さんは普段なら魔王化してもおかしくない状況なのに普段のまま。もしかするとリンネちゃんには魔王化抑制の力があるのかもしれない。僕はそんなことを考えながら家の中にと入っていったのだった
明久が鍋の準備をしている頃龍也と言うと
「んで兄ちゃん。明日はどうするん?」
はやて・シャマル・リインフォースの4人で夕食作りに追われていたりする……
「んー普通だな。はやて、胡椒とってくれ」
「ほい」
はやてから投げ渡された胡椒を受け取り鍋の中のシチューに加える
(ふむ、こんなものか?)
リヒトのリクエストでシチューを作ることになったのだが、アギト達は勿論スバルも人並み以上に食べるので寸胴で4つ仕込んだ。正直これでも足りるかどうかは不安だがな
「お兄様。パンの発酵が終わりました」
リインフォースの声に私は良いタイミングだなって思った。シチューを食べるとパンが食べたくなる
「じゃあシャマルと一緒にパンの大きさを整えて焼く準備をしておいてくれ。少し休む」
はやてと一緒だったとは言え寸胴で4つ分のシチューを仕込むのは流石に疲れたのでそう言って。冷蔵庫からオレンジジュースを取ってコップに入れてはやての前におく
「ありがとな」
「構わん」
シチューは完成したから次はパスタとデザートの準備。テイアナとセッテはユナとアザレアの面倒を見ていて、スバルとヴィータはヴィヴィオとアギト・リヒト・リィンを連れて外で遊んでいる。食事の準備は戦争中なので邪魔をされると困るからだ
「で?試召戦争を普通ってどういうことや?」
「本気を出したら殲滅してしまうからな。流す程度の普通だよ」
今日にしたってそうだ。私達が本気なら押し込まれることはなく逆に押し込めただろう。だがそれをしなかったのはやはり本当の年齢と言うことを考えてあえて力を抜いたのだ
「じゃあ勝負のほうはどうするん?今のままだと少し不味くない?」
確かに今の状況では2年生は押されているが
「問題ない。雄二の気力が充実してる。きっと明日には逆転の一手を打つだろうよ、それに余り介入するのは良くない」
自分達で逆転の一手を考えているのに本来いるはずのない私達がそこまで介入するのは良くない。まぁかなり介入しているのだが。それはご愛嬌でいいだろう
「それに仮に私達が雅を倒してしまうと後々問題が起きそうだからな」
「あー諦め悪そうやもんなぁ」
雅と言うのは浮かべている笑顔の割りに諦めが悪そうだ。だから雅の過剰とも言えるアプローチを止めさせるには
「明久が雅に勝利するしかない」
もしくは明久が雅を説得する。この2つしかありえないのだ。それに
「小暮もやばいよね」
「ああ、あれは方向性は違うがはやての同類だからな」
友の為になら何でもするタイプだ。ああいうのが一番ヤバイと思う。一切の罪悪感がなく全てが良いと思っている分だけ性質が悪い
「まぁ明久がどうやって纏めるかに期待ってことで♪兄ちゃん。夕食の準備を進めよか?」
「だな。皆お腹を空かせているだろうしな」
あと30分もすればお腹減ったーと騒ぎ出すだろうなあと思いながら飲みかけのオレンジジュースを飲み干し、夕食の準備を再開したのだった……
そして明日。私達の予想にもつかない方法で明久は試召戦争を終結させるのだが、その思いにも寄らない方法が原因で明久はつるし上げられることになる事を今の私たちは知らないのだった……
第114問に続く
次回から第12巻の話に入っていきます。もう少しで完結ですね、最後まで面白い話に仕上げれるといいのですが、そこだけが不安です。TSしているリンネと高城がキーポイント?になるかも……正直な話落ちは決まってるんですけど、そこにいくまでがまだ決まってないんですよね。いいのが閃くといいのですが……でも最後まで面白おかしくやって行きたいと思っています。それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします