サトシとナルト〜永遠なる友情〜   作:雷神 テンペスタ

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第5話 認めるか認められるか……

それから3日経った、すると……

「不合格!!」

 

という声だったその理由は……?

 

イ「お前…あいつらもそうだがこれで卒業試験で不合格は3度目だぞ!!」

 

ナ「うっ…(って一丁前にナレーション入ってんじゃん!!)」

 

はいそこつっこまないでね〜

 

「イルカ先生ナルト君達はこれで3度目これで許してやっても…?」

 

と言ってるのはアカデミー教師ミズキだった

 

イ「確かに、これでこいつらは3度目…でもこれは卒業試験です、甘やかしてはいけない…そうでしょ?ミズキ先生」

 

ミ「ですが…」

 

ナ「クソっ!!また来年かってばよ!!!」タッタッタ!!ガラ!!ガタン!!

 

イ「ナルト…」

 

ミ「ナルト君」

 

 

あのアカデミーのブランコの所

 

サ「ナルト!どうだった?」

 

ナ「・・・・」

 

ヒロインズ「?」

 

ナ「・・・・」ニンマリ笑顔「ばっちし、不合格なったてばよ!!」

 

サ「って口調がてばよ付いてんぞ?」

 

ナ「それは気にしないしない」

 

サ「気になるけど、まっいっかじゃあ、落ち込んだ"ふり"すんぞ?」

 

ヒロインズ「うん…」

 

サ「ってなるの早っ!?っとくそ…」

 

そんなギャグトーク?(ギャグトーク言うな!!)・・・ナレーションに突っかからないでよまっいっか、そんな会話があってサトシ達が落ち込んだ"ふり"をした後話声が聞こえた

 

「お母さーーーん!!合格したよ!!」

 

「よかったわね〜今日は赤飯ね」

 

「やった!!」

 

という話やら

 

「ねえ…あの子達、また不合格ですってよ?」

 

「また?まあ…他の子は兎も角あの子は…「ちょっとその先は禁句よ」

 

というあるヒソヒソ話が聞こえた

 

ナルト達はそんな会話を聞いてナルトはブランコに乗って…

 

ぎこ…ぎこ…ぎこ…

 

すると声が聞こえた…

 

「君たちこんな所にいたんだね?」

 

サ「ミズキ先生?(来たなミズキ…)」

 

その声の正体はミズキだった

 

ミズ「みんなに話を聞いて欲しいんだ」

 

アカデミー前

 

ナ「ミズキ先生なんだってばよ?(さてなんていうか)」

ミズ「残念だったね?僕からも、君達をイルカ先生に合格できるように頼んだんだけどね?」

 

サ「もう、いいよ……」

 

ナ「そうだってばよ…」

 

「「「「………」」」」

 

ミズ「まぁ、そんな事言わずにさ?そうだ!僕が言うものを取ってきてくれたら、合格させてあげるよ‼︎」

 

ナ「ほんとか‼︎何をすればいいんだってばよ‼︎」

 

ミズ「いい子だね?それは………………」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「火影様‼︎ナルト、サトシ、カスミ、ハルカ、ヒカリ、ミクが封印書を持ち出しました‼︎」

ヒル「なんじゃと‼︎?早く見つけ出すんじゃ‼︎」

「了解しました‼︎」

ーーーーーーーーーーーーーー

 

ヒル「……ナルト、いや影分身か……」

 

影ナ「あぁ…サトシの言う通りミズキ先生がサトシや本体に封印書を盗めば、合格してもらえるって、言われて、偽の封印書を盗んだって事をジッちゃんに知らせてくれって言われた」

 

ヒル「わかった、して今ナルト達は?」

 

影ナ「いつもの所だ、じゃあ俺は消えるな」ポンッ

 

ヒル「わかった…………ミズキよ、そなたは本当に……………」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

どこかの森

 

サ「もうそろそろ、イルカ先生が来るんだけどな〜」

 

ナ「お前は、なんでそんなに呑気なんだよ。」

 

カ「それがサトシだから、しょうがないでしょ?」

 

ハ「そうかも〜」

 

ヒ「ハハ…」

 

ミ「それがサトシだからね〜」

 

ナ「今頃、俺の分身がじじぃに知らせてる……っと戻ったみたいだな、ちゃんと知らせたみたいだ。」

 

サ「おっ、よっしゃ、もうそr「コラァァァぁお前らぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」きたみたいだな」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

サトシside

『あっ‼︎鼻血ブゥ見っけ‼︎』

 

イ「バカ者‼︎見つけたのは俺の方だ‼︎」

 

ナ「へへ……見つかっちまったか、一つしか覚えてないのによ‼︎(とっくの昔に覚えてたけど)」

 

イ「お前ら、ボロボロじゃないか………何してたんだ?」

 

サ「そんな事より‼︎あのさ!あのさ!これからすっごい術見せるからさ‼︎」

 

ナ「それ見て、卒業させてくれってばよ‼︎」

 

イ「(じゃあここでずっと………こんなにボロボロになるまで……こいつら)お前ら……」

 

『ん?』

 

イ「ナルト……お前の背中にある巻物は?」

 

サ「あっ‼︎これか‼︎ミズキ先生が教えてくれたんだ‼︎この場所も聞いて来たんだ‼︎」

 

ナ「ミズキ先生が、これで卒業間違いなしってさ‼︎(来たな、ミズキの野郎‼︎)」

 

イ「(ミズキ……‼︎)……‼︎?」

 

イルカ先生は、俺達を突き飛ばした

 

その刹那……無数のクナイが飛んできた…

 

「よくわかったな……イルカ……」

 

イ「ミズキ‼︎なるほど、そういうことか‼︎」

 

『?』

 

ミズ「ナルト……巻物を渡せ……」

 

ナ「あのさ!あのさ!どういう事なんだってば?これ‼︎」

 

サ「どういう事‼︎これ?」

 

カ「え?え?」

 

ハ「怖いかも……」

 

ヒ「ヒッ……」

 

ミ「どういうこと‼︎こ」

 

イ「ナルト‼︎皆‼︎その巻物を絶対に渡すな‼︎くっ………」

 

ミ「イルカ先生‼︎大丈夫ですか‼︎」

 

イ「大丈夫だ……ミズキ‼︎」

 

イルカ先生は、刺さっていたクナイを抜いた

 

イ「ナルト、みんな‼︎それは禁じ手の忍術を記して封印した危険な物だ‼︎ミズキはそれを手に入れるためにお前らを利用したんだ‼︎」

 

ミ「ナルト、サトシ、カスミ、ハルカ、ヒカリ、ミク、それはお前らが持っていても意味がないんだよ‼︎本当の事を教えてやるよ…」

 

イ「バカ‼︎よせ‼︎」

 

ミズ「十二年前……化け狐を封印した事件は知って居るな?」

 

ミズキはナルトや俺達に言い聞かせるように語った…

 

ミズ「あの事件以来、里では徹底したある掟が作られた」

 

ナ「……ある、掟?(じじぃが定めた俺の中の九尾に関する事を口に出す事を禁じたものか…)」

 

ミズ「お前の正体が化け狐って事を口にすんなって掟だよ!」

 

サ「…………」

 

 

イ「やめろーー!!」

 

ミズ「イルカの両親を殺し!! 里を壊滅に追い込んだ九尾の妖狐なんだよ!!お前は憧れの火影に封印された挙げ句、里の皆にずっと騙されていたんだよ!!おかしいとは思わなかったか?あんなに毛嫌いされて!!」

 

俺ははこう思った、この男は屑だ。と、他人を見下し、己の優位を確かめなければ何もできない。

しかし化け狐という。響きがオレを思考の中に引きずり込んでしまった。

 

サ「(化け狐…か。人ってのは恨みや悲しみを持つと、全く別の物になる、長門なんかがいい例か。原作のナルトもイルカ先生がいなかったら、ああなってたかもな)」

 

オレは原作のナルトと長門との違い。それは信じた人が最後まで側に居たか居ないか。

思考にはまっているとナルトを呼ぶ声が耳に入る。

 

イ「お前は努力家で一途で……そのくせ不器用で誰からも認めてもらえなくて…お前はもう人の苦しみを知っている・・・今はもうバケ狐じゃない。お前は木の葉隠れの里の……うずまきナルトだ!」

 

その言葉に目尻が熱くなる。この言葉が原作のナルトをつなぎ止めてくれた。

思考にはまっていたせいで飛来する手裏剣への反応が遅れた。

しかし十分回避可能なはずだったが…

 

サ「・・・・・・え?」

 

突然、地面に押し倒されたオレとナルト。見上げたそこには口から血をたらしているイルカ先生が……目に飛び込んできた。今の音は………それは…イルカ先生の背に刺さった大きな手裏剣によるものだった。イルカ先生の口からはぼたぼたと血が流れ落ちる、原作の漫画を見た時と同じ感覚を覚えた……

 

イ「さみしかったんだよなぁ……苦しかったんだよなぁ…ごめんなぁ…ナルト。」

 

その顔はとても悲しそうだった。

ミズキのせいなのに……わからない…なぜイルカ先生が謝るのか、なぜ泣いているのか。なぜそんなに悲しそうなのか。

 

ミズ「はっ死に損ないが、二人まとめてあの世に送ってやるよ」

 

そう言って背中の手裏剣にてを掛けるミズキ。

俺は動けないイルカ先生の前に立つ。

 

「サトシ?…ナルト?」

 

ナ「イルカ先生…もう泣かないでいいよ、俺はもう大丈夫だから。確かに俺は毛嫌いされてる。けどな、みんながみんなそうじゃない…俺の友達になってくれた奴がここにいる…守ってくれた人がここにいる。俺はもう一人じゃない。だから俺は化け狐なんかじゃない、さっきイルカ先生も言ってように…」

 

ナルト……イルカ先生を認めるのか?

 

サ「ナルト……イルカ先生を認めるのか……?」

 

ナ「あぁ…」

 

ミズ「言ってろ!化け狐!!」

 

胸の前で十字の印を結ぶ。

 

「「多重影分身の術!」」

 

俺とナルはだいたい500人に分身する、総勢1000人、ミズキとイルカ先生は驚きに目を見開く。

 

ナ「よく覚えておけ!お前を倒した男いや男達を!木の葉のうずまきナルトと」

 

サ「波風サトシを!」

 

影分身が一斉に襲い掛かる。影分身が消えると見るも無惨なミズキがあった……

 

ナ「イルカ先生ありがとう…先生の言葉…とてもうれしかったよ!」

 

そう言ってイルカ先生に笑い掛けるナルト、本当に認めたんだな……オレ達とジッちゃん以外の人を……

 

イ「ナルト、ちょっとこっち来て目つむれ」

 

そう言われイルカ先生のナルは側に行き目をつむる。ゴーグルが外され、代わりに額当てを巻かれた、イルカ先生はナルトに目を開けていいと言われ目を開けた、すると……

 

イ「卒業おめでとう」

 

イルカ先生が笑い掛けた。その額に額当ては無く、それはナルトの額にあった。

ナルトは今ここにアカデミーを卒業した……

サトシsideout

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それからナルト達は、イルカ先生と別れて、火影の所に向かっていた……ミズキを連れて…

 

サ「……ナル…」

 

サトシが俺を呼んだ、理由はあれか…

 

ナ「ん?」

 

サ「イルカ先生を認めるのか?さっきは答えてくれなかったが今はいいだろう?」

 

カ「そうよ。イルカ先生は確かに好きだけど……」

 

ナ「……俺をうずまきナルトとして見てくれたのが、サトシ達の他にあいつだけだったんだよ…」

 

ハ「ナルトが認めたなら何も言わないかも。」

 

ヒ「そうだね!ナルトが認めたんなら、大丈夫!大丈夫!」

 

ミ「じゃあ、ナルト、これからどうするの?」

 

ナ「そりゃこの馬鹿をじっちゃんに明け渡して、それから任務だ。」

 

ミ「任務かぁ、最近行ってないから、早く行きたい‼︎」

 

サ「よし!んじゃいっちょ行きますか‼︎」

 

「「「「「おう‼︎」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




サ「そういえば、我愛羅の件はどうすんだ?」
あぁ〜それは、5年間の間に解決してるよ、守鶴と我愛羅は、和解して、我愛羅と風影にはサトシ達の素性話してるから、中忍試験時の我愛羅の性格をお楽しみに〜
銀「それはますます、面白そうだな、じゃあ、波の国もどうなるんだ?」
それは班割り次第だよ、あと第12班までできてオリ上忍出てくるからな
サ「いいのかよ。ここで言って?」
どうせわかるんだからいいでしょ?
明「さすが、駄作者らしい考えだね〜」
それは言わないで?
「「「じゃあ、終わろか?」」」
おう‼︎

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