サトシside
俺らは、タズナのおっちゃんの友人の手引きでタズナのおっちゃんの家まで川を跨いでいた。
もうすぐ、あいつが…あいつらが…来る。…桃地再不斬が…白が…
カカ「みんな！伏せろ！」
ついに来たか…
カカシ先生の合図で俺達は全員伏せる
飛んできたのはとんでもなく長い刀『首切り包丁』だった。
サ「(この場面見た時、俺ほんとに危ねーって思ったんだよな)」
ナ「(…首切り包丁か)」
カ「(うわぁ、実物やっぱでかいなぁ)」
カカ「(…ここまでは、俺の世界と一緒か…)このままじゃ、ちときついか。」
再「写輪眼のカカシと見受ける…悪いがじじぃを渡してもらうぞ」
この場面がなかったら、俺はカカシ先生はただの遅刻魔先生だと思ってた、だが、これを見たらカカシ先生はほんとに強かった、とサスケの方は…
サス「(写輪眼だと！？)」
やっぱ、驚いてるよな。うちは一族しか持たない血継限界をカカシ先生が持ってるんだからな。
カカ「みんな、卍の陣だ、お前達は戦いに加わるな それがここでのチームワークだ！」
やば、このまま戦わせるわけにはいかねー
サ「(ナル！止めるぞ！)」
ナ「(お、おう)
サトシsideout
第三者side
「「ちょっと待った！！」」
カカ「へ！？何、なんなの！？」
ナルトとサトシが待ったをかけカカシ先生つんのめってしまった
サク「え？ちょ、ちょっと！ナルト、サトシ！？何止めてんの！？」
サス「(･д･)ﾁｯウスラトンカチ！何やってやがる！」
タ「いったいどうしたんじゃ！？」
カ「…」
二人の行動に驚愕の表情をする他のみんな(カスミはこれから何が起きるかわかるから、神妙な顔である)
「「再不斬の兄ちゃん！」」
再「なんだガキども」
サ「俺たち、あんたに会いたかったんだ！俺達の話を聞いてくれ！
俺達は、再不斬の兄ちゃんがこの後どうなるか知ってるんだ！
ガトーのやつは兄ちゃんを裏切るつもりなんだ。
俺達はあんたと戦いたくねーし、死なせたくない。だからさ！
木の葉の里に来ないか！」
「「「はっ！？」」」
サクラ、サスケ、タズナが何を言ってるんだという顔をしていた。
カカ「戦ってから、じゃないのね？そういう事は言って欲しかったよ」
カ「カカシ先生、ごめんなさい、あの二人とういうかサトシはこうと決めたら即決行的な感じなのよ。ナルトはまぁ、付き合わされてるって感じかな？でもこれは火影様も知ってる事だから、大丈夫」
カカ「はぁ、まぁいいか動向を見よう」
諦めたように、カカシはサトシ達の動向を見守った
サ「突拍子もないことを言っているのは分かってるんだ！でも…再不斬の兄ちゃんを助けるにはこうするしかないんだ！」
ナ「そうだってばよ！俺は、再不斬の兄ちゃんと一緒に修行してみたいんだってば！」
ナルトとサトシがそう言ったら、カカシ先生が再不斬の方を向きこう問うた。
カカ「って言っているんだが、桃地再不斬…お前はどうする？」
再「そこのガキ共の言ってる事が意味わからん。俺はそこのじいさんを殺すだけだ」
やっぱりか…とカカシは深く息を吐いた
カカ「ナルトにサトシ交渉決裂だ。
お前らは、タズナさんを守れ。」
「「でも！！」」
カカ「ま！任せとけって！」
サ「わかった。でも！」
カカ「大丈夫、殺さないよ」
さてとやりますかね。と言いながら、再不斬に向き直しカカシは額当てに手を当て
上へとあげた。
再「ほぅ？…噂に聞く写輪眼を早速見れるとは光栄だな。
楽しくなりそうだ…忍法霧隠れの術…」
再不斬が使った忍術により、霧深くなり、少しずつ濃くなっていった
『８か所、喉頭・脊柱・肺・肝臓・頸静脈に鎖骨下動脈、腎臓・心臓…さてどの急所がいい？ククク…』
どこからともなく再不斬の声が聞こえてくる。
再不斬が次に姿を現すのは、タズナとナルト達３人の間だ。
カカ「(ナルト、サトシ、カスミはこの先は知ってるが、他の３人は知らない、どうする！今は、サトシ達を信じよう。)」
「「「来た」」」
「「「え？」」」
サ「サスケとサクラちゃん！！
タズナのおっちゃんを後ろへ！カスミ！タズナのおっちゃんを受け止めてそこに置いてくれ！ナルトは、再不斬の兄ちゃんが来た瞬間ガード！その後カカシ先生の方に殴り飛ばせ！」
「「え？あっ、うん(おう)！！」」
タズ「うおっ！？」
カ「タズナさんごめんね〜」
タズ「いや、構わん」
再「なに！？」
ナ「あっぶねー、カカシ先生の方へ吹っ飛べ！そりゃ！」
再「くはっ！？」
再不斬が出るその前に気付いたサトシはサスケとサクラに支持を出しタズナを後ろへと移動させカスミが受け止めて、そこに置き、ナルトは再不斬が出てきた瞬間にガードをした後にナルトはカカシの方へと殴り飛ばした。
再「チッ、どうなってやがる、あのガキども！」
カカ「お前もよそ見は行けないよ」
再「なに！？」
カカシの方へと殴り飛ばされた再不斬は、着地をしたあとナルト達の方を見たその瞬間、
カカシが技を放なったが、それは再不斬へと直撃した、だがそこに居た再不斬は水分身だった。
カカシは再不斬に後ろを取られる。
しかし、コピー忍者と言う名はだてではない。コピーした水分身で再び再不斬の後ろへと立った。
お互い後ろの取り合いを何度かした後、体術による対戦へと入り、水の中に投げ飛ばされたカカシは水牢の術をくらってしまった。
再「ククク…ハマったな。脱出不可能の特製牢獄だ！お前に動かれるとやりにくいんでな。…さてとカカシお前との決着は後回しだ。まずはアイツらを片付けさせてもらうぜ。あのガキ共は許さねー」
カカ「やめた方が、いいと思うぞ。」
再「あんな餓鬼に、俺がやられるとでも？」
カカ「俺も、あいつらの実力はまだわからない。
だが、あいつらの実力は俺以上なのはわかる」
再「あんなガキ共がそうには見えないがな」
カカ「俺が言ってるのは、黄色の髪色のやつと黒髪で顔に稲妻模様があるやつとオレンジ色の子だよ。」
再「フッ、そんなハッタリ俺に効k「油断すると、痛い目見るぞ？」なに！？」
再不斬がカカシの言葉に返事する前にナルトが再不斬の前に出ていた。
再「(このガキいつの間に俺の前に！？)
サク「ナルトがなんであそこにいるの！？」
サス「あの野郎！いつ行きやがった！？」
サ「(あいつ…いつもは冷静なくせに何でこういう時はあーなんだからな)」
カ「(あんたもあんな感じよ)」
サ「(えぇ…)」
などと再不斬が驚いた時に他は(一部を除いて)その行動に驚いていた
ナ「お前は自分の力に自信があるようだが、
その力だけじゃ、この世界は生きていけねぇんだよ…」
再「ガキ…何故そんな事を…知ってやがる、額当てまでして、忍者気取りか！だがな、本物の忍者っていうのはいくつもの死戦を乗り越えてきたやつのことを言うんだ。俺のビンゴブックに載るぐらいにな！」
ナ「気取り…俺は「ナルト…落ち着きなさいよ。
今は俺が相手してんだ。」
いつの間にか水牢の術から出ていたカカシが何かを言おうとしていたナルトを遮り、ナルトに言っていた
再「なに！？いつ抜け出した！？」
カカ「お前がナルトの相手をしていた間にだ。」
サ「(あの数分でかよ！？流石、6代目火影だな)」
カカ「お前はここで死ぬ」
再「くっ…この…」
シューーー…ザシュザシュ！
再不斬が言おうとした瞬間、千本が横から来て再不斬に刺さったすると…
「フフ…ほんとだ。ほんとに死んじゃった…」
再不斬の首を貫いたもの…それを放ったと思われるお面を被った少年が静かに木の上に姿を現した。
すかさず、カカシは倒れた再不斬の元に駆け寄りその生死を確認する。
――間違いなく、死んでいるようだ。
「ありがとうございました。ボクはずっと……確実に再不斬を殺す機会をうかがっていた者です。」
お面の少年は頭を下げ自分の身を明らかにする。
カカ「確か、その面……お前は霧隠れの追い忍だな……」
「さすが…よく知っていらっしゃる。」
サク「追い忍？」
恐る恐るサクラが聞き慣れない単語を聞き返した。
「そう、ボクは“抜け忍狩り”を任務とする霧隠れの追い忍部隊の者です。」
辺りに少々険悪な雰囲気が流れる。他里の忍との接触というのは実はちょっと危険だからだ。戦闘になりかねない。そして里同士のいざこざの原因の一つである。
サ「白…」
「…!?何故僕の名を？」
サ「あぁ…俺達はお前のことを知ってる…白…俺はお前の敵じゃねー、本来だったら再不斬の兄ちゃんとも戦いたくはなかったんだ。ただ…再不斬の兄ちゃん、全く話を聞いてくれねぇからさ。結局戦っちまったけど、頼む…俺たちの話を聞いてくれないか？どうしても、お前たちをガトーから救いたいんだ。」
サク「サトシ！？何言ってるのよ！さっきから！」
サス「おい！ウスラトンカチ！」
サスケ、サクラは、サトシの行動の意味がわからずサトシの名を叫ぶだけだった。そして、霧隠れの追い忍…否…白は目の前にいる少年の目が、嘘をついてるようには見えなかった、
何よりその必死さが、ふつふつ伝わった
白「わかりました。話は聞きます。僕らのアジトまで来てください。」
白は、実に賢い青年(見た目は仮面で見えないが)だった、自身のアジトであればいざとなれば、動きやすいのだ。
サ「って事で、カカシ先生付いてきて！」
カカ「ほんとにお前は…次から次へと、こっちは驚いてばっかりだよ。」
サク「ちょっと！サト「まぁまぁ。サクラ、サトシを信じなさいって！」カスミ！でも…」
サ「サクラちゃんの言いたいことはわかる。
でも、今からするあいつらを守るためでもあるんだ。確かに俺らはタズナのおっちゃんの護衛任務でここまで来た、でも俺らの真の目的はあいつらと会い、あいつらを木の葉に連れて行くことになってる。」
サス「何故なんだ！」
サ「はぁ、じゃあ分身に行かせるか」
ボン！
サ「じゃあ、頼むな」
影サト「おう！」
カカ「これって俺もなの？」
サ「早く！」
カカ「あぁー、はいはい！」
ボン！
影カカ「ちょ！待ってよじゃ行ってくる！」
カカ「あっ、うん、頑張ってね。」
カカシは、影カカシが急いで、影サトシについて行くのを見て、
ごめんねと思っていた。
サ「じゃあ、俺が説明する
サス「わかった。」
サク「わかった！」
サトシの言葉に納得したのか、黙ったのだったそしてナルトがサトシに念話を送っていた。
ナ「(全部バラすのか？)」
サ「(うん、まぁな、7班には知っていてほしい。)」
カ「(でも、暗部の事は…)」
ナ「(そこはじじぃが何とかしてくれんだろ)」
カ「(それもそうね)」
カカ「よし、ひとまずタズナさんの家へ向かうぞ！」
「「「「「「おう(はい)(わかった)」」」」」」
次回に続く
雷神「何か時間かかっちまったな。」
銀「いつものことじゃねーか」
雷神「＝(￣□￣;)⇒それを言っちゃおしまいだよ！？」
銀「へいへい」