サトシside
カカシ先生にそんなこと言われて、俺達は、素で言ってしまった。
カカ「え?違うの?」
サ「いや、俺らはさっきの事を聞かれると思ったしさ。」
ナ「一瞬何が言いたかったのかわからなかった。」
でも、今のカカシ先生の言い方からすると…
サ「まさか…カカシ先生って逆行してる?」
すると、カカシ先生は驚愕して
カカ「さっき、言っただけで、なんで分かっちゃうの?」
サ「いや、今の言い方からしたら、そうかなぁって思ってな!」
カカ「なるほどね。それで君達は、違うようだけど、どうなっちゃってんの?」
サ「あぁー、多分この世界は、カカシ先生の時間軸とは全く違うと思う。でも、俺の事やカスミの事がわかるって事は俺達はそっちの時間軸にも来てたみたいだな…」
カカ「え?それってどういう事なの?」
サ「これ知ってるのは、猪鹿蝶のみんなと火影様とナルトしか知らないけど、俺とカスミやハルカ、ヒカリ、ミク、シゲル、タケシは、この世界の人間じゃないんだ。」
カカ「え!?俺の時間軸では、お前らは親も姉とかも居たんだぞ!?」
サ「そういう事か…やっぱり、カカシ先生はパラレルワールドから来たみたいだな。」
ナ「みたいだな。」
カカ「って、そういえば、お前らは逆行者じゃないことはわかったが、なんか性格が違くない?」
サ「まぁ、そりゃそうだろうな〜、こいつは、暗部の総隊長だしなぁ」
カカ「……!そこまで違うのか!?」
サ「うん、じゃあ、こっちが質問するけど、いつここに?」
カカ「ああ、この波の国に来る前だな」
サ「あぁー、なるほどなぁ。でも、こっちとしてはありがたいや!」
カカ「なんだ?」
サ「白と桃地再不斬を助けれるって事ができるからさ!」
カカ「そうか、今は波の国へ行く途中だから、あいつらがいるのか。
でも、助けた後はどうするんだ?」
じゃあ、言うか、助けた後のことを!
サ「もちろん、木の葉の忍にさせるんだよ!」
カカ「そんな事が可能なのか!?」
サ「そりゃ、じいちゃんは事情知ってるからね。それに戦力強化のためにね!」
カカ「なるほどね。前の世界とは事情が違うわけなんだね。」
サ「うん!後、うちは一族は滅んでないからね?」
俺は、カカシ先生にその事を伝えると…
カカ「何だと!?それは本当なの!」
「「俺らで、それをしなくした。」」
サ「だけど、表上は滅んでるって事にしてる、カカシ先生だって逆行者なら、わかってんだろ?」
カカ「あ、ああ、驚いたな、そこまで違うのか。」
サ「でも、こっちだって驚いてるよ、そっちの世界では俺達は転生者じゃないって事が」
カカ「ああ、って事は、カスミも事情知ってたのか。」
サ「後で伝えとく、カカシ先生は六代目火影になった時代なの?」
カカ「そこまで知ってるのか、転生者ならそれもそうか。そうだよ。俺は六代目火影になって、そしてナルトに7代目を継がせてから隠居生活の末に、寿命で死んだ。」
サ「なるほどね。それで気づいたら、墓の前に居たわけなんだね?」
カカ「ああ、それでイルカに聞いたらナルト達がタズナさんとまってますよ!って言われて、あぁー波の国へ行こうとしてるんだなって思ったんだ。」
サ「そして、俺とナルトのあれを見て俺らもここに来たんだって勘違いしたってわけか。」
カカ「ほんとにびっくりしちゃったよ。」
ナ「まあ、その話はじいちゃんも含んで話そーぜ?今は、この任務を終わらせてからだ。」
サ「それもそうだな。じゃあ、カカシ先生」
カカ「わかってる。俺は再不斬に手加減してやれって言ってるんだろ。」
サ「流石は、六代目火影様、わかってる〜。よろしくねー」
カカ「おう」
俺達は、話が終わり待たせていた、カスミ達と共に波の国へ向かうのであった。
サ「(カスミ、カカシ先生が
つー事になった。)」
カ「(すごい展開ね。)」
サ「(俺もびっくりだよ…まさか、カカシ先生が逆行者だってのが)」
ナ「(憑依逆行って言うのは初めて見たな。)」
サ「(確かにな。まぁ、波の国は楽になるな。)」
「「(ええ(ああ)」」
続く。
銀「今回は、随分、会話が多いな。」
雷神「なんかこうなった。」
銀「おいおい、」
雷神「(´▽`) '` '` '`」