デジモンアドベンチャー=9人目の選ばれし子どもと可能性の紋章=   作:黒風

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X第8話X

1999年8月2日 渋谷

 

side白羽

 

僕はタケルと喧嘩して逃げ出したパタモンを

引き留めてベンチですわって話をしていた

 

「たけりゅがわるいんだ!あんなに怒るから・・・」

「でもきっと

 タケル君は本当のことを言われてきつく当たっちゃっただけだよ・・・」

「・・・・・それもわかってるんだけど・・・・」

 

パタモンは自分がいない間にタケル君が

デジモンに襲われたらとか考えてないのかな?

もし、もし原作と話が変わっていて、

タケル君たちが怪我をしていたらとか考えてしまう自分がいる

それにどっちにしろ・・・・

 

「しろは?どうしたの?!」

「タケル君たちを助けに行くの!」

「えぇっどういうこと?」

「早くしないと手遅れになるから・・・!!!」

「どういうこと!!??」

 

そういって僕はパタモンを抱きかかえて走り出した

たしかこっちに・・・・

 

「何も殺そうとすることははないじゃないか!!!」

「そうだよ!!!」

 

ヤマトさんの叫び声とワーガルルモンの声、

 

「いた!!ヤマトさんタケル君!」

「パタモン!?」

「白羽なんでここに!?」

「よかった、パンプモンとゴツモンは無事で・・・・・ッキャッ、、」

「白羽!!」

 

倒れているパンプモンとゴツモンに駆け寄った時に

僕はヴァンデモンの攻撃の投げれ玉を食らってしまった、、、

 

「白羽!大丈夫か!?」

「ヤマトさん、私は大丈夫です!それよりも逃げましょう!!!」

「嗚呼!!」

 

そういってパンプモンとゴツモンを抱えて駆けだしたとき、

 

「イタッッッ」

 

さっきの流れ弾をくらった時にできたであろう足の怪我がいたみ、

バランスを崩してこける

 

「だ、、、大丈夫か?」

「いいから先行って!」

「あっああ」

 

パンプモンとゴツモンが言ったのを確認したとき

やっとヤマトさんがこちらへ気付いたらしい、、

 

「白羽!?足怪我してるじゃないか!?大丈夫か、、、、

『ブラッティストリーム!!』

「うわぁっ」

「ヤマトさん!!??」

 

僕は攻撃を放ったヴァンデモンを睨み付ける

足の出血がひどいようで、少し視界がかすんでくる

 

「なんだその眼は、気に入らないお前から先に始末するとしよう、、、」

「白羽ちゃーん!!!!!」

 

タケル君が叫ぶ声、

パタモンがエンジェモンに進化したみたい、、

僕は少しだけ意識を

飛ばすことにした、

 

 

 

 

 

 

 

----------

 

 

「白羽ちゃん!大丈夫!?」

「しろは?大丈夫!?」

「白羽!おい大丈夫か!?今病院に!!」

「い、、、え、僕のうちに・・・・

 僕のうちに連れて行ってください!!!」

「お前、自分の状況わかってるのか!?」

 

ヤマトさんたちのかける声に意識がはっきりしてきた、、

病院に行かないのはまだ間に合うかもしれないから、、

僕は持っているハンカチで傷を止血した

 

「今なら間に合うかもしれない・・・・・

 ・・・・・・・・・・・届けなきゃ・・・・・・・・・」

「おいっ!?白羽まてよ!!!!????」

 

届けなきゃ、、ヒカリのデジヴァイス!!!!

 

 

side太一

 

八神家

 

Prrrrr

 

《「太一か?」》

「あぁヤマト、テレビみたか?」

《「みたもなにもさっきまで俺たちその場にいたんだ!!

 ヴァンデモンのやつ仲間のデジモンまで殺そうとしていた・・・

 太一、ほんとうになにするか・・・

 それと白羽がそっちに向かってあいつ、怪我してるのに!」》

「なんだって!?」

《「あいつ…何か届けなきゃって・・・・・」》

 

怪我なんて・・・・

何を考えているんだ・・・あいつ

 

 

side白羽

 

やっと自分の部屋に着いた・・・・

ボクとヒカリとお兄ちゃんのデジヴァイス・・・・

僕はそのうちのボクとヒカリのを持ってベランダへ出た、

 

いた、ウィザーモンとテイルモンそしてヒカリ

 

「ヒカリ!!」

「白ちゃん!?どうしたのその怪我、、、、」

「そんなことよりウィザーモン!コレ、あなたならわかるでしょう!!」

「タグが反応している・・・・もしかしてそれが、

 テイルモン、思い出してください、、あなたが待っていた人を」

「わたしが待っていた人・・・・?」

 

 

 

「ヒカリのそばに誰かいる・・!」

「えっなに、、デジモン!?」

「ヒカリ、そいつから離れるんだ!」

 

思考を巡らせているテイルモンにむけてアグモンが炎を放とうとした、

 

「アグモン!太一さん!待ってください!!!」

「えっ白羽お前・・・・・」

 

僕はベランダを飛び越える、その際足のけがが痛むが気にはしない、

 

「テイルモンこれを・・・・・ヒカリ!」

「白羽!?それはまさか!」

 

僕はテイルモンの手にデジヴァイスを持たせ、

その手の上にヒカリの手を乗せる、

 

デジヴァイスから光があふれる

 

「よかった・・・・・・・間に合った」

「白羽、どういうことだ?・・・・・ヒカリが八人目か九人目なのか?」

「そうですよ、太一さん、ヒカリは8人目の選ばれし子どもで、

 そのパートナーがテイルモンなんです。」

 

 

 




今回は長めですね・・・・・
そしてグダグダ

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