デジモンアドベンチャー=9人目の選ばれし子どもと可能性の紋章=   作:黒風

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X第2話X

1998年8月1日月詠家

 

白羽side

 

「はぁ、、、はぁ、、、」

 

ドアにもたれかかり足から崩れるようにしてしゃがみこむ、、

あのコロモンは太一さんのパートナーデジモンで、

あの時のコロモンじゃないのに、、、

謝らないといけない、、、けど足がすくんでしまっている

 

『白羽!?おい、大丈夫か?』

『白ちゃん?』

 

二人が心配して声をかけてくれているけど

「大丈夫ですから、、」

と返し、自分の部屋へ向かう、、

 

そしてしばらくしてから

 

《「白羽・・・・・・?・・・・・・どうかしたの?」》

 

机の上のポケベルのような、ゲームのような機械、

僕のデジヴァイス、、

赤紫色をしたそれから聞こえる声に僕は

 

「少し昔を思い出しちゃってさ、、、駄目だよね僕、、コロモン殴っちゃった、、」

《「じゃあ謝らないと、、、、、、」》

「うん、でも思うように足が動かなくて、、、、」

 

『白羽ー?飯作ったけど、いっしょにくわないかー?』

 

太一さんの声なんでここまで聞こえるんだろ、近所迷惑だ、、

でも、コロモンに謝らないといけないし、、

 

《「白羽、、いってきなよ?・・・・・・」》

 

「カプリモン、、、、、うん、いってきます」

 

僕は再び八神家へ行った、、、

 

 

八神家

 

太一side

 

「コロモン、、、ごめんなさい、、」

 

そういって頭を下げる俺の幼馴染の白羽、

容姿的に男にしか見えないがれっきとした女、

 

「ボクは大丈夫だから顔上げてよー、もう痛くないしさー!!」

「そうだぞ白羽、もとはこいつが驚かせたからだろ?」

「だけど、、、、思いっきり殴っちゃいましたし、、、、」

 

申し訳ない、そんな顔をする白羽

 

「白ちゃん、、、、お兄ちゃん、、お昼、、、」

「ヒカリおなかすいたの?じゃあ僕つくる、、、

「いや、俺が作ったし」

「そういえばそうでした、、、」

 

白羽の料理はこいつホントに小2なのか?と思うぐらいに美味い、

だけど今日ぐらい俺が作ってやろうとおもったので、

行動に移すことにしたまでだ、、、、b


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