ベルセルク~転生?違うTSだ。~   作:ノスフェ

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(ФωФ)<にゃんはろいぶにーんぐ
最近 我が家の猫が行方不明になってしまいました…
ハア…orz


第五話

~鷹の団・宿営地2~

ーガッツ視点ー

………う?……ここはドコだよ…暗い…テントの中か?

身体に怪我の処置が施されていやがる?……誰だ?いずれにしても見た奴を生かしておくワケにはいかねえ。

俺のこの身体の事をバラすのは かなりマズイ。バレたらどの位マズイかって言うのは、男か女かに寄るが男が一番マズイだろう。何故かは押して図るべしってやつさね。女はどうかって?………女って世間話とか噂話、好きだろ?広まるんだよ、助けたヤツが男かと思ったら女だったんだ、って噂がさ……あれ?女の方が面倒?

まあ兎も角にもこのテントから出なければ。

おおっと、布を被って行かないとな。今上は包帯だし。

ああイテテ………クソッ、あの白髪ヤロウ寸分違わず急所刺しやがって…… … …と、なると襲って来たアイツらのか!

何なんだよ、襲って来たかと思えば今度は介抱しただと?

ふざけたヤツらだな。ヨシ、アノ白髪ブンナグロウ。ソウシヨウ、ウン。

入り口は、っと………ウゲッ、布を被っといて正解だったな。

出た瞬間見えたのは傭兵達の視線、視線、視線。

そんなの気にしないで目が明るさに慣れてくるのを待ち、

前を見据える。背の高さに大きく差があるヤツらが二人見えた。片方が褐色の……ああ 、あの時の女か。

あ、もう一人と口論してる……打ったな、いいビンタだ。

もう一人は…………アノ白髪ヤロウカ、イイキミナノサ。

次いでに俺も殴っとこ。俺の黄金の右手(今命名)を食らいやがるんだぜッッッ(棒)

今自分がどういう状態でいるのか忘れて俺は白髪に躍りかかった。

うん、白髪が全面的に悪い。

ーガッツ視点終ー

ーキャスカ視点ー

グリフィスにあの女についての報告をしといた。女、の部分は隠しておく。何でかって?………アイツにも都合ってモノが有るんだろうって、珍しく甘くなったのかもなあ?

男である事を望めど、女で傭兵をやる時の付きまとって来る面倒な事を、奴は今まで一人で掻い潜っていたのだろうな、と勝手に感傷的になっただけさ。同じ女として。

それはさておき、グリフィスに一発くれてもよいだろうか?

知らないとはいえ、私を男に添い寝させようとしただろ。直前まで気分が最悪だった。アイツが女と知って ものッスゴク

気が抜けたのは内緒だっ!………それで気を赦したんだな。多分。だから、グリフィス、一発シメる!

腕を振り抜く。「バッシイイイン!!」

よし良い音が出た、これで許そうじゃないk「バキイイイイイッッッ!!!」っなに?何事だ?!私のより良い音がしたぞ??!えっ、アイツもうあんなに元気なの??!!

…………そんな事無かった、アイツ超痛がってる。マヌケ過ぎるだろ。大人しくしろよ、ほら、支えてやろう。

グリフィス、目を丸くして此方を凝視するなよ。私まで馬鹿みたいだろうが。

ーキャスカ視点終ー

ーグリフィス視点ー

おお、キャスカが珍しく実力行使してきたな。まあ当然か。

男を好いていない、寧ろとても嫌悪している気配があるキャスカに、男との添い寝を頼んだんだからな。済まないな、一発を甘んじて受け入れるのも当たり前だ、殴れ。

………おおう、殴るのではなくビンタとは。痛た、殴るよりもえげつないのが来たな。でもこれで気が晴れt「バキイイイイイッッッ!!!」…ウグウッッ??!!なんだ急に??

ああ、あの男が起きて、テントから出て、助走を付けて、怖い笑顔で、殴りかかって来たのか……キャスカのビンタよりも、効いたよこの一撃。当たり前だけれども。

まあ仲間がこの場に揃っている手前なので堪える。痛くない、痛くない。

……ふう、さて、このくらい動けるのならばコイツにあの話を持ち掛けても大丈夫だろう。ん?キャスカがこの男を支えるのか?本当に珍しいな、今日は槍の雨が降るかもしれない。………コホン…、では、

「お前、鷹の団に入らないか? 」

「俺のモノになれ。」

……おい、何で白い目でオレを見るんだ、少しずつキャスカと一緒に後ずさるなんて器用な事をしてるんだ?なあ?

 

 

 




グリフィスがアレなのは我が家の仕様と思って下さい。

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