ベルセルク~転生?違うTSだ。~   作:ノスフェ

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(ФωФ)<にゃんはろいぶにーんぐ!
だいぶ間が空いてしまいましたね…すいません。
所で関係無いことを1つ言わさせて下さい。
今月のSQUAREジャ〇プ、もうコンビニの端っこの雑誌コーナーに入れても誰も判らないような気がします。
この意味を理解出来た人は心が使徒に近づいているかもしれないです。
終〇ラ、青エ〇みたいなジャンルはまだしも、最近変ですよ、マンガの内容が。ラノベはしょうがないとしても。
純粋なファンタジーが読みたいです。お金の単位がしっかりある、綺麗な風景があるマンガ・小説が欲しいです。
胸が平均サイズのマンガが読みたいです。衣装が薄すぎない女の子を見たいです。薄い衣装なんて、彼女達の怪我が増えていくばかりです。
本当のギャップ萌えというのを見たいです。←オイ
長々と私情駄々漏れな前書きでした。
それでは 、どうぞ。


第八話

~鷹の団付近・小高い丘~

ーガッツ視点ー

白髪ヤロウと睨み合いになって膠着したまま20秒経った。

俺はこういう駆け引きが嫌いなんだが、やっこさんはこの状況は楽しいらしい。あの鷹のような目で、此方を窺いながら うっすら笑っていやがる………ネチッこい性格だ。

それに、あの様子だと余裕ぶっこいている。前に一度、俺を一撃で仕留めれちまった事からか。

今怪我をしているのもある。まあ……しかし、この方がより力が入って俺としては闘い易い。格言にもあるだろ?窮鼠猫を噛む。ってさ。自分で鼠って言うのも悔しいが、今はそんな状況だ。

……んでもって、さっきから丘の麓の方がウルセェ!ヤジを飛ばしてんじゃねえよ!集中したいんだよ!!一寸黙ってろ外野!!

思わず麓の方をギッと睨み付ける。少し静かになった。しかし、煩いヤツはまだ数名いる。……肝が座っているのか、馬鹿なのかのどっちかだな。

おっといけねえ、白髪から目を逸らしちまった。……てっきり 余所見している間に仕掛けてくると思ったんだが、予想に反してヤツも団員達の方をチラッと見て苦笑を浮かべていた。…………自由すぎる部下を持つのは大変だな(遠い目)

ガンビーノ率いる傭兵団も自由なヤツが多かった。ここの奴ら依りかは節操があったが。今思えば、それがガンビーノの求心力ってヤツか。

ヤツも視線を此方に戻したから決闘に戻るか。

不意討ちしないのかって?……正々堂々闘って、ぶっ倒した方が気分が晴れると思わないか?(黒笑)

さて、俺から先制してやろう。緩い雰囲気が消える。

《低く構えて、突きを放つ》

最初の牽制としては充分な一撃を白髪に咬ます。しかし、そうする事を予想していたらしく軽々と横に避けられた。

そのまま追撃に移る。突きだした剣を横に凪ぎ払う。また避けられる。硬直する前に、避けた白髪の所に剣を振るう。

逃げ続けていた白髪が、突如として行動を起こした。

俺が振るった重い一撃を受け、それを受け流して地面にめり込ませ、剣の角度を靴底で鈍くしてその上に乗り、俺の喉元にサーベルを突き付けた。

正に一瞬の出来事だった。

……やるじゃねえか。馬の上でお高く留まっているだけのヤツってワケではないようだな。それなりに場数を踏んでいるのか。しかも、ツーハンドソードをサーベルで受け流すなんてテクニックを持つヤツは初めてかもしれない。

「どうだ?」と言わんばかりの余裕の笑みが、心底ムカつく!!何だかフツフツと怒りのような、悔しいような感情が湧いてくる。殴りたい、その笑顔!!

思わず何時もやるように、歯でサーベルを噛みつけて、驚いた所でサーベルを歯でぶんどり、放り投げて相手のマウント取る、なんてしちまった。

何時もの喧嘩の必勝法を咬ましてしまった。ムシャクシャしてやった。反省も後悔もしていない。が文字通りの理由として採用されても可笑しく無い。……ちょっと後悔した。口痛い。

しっかしまあ、マウント取ったからには こっちのもんだ。

思いっきり殴って決着を着けよう。(いい笑顔)

《殴る!殴る!!殴る!!!》

これは変態の分!これはホモぉの分!これは怪我の分だぁ!

ある程度殴って、今までの鬱憤を晴らしていく。

…………しかしそれが原因で隙が出来てしまった。

殴られっぱなしだった白髪が急に俺の腕を掴んだ、と思ったら、これまた一瞬で逆にマウントを取られてしまった。

……………お、おう。これはマズイ(冷や汗)

嬉々として殴ったからか、物凄い殺気を背中から感じる(汗ダラダラ)

しかも左腕を背中側に持ってきているから関節極める気満々だ。(滝汗)

………決着着いたの認めるから、外すのは辞めてくれ。また怪我が増えると日々の鍛練に差しつかえる!マジで!

え?「これでも入団するつもりは無いのか?」だって?

…………………………こんな情けない状態だが、売り言葉に買い言葉ってやつだ。

「嫌だね!!変態ホモ野郎!!!」

ーー瞬間、肩に激痛が襲い掛かってきた。マジいてぇ、口から小さく悲鳴が溢れちまった。あ、ヤバイ、痛みで視界がボヤけてきた。これはまた気絶しちまう。筋肉が減る!←大事

後、周りが煩くなってきた。団員共か。こっち向いてなんか言ってるが、何も聞こえない。

あ、あの女が近づいて来た……アイツなら、任せられる…………あと、よろ……し……く………

ーーーー意識が完全に暗闇に染まった。

ーガッツ視点終ー

ーグリフィス視点ー

あー、大分手こずったな。顔が尋常じゃなく痛いし熱くなっている。あ、血も出た。後で団員の誰かに水を持ってきて貰おう。

だが逆にこれだけの(・・・・・)負傷で済んだからヨシとするか。殴る事に集中してなかったら、もっと被害が大きかっただろう。主に切り傷とか。

背中側が騒がしくなってきた。団員達が駆け寄ってきたな。

勝てたから良かったが、此方が集中している時に野次を飛ばしてくるのは辞めてくれ。此方は割りと真剣だったんだからな?あの男を挑発するのにわざとらしく余裕ぶった演技をしていたんだから、気が抜けなかったんだ。

団員達も、俺が無事だと安心したからか余裕が生まれたらしく、気絶してしまったアイツに対して、皮肉った声や馬鹿にした声を上げ始めた。俺は其れを止める。これから仲間になるんだ、仲良くとまでは言わないが、軋轢を起こさない程度に留めねば。

暫く団員達を宥めていると、キャスカの姿が見えない事に気付いた。アイツの性格上、真っ先に来そうなものだが…

周りを見回すと、直ぐに見つかった。あの男の傍だ。

かなり焦っているように見える。負傷していた所にまた負傷させたからか?急いであの男を担ごうとしている。

流石に俺が団員と運んでいこうと思っていたんだが、あの様子だと声を掛けづらい。なんか凄く睨んできてる。なんかデジャヴを感じる。やめろ、白い目が、白い目が!

………キャスカが着々と変わっていってるんだが、どうしたらよいだろうか。俺のカリスマとは…………?(泣)


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