ハリー・ポッターと病魔の逆さ磔   作:三代目盲打ちテイク

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第51話 二度目の授業

 ハリーは、ロンをたたき起こし変身術の教室に向かう。

 

「そんなに急がなくても大丈夫だろ?」

「道覚えてる? 遅刻したらマクゴナガル先生が何をいうかわからないよ」

「…………よし、急ごう」

 

 想像したロンは一度ぶるりと震えてからハリーと共に歩き出した。問題なく変身術の教室に入ることが出来て、限りなく説教に近い注意をまた受ける。

 

「変身術は、ホグワーツで学ぶ魔法の中で最も複雑で危険な物の一つです。いい加減な態度で授業を受ける者には出て行ってもらいますし、二度とこの教室には入れません。」

 

 彼女は注意を終えると目の前の机に魔法をかけ豚に変えてみせた。それにハリー以外の面々は全員感激し、自分も試したいとソワソワする。これは一年生の時に見たので、もう感激はしない。

 そんなことよりも板書に備え、黒板の前に立ってチョークを動かし始めたマクゴナガル先生に合わせて板書していく。早く呪文を使ってみたい生徒たちはお預けをくらいながらもノートを取って行く。

 

 黒板を書き終え、それについて説明を終えたマクゴナガル先生は、一人一人にマッチ棒を配り始めた。マッチ棒を針に変えろと彼女は言う。

 それからマクゴナガル先生は呪文を生徒たちに教えて、自ら手本を見せる。そして、さあ、やってみなさい、と実技の時間。

 

 ハリーは即座にマッチを針に変えて見せた。

 

「なんとまあ。きちんと予習をしていたのかしら。おみごと。完璧ですよハリー。グリフィンドールに10点。さあ、みなさんもミスター・ポッターに負けないように頑張ってください」

「君、凄いね。僕なんて、どうやれば良いのか全然わからないよ」

 

 隣に座ったロンが愚痴るように呟く。彼は呪文をかけたが、マッチ棒は一ミリたりとも変化しない。そう言えば、サルビアの前でこんなふうに愚痴をいったなとハリーは思い出しながら、

 

「イメージするんだ。マッチ棒を良く見て、針を良くイメージすると良いよ」

「イメージか。ん、んん」

 

 そう大仰にロンは呟きながら咳払いをして呪文を唱える。少しであったが変化の兆しがあった。

 

「凄い!」

 

 そう言えば、自分もそうだったなと思い出す。

 結果、この授業でマッチ棒を変化させられたのは、ハリーとハーマイオニーだけだった。

 

 そしてやってくる魔法薬学の授業。

 

「この授業では杖を振ったり、ばかげた呪文を唱えたりしない。いいかな。

 魔法薬調合の微妙な科学と芸術的な技を諸君が理解できるとは期待していない。だが、一部の素質のある選ばれた者には伝授してやろう。人の心を操り感覚を惑わせる技を。名声を瓶の中に詰め栄光を醸造し死にすら蓋をする、そういう技を」

 

 そう言ってスネイプはハリーをロックオンする。

 

「ところで。諸君の中にはどうやら魔法が出来るからと調子に乗っている者がいるようだ。ミスター・ポッター。その名も高きミスター・ポッター」

 

 授業は聞いていたが、どうにも他の授業でハリーの評判を聞いて難癖をつける方向らしい。

 

「さて、アスフォデルの球根の粉末にニガヨモギを加えると何になる?」

「アスフォルデルとニガヨモギを合わせると、強力な眠り薬となります。あまりに強力なため『生きる屍の水薬』と言われているほどです」

「ほう、予習はしているようだな。では、もう1問。ベゾアール石を見つけて来いと言われたらどこを探す」

「山羊の胃の中です。ほとんどの薬の解毒薬になります」

「…………」

 

 思い通りにならなくて、スネイプは若干歯噛みしているようだった。サルビアに散々馬鹿と言われながら覚えさせられたのが役に立った。

 

「モンクスフードとウルフスペーンとの違いは」

「どちらも同じ植物で、トリカブトの別名のことで、その塊根を乾燥させたものは漢方薬や毒として用いられます」

「授業の予習はして当然だ。点数を与えるまでもない。

 そうだミスター・ポッターが言った通り、アスフォルデルとニガヨモギを合わせると強力な眠り薬となる。あまりに強力なため『生きる屍の水薬』と呼ばれる。

 ベゾアール石を探すならば山羊の胃の中だ。モンクスフードとウルフスベーンは同じ植物で、トリカブトの別名でもある。毒にもなれば薬にもなる。

 さて、諸君らは何故いま言ったことを全てノートに書き取らんのだ」

 

 一斉に羽ペンを取り出す音と羊皮紙を取り出す音がした。その後、スネイプは生徒を二人組にわけておできを治す簡単な薬の調合をさせた。ハリーはロンと組んでいた。

 当然、これもやったことがある。いくら苦手な魔法薬学とは言っても中身は四年生である。それなりにはできるようになっているし、サルビアやハーマイオニーに習ってきた。

 失敗することはなかったが、やはり褒められることはなかった。

 

 次の週の木曜の朝、そうついに待ちに待った飛行訓練である。サルビアは死にそうな顔をしてたっけとハリーは思い出しながらようやく箒に乗れると、とても楽しみであった。

 二十本の箒が地面に整然と並べられており、マダム・フーチの指示で、みんな箒の横に立つ。

 

「そして、こういうのです。上がれ」

 

 右手を箒の上に出して、上がれと唱える。やはりたったの一度でハリーの手の中に箒が収まった。

 

「皆箒を持ったわね、そしたら、またがりなさい。笛で合図したら全員で地面を蹴り浮き上がりなさい。しばらく浮いて、前かがみになって降りて来なさい。良いですね」

 

 全員が箒を手にできたところで、箒にまたがり、マダム・フーチが笛を吹いた。まず浮き上がったのはやっぱりネビルだった。

 彼はどこかへ飛んで行き、ハリーの知るとおりに城壁にぶつかって挙句、像に引っかかり落っこちてきた。

 

「ああ、手首が折れてる。大丈夫よ、しっかりしないさい。医務室に行きましょう。他のみなさんは地面に足を付けて待ってなさい! もし飛ぼうものなら、クィディッチのクを言う前にホグワーツから出て行ってもらいますよ」

 

 一文字も変わらない脅し文句を言ってマダム・フーチはネビルを連れて医務室へと向かって行った。

 

「見たかあの顔。思い出し玉があれば、綺麗な落ち方を思い出すさ」

 

 それを機会とばかりにマルフォイがネビルが落とした思い出し玉を拾い、馬鹿にする。

 

「それを返せよマルフォイ!」

 

 二回目になるがやっぱり許せない。友達を馬鹿にされるのはどうやっても許せることではないのだ。

 

「嫌だね、ロングボトム自身に探させる……屋根に置こうか」

 

 そう言って彼は箒にのって浮き上がって行った。

 

「なぜ、取り返さなかったんだ?」

 

 大抵は黙って物珍しそうに魔法などを観察していたヘルがそう言った。

 

「おまえならあの少年が飛びあがる前に腕なりを掴んで地面に引き倒すこともできただろう」

「箒に乗って飛びたいんだ」

「それほどか。私には空を飛ぶというのはいささか理解できないが。人は自由を好む。空を自由に飛ぶというのはそれだけで魅力的であることはわかる。そこに至るまでの過程は私には理解できても実感はないが」

「飛んじゃダメ! 先生に言われたでしょう。退学になるわよ! それに、飛び方も知らないのに!」

「彼女がそう言っているが良いのか?」

「良いんだ。あとでちゃんと謝るから」

 

 そう言ってハリーは空へと飛びあがる。案の定ハーマイオニーはなんて馬鹿なのと言っていたが。

 

「それを返さないと箒から叩き落とすぞマルフォイ!」

 

 マルフォイと並びそう宣言する。マルフォイはそれを嘲笑うように思い出し玉を見せつけてくる。

 

「嫌だね」

 

 宣言通り叩き落とそうとするが、躱される。

 

「取れるもんならとってみろ!」

 

 そして、思い出し玉を全力で投げた。

 

「――!」

 

 即座に反応してハリーはそれを追った。

 

 箒の性能は悪いが、追いつけることは知っている。だから、スピードを上げる。前にやった時よりも早く。そして、危なげなく追い越し、思い出し玉を掴み取った。

 

「ハリー・ポッター。来なさい」

 

 そして、地上に降りたところでマクゴナガル先生に呼ばれて連れて行かれる。

 

 そこはクィレルの教室。クィレルをなんとかしたいけれど、何もできない。証拠がないうちにあいつがヴォルデモートだと言っても誰も信じないだろう。

 ダンブルドア先生なら信じてくれるかもしれないが、どうしてそんなことを知っているのかという話になる。夢の中だから気にする必要はないと思うだろうか。

 

 それをヘルに聞いてみると。

 

「あまりオススメはしないな。ここが夢だと夢の住人に言ったところでおまえの正気を疑われるだけだ。それではおまえが敵だと言っている彼をどうこうするどころの話ではなくなってしまうだろう。ここは大人しく機会を待つのが良い。単純な話では殺してしまうのが一番なのだろうが、彼も人だ。なによりおまえ、殺しはせんだろう」

「うん。人を殺すのは悪いことだからね」

 

 そう機会はあるのだ。危険ではあったけれど。結局、何か大きな違いが起きるまでは前と同じ通りに進めるということことになった。

 そんなことを放している間に、オリバー・ウッドが連れてこられた。

 

「ポッター、オリバー・ウッドです。この子は最高のシーカーですよ!」

 

 二回目だけれどやはり褒められるのは悪い気分ではなかった。

 

「して、ハリー、シーカーとは探索者のことだとは思うのだが、何を探すのかね。こういう場合の王道はお宝だと思うのだが。

 確かに、この城にはその手のものがありそうではある。ここはこういうのが常道だろう。心が躍ると。まあ、私には心なんてものはないが得てして男の子というものは宝探しが好きな人種なのだろう。それならばおまえのはしゃぎようも納得というものだ」

「違うよ。クィディッチっていうスポーツでのポジションのことだよ。スニッチっていうボールを探して取るのが仕事なんだ」

「ふむ、となると箒に巧く乗れたからこそか。いや、自明であったな」

 

 そんな風に夢は過ぎていった。

 

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 玉座に男が座っている。大外套を見に纏った軍服の男。黒髪の東洋人。それがヴォルデモートの前の玉座に座っている。

 

「さて、聞かせてはくれないかね闇の帝王殿。俺としてはお前の思想を気に入っているのだがね。人間は苦しみの中でこそ輝く。すなわち試練だ。

 であれば、俺とお前は共存できると思うのだが、俺の何が気に入らないのかね?」

「お前は救いを与えない」

「ほう」

「試練を与えるだけだ。それでは救われない。祝福(ヤミ)を以て、初めて人は救われるのだ」

「俺としては試練を越えた勇者には等しく褒美となるものを与えているつもりではあるのだがな」

「全て等しく救うのだ。俺様は」

 

 互いの思想は似ている。

 どちらも人間には、苦しみという名の試練が必要であると定義し、平時、平穏、平和による人間の堕落を憂いている。

 だからこそ互いに交わらない。

 

 玉座の男は試練を与えることによる乱世を望んでいる。そこで生き残れる者は輝く者たち。弱き者でも覚悟が残せればそれで良いと言うようなことを是とする世界。

 救われるのは、玉座の男が認めるだけの強さを持っている必要がある。往々にしてそれは滅びへの道だろう。少なくともヴォルデモートは玉座に座る男の思想(ユメ)をそう定義した。

 

 ヴォルデモートは病を与えることによって人間に苦しみを植え付ける。誰もが死にたくないと思い抗うことで人々の意思は輝く。

 そこにあるのは滅びではなく進化だ。病を与えることで死ぬ命があるだろう。しかし、死にたくないと抗う事で人とその文明は進化する。

 

 少なくない犠牲は出るかもしれない。だが、それを乗り越えて人々は次なる段階へと進めるのだ。試練による乱世は滅びを内包している。

 それは己も一緒だが、その後の結末が互いに乖離しているがゆえに相容れない。どれほど玉座の男がヴォルデモートの思想を肯定しようとも、ヴォルデモート自身が認められないのであれば、そこに存在するのは対決以外の道はない。

 

 ゆえに、

 

「由緒正しく決闘と行こうではないか。察するにお前もその方が良いだろう」

 

 そう言って、玉座から立ち上がる男。戦闘意気が高まり、覇気が空間を捻じ曲げていく。神威が生じている。圧倒的な神威。

 己と相手の間にある格差はいかほどのものか。考えるだけでも眩暈がするほど。

 

「待つのだ、まずは、お辞儀からだ」

「ああ、そうであったな。互いに礼を尽くしてこそだな。我も人、彼も人、故に対等」

 

 ヴォルデモートが礼をする。これは忘れていたと玉座の男もまた、礼をする。

 

「さあ、お前の輝きを俺に見せてくれ」

 

 ゆえに、まずは小手調べと行こうではないか。天高く手を掲げて男はまず叫ぶのだ。

 

「リトルボォォォイ!」

 

 創形される知らぬ者などいない最も有名な核兵器。所謂広島原爆。それは第二次大戦において、使用され日本国に多大な傷跡を残した兵器。アメリカが開発したウラン型原子爆弾。

 上空約600mで爆発してなお焼失面積13,200,000m²、死者118,661人、負傷者82,807人、全焼全壊計61,820棟の被害をもたらした爆弾だ。

 

 夢の中の法則にて紡ぎだされる核兵器。大別して五種、細分化して十種に分類される夢の中で通じる力のうち創法と呼ばれるイメージを形にするもの、創法の形と呼ばれる力によって現出したのは前述したとおり核兵器。

 創法の資質が高ければ高いほど、その再現度は高くなる。そして、目の前の男は作り出すことに関しては一家言ある。

 

 ゆえにその爆裂は容赦なくヴォルデモートと彼についてきた死喰い人を直撃する。

 

「プロテゴ・マキシマ」

 

 ヴォルデモートが選択するのは防御。魔法による盾の呪文と、夢の力を使用する。楯法と呼ばれる回復と防御に特化した五種のうちの一つの夢。

 体力やスタミナ、自分自身の耐久性を強化する夢であり防御型の(けん)と回復型の(かつ)の二つに分かれる。

 

 そのうちの堅ともう一つ夢を重ねる。

 咒法(じゅほう)と呼ばれるイメージを放つ夢。矢のように飛ばす(しゃ)と爆発のように広げる(さん)の二つに分かれるうちの散を用いて、自らの盾を強化して見せる。

 

 そうやって耐えられたのはヴォルデモートを含めても数名。死喰い人の中でも選りすぐりと呼ばれる者たち。レストレンジ、クラウチ、マルフォイ。

 十数名はいたはずの死喰い人は、呆気なく爆裂の中に散って行った。

 

「ほう、俺の知らぬ術理がどうやら存在しているらしい。良いぞ、そうでなくては――ならばこれはどうだ!」

 

 男は感嘆の声をあげると同時に次なる術式を装填する。いや、その時点で、上空。成層圏を超えた先に彼の軍団は召喚されていた。

 高水準の創法の形と咒法の射による芸当。

 

「神鳴る裁きよ、降れい雷ィ――ロッズ・フロォム・ゴォォォッド!!!」

 

 大気圏外にて召喚されていた数十万を超える彼の軍勢が一斉に牙を剥く。降り注ぐ天の光。それらすべてが破壊をもたらす最悪の兵器だ。

 

 その名の通り、それは神の杖である。アメリカ軍が核兵器に代わる戦略兵器として計画している事実上の軍事衛星であり、タングステン・チタン・ウランからなる全長6.1m、直径30cm、重量100kgの合金の金属棒に小型推進ロケットを取り付け、高度1,000kmの低軌道上に配備された宇宙プラットホームから発射し、地上へ投下するというもの。

 

 莫大な範囲を星の一撃が呑みこむ。

 

「ほう、やはり夢とは違う術理というのは中々に面白い。さあ、今度はどうする」

 

 この一撃は、盾では防げない。おそらく単純な効果範囲や放射能による汚染を考えれば先のリトルボーイの方が被害は上だろう。

 だが、直上から放たれ視認など到底不可能な速度で迫るそれを防げる者などいはなしない。威力もまたしかりだ。なにせ、これは星が協力する一撃。つまりは、星の一撃に他ならないそれ。

 

 それを盾の呪文で防ぎきることなど不可能。数十万、星の一撃がヴォルデモートたちに叩き込まれようとする。

 

「ルシウス!」

「は――! インペディメンタ」

 

 ルシウスが放った妨害の呪文を咒法の散で広げロッズ・フロム・ゴッドの落下が一時的に停滞する。

 

「ベラトリックス」

「はい、ご主人様」

 

 次に動くの豊かな黒髪を持ち、厚ぼったい瞼の女だ。彼女は杖を掲げて、

 

「エバネスコ」

 

 呪文を唱えた。それによって生じる結果は単純だ。ロッズ・フロム・ゴッドが消える。男との実力差、夢の強度で考えれば呪文一つでは不可能であるが。

 ベラトリックスは夢を二つ用いた。

 

 一つは、解法(かいほう)と呼ばれる他者の力や感覚、場の状況等を解析、解体する夢だ。すり抜ける(とう)と破壊する(ほう)の二つのうち崩によって消失呪文を強化させたのだ。

 そして、咒法の散でその効果を広げた。それによって、ロッズ・フロム・ゴッドを消して見せたわけである。

 

「ふははははは――実に、実にすばらしい。ああ、俺の愛しの彼らを見ているかのようではないか」

「行くぞ」

「来い、お前の愛を俺に見せてくれ!!」

 

 死喰い人とヴォルデモートの戦いは、始まったばかりだ。




つい、戦闘シーンが書きたいとムラムラしてやってしまいました。反省はしない。

ヴォルとアマなんとかさんの対決。ああ、書いていて非常に楽しかった。
ついでにここである程度の夢の説明でもしておこうかと思ってやってみた。

おまけのハリーの二度目の授業ですけど、流石に二度目なので優等生化しているハリー。
サルビアというスパルタ先生のおかげですね。

さて、ここからハロウィンのトロール戦と賢者の石奪還編へ一気に行きます。
正直一巻の内容はほとんど変わらないので飛ばします。
あとは現実での話もしていこうかと思います。
サルビア側は、私のテンションがおかしいときじゃないと書き切れる気がしないので書けたときにでも。あんな父親がいるリラータ家とかソフマップ特典ドラマCDを聞きながら深夜テンションじゃないとかけません。

あと報告として明日の更新はないかもです。今日は忙しい上に早く起きなければならないので。
では、また更新があった時に。

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