同調率99%の少女 - 鎮守府Aの物語   作:lumis

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那珂と五十鈴

 那珂も五月雨たちの場から離れて三千花らのところに戻った。

 

「なんだったの、西脇さんと五月雨ちゃんたち?」

「うん。ちょっとね。艦娘の装備についての話だった。」

「ふ~ん。」

 

 特に細かく言う必要もないだろうとふんだ那珂は三千花の質問に簡単に答えるだけにした。

 

 那珂たちはやはり身内の高校生で固まって会話に興じている。五十鈴も少し話すうちに同学年の三千花とも打ち解けあい、お互いの学校のことや趣味のことについて喋り合っている。

 一方で1年生組の川内、神通、三戸、和子は、唯一残った中学生の不知火こと智田知子を囲んで話している。不知火は神通・和子の近くにいることで妙な安心感を醸し出していた。話すよりも黙ってそばにいるだけで良いという雰囲気だ。ロビーで少し話した時以来、彼女は神通と和子の側にすぐに近寄っていた。

 

 そんな5人を2~3人分離れた位置で見ている那珂たち高校2年生3人組。

「不知火さんさ、なんだか神通ちゃんとわこちゃんにベッタリだねぇ~。」

「そうね。私もなんだかんだであまり話したことなかったから、彼女のことよく知らなかったけど……ああしてるとちょこんとしていて可愛いわね。」

 

「ねぇ、なみえ、それに五十鈴さん。」

「なぁに?」「何かしら?」

「私イマイチわからないんだけど、艦娘同士って仲良くしないものなの?」

 三千花の問いに那珂と五十鈴は顔を見合わせ、そして那珂がクスッと笑みを含んで答えた。

「そんなことないよ。あたしは五十鈴ちゃんはもちろん、他の子とも仲良くするし。」

「けど不知火さんとは……その、話したことなかったんでしょ?」

 本人に普通に聞こえてしまう距離にいたため、三千花は肝心の部分は小声で、そして言い方を変えて再び問いかけをした。その問いには五十鈴が答えた。

 

「いくら仲良くするしないといっても、私達はお互い普通の生活もあるし、結局のところ提督から出撃や遠征任務のスケジュールもらって動くから、どうしても一緒にならない・なれないケースも出てくるわ。それが彼女ってところかしら。」

「ま~つまるところ提督の編成のせいってことですなぁ~、ね、五十鈴ちゃん?」

「ん!ま、まぁそうね。……そうね、提督のせいよね。」

 一瞬言葉につまる五十鈴を見て那珂は瞬間的にいやらしい顔をする。真向かいにいた親友はそれを見逃さないが、あえてそれに触れなかった。

 

 二人の回答を聞いて三千花はさらに尋ねる。

「そうなんだ。改めて思うんだけど、西脇提督のやってることっていまいちわからないなぁ。なんだっけ、正式名称?さっき着任式のとき長い役職名言ってなかった?」

「ん~あたし初めて鎮守府来た時に説明受けたけど、本当は支局長とか支部長とか、総責任者とか総管理者とかなんとか?」と那珂。

「そうそれ。それなのにIT企業の人?」

 三千花は疑問を投げかけた。すると五十鈴が話に乗ってきた。

「彼は普段のIT企業のお仕事と国のお仕事の二足のわらじを履いてるのよね。突然管理者に選ばれたって聞くし、苦労が耐えないと思うわ。」

「昼間はパソコンに向かってお仕事、夜は鎮守府で艦娘たちの面倒……西脇栄馬の実態やいかに!?」

 那珂は提督を茶化した冗談を口にしてわざとクネクネと悶える。それを聞いた三千花と五十鈴は苦笑しながらも那珂の冗談に揃ってツッコミを入れた。

「なみえったら……それじゃ西脇さんどんな変な人なのよ!」

「よ、夜の面倒ってあんたねぇ……冗談にも言い方ってもんがあるでしょう?」

 三千花は至って冷静に、五十鈴は那珂の言い方に良からぬ妄想を一瞬してしまい少しドモリつつも冷静にツッコんだ。

 

 

--

 

 その後3人はとりとめもない流行の話題や日常の話題で盛り上がる。そのうち三千花が思い出したように鎮守府の話題を口にした。

 

「そういえばさ、前に提督から説明受けたけど、艦娘や鎮守府って言い方、現場の人が使いまくって広まったんだっけ?」

 艦娘の世界に顔を出しているとはいえ一般人である三千花。彼女の発言に那珂と五十鈴は知っている限りのことと自身の感じ方をひと通り述べ始める。

 

「そうそう。本当の名前は長ったらしくて味気ない呼び方よねぇ。私は艦娘になった当初、他の鎮守府の艦娘とたまたま接する機会があってその時にその人たちに聞いてみたんだけど、みんな鎮守府っていう昔の海軍の基地?の名前で呼ぶのは、そのほうがカッコいいし一発で似たような存在感やその役割を表現できるからなんですって。」

「へぇ~。そうなんですか。それじゃあ艦娘っていうのは?」と三千花。

「艦娘って言い方の由来は複数あるらしいわ。一つは艤装っていう艦船のデータを入れた機械を装備をする人、つまり艦の名を受け継いでその役割を担う人。だから艦になった女、または娘っていうじゃないかって。艤装と同調できるのは圧倒的に女性が多いかららしいわ。あとは大昔に流行ったゲームで、似たような言葉が使われていたって。死語にもなったその言葉を掘り起こして流用したんじゃないかって。もうネットでも探すのが困難なくらい文献が残っているかどうかもわからない、古いゲームらしいわ。まぁ私としては前者のほうが有力だと思うけどね。」

 五十鈴の長々とした説明に三千花はなるほど~という表情をして感心して頷いた。

 

「へぇ~って五十鈴ちゃんすんげぇ知ってるね。驚き~。」

 五十鈴が説明している様子を見て那珂も素直に感心していた。五十鈴は照れくさそうにしながらも説明を続ける。

「ンンッ!あんたに褒められると調子狂うわね……。あたしはあんたと違って普段から真面目に調べ物したり頑張ってるんだから。……ともかくも、他にも由来みたいなの聞いたんだけど、どれも艦娘制度が始まった当初から使われてたそうよ。多分時期的な話だけは本当なのだと思うわ。」

 

 五十鈴の想像混じりの説明を聞いた三千花は呆れた様子で感想を口にした。

「今じゃ雑誌とかネットでも普通に現場から広まった言葉使ってるのよね。最初に艦娘って使った人すごいね。」

「うんうん。今じゃ普通に艦娘って言葉使ってるしね~。もしホントだったら、『あたし艤装装着者になって、深海凄艦対策局および艤装装着者管理署○○支部に着任して活躍するんだ~』とか言ってたのかと思うと舌噛みそうで大変~笑っちゃうよね~。」

 長々とわざとらしく正式名称を使う那珂の言い回しに三千花と五十鈴はほぼ同時に似たようなツッコミをする。二人からツッコミを受けて満足気な那珂は両腕を後頭部に回して組みながらエヘヘと笑ってごまかした。

 

 

--

 

「ま~あたしたちはそんな艦娘になりましたが、五十鈴さんや。」

「なによ?」

「真面目な五十鈴さんは今気になってる人、いらっしゃるのでしょーか?」

 

 急に話題を変え、姿勢を前かがみにして上目遣いで五十鈴の顔を覗き込む那珂。二人の間にいた三千花は親友が時折人を多大にからかう時のいやらしいニヤケ顔になっていることに気づいた。と同時に嫌な予感しかしない。

 このままでは五十鈴の危険が危ない!などと三千花は悟ったがとりあえずそのまま見ていることにした。

 

「え……何よ突然!?」

「え~あたしたちは艦娘である前にぃ~、花の女子高生ですし、ねぇみちかさんや。」

 同意を求められて三千花は心臓が一瞬跳ねた。

「私に同意を求めないでよ!それにその言い方、いちいち古いのよ。」

「え~だっておばあちゃんやママが女子高生だった時に使ってたって言い方さ、逆に新鮮じゃない? それはそうと。みっちゃんも気になるでしょ? 艦娘の恋愛事情。」

 

 親友が言葉巧みに誘いかけるのを聞いて、三千花は実はそれなりに気になっていた。艦娘というよりも、艦娘になった他校の生徒の素行が気になっているというほうが正しい。三千花には那美恵、あるいは後輩の流留や幸がいる。その二人であってもそれほど知っているとは言えないが、せっかく知り合えた同学年の五十鈴こと五十嵐凛花についてもうちょっと知りたいと思い始めていた。

 そんな思いが湧き上がっていたため、那珂の言うことに微妙な反応を示し始めす。三千花は心のなかで、"五十鈴さん、ゴメンなさい"と謝りつつ今の考えを口にした。

 

「んーと。ええと。そう言われてみるとそ、そうかな?せっかくこうしてお招き頂いてるんだし。なみえ以外のか、艦娘の方のこと知りたいかな……?」

 親友からその言葉を聞き出したその瞬間、那珂はしてやったりの薄らにやけた顔になる。三千花だけでなく五十鈴もその表情の示さんとするものを感じ取るのは難くなかった。

 

「じゃあちょっとこっちこっち。」

 那珂は三千花と五十鈴を手招きして会議室の端っこに連れて行った。そうすることで川内たちのいる場所とも、五月雨たちのいる場所ともほぼ等間隔で間が開くことになった。

「なになに?なんなのよ端まで来させて。」

 五十鈴は那珂の意図がわからずに問いただしながら移動する。三千花はもうどういう展開になるのか想像がついていたためあえて何も言わずに親友の動きに追随する。

「じゃあ準備おっけ~ということで。五十鈴さんにインタビューです!」

 那珂は箸をマイクに見立てて箸頭を五十鈴の口元に近づけた。

 

「あ、あんたねぇ~何のつもりよ!?」

「え~、アイドル目指すたるもの、街行く人や他の艦娘の皆さんにも積極的に話しかけられないといけないでしょ?あたしが艦娘アイドルになるための練習だと思ってさぁ。付き合ってよ?なぁに、恥ずかしいのは最初だけだよ。」

 

【挿絵表示】

 

「アイドルって……。」と五十鈴は呆れて一言。

 那珂は五十鈴の反応なぞ気にせず続ける。

「うちのみっちゃんなんか長年あたしに付き合ってくれたおかげで今じゃ黙ってたってペラペラ語ってくれるんだよぉ~。そりゃもうあんなことやこんなことまで恥じらいなんてなんのそn

「コラ!ホントだと思われたらどうするの!?」

 言葉の途中で三千花から怒られて遮られ、たじろいで見せる那珂の仕草は誰が見ても演技丸出しだった。いつもの調子でエヘヘと笑ってごまかすのみ。

 

 五十鈴はそんなやりとりをする二人を見て額を抑えてため息一つついた後、三千花に向かって労いの言葉をかけた。

「中村さん、那珂…那美恵の友人やってるの大変でしょ?」

 それはねぎらいというよりも同情の念が強い言葉だった。三千花はコクリと頷いて返事をする。

「アハハ……なんというか、はい。よそ様に申し訳ないというかなんというか。」

「お気持ち察するわ。私にもそれなりに変わり者の友人いるけれど、那珂ほどじゃないわ。」

「まぁ、これでも10年位付き合いあるんで。なみえの手綱の締め方とでもいったらいいのかな。わかってくれば楽して頼もしい娘なんで、どうかよろしくお願い致します。」

「フフッ。わかってるわよ。こっちでは任せて頂戴。」

 二人は学校と鎮守府、お互いそれぞれの場所で那珂の手綱を締めるべき似た立場なのかもと共通認識を得て、分かり合っていた。

 

「ブー!二人とも勝手にわかり合わないでよぉ!!インタビューの途中だぞ~」

 那珂はやはり演技丸出しの憤慨する仕草でもって三千花と五十鈴に文句を突きつける。

「え、それ続けるつもりだったの? ちょっと中村さん、彼女に何か言ってあげてよ。」

 五十鈴は話題をはぐらかすつもりで確認の言葉を投げかけた。しかし三千花の反応は芳しくない。

 三千花はそれとこれとは別、と言わんばかりに先ほどの分かり合えた感情とは違う感情でもって五十鈴に向き合い、そして視線を外した。五十鈴はそれを見て頭に?がたくさん浮かび困惑する。

 五十鈴の混乱を察知した那珂は彼女の様子を一切に気にせずインタビューごっこを再開した。

 

「むふふ~。じゃあ改めて聞きます。五十鈴さんは今気になってる人はいるのでしょーか?」

 親友のサポートを受けて那珂は改めて手に持った箸の頭を五十鈴に向けて問いかけた。

 五十鈴は深く大きくため息をついた。この女、この表情ということは、きっと何を言っても茶化す気満々だなと悟った。ならば逆に驚かせてやれという考えが五十鈴の頭の中に浮かぶ。

 そして目を細めて視線を下向きにしながら答え始めた。

 

「わかったわよ。答えればいいんでしょ答えれば。……いろんな意味であんたが気になってるわよ、那珂!」

「ドキッ!! 五十鈴ちゃんそーいう趣味だったの!?あ、あたしにはまだ早いよぉ~。五十鈴ちゃん不健全~!」

 頭をブンブンと横に振ってわざとらしく拒絶と照れを演出する那珂。ただ五十鈴の回答は那珂にとっては予想の範囲内である。平然と五十鈴の回答に鋭く反論した。

 

「も~五十鈴ちゃんったら。それは反則ぅ。ダーメ!ちゃんと答えなさい!」

「だ、誰が真面目に答えるのよこんな場で!」

「すみません五十鈴さん。この娘こういうノリになったら止まらないんで、ノってあげてください。」

「ちょっと中村さん!?あなたちゃんと那珂の手綱締めてよ!」

「大丈夫です。締めるときは締めるんで。」

「今が締め時じゃないの!?」

 五十鈴の叫び(周りに人がいるので小さな声だが)は那珂と三千花の耳から耳へと素通りしていった。観念したのか五十鈴は半泣きになりながらも答えた。

 

「私の学校、女子校だからそういう人なんて外でもない限りできないわよ!!」

 五十鈴の心の叫びであった。それを聞いた那珂はその回答を受けて言い回しを変えて再度問いただそうとした。

「ん~そっか女子校だったよね○○高は。そうですか~。だったらねぇ、将来的に五十鈴ちゃんがその巨大なおっぱいでぇ~、落としたい人を…あいたぁ!!」

 

 五十鈴に比べて遥かに"ない"自身の胸を両脇から押して寄せてナニかをするアクションを取りつつ、視線をこの部屋にいるアラサー男性にチラリと視線を向けつつも質問しようとしていた那珂だったが、言い終わるが早いか三千花が那珂の頭をチョップで叩いた。

「さすがに今のはダメ。セクハラ。五十鈴さん確かにその……だけど。てかなみえさぁ、内田さんにも神先さんにもそうだけど、どれだけ胸見てるのよ? ……もしかしてコンプレックス?」

 

 三千花が鋭くツッコむと那珂は凍るようにピタリと止まった。今度のその態度にはいつものおどけた様子がない。三千花は親友ではあったが、親友の(密かな)コンプレックスまでは知らなかったのだ。

「う…え~っと。その……。アハハ!」

 目が泳ぎまくっているこの反応はマジか、と三千花と五十鈴は驚きを通り越して呆れてしまった。

 

「なるほどね。そうなのね。ふ~ん、これはいいこと知ったわ。感謝するわ中村さん 。」

「いえいえどうしたしまして。手綱ってこういうふうに締めていけばいいんですよ、五十鈴さん。」

 五十鈴は三千花に視線を向けてウィンクをし、三千花はニコリと笑って返事を返した。

 二人は那珂がこれまで見せたようないやらしい顔をして逆に那珂に向け始めた。

 

 

--

 

「それじゃあ次はあんたの好きな人を言ってもらいましょうか。」

 目を細めて艶やかな仕草で視線を送る五十鈴。

「てか五十鈴ちゃんまだ言ってないじゃ~ん!?」

「あんたのそのうすらとぼけた顔見てたら言ったら負けな気がするから言わない。」

 那珂が困り笑いをしながら五十鈴を指差して言うと、五十鈴はプイとそっぽを向いて言った。

 

「ずりぃ! じゃああたしも! それにア、アイドル目指すたる者、恋愛は

「なしとか家族が好きとかはナシだからねなみえ。それこそずるいよ。」

 先ほどの態度とは打って変わって本気のうろたえ方をする那珂。わざとらしく身体をクネクネするが、本気の照れ隠しも交えてのことだった。

「う~みっちゃんずりぃ~。さすがあたしの親友や~。てかあたしと一緒に五十鈴ちゃんの気になる人聞き出してくれるんじゃなかったのさ!?」

 本気半分嘘半分の半泣きしながら那珂は三千花に食って掛かった。それを三千花は慣れた扱い方であしらう。

「私はなみえに一矢報いるためならなんだってするわよ。それになみえの好きな人も気になるのよねぇ~~。」

 

 逆の立場になってしまい逃げ場がなくなった那珂は、あくまでケロッとした軽い口ぶりで観念して答えることにした。

「はいはい。あたしは提督が好きだよ。これでいいんでしょ?」

「ウソくさ……真面目に答えなさいよ。」

 あまりにもあっさりと答えてきたので五十鈴はそれを一蹴する。

 

「え~だって好きってのはホントだよ?あたしのこと色々見てくれてるしぃ~、彼もあたしのこと好きな気配あるっぽいしぃ。両思いってやつ?」

 わざとらしく頬に指を当ててぶりっ子よろしく答える那珂に呆れる五十鈴。

「あ~もういいわ。あなたもマジで答える気がないのだけはわかったわ。」

 そう言う五十鈴ではあったが、心の奥底ではホッとする安堵感と心に霧がかかったような不明瞭感を抱いていた。那珂の告白が本当ではないことを祈りつつ。

 

 一方で三千花は、親友の答えを茶化す気にはなれなかった。これまでわずかではあるが西脇提督と那珂(那美恵)のやりとりを目の当たりにして、度合いはどうであれ、その思いは限りなく真実になりうるかもと気づいていた。

 口では一矢報いるなどと言ったが、本気で親友のその手の思いをバラして辱める気は三千花にはなかった。そのため五十鈴の言い方に合わせることにした。

 

「なみえはほんっと適当だよね。親友の私も呆れるくらいよ。」

「エヘヘ~。」

 那珂は親友の察しに気づくことなく微笑むのみだった。

 

 ふと那珂が視線の向きを変えて提督を見ると、先程明石のところに戻ったはずがすぐ側、つまりは先ほど自分たちがいたところで残りのメンツと話に興じているのに気づいた。

 

((まずっ!?今の聞かれた!?))

 那珂につられて視線を向けた三千花と五十鈴も似た反応を示した。

 


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