同調率99%の少女 - 鎮守府Aの物語   作:lumis

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大団円

 握手をするために立ち上がっていた提督と校長が校長室のソファーに腰掛けると、空気は一気に変わり、全員の緊張の糸がほどけたように開放的になった。

 

「なみえーー!!よかったじゃない!」

「うわぁ!みっちゃん!?」

 急に三千花に抱きつかれ、驚きを隠せない那美恵。親友がそんなに感情を露わにするのは珍しかったからだ。一方で提督は先程までの硬い表情から打って変わって安堵の溜息をついていた。そして側にいた五月雨たちと喜びを分かち合っている。

 

 那美恵と三千花は提督のほうに向き、今後のことに触れた。

「提督、これからうちの学校と、よろしくね!」

「あぁ。こちらこそ、うちの鎮守府のこれからに協力してくれ。期待しているよ。光主さ……いいや。那珂。」

「うん!任せて!」

 

 提督と声を掛け合ってニコニコしていた那美恵はふと思い出したことがあり、妙高の隣にいた五月雨に向かって言った。

「あーそういえば五月雨ちゃん。」

「はい?」

「ここで!あたしが!話したこととか!あたしの態度は!ぜーーったいに!時雨ちゃんたち他の子には言わないでよぉ!?」

 那美恵は、顔を五月雨におもいっきり近づけて目が笑ってない笑顔で釘を挿す。

「アハハ……はい。もちろん言いませんよ~。」苦笑いしながらたじろぐ五月雨。

 皆に今回の恥ずかしい自分の様を知られたくないための念押しだが、基本真面目で口が固い五月雨のことだからこれで大丈夫だろうと、那美恵はひとまず安心することにした。

 

 続けて五月雨が気になったことを口にした。それは一同がすっかり忘れていたことでもあった。

「ところで、これから那珂さ……光主さんたちはうちの学校の時と同じように、顧問になる先生と、艦娘になってくれる生徒を探すことになるんですよね?」

 

 五月雨の素朴な疑問に真っ先に表情を変えて反応したのは那美恵だ。

「あ。そうだ!顧問になってくれる先生も探さなきゃいけないんだ!!」

 自分としたことが、艦娘になってくれる生徒と校長のことだけしか考えていなかった!と、那美恵は我ながら呆れた。

 

 その様子を見てフフッと笑みを漏らした校長は教頭を近くに呼び寄せ伝えた。

「教頭先生、後日臨時で職員会議を開きます。さしあたってはのちほど先生方に、鎮守府Aと提携する旨、簡単に伝えておいて下さい。正式な案内は私から会議の場で改めて伝えます。艦娘部の顧問になる意志のある先生を再び募りましょう。」

 そして校長は提督の方を向き、提携に際して必要な書類や手続きの確認を求めた。提督は防衛省からもらっていた学生艦娘制度の別の資料を取り出し、校長に見せて確認してもらうことにした。

 

 

 提携を決めたことで、那美恵の高校は以後、自身の学校から艦娘を輩出したときにその学生の普段の生活を支援するための規則や運用を設けることが推奨される(義務ではない)。それは鎮守府としては直接関与しない部分のことである。

 そして鎮守府は大本営(防衛省)と総務省・厚生労働省にこの事を連絡し、補助金申請書類を学校の代わりに提出し、与えるところまでを提携の業務とする。

 

 

 

--

 

 打ち合わせが終わり、那美恵と三千花は提督たちを案内して校長室を出て玄関へと向かった。

 

「今日はありがとう。俺の力だけじゃこの交渉は絶対成り立たなかったよ。那珂……いや光主さん、君の本当の思いや周りの方々との関係性に助けられた。」

「アハハ、なんか改まって言われるとはずかしーね。ううん、どーいたしまして。」

「それにしても君のお祖母さんがあんな経験をされていたなんてね。今回は興味深いお話を聞かせてもらったよ。」

「エヘヘ。あたしも知らなかったおばあちゃんの話が聞けたからよかったと思ってるよ。」

 提督が先刻の打ち合わせ時の那美恵の祖母の話題に触れる。提督の言に那美恵がやや固めの笑い顔をしていると、提督の言葉に五月雨や明石たちが乗ってきた。

「そーですよねぇ!校長先生の言葉じゃないですけど、光主さんが艦娘になったのって、なんだか運命っていうのもうなづけますよね!私そういうの好きです。」五月雨は素直な興奮で目を輝かせて弾んだ声で言った。

「こちらの校長先生もすごいです!だって初期の艦娘をご存知なんですよ!20年前当時はまったく知られてなかったはずのプロジェクトの開幕式に招かれていた一人だったなんて恵まれすぎてますよ!うちの会社でも当時の艤装装着者関連の出来事を見聞きしてる人いないのに……。校長先生にお話また伺いに来たいですね~。提督、今度私もまた同行しちゃいけませんかね?」

「明石さんは絶対暴走してしゃべりまくるからダメ。」

「え~~純粋に私は知識欲と技術欲なんですけどね~~。ま~いいですけど。」

 明石も五月雨とは違う意味、自身が胸に秘める欲でもって興奮で胸を踊らせながら提督に詰め寄る勢いで喋る。が提督は明石の自身への付き添いという名の乱入を未然に防ぐためピシャリと拒絶した。提督からの警めに明石は口を尖らせてスネてみせるも、すぐに思考を切り替えて話題を締めるのだった。

 校門までの僅かな距離、校庭など回りには体育の授業のために他の生徒がおり見ているが那美恵らは一切気にせず打ち合わせ時の事にすれて会話をして歩を進め、そして校門まで来た。別れの言葉の前に再び軽く雑談をする。

 

「それじゃあ、またな。ほんっとありがとう。」

「だから~。いいって別にぃ。あたしのほうこそ提携してもらえて助かるんだから。感謝を言いまくりたいのはあたしのほうなんだよ?提督にはいつかお返ししないとね~。那珂ちゃんとしてイロイロサービスしちゃおっかなぁ~?」

「君のことから変なよからぬこと考えてるんじゃないか不安になってしまうなぁ。せめて次こちらに来た時の案内はしてもらいたいな。」

「うん。まっかせてよ。あたしがまた懇切丁寧に案内してあげるよ?また皆で来てよ。艦娘部絡みなら学外の人でも問題ないでしょ~し。」

 両手を後ろで組み前かがみになって上半身を近づけ、那美恵は意地悪そうに上目遣いで提督を茶化した。

「ハハッ。あぁ、その時はまたよろしく頼むよ、那珂。」

 すると提督は那美恵の口ぶりに苦笑しつつも言葉を返し、そしてちょうどいい位置にあった那美恵の頭に手を添えておもむろに軽く撫でた。

 

 

「!!」

 

【挿絵表示】

 

 

 提督のゴツゴツとした手が那美恵の頭をそうっと2~3度左右往復する。それに合わせて那美恵の髪が僅かにたゆんで乱れる。予想だにしていなかった目の前の異性の行為に那美恵は瞬時に目を点にして顔をゆでダコのように真っ赤にした。そして提督を上目づかいで黙って見上げる、というよりも睨みつけた。まさかそんなことをされるとは思っていなかったため、完全な不意打ちであった。

 那美恵が今まで見たことないような照れ具合をしたのを目の当たりにし、提督はうっかり五月雨や夕立らにするように自然にしてしまったことに気づき、那美恵にすぐに謝った。

「あ……すまない!うっかり。」

「う、ううん……わざとじゃないんなら、いい。気にしない……でいてあげる。」

 睨んではみたが那美恵の態度は照れによって非常に柔らかいものであった。心臓の鼓動は破裂するのかと思うほど早まっていた。片手はスカートをギュッと掴み、もう片方の手では胸元に手を当てて密かにセーターを握りしめる。那美恵は顔が熱くなり心臓や心がふつふつと燃えるような思いを沸き上がらせていた。

 左後方では三千花もその突然の出来事を間近で見て唖然としていた。それ自体にも驚いていたが親友が本気の本気で照れていることにも驚きを隠せないでいた。10数年も付き合いがある間柄であったが、三千花は目の前の那美恵の軽さ・おちゃらけさよりも遥かにしおらしさ・こいつもこんなに乙女チックに振る舞えるんじゃんとツッコみたくなるような生娘のごとく恥じらう様を見たのは初めてだった。普通に恥じらう程度であれば今までも見たことがあったが、この場で親友の身に起こったことは、初めての春ゆえのことなのかもと感じていた。

 

 当事者とその周辺がドギマギして微妙な間の沈黙を作っているその端で、見ていた妙高が提督に諫言する。

「提督、その……子どもたちの頭を撫でるの、お控えになったほうがよろしいかと思いますよ?家族以外の人に頭触られるの嫌な子いるでしょうし。……五月雨ちゃんはどう?」

 急に振られた五月雨は照れつつも、提督のその仕草についてフォローする。

「あぇ!? ええと私は……嫌ではないので~アハハ。」

「まぁ五月雨ちゃんの歳ぐらいだったらまだいいかもしれませんけど、さすがに光主さんくらいの高校生の娘を撫でるのはどうかと。」

 普段であれば軽口を叩く那美恵は顔をまだ少し赤みを帯びさせ、言葉を出せないでいた。そんな那珂を見て妙高は素で気にかけていた。傍で見ていた明石が妙高にまぁまぁ、とだけ言ってなだめ、そして那美恵の代わりに軽口を叩く。

 

「提督、私の頭はどんどん撫でてもいいですよ? むしろ撫でてくれると新装備開発のグレードがアップする特典が付きますよ。」

 明石が本気なのか悪乗りなのかわからない口ぶりで提督を茶化すと提督は

「いやいや。さすがにあんたにはやらないぞ?どんなプレイだよ。」

と一蹴する。その場には苦笑いが広がったが妙高の視線はまだ温かくはなく、それにすぐに気づいた提督は一言謝した。妙高がフゥ…と一つため息をついて表情を柔らかくして口の両端を緩やかに伸ばして上げたのを見て、提督や他のメンツはようやく雰囲気が落ち着いて戻ったと察した。

 

 そして提督らは校門を一歩、二歩とまたいで歩道に出た。那美恵と三千花は校門の手前の校庭側に立っている。

「じゃあまたねー提督!またあとで鎮守府行くからー!」

「あぁ。次の任務は五十鈴や時雨たちでなんとか回すから、那珂は自分の学校の艦娘部設立に専念してくれていいぞ。」

「ありがと!」

「それじゃあまた後日こちらに伺うけど、その時はよろしく。…あぁ、それとこの前質問してきたことな、大本営から回答来たぞ。条件付きでOKだと。詳細はあとで教えるから。」

 提督は思い出したことを別れ際に口にした。それは見学時に那美恵がしていた質問への回答であった。那美恵はそれに大きく頷いて承知する。それを別れの合図と受け取り、提督ら4人は高校の校門から離れ歩道を歩いていった。那美恵と三千花は提督らが見えなくなるまでそこで見送った。

 

「最後に提督が言ったことって、艤装のこと?」

「うん。どうやら学校に持ってきてもいいみたいな言い方だったよね~。すべてがうまく事が運びそう~」

 踵を返して校舎へ戻る那美恵と三千花。那美恵の足取りは非常に軽いもので傍から見る浮き足立っているようだった。それを見て三千花は一言発する。

「ねぇ、なみえ。」

「うん?なぁに?」

  親友の表情を見た途端、三千花は言おう・尋ねようと思っていた言葉を飲み込むことにした。親友の見せた笑顔があまりにも眩しく、あえて触れるのは野暮なことだと気づいたのだった。

「うーえっとさ、まぁ、いろいろよかったね、順調で。」

「ん~~? たま~にみっちゃんの言いたいことわからんときあるけど……まいいや。うんうん、順調そのものだよぉ~~。早くわこちゃんと三戸くんにも伝えたいねぇ。」

「うん、そうだね。」

 三千花と那美恵は軽いやりとりをしながら、校舎に入っていった。

 

 

--

 

 那美恵と三千花が校舎に戻って提督らが帰ったことを伝えるために校長室に戻ると、そこにいたのは校長のみだった。

「校長先生、西脇さんたち帰りました。」

「そう。お見送りご苦労様でした。それでは授業に戻りなさい。」

「「はい。」」

 

 那美恵と三千花は挨拶をして校長室を出ようとする。ふと那美恵は立ち止まり、校長の方を向いておそるおそる声をかけた。

「あの……校長先生?」

「はい、なんですか?」すでに椅子に座っていた校長は顔を上げて那美恵に視線を向けた。

「ええとあの~。祖母のこと、あたしが知らないことたくさん教えていただきありがとうございました!今思えば、おばあちゃんからもっと色々聞いておけばよかったなぁと思いました。そうすればおばあちゃんのこと、小さい頃にもっともっと好きになれたかもです。でも、今日の打合せで聞けてもっと好きになりました。」

「フフッ。お辛い記憶でも、孫娘のあなたにとっては大事なお祖母様の一部ですものね。私もいつかあなたに話してあげられたらなと思っていたので、今日の打合せは良いきっかけでしたよ。」

「あのぉ……またいつか、おばあちゃんのことお話聞きに来てもいいですか?」

「えぇ構いませんよ。」

 校長の許可を得て那美恵はパァッと表情を明るくして満面の笑みになる。

 

「「失礼しました。」」

 那美恵と三千花は退室の挨拶をして、今度こそ校長室を退出して教室へと戻っていった。

 

 

--

 

 校長と提督の交渉は無事に終わった。那美恵たちは残りの授業に戻りそして放課後、生徒会室にて書記の二人に結果を伝えた。

 

「マジっすか!?うおおーさすが会長!!」

 書記の二人、三戸と和子も喜びに沸き立つ。

「二人ともほんっとにありがとー!二人の報告書がなかったら絶対うまくいってなかったよぉ~!」

「よかったぁ……会長と提督のお役に立てたのなら、私達も協力した甲斐がありました。」

 那美恵は三戸と和子の手を握ってブンブンと振り喜びを伝えた。和子は握られていない方の手で胸をなでおろして静かに喜びを表した。

 

「きっと会長と提督さん、すんごい巧みな交渉術で校長を打ち負かしたんっすね?あ~~俺もその場にいたかったなぁ!」

 三戸は腕を組み虚空を見ながら言った。交渉の内容が気になったのだ。そんな三戸の暗黙の催促にビクッとする那美恵、そしてそんな那美恵をチラリと意地悪そうな視線を送る三千花。

「うん。那美恵の言葉、すっごかったわよ。西脇提督も見とれちゃうほどだったよ~」

「みっちゃぁん!!」那美恵は口をとがらせて三千花を睨みつける。

「アハハ。ごめんごめん。」

 友人のことだから多分言わないとわかってはいたが、那美恵は語気を荒らげて半泣き状態で軽く怒って三千花を制止した。なぜ会長が怒るのか、書記の二人はサッパリ変わらずに?な顔で二人を交互に見渡すのみであった。

 

「な、何かあったんすか?」気になる三戸。

「うーん。那美恵の名誉のためにもノーコメントってことで。」

「……何かあったんですね。まぁ細かいことは私達も聞きませんけど。」

 一応形だけはノーコメントを貫く三千花だが、その言い方ではさすがにナニかあったのですと言わんばかりなので、和子は気づいたが察するだけにしてそっとしておくことにした。

 

 頬をぷくーっとふくらませてふくれっ面で三千花を睨みつける那美恵だったが、すぐに冷静になり、口を開いた。

「わこちゃんありがと。そうしてくれると助かるぅ。……さて、でもこれで終わったわけじゃないよ。むしろこれからだよ。」

 

 那美恵へのからかいはほどほどに、三千花も気持ちを切り替えて頷く。書記の二人もそれに続いた。

「えぇ。艦娘になってくれそうな人を集めなきゃいけないのよね?」

「うん。やっと、これから○○高校艦娘部が動き出すんだよ。みんな、生徒会の仕事もあるけど、できたらあたしにきょうry

 

 那美恵の言葉を途中で遮って、三千花や三戸、和子は彼女にその意思を伝えた。

「なみえ、私はあなたに協力し続けるよ。あなたがもういいって言うか、死ぬまで協力してあげるんだから。覚悟しなさいよね?」

「うちの高校から会長以外にも艦娘が……くぅ~なんかワクワクする!俺も全力で協力しますよ?」

「私もです。艦娘部がうちの高校の伝統になれば、学校もきっとさらに良くなりますし。私達も有名になれるかもしれませんよ?」

 

「そうなったらなみえ。おばあちゃんと同じ夢、歩めるかもよ。小さいころからの夢だったでしょ?」

「……うん。そーだね。でもそのためにあたしはまだまだ那珂としてあの鎮守府で活躍しないといけない。夢のために戦うにせよ、世界のために戦うにせよ、あたし一人の力じゃ続けられない。一緒に戦ってくれる仲間が必要なんだもん。夢は戦いが終わってからでもいーかなって、さっき校長が話してくれたおばあちゃんの話で思ったの。もちろん艦娘の活動する間に、努力に見合うだけの報酬として、アイドルや女優になれればっていうのが、今想像するベストかなぁ。」

 三人にそう語る那美恵の表情は僅かに憂いを含んだ、どこかさみしげな色を見せる笑顔だった。

「会長だったら、艦娘やりながらアイドルってのもふつーに実現できそうでおっそろしいなぁ~。そうなったら俺ら、アイドルの知り合いってことだし。」

 三戸はアイドルという言葉に乗って想像をしてみるのだった。

 

 和子は今後の展開について那美恵に確認した。

「会長。それで艦娘部設立に向けて今後はどうしましょう?」

「そうそう。それだよわこちゃん。今日は始まりの始まりってだけだしね。」

「俺達だけですぐできそうなことってないっすかね?」と三戸。

 那美恵はうーんと唸りながら3~4秒して答える。

「先生たちのほうの都合もあるだろーし、今は何もないかな。」

 

 その日は校長を説得して鎮守府Aと高校が提携できる決まった日なだけであり、艦娘部設立はこれからが本番だということを改めて意識した4人。夕方にかかるその日のその時間、それ以上の進展はなかった。やることはないがために、那美恵と三千花はまだ冷めやらぬ興奮の発散のしどころを見出せないででいる。これ以上話していても冷静になれないと判断し、一息ついてクールダウンするために帰宅の途につくことを決めた。

 帰路、久々に生徒会メンバー4人で一緒に帰り道をのんびりと歩む。どうしても興奮収まらない那美恵は3人を途中にあるカラオケ店に誘い、しばし気分を発散させた後帰宅した。

 

 その日の夜、那美恵はまだ興奮が冷めていなかったため、中々寝付けないでいた。そのため翌日は珍しく寝坊し、慌てて朝ごはんを口にして飛び出す光景が繰り広げられるのだった。

 




ここまでの世界観・人物紹介、一括して読みたい方はぜひ
下記のサイトもご参照いただけると幸いです。

世界観・要素の設定は下記にて整理中です。
https://docs.google.com/document/d/1t1XwCFn2ZtX866QEkNf8pnGUv3mikq3lZUEuursWya8/edit?usp=sharing

人物・関係設定はこちらです。
https://docs.google.com/document/d/1xKAM1XekY5DYSROdNw8yD9n45aUuvTgFZ2x-hV_n4bo/edit?usp=sharing
挿絵原画。
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=54937625
鎮守府Aの舞台設定図はこちら。
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=53702745
Googleドキュメント版はこちら。
https://docs.google.com/document/d/170UyW8or5B6s5BXO_O86hFux3NPMwpouahOTtYrr97E/edit?usp=sharing
好きな形式でダウンロードしていただけます。(すべての挿絵付きです。)

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