同調率99%の少女 - 鎮守府Aの物語   作:lumis

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 館山で那珂と五月雨が観艦式を、川内が夜間の偵察任務をしている間、神通と五十鈴は鎮守府に残って長良・名取両名の訓練の監督に頭を悩ませていた。やがて鎮守府に残った4人と提督は、ある事態に巻き込まれる。


【挿絵表示】



夏の合同任務2
登場人物


<鎮守府Aのメンツ>

軽巡洋艦那珂(本名:光主那美恵)

 鎮守府Aに在籍する川内型の艦娘。観艦式に参加するため川内たちとは別行動。練習中。

 

軽巡洋艦川内(本名:内田流留)

 鎮守府Aに在籍する川内型のネームシップの艦娘。夜間の哨戒任務に出るも、様々な遺恨を残してしまった。いいことと言えば、暁と友達になれたということと本人は強く思っている。

 

軽巡洋艦神通(本名:神先幸)

 鎮守府Aに在籍する川内型の艦娘。鎮守府に残り、名取の訓練の面倒を見るが……。

 

軽巡洋艦五十鈴(本名:五十嵐凛花)

 鎮守府Aに在籍する長良型の艦娘。鎮守府に残り、長良・名取の訓練の総監督として務めるが……。

 

軽巡洋艦長良(本名:黒田良)

 鎮守府Aに着任することになった艦娘。

 

軽巡洋艦名取(本名:副島宮子)

 黒田良とともに鎮守府Aに着任することになった艦娘。水上航行がまともにできず、長良から大幅に遅れる。見てくれている神通に申し訳ないと思いつつも体と頭がついていかないためもどかしく訓練に取り組んでいる。

 

駆逐艦五月雨(本名:早川皐月)

 鎮守府Aの最初の艦娘。秘書艦。観艦式に出るため、那珂と一緒に練習した。館山には皆から遅れて到着。

 

駆逐艦時雨(本名:五条時雨)・駆逐艦村雨(本名:村木真純)・駆逐艦夕立(本名:立川夕音)

 鎮守府Aに在籍する白露型の艦娘。夜間の哨戒任務に参加した。比較的おとなしい彼女らなりに、今回の件では考えさせられるものがあった。

 

駆逐艦不知火(本名:知田智子)

 鎮守府Aに在籍する白露型の艦娘。夜間の哨戒任務に参加した。

 

重巡洋艦妙高(本名:黒崎(藤沢)妙子

 鎮守府Aに在籍する妙高型の艦娘。唯一の重巡洋艦。本合同任務では支局長代理(提督代理)として現地で那珂たちの取りまとめ役。

 

工作艦明石(本名:明石奈緒)

 鎮守府Aに在籍する艦娘。本合同任務には技師として参加。

 

提督(本名:西脇栄馬)

 鎮守府Aを管理する代表。関係各位と顔合わせの後、鎮守府に戻った。その後ある事態が起きたため、鎮守府のある検見川浜にずっといる。

 

黒崎理沙(将来の重巡洋艦羽黒)

 五月雨・時雨・村雨・夕立の通う中学校の教師。本合同任務には五月雨達の学校の部の顧問・保護者として参加。

 

<神奈川第一鎮守府>

村瀬提督(本名:村瀬貫三)

 神奈川第一鎮守府の提督。千葉第二、神奈川第一鎮守府両局の総責任者。違い鎮守府の艦娘とはいえ、危険を冒したり理にかなわないことをした者に対しては非常に厳しい。

 

駆逐艦暁

 神奈川第一鎮守府に在籍する艦娘。川内と共に哨戒任務を経験。千葉第二の艦娘達より経験月数は遥かに多いが、本人の性格面でまだ幼いところがあり、背伸びしたがり。それが災いしてミスすることも実はしばしば。しかし基本的には戦績は駆逐艦勢の中では優秀。

 

戦艦霧島

 観艦式の先導艦を務める。何事も規程やマニュアルを根幹として進めたがる性格。しかし機転が利かないわけではない。OLとしての経験も長く生真面目な性格のため、振る舞いや物事への対処能力が村瀬提督から評価された。

 

天龍(本名:村瀬立江)

 神奈川第一鎮守府に在籍する艦娘。村瀬提督の実の娘。館山イベント二日目の哨戒任務に旗艦として参加。千葉第二の川内とは、実は話し合ってみると意外と馬が合うかもしれない。

 

神奈川第一鎮守府の艦娘達

 鎮守府Aとは違い大人数のため、観艦式に参加する組、哨戒任務に参加する組、合同訓練に参加する組とそれぞれ存在。

 

<海上自衛隊、館山基地>

 

<千葉海上保安部>

 ある事態の際、千葉第二鎮守府に出撃要請を入れてくる。


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