「だが、実際はまだ警戒されているがな。」
あ、じゃああれ渡したら?
「・・・・苦肉の策って訳じゃないが、それで妥協するか。」
まぁ、頑張ってね?それで、結局はおそくなりました<(_ _)><モウシワケナイ!
よく考えたら、私の組織の本当の目的を掲示してませんでしたね。まぁ、それは後書きあたりに乗せておきます。
では、「次元巡りし二創龍による無双乱舞、そして唐突につげる終わり」始まるよ~~!
エイザスside
「ふぅ・・・・・早く終わらせに行くとするか。準備いいかティーオ?」
「・・・・別に、一人で大丈夫だから。」
さて、お話は終わったけど、まだ警戒されてるなこりゃ。これじゃあ連携して殲滅は難しそうか?・・・・・・・仕方ない。
「今度、パフェとか奢ってやるから…手を貸してくれないか?」
「…まぁ、それならいいよ…もし、約束破ったら…呪殺されても文句言わないでね?」
「お、おぅ…あ、クッキーあるが食べるか?」
「…食べる」
とりあえず、何とかなりそうだな。
・・・・・少女少々食事中・・・・・
「ん・・・・・美味しかった。」
「そりゃどーも。さ~て、行くとしますか。」
そう言って俺は、腰に付けている紫と黒の棒を掴み、高速で回し始めた。
「・・・・・久し振りにいくか、ティーオ。」
「ん・・・・・。」
エイザスsideEnd
エイザスが両手を広げると、右手に闇の瘴気が集まっていき、そこから出て来る棒を掴んで引き抜くと、ドス黒い大鎌が出てきた。反対にはティーオがその大鎌と同じ姿に変化して収まった。
『ティーオ、久しぶりだが行けるか?』
『問題ない・・・・一瞬で終わらせて?』
『ハハッ。・・・・了解。』
エイザスはティーオと念話して戦闘態勢に入った。
「『さぁ、抵抗をする事も出来ず、一瞬にして狩られる準備は出来たか!?』」
二人のその掛け声とともにエイザスは消え
「カオストルネード!ツイン!!デスサイズ!!!」
次の瞬間には漆黒の竜巻が起こって、侵入者達を襲っていた。
その竜巻の中心にはエイザスがいて、その場で高速回転して竜巻を発生させていたのだ。
因みに、カオストルネードは本来一つの大鎌を連続で回転させて発生させるのである。
しかし二つの大鎌を用いる事で、より強力なカオストルネードを発生させたのである。
「ダークネス・ヘルスラッシュ!!」
二つの大鎌を豪快にスイングさせ、敵を見事に薙ぎ払っていく。その一撃で黒い生物だけではなく、転生者達も上下に分かれてしまう。
こうして、無残にも侵略者達は抵抗むなしく次々と葬られていくのである。
数分後の別の場所では・・・・・
「どうなってるんだよ!?こいつらを使えば制圧は簡単だったんじゃないのかよ!?」
「知る訳ないだろ!?だいたいこいつらがこんなに強いなんて知らないんだぞ!?」
「・・・・・(なぜ、俺までこんな事に・・・・そもそも俺は普通に暮らしたかったのに、何故体の言う事が効かないんだ・・・・だが、裁かれる方が俺にとっての救いだな・・・この状態で多くの人々の命を奪ってしまったからな。)」
三人の転生者のうち、二人が口論しあいながら隠れていた。
話からするに、何者かが彼等にあの生物達を与え、別の世界からこの星に攻め込ませようとしたようだ。
一方、先程から喋っていない転生者は、どうやら侵略という事は考えてなかったようだ。だが、何者かに体の自由を奪われたようだ。その間に、彼は多くの命を奪ったようだ。彼は、ここで死んでも仕方ないと思っているようだ。
「ほぅ・・・・中々面白いのが聞けたな。」
「「!?」」
その声を聞き、二人の転生者はすぐさまに離れようとしたが、片方の転生者が細切れになるように切り裂かれたのであった。
「ひ、ひぃぃぃ!?」
「どうやら、依頼主がいるようだな。誰だ?」
エイザスがここにいるという事は、多くの侵略者達を全て倒しつくしたようだ。時間にして30分である。
「だ、誰が言えるもんか!?」
「そうか・・・・もう一人いるから別に問題無いか。」(大鎌を構える)
「ひ!?た、たすけ」
無理に反抗せず、素直に喋っていれば生きてる可能性はあったかもしれない。しかし、時既に遅し。反抗した転生者はすぐさま切り裂かれたのであった。
「さて、お前に聞きたいことが・・・・・って、これは操られているな。仕方ない。」
そう言って、エイザスは指を鳴らした。
「・・・・ぁ。俺は・・・・?」
「お目覚めか?久し振りの目覚めで悪いが、質問に答えてくれるか?」
エイザスが行ったのは、洗脳や催眠等のコントロール系のを消し去る能力である。
・・・・・少年質問中・・・・・
「・・・・・って事なんだ。すまない、これ以上は知らない。」
「そうか・・・・。(ディーア、これはもう確定か?)」
(多分ね。でも、それだとアイツがなぜ奴等を率いる事が出来るんだろ?同じ存在とはいえ、型はそれぞれ違うのに・・・・・)
「(・・・・・兎に角、まだ敵の増援がありえそうだからティーオに被害者の避難をさせる。そこらへんの情報は後で頼む。)」
(了解。ヴラドと相談してどっちが引き取るか決めるね~~。)
被害を受けていた転生者からわずかながら情報を得て、エイザスはウィルディアスさんに報告し、増援に対抗するようです。(因みに、あの人はある時かディーアと呼ばれるようになりました)
「ティーオ、こいつの避難を頼む。その間に俺は増援の相手をする。」
「そんな事しなくても、今すぐに圧倒すればいい・・・・。」
「今現状、闇の瘴気があちらこちらにばら撒かれている。俺とお前は平気かもしれんが、こいつが駄目な可能性がある。それに運び込もうとしても、俺の所に行くにはまた結界を張る必要がある。故にすぐさま戻る事が出来るお前に任せる。」
「・・・・分かった。無茶はしないでね?」
ティーオはそう言うと、被害者の転生者を連れて転送した。それを待っていたのか、侵略者達の増援が来たのであった。
「まぁ・・・・本当だったら避難させなくても良かったんだが、これだけは流石にアイツに見せたくないな。
さて、約束したんだ。お前達には問答無用でコイツの餌食になってもらう。』
エイザスの声が少しずつ変わっていき・・・・・・一瞬。本当に一瞬だけ、時が完全に停止した。
そして後は、そこにいつもの姿のエイザスが残っているという結果しか残らなかった。
「・・・・・・(ピッ)此方エイザス、侵略者達の排除完了。そして敵の増援の反応無しだ。」
『りょうか~い。他の所も終わったからもう戻って来ていいよ~。それとヴラドと被害者の所属をどうするか考えたんだけど、やっぱりヴラドの方が適任かな?』
「そこはそいつの適応能力次第だな。まぁ、こっちの組織に入れるのは流石に止めた方がいいだろ。」
『・・・・・そうだね。汚れ役をするようなもんだからね。なにせ・・・・・・』
歪みを拡散させない為なら、一つの世界を消すのも躊躇しない組織だからね。
「・・・・・・大を救うなら小を切り捨てる。それくらいの覚悟はある。だがディーア、俺の存在もそうでは無いのか?」
『そうね・・・・・まぁ、君の場合なら平気ね。』
「・・・・・何故?」
『勘。私のは当たりやすいのよ?まぁ、無駄話はここまでね。じゃ、早く戻って来なよ。その空間もう消すみたいだし。』
「了解した。今すぐに戻る。」ブツッ
気になる会話をしていたが、侵略者迎撃亜空間はそろそろ消え去るようなので、エイザスも転送魔法陣を展開し、転移した。
「・・・・いずれは・・・・・またあの時が来るんだろうな・・・・・・。」
新たな闘いの予感を残してだ。
歪み・・・・・それは世界が正しき道を辿らず、誤った道に進み、狂い始めて出来る物である。
アニメで言う原作通りの道を辿る、あるいは人々が平和に、幸せに暮らせる世界には歪みは訪れない。
しかし、転生者達によって変えられた物語には、確実にその世界に歪みが起きるのです。
大抵の優しき転生者達であれば、世界を安全な方向に導けるでしょう。しかし、欲深き転生者達によって、世界は崩壊の道へと進んでいき、やがて消滅へと向かってしまうのが多い。更に、この歪みの危険な所はその世界に留まるのではなく、並行世界へと次々と流れ出てしまう事である。自分の世界とあっちの世界は違うと判断すると、その歪みが流れ込んでくるのです。実際にあったアニメ・・・・原作世界にも影響を及ぼすのです。
だからこそ、歪みを拡散させないために組織を作り上げたのであった。それがSCD(skewness・cut off・Dimension)である。
ただ、この組織は歪みを破壊するのではなく、歪みによる被害度をチェックし、救世出来るかの判断を行うのである。
出来ると判断すれば、こちらが干渉しない程度の支援を行う。
しかし出来ないと判断すれば、問答無用にその世界を消滅させ、新たな世界を作り上げる。
だからこそ、救済など所詮綺麗事に過ぎないのであった。
因みに、この組織はかなり昔に創設させられたらしい。いつできたのかは不明である。
はい、だいぶ遅くなりましたが出来上がりました!!さて、交代投稿はこれで終わるかはヴラドさんと話し合って決めるとして、次は異世界放浪録としてエイザスが5つの世界に飛んでもらおうかと考えています。何故5つなのかはエイザスが所有している5属性の龍変化に合わせてです。今の所思いついてるのは、水龍の章あたりですかね。
それと、4月に入ると大学と就職活動があるので、投稿ペースがかなり落ちますのでそこの所ご理解をお願いします。それでは、次は未定ですので気長に待っててください。