運命の定めを作りし少年   作:ウィルディアス

19 / 28
色々あって遅くなっちゃった。反省も後悔もしてます。でもそこから這い上がっていく!!


「それはいいが、今日は何の予定だ?」


今日は、エイザスがでるのは多分ないかもね。


「・・・・成程、あの二人か。」


そゆこと♪それでは、「聖王と魔導卿、二人の戦いに終止符(しかし戦いは終わらないよ!)」始まります!!



聖王と魔導卿、二人の戦いに終止符(しかし戦いは終わらないよ!)

遡るは、エイザスがカナアンを倒す少し前である。

 

 

ドゥムノニア大陸にて、二人の因縁なる戦いが起こっていた。

 

 

 

「・・・・乱入者が来たとはいえ、ようやく決着付ける時が来たなモルドレッド。」

 

 

「例え誰かが来たとしても、貴女を倒せば人間達の希望は無くなる。」

 

 

アヴァロン軍の聖騎士王、アーサー。

 

 

ドゥムノニア軍の魔導卿、モルドレッド。

 

 

幼少期の頃から二人は、供に戦ってアヴァロンの為に頑張っていました。

 

 

しかし、モルドレッドの反逆が起こり、モルドレッドは魔剣ダモクレスを使いアーサーと戦う事になりました。

 

 

そしてアーサーも、犠牲無しでエクスカリバーを握る事は出来ないのである。それを引き抜くのに父の様な存在であったガレスの死を越え、モルドレッドを止めるべく、王としてアヴァロンを導く強い心の意思が、エクスカリバーを使うことが出来たのだ。

 

 

今、二人の戦いの始まりである!!

 

 

「モルドレッドォォォッ!!」

 

 

「アーサーァァァッ!!」

 

 

光の瘴気と闇の瘴気がぶつかるのであった。

 

 

 

一方その頃、メドラウト()VSジークフリードside

 

 

「くぅ!・・・はぁ!!」

 

 

ジークフリードは苦戦を強いられていたのであった。それは・・・・

 

 

「全く・・・・人間ってのは不憫な物なのね。腕二本で剣を一つ持つのが精いっぱいだもの。」

 

 

メドラウト()は背中から鎧に近い棘を四本出して相手しているからだ。

 

 

(強い・・・・これほどの強さを隠し持っていたのか!?)

 

 

ドゥムノニア軍の影で新たな軍を作っていたとはいえ、強さはモルドレッドに匹敵していたのである。

 

 

「モルドレッド様も戦ってるからね。正直に言うとアーサーに勝ち目何か無いけどね。」

 

 

「何を根拠に言っている!!」

 

 

「モルドレッド様は邪神に匹敵するほどの強さに復活しているんだ。それを・・・人間であるアーサーがどうやって勝つんだい?」

 

 

「・・・・・」

 

 

ジークフリードは沈黙するしかなかった。アーサーが新たに王としての目覚めがあったとしても、所詮は人間である。邪神に近い存在であるモルドレッドには勝てないであろう。

 

 

「・・・確かに貴様の言う通り、勝つのは難しいなのかもしれない。

 

 

 

 

 

だが!!

 

 

陛下が諦めない限り、希望は消える事は無い!!

 

 

我々の最後の希望である陛下が諦めないのなら、私達も一緒に戦うのだ!!」

 

 

ジークフリードは・・・・否。アヴァロンの騎士達は諦めてなかった。

 

 

人間最後の希望・・・アーサー。

 

 

その諦めることのない希望を信じて戦っている。

 

 

「・・・・なら、君を倒して希望が倒れる様子でも見ようかな!!」

 

 

「負けはしない!!陛下の為、貴様には負けないぞ!!」

 

 

 

 

大分時が経ってアーサー達の方では

 

 

「はぁ・・はぁ・・はぁ・・。」

 

 

息切れをしているアーサーと、

 

 

「・・・・・!」

 

 

苛立ちを隠せてないモルドレッドがいました。

 

 

「なぜ・・・何処にそんなに立ってられる力があるのアーサー!?」

 

 

モルドレッドがダモクレスに闇の瘴気を纏わせると、アーサーに向けて放った。

 

 

アーサーは防ぐ事が出来ずそのまま受けて吹き飛ばされるが、背中から優しい聖なる光が出て来るとアーサーの吹き飛ばされる勢いがなくなり、再びアーサーは地に足を着けた。

 

 

「お前には…見えないのか?モルドレッド…」

 

 

モルドレッドは再び攻撃したが、アーサーは再び立ち上がる。

 

 

「私には見える…聞こえる…聖王なる私の勝利を信じる者たちの姿が…声が…頑張れ…負けるな・・・と、私の魂を震わせるのだ…!」

 

 

そして遂にはモルドレッドの攻撃を受け流す事が出来るようになった。

 

 

「戦場となった地で散っていった民…命を賭して国のために戦ってくれた兵…先に逝った、かけがえのない友…そのすべてが、私を今、支えてくれている…」

 

 

アーサーの支えになっているのは供に戦ってきた仲間達の勇気。そして、戦いの中で倒れていった仲間たちの想いを背負って戦っているからだ。

 

 

「…何度立ち上がろうとも同じよ・・・力の差は歴然なのよ…この世を統べるのは私だ!」

 

 

モルドレッドが攻撃するが…アーサーは完全に攻撃を打ち消した。

 

 

「言っただろう、モルドレッド…この聖剣には皆の想いが乗っているんだ…その想いが、私に力を与えてくれる…見よ…これが皆の想いだ…!」

 

 

アーサーが聖剣を空に向けると、聖剣を中心に光が集まっていく。皆の想いが集まっているのが分かる。

 

 

「戯れ言を・・・ならば貴女の体ごと、その想いとやら斬り刻んであげるわ…」

 

 

「お前にはできまいよ…モルドレッド…」

 

 

アーサーの身体を光が包み込み、渾身の一撃を決めるべくモルドレッドに向かった。

 

 

「くっ・・・・!?」

 

 

モルドレッドが迎え撃とうとしたら、足元から影が出てきた。それは、モルドレッドによって殺されていった者達の怨念である。

 

 

「くぅ!・・はぁ!!やぁ!!・・・・!?」

 

 

モルドレッドはそれらを振り払おうとしても消えることなく、もう一度ダモクレスで振り、裏切った払おうとしたら、一つの影がダモクレスを持つ腕を抑えた。その怨念はモルドレッドを裏切った風の四天王、ペリスティアであった。

 

 

「…小癪な!」

 

 

闇のオーラで怨念を振り払う…が、既にアーサーは目の前にいた。

 

 

「さらばだ…我が友モルドレッド…!!」

 

 

アーサーは一筋の涙を流し…モルドレッドに聖剣を振った。モルドレッドはダモクレスで防ごうとしたが…真っ二つに折れて、モルドレッドが纏っていた鎧に傷をつけた。そしてそこから、膨大な闇のエネルギーが溢れ出していき、モルドレッドは倒れた。

 

 

 

こうして、アーサーとモルドレッドの戦いは・・・・アーサーの、いや・・・アヴァロン軍の想いの力の勝利であった。

 

 

 

しかし・・・戦いは終わって無かった。

 

 

 

闇のエネルギーが、ドゥムノニア大陸の上空に集まっていた。しかも、黒い闇ではなく、赤みが出ている闇である。そこに少しずつだが・・・・何か存在する。

 

 

 

アヴァロン軍VSドゥムノニア軍の最終決戦は、第三勢力の介入による本当の最後の戦いに向かっている。

 




本当に遅くなってしまって済みませんでしたぁーーーー!!!(ヘッドスライディング土下座)

「大学生で忙しかったのはまだいいとしよう。他に何していた?」


PSO2でメセタ稼ぎをしておりました!!(素直に言った)


「・・・・何故にメセタを?」


勿論お洋服とかオシャレの為です!!


「・・・・赤箱はどうした。」


あれは~~時間がある時に集めますね。


「・・・こんな主だが応援してやってくれ。」


ひ、酷い!?といっても自業自得だったね。それでは次回、また会いましょう♪

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。