運命の定めを作りし少年   作:ウィルディアス

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「今回はちょっと遅れてしまった感じか?」

書く時間がなさすぎる!!

「それはお前が行事を入れてるからだろ。」

それもそうか。

それでは新物語、時空変動物語第1章 聖王と魔導卿。そして神を射抜く者 第1話「時空変動。そして介入。」始まります。



時空変動物語
時空変動。そして介入。


時空・・・・それは、一つ一つの空間、一つ一つの世界がある。

 

 

ある時は龍の力が宿された剣。

 

ある時は神から授かりし力。

 

ある時は空を飛ぶ機械兵器。

 

そしてある時は、世界を・・・神々を滅ぼす力を持つ龍がいた。

 

空間の先には、様々な物語がありました。

 

そして今、この世界でも物語が進み始めていました。

 

 

三人称Side

 

 

薄暗く続く草原、浮かんでいる大地、赤く照らす月。

 

ここ、旧ドゥムノニアの大地は、元々の豊かな自然や白く輝く月は失っていた。

 

なぜこうなったか?

 

それは、ドゥムノニア軍を率いるモルドレッドが次元上昇を引き起こし、魔物達が住む世界にしたのだ。

 

対してドゥムノニア大陸の上で多くの結界に囲まれている大地があった。

 

そこは、人類最後の希望の大地、アヴァロン大陸である。その結界は、時空の大魔導士マーリンによって作られたものである。

 

 

アヴァロン軍拠点テント

 

 

ドゥムノニア大陸に最も近いアヴァロン大陸の一角、アヴァロン軍がドゥムノニア軍に攻撃を仕掛けるべく拠点を築き上げた。

 

その中で一際大きなテントに、その人がいた。

 

ブロントの長い髪に聖なる鎧を身に纏い、二つの剣を背負った女性がいた。

 

その者の名は、聖王アーサー・ペンドラゴンである。

 

 

「・・・・・・・・・。」

 

「アーサー王陛下、そろそろ出陣のお時間です。」

 

彼女に話しかけた女性は、豪剣士ジークフリードである。

 

元々彼女は旧ドゥムノニア軍の剣士であったが、自国が魔物に襲われて前線に出ていた彼女達の部隊が絶体絶命の危機の時、アヴァロン軍の助けがあり生きており、その恩でアヴァロン軍に入隊したのである。

 

「・・・・あぁ。ジークフリードか・・・・分かった。」

 

その声に反応しアーサーは支度を始めた。

 

「いよいよ決着をつけるんですね。」

 

「あぁ、私は・・・彼女の気持ちに気づいてやれなかった。だが・・・このやり方は間違っている!!」

 

その時

 

「報告です!ドゥムノニア軍が攻めてきました!!」

 

「なんだと!?まさか此方が攻めてくるのを分かっていたのか!?」

 

「現在、ベディヴィア卿とベイリン卿、ガウェイン卿とケイ卿の二組の指揮の軍政に分かれて敵の進軍に対抗してますが、敵は既に四天王とその部隊、そしてモルドレッドとメドラウトが攻めてきました。」

 

「なっ!?モルドレッド自身が前線に!?」

 

「それにメドラウトも一緒か・・・陛下!メドラウトの相手を任せてください!」

 

「ジークフリード・・・・分かった。メドラウトの事は任せた。私はモルドレッドを!!」

 

 

ドゥムノニア大陸

 

 

「パラディン部隊!各部隊ごとにアーチャー部隊とウォーロック部隊、魔法使い部隊のカバーに入れ!グラディエーター部隊!前線を押し切り突破口を開け!」

 

「竜騎士部隊!空の敵の相手をお願いします!ルーンナイト部隊!グラディエーター部隊と連携を取って下さい!」

 

「アサシン部隊。二人ペアになって一体一体撃破せよ。ウィザード部隊は敵に範囲攻撃を・・・。」

 

「ペガサスナイトはスナイパーを乗せて空の殲滅を!アルカナは攻守を立ち回って行動してくれ!」

 

 

戦場は荒れていた。大地は荒れ、木々は薙ぎ払われ、水は枯れ、正に戦場を言い表す状況であった。

 

「モルドレッド様。如何なさいますか?」

 

黒い仮面と黒い鎧を着た者、メドラウトが聞いた。

 

「もうすぐアーサーが来るわ、貴方は豪剣士の相手をしてもらうわ。」

 

体のボディラインが分かるほどの鎧を着こなし、多くの魔剣をもつ少女、モルドレッドが話した。

 

「了解しました。」

 

 

 

戦場最前線にて

 

 

「モルドレッド!!今日こそお前との決着をつける時が来た!」

 

「いいわよアーサー。でもこれは一騎打ちじゃないのよ。戦場で何が起きるか分からないわよ!」

 

「メドラウト!貴様に陛下の戦いに介入させるわけにはいかない!ここで私と勝負だ!」

 

「いいでしょう。貴方を倒してアーサーを追い詰めましょうか。」

 

 

激しくぶつかる火花の中、遂に最終決戦が始まろうとしたその時

 

 

 

キュイン!!  ドカアァァァーーーーーーン!!!!

 

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

突然戦場に一筋の大きな光の柱がかかった。そして光が治まると・・・

 

 

「全く、折角みんなと休日を過ごそうとしてたのに・・・」

 

赤い龍を思わす左の篭手、蒼白く輝く天輪、所々にルビーの宝石が散りばめられた黒に近い剣を腰に掛けていた

 

「俺らの休日の邪魔した代償はデカいぜ!!」

 

凛外天龍王エイザスこと兵藤一誠の登場である。

 

淡いグリーンがかった長いブロンドをした少女をお姫様抱っこで抱えてだ。

 

To be contenyu

 




という訳で時空変動物語第1章はモバゲーに入っている「アヴァロンの騎士」とのコラボです。分かった人はいたかな?

「アーサーにモルドレッド、ジークフリードも出てるな。ひょっとしたらこれってアーサー王物語に似ている感じか?」

実際のアーサー物語は知らないけどこの物語はモバゲーのストーリーを俺が少し改変したオリジナルです。

一誠の出番が少なかったけど次回は一誠の世界で起きた異変についてです!

それでは次回、会いましょう!!

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