オーバーロード・あんぐまーると一緒 ~超ギリ遅刻でナザリック入り~   作:コノエス

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この作品は、丸山くがね様著、オーバーロードの二次創作です
web版と書籍版の設定・展開をツギハギにしております


戮・1

朝。 私は落ち込んだ気分で肩を落としたまま、盟主の部屋に向かった。

絶望しそうになるたびスゥーっと心が落ち着き、どうにか立ち上がって何か活動できるだけの気力が湧いてくるのは、たぶん盟主の存在が大きいだろう。

盟主は離れていても私にバフ支援効果を授けてくれているに違いない。 盟主マジ偉大。 あなたが神か。

 

「あ、おはようございます、あんぐまーるさん。 ゆっくり休めましたか?」

 

部屋に入ると盟主が大きな鏡を前に、手を振ってなにかやっている。 その隣にはセバスも控えていた。

私は盟主に朝の挨拶するをするとともに、昨夜発見した重大な疑念に対し質問と相談をすることにした。

これはもしかすれば……今後の私たち二人にとって、大きな問題になりかねない懸念事項だからだ。

 

「おはようございます、盟主。 時に、お聞きしたき事項が。 ……アンデッドというのは眠ることが出来ないのですか」

 

「え……。 え? ……あんぐまーるさん、アンデッドというのは睡眠耐性を持っていますよね」

 

「……」

 

「……」

 

私は膝から崩れ落ち、卓に突っ伏した。

睡眠耐性って眠りの呪文が効かないってことじゃなく、マジで寝ないってことなのね。

道理で寝ようと思っても眠れなかったわけだ。 最初の2時間くらいは疲れすぎたか興奮して目がさえてるだけかなって思ってたよ。

くそう…… くそう…… そんな便利な機能になってるならなんでユグドラシルの時にそうなってないんだ……。

そしたら寝落ちとか気にしなくていいし、夜が明けるまで一晩中だって遊んでいられるのに!

そう、本当に昼も夜も眠ることなく、眠りを与えることも無いのに。

……もう終わった話はよそう。

私は気を取り直すと起き上がって盟主に尋ねた。

 

「ところで盟主、それはいったい何をなさっておいでで」

 

「遠隔視の鏡、なのですが……しばらく使っていなかったのと、ナザリックがこちらに来てから効果が少し変わってしまったようで、操作方法を確認するついでに色々と見ているのですが、どうも俯瞰高度の調整がわからなくてですね」

 

「ふむ……確か、以前は城や町の様子を見て込み具合から買い物にちょうどいい時期を見計らうのに使っておりましたか」

 

「え……? まあ、そういう使い方もありましたが、指定した場所の風景を見れますからね。 これを使ってナザリック地下大墳墓の周辺の様子を見られれば、人が居る場所なんかの……おっ!」

 

盟主が説明しながら手を動かしていると、どうやらお探しの俯瞰高度調節の操作方法に行き当たったようだ。

 

「おめでとうございます、モモンガ様。 このセバス、何の手がかりもない所から操作方法を見事探し当てたその手腕に流石としか申し上げ様がありません!」

 

「おめでとうございます盟主。 割りと適当に弄っていても何とかなる物ですね」

 

セバスと私が盟主の成功を褒め称える。

……が、セバスがなんだかこっちを微妙な表情で見る。

あれ、盟主もなんで複雑な表情しているんです?

そこまで賞賛することじゃないのに褒めすぎのセバスも照れ恥ずかしいけど、あんぐまーるさんのようにはっきり言われるとそれはそれで身もフタもないなあ……みたいな盟主の心の声が聞こえたような気がしたけど多分気のせいだ。 盟主はそんな事言わない。

 

「ありがとう、セバス。 長くつき合わせて悪かったな」

 

「何をおっしゃられますか。 至高の方々のお側に控え、命令に従うこと。 それこそが執事として生み出された私の存在意義です。 悪いだなんてとんでもありません」

 

盟主とセバスが何事も無かったように会話を再開した。

それを聞きながら思う……盟主はこの作業どのくらい試行錯誤していたんだろう。

疲労のバステも文字通り疲れないのか、少なくとも肉体的にだろうな。 だって昨日からこっち、精神的なストレスはチクチク溜まってるような気がするもの。

一定以上溜まるとどっか消えちゃうけど。

さて、盟主はさらに何度か同じ動きを繰り返し、完全に俯瞰高度の調節法をマスターしたらしい。 ニヤリ、と笑ってたし、あれは心の中でガッツポーズしているな。

今はさらに操作をして、見る場所を変えて何か面白いものが見えないか探しているようだ。

私も盟主の後ろに回って覗き込む。 やがて、人の村らしき場所が映った。

付近に森。 回りには麦畑。 典型的な中世中期~近世初期くらいの田舎の村って感じ。

盟主が視点高度を変えて拡大すると、ちょっと妙な様子なのに私は気がついた。

人間らしいものが大勢、みんな村の中を走り回ったり、家の中に入ったと思えば別の人間とともに出てきたり、あるいは家の中から出てきた別の人間を外に居た複数の人間が追いかけ始めたり。

 

「……祭りか?」

 

「……鬼ごっこ?」

 

「いえ、これはどちらでも無いようです」

 

盟主と私の推測をセバスが否定し、鋭い視線を鏡の中に走らせる。

何かに気づいたらしい盟主がさらに俯瞰図を拡大し視点角度調整の調査をすると、最悪の、しかし私が昨夜から探していたものの光景がそこにあった。

着古した単純な染め方の粗末な衣服を着た村人たち。 それを甲冑を着込み、武装した騎士たちが手にした白刃をきらめかせて殺戮して回っていた。

背後から切りつけられ、倒れこむ青年。 複数の騎士に両側から押さえつけられ、胸を刺し貫かれる婦人。

武器らしき武器もなく、中には農具で抵抗するものも居たが……一方的に村人たちは騎士たちに殺されていった。

こいつらだ。 間違いが無い。 あの村を襲い、そして今また鏡に映るこの村を襲っているものたち。 こいつらこそが私が地の果てまでも追い続けると誓ったあの惨劇の下手人だ。

私の、死霊ゆえに流れる血もなく冷たい体は何故かまるで生身の生き物の全身の血が沸騰したかのように内側から熱く何かの衝動を訴えた。

そう、これは怒り。 爆発するような怒りではない。

殺されていく人間を哀れだと思って怒っているのではない。

私は大量の炭を燃やした炉に長時間突っ込んで真っ赤になった焼き鏝のような怒りを、この殺戮を続ける者達の表情に、行為に、その悪意こそに抱いていた。

この赤熱化した金属の鏝(怒れる心)を奴らに押し当て、悲鳴を上げさせなくては我の気持ちは静まらぬ。

こやつらに自らの所業を、因果を応報せねばならぬ。

 

「ちっ!」

 

盟主も、忌々しげに舌打ちをする。

盟主が見つめる鏡の中で、何度も剣を突き立てられ殺されていく村人が、まるでこちらを見て何かを訴えかけているような様子が映っており、それを盟主は悩ましげにじっと、鏡の中の村人と視線を交錯させていた。

そう、盟主もこの凄惨な光景に、唾棄すべき外道の行いに怒りを覚えておられる。

ならば、我らアインズ・ウール・ゴウンが行うべきは一つ。

 

「どう致しますか?」

 

セバスが盟主に問うた。

私は盟主が何か言う前に既に口を開いてしまっていた。

 

「見捨……」

 

「盟主。 もはや猶予はございません。 このあんぐまーるにかの下郎どもを討滅せしめんと指示を命じください」

 

盟主が少し驚いたかのような顔で振り返る。

いったいどうしたのだろう。 そんなに意外なことだっただろうか。

 

「この村を襲いし者どもこそ、かの村を焼き払いし住民を皆殺しにした者達に違いありません。

 昨夜進言したとおり、こやつらと我らが相容れることはなく、アインズ・ウール・ゴウンの明確な敵対者にしかなりませぬ。

 奴らに我らが贈れるものは『死』それ以外にありませぬ。 御裁可を」

 

……盟主はまだ何か思案している様子だった。

何を迷い、また懸念する要素があるのか私には全く分からなかったけれど、どのみち結論は決まっているのだ。

だからあとは盟主のご決断次第。 アインズ・ウール・ゴウンは、盟主(ギルド長)の意思あって初めて動く。

そして私は盟主の手足でしかない。 手足が主人の命令無く勝手に動くことは無いから。

盟主は、セバスの方に視線をさまよわせた後、はっと何かに気づいたような様子で、そして小さく忍び笑いを漏らした。

 

「誰かが困っていたら助けるのは当たり前。 忘れるところでしたよ、たっち・みーさん」

 

盟主はそう呟き、鏡を操作した。 次々切り替わる光景には血溜まりに倒れ既に息絶えた死骸ばかりであり、まだ生きている村人はないか、と盟主は探している。

村の外れの方を拡大したとき、一人の少女が気丈にも騎士を殴り飛ばす光景が映った。

そしてより幼い少女の手を引いて逃げようとする。

盟主は立ち上がってセバスに命じた。

 

「セバス、ナザリックの警備レベルを最大にまで引き上げろ。 私とあんぐまーるさんが先に行くから、アルベドに完全武装で後を追うよう伝えろ。 ただし『真なる無』の所持は許可しない。

 後詰として、私たちが撤退できなくなった場合に備えこの村に隠密能力もしくは透明化の能力を持つものを送り込め」

 

「畏まりました。 ただ、モモンガ様とあんぐまーる様の警護には私が」

 

「ナザリックの最大戦力2名がここに居るのだ。 アルベドの到着まで私たちで充分だ、それにお前が来ては誰が命令を伝達する。 ナザリックの近郊まで同様の騎士の部隊が来ている可能性もある。 その時のためにお前は残れ」

 

盟主が冷静かつ的確な判断を毅然とした態度でセバスに指示する。

鏡の中では少女たちが騎士に追いつかれ、背中を切りつけられた。 それほど深くは無いが、危険な状況だ。

 

「盟主」

 

「ええ。 <転移門>」

 

盟主はアイテムボックスからスタッフ・オブ・アインズウールゴウンを取り出し、転移魔法を唱えた。

視界が一瞬揺らいで変わる。 <転移門>を潜り抜け、私たちは先ほどの鏡の中の光景に出現した。

目の前に居るのは、負傷しながらも自分より幼い少女をなお守ろうとする健気な少女。

そして、向こうからすれば突如出現した形になる私たちに動揺する騎士の姿。

手に持った剣を構えることすら忘れ、私と盟主に交互に視線を泳がせる。

盟主が片手を挙げ、手を騎士に向けた。

 

「承知」

 

盟主の無言の支持を受け、<霊体化>発動。

不可視かつあらゆる探知、物理・魔法攻撃を受け付けず、建造物の壁すらすり抜けて移動できる代わりに、一切のこちらからの攻撃もスキルを解除するか効果時間が切れるまでできなくなることを対価として支払うスペクターの種族特性スキル。

これにより騎士の視界から一瞬で姿を消した私は地面を蹴り数歩で騎士の背後へと回りこみ、そして<霊体化>解除と同時に背中から真っ黒な刀身を持つ古びた剣で刺し貫いた。

騎士が口から血を吐き、そして<生命力吸収>スキル発動。

与えたダメージから一定割合分のHPを自分の回復に使える、攻撃と回復を同時に行えるスキル。

これはレイスがモンスターの中で有数の「厄介な相手」としてプレイヤーに認識される理由の一つだった。

ユグドラシルのゲーム内では単にそれだけの能力でしかなかったはずだが、ここでは少々効果が違ったようだ。 背中から串刺しにされた騎士の体がみるみるうちに干からびていき、ミイラのようになっていく。

うわあ、グロい。 なんかこんな映画あったね。 クリーチャーに血を吸われるとカラッカラの死骸になっちゃうやつ。

どうやら、こちらの世界では文字通りに生命力というべきエネルギーを吸い取って奪う能力になっているようだ。

 

「ひ、ひいいいいいいっ!?」

 

近くで見ていたのだろうか、後ろの方の民家の側に現れたもう一人の騎士が怯えきった悲鳴を上げる。

私は既に死んでカサカサの凄く不健康そうな肌になった騎士から剣を抜き、ちょっと押して地面に転がした。

さあ、次はお前の番だ。

……あれ? なんか盟主が微妙な顔で私を見ている。 小さくため息をつかれている。

なんだろう。 私何かやった?

もしかして、盟主は自分でこいつを倒したかったのだろうか。

ちょっと悪いことをしたかもしれない。

盟主は仕切りなおすように、ゆっくり歩いて怯え抱き合う二人の少女の横を通り過ぎる。

まるで少女たちを守り、騎士から立ちはだかるかのよう。 格好いい。 流石です盟主。

盟主の迫力に押されて後ずさる騎士を睨みつけ、口を開いた。

 

「女子供は追い回せるのに、毛色が変わった相手は無理か?」

 

硬直し、動けないで居る……膝が見るからにガクガクと震えている騎士に盟主は指先を向ける。

 

「<龍雷>」

 

その手に蛇か龍のごとくのたうちながらスパークする青白い電荷が走り、次の瞬間には空気を切り裂く破裂音とともに一瞬で放電された稲妻が騎士の全身を打った。

激しく痙攣し、全身から焼け焦げた臭いと白い湯気を立ち上らせながら騎士は膝をつき、倒れる。

雷撃を受けた瞬間にはもう内臓を焼かれ、心臓は停止して死んでいた。

 

「弱い……あんぐまーるさんの攻撃でもそうだったとはいえ、第五階位魔法ですらこんな簡単に死ぬとは……」

 

盟主は騎士が一撃で死んだことにあっけに取られている。

先ほどまで騎士を威圧していた、張り詰めていた空気も今は帯びていない。

そんなに不思議な事だろうか。 盟主の攻撃ならば「今のはメラではない… メラガイアーだ!!!」になっても不思議ではないと思われますが。

あれ? 何かおかしいな。 間違ったかな。

……というか。

私が殺すと決めた相手ならそれがどんな相手であれ、どんな手段を用いようと殺すまでやめません。

相手が強いか、弱いかなんてものは関係がないのです。

今日殺せないなら明日殺せばいいのです。 明日殺せないなら明後日殺せばいいのです。

どこに居ようと居場所を突き止めて。 昼も夜もなく彼らの背後を襲いくり、ひと時も休ませずもはや眠れる夜は無く……。

 

「あんぐまーるさん」

 

はっと意識を引き戻され、顔を上げる。 盟主が私を見ていた。

 

「……この二人が特別弱いという可能性はありますが、まだ油断はできません。 私も言うのをすっかり忘れていましたが、ここはユグドラシルではない。

 この世界にいる存在の平均的なレベル、強さがわからない以上、慎重に慎重を重ねるべきです。

 もしかしたら、HPが低い代わりに攻撃力に特化しているのかもしれないのですから」

 

……盟主からの叱責を受けた。

その通りだ。 私は全く考えが足らなかった。

この騎士たちが強力な物理無効を備えていたら、返り討ちに逢っていたのは私たちの方かもしれない。

 

「……はい。 申し訳ございません、盟主。 軽率に過ぎました」

 

「ええ。 ですから、様子見すらも本気の攻撃で行うという判断自体は間違いではないですよ。

 あんぐまーるさんは、『何時も通り』の行動を行ってください。 私はあの少女たちを助けてから、向かいます。

 代わりのフォロー役は……実験を兼ねて、今作ります」

 

「<中位アンデッド作成 死の騎士>」

 

盟主の力により騎士の死体が黒い霧に覆いかぶさられ、死体はひとりでに立ち上がると見る間にその姿を変え、体も大きく膨らんでいく。

着ている甲冑の形状、持つ武器すらも代わっていき、その体を包んでいた霧が晴れると人とも獣とも付かぬ異様に背の高い死の騎士が出現していた。

後ろの方で、少女たちが悲鳴を上げる。

 

「……死体から作られるのか」

 

盟主にも意外なことだったのか、出来上がった死の騎士を見上げて興味深そうに呟く。

そして、創造した下僕に命令を下した。

 

「この村を襲っている騎士を、あんぐまーるさんを援護しつつ、殺せ」

 

「オオオアアアアアアアアァーーーーーーーッ!!」

 

鼓膜をビリビリと震わせる咆哮を発し、死の騎士が地面を踏み鳴らして走り出す。 村の方に。

その動きはまさに疾風あるいは暴風。 瞬く間に小さくなっていく死の騎士の背中を私と盟主は見つめた。

何あれ凄い。 ユグドラシルの死の騎士ってあんなんだったっけか。

もしかして他の召喚・作成したモンスターもNPCと同様に自律行動できるように変わっているのか。

盟主を振り返ると、指先で頭をコリコリと書いていた。

 

「援護しろって命令したのに、対象を置いて行ってどうするよ……。 いや、命令したのは俺だけどさ……」

 

「盟主、あれは本来盟主の周りまたは指定した対象や地点の付近で接近する敵の迎撃を行うものだったはず」

 

「そうなんですよねえ……」

 

「……追いかけますか」

 

私は<騎獣召喚>を用いて乗騎を呼び出す。 地面に複雑な模様の絡みあった魔法陣が描かれ、その中から漆黒の毛並みと燃える炎の目を持つ『影の雌馬(シャドウメア)』が飛び出してくる。

私は颯爽とその背にかけられた鞍に跨った。

その時、開きっぱなしだった<転送門>から全身を重甲冑で包んだ人影が現れ、そして接続時間のちょうど切れた<転送門>が薄れて消え、完全に閉じられた。

現れたのはアルベドだ。

 

「準備に時間がかかり、申し訳ありませんでした」

 

「いや、そうでもない。 実に良いタイミングだ」

 

そう言ってから盟主は私に頷く。 あとは盟主の方はアルベドに任せて問題ないだろう。

アルベド強いし。 結構信頼しているし。

私は影の雌馬の片手に手綱を握り、もう片方に剣を携えた。

 

「では盟主、お先に行って参ります。 アルベド、盟主を頼んだぞ」

 

「は、私の命に代えましてもモモンガ様は私が警護致します。」

 

……あれ? なんかアルベドの視線が突き刺さるよ? 別に私は盟主と何にも無かったよ? 二人きりでお出かけしてたけど。

アルベドが心配するようなことは何もないよ?

だって、盟主は私の主君だし。 プラトニックな関係だし。 そもそも同性だって盟主は認識してるし。

え、なんかちょっとマジで目が怖いんですけど。

アルベドの視線から逃れるように、私は愛馬を村の中心の方へと走らせた。

背中にはまだアルベドの殺気とも嫉妬ともつかないグサグサ来る視線が刺さりまくっていた。

 

 

 




アルベドは原作の2倍くらい物凄い大急ぎで着替えて来ましたが、実際のところそんな所要時間は変わってませんでした。

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