どうも混沌の魔法使いです。今回の話からは悪魔パイパーの話に入っていこうと思います、くえすとかマリアとテレサとかも入れてやっていこうと思うので、少し長い話になると思いますがどうかよろしくお願いします
その1
リポート17 ハメルーンの悪魔 その1
事務所の中にくえすを招き入れる。私はまだ調査段階だけどくえすは何回か遭遇しているはずだ……もしくはその魔法を使って姿を確認しているはず
「今日本に紛れ込んでいる悪魔……くえすはなんだと思う?」
一番上等な茶葉を使って紅茶を用意し、くえすの前に置きながら尋ねる。くえすはカップを手にして、眉を顰めながら
「お湯の温度が足りてないですね。それに蒸らしも足りない……お粗末です事」
この女は本当に嫌味しか言えないのか……とは言え、くえすが来ると言う事でおキヌちゃんを事務所に置いて置くわけにも行かないので横島君の家に行かせている。
(流石にくえすの霊力は危険だからね)
くえすの霊力には魔力が混じっている。だからこそ幽霊である、おキヌちゃんにくえすを近づけることが出来ないと判断して横島君の家に向かわせた……雇い主として従業員に危害が出る可能性を考慮しないといけない
「悪いわね、私はあんまり得意じゃ無いから我慢して飲みなさい、嫌なら飲まなくても良いわよ」
くえすは眉を顰めながら紅茶を口にする。どうせ飲むなら文句なんか言わないで欲しいわね……
「では話を戻しましょうか。美神令子……私は既に悪魔の特定をしています。そして貴女も……ではその名前は?」
ここから先は腹の探りあいになる。どちらが有利な条件で今回の事件の主導権を取るか……それを決めるための話し合いだ
「……ハメルーンの悪魔パイパーよ。そして私とくえすが取ろうとした魔具は……金の針」
悪魔パイパーの力の源であり、そして弱点でもある金の針……かなりの高額出費だったが、それが無ければパイパーを倒すことが出来ない。討伐できればかなりの賞金が出るので、我慢して取り寄せたのだ。
「確かにその通りですわね。調査だけでそれだけ調べた……いえ?私の戦いを見てましたわね?」
じろりと私を睨みつけてくるくえす。私は小さく溜息を吐いてから
「ええ、その通りよ?悪いかしら?」
くえすの馬鹿みたいな霊力……それを見鬼君で見つけて追いかけてきた。それは事実だから認めると
「相変わらず強かですこと……それで?貴女は私に何をさせるつもりなのですか?」
「まぁ協力して欲しいって所ね、くえすも1人で対処出来ると思ってないでしょ?」
私が金の針を持っているのだから、普通の魔法ではパイパーにはダメージを与えることが出来ない。無論くえすの戦闘経験と魔法の知識を考えると普通じゃない魔法を使えば撃破も可能だろうが、それをすればただでさえ危うい自分の立ち位置をさらに悪くするそれが判っているから金の針を取り寄せようとしていたのだろう
「貴女から奪うっと言う選択肢もありますわ」
「またGS免許が剥奪されるてもいいならどうぞ。隠し場所が判るの?」
くえすにとってGS免許はそこまで必要な物ではない。だがあればあれで色々な援助もある……それを無くすのはくえすにとっては得策ではないと判っている筈だ……
「……いくつか条件を飲んでくださるのならば考えましょうか」
やっぱりそう来たか……とは言えくえすの協力があれば心強い。今回ばかりは自分が不利だとは判っているけど
「良いわ。その条件を聞かせてもらいましょうか」
「賢明な判断ですわね。では……」
くえすが協力する条件を話そうとした瞬間。何処かから間の抜けたラッパの音が響いてくる……まさか!?
「へっへっへ!お前達が危険だって判ってるからね!さっさと子供になっちゃいな!ヘイッ!!」
「「しまっ!?」」
咄嗟に私は精霊石を、くえすは結界を張ったが既にもう遅い。視界が低くなっていくのを感じながら、私は意識を失うのだった……
美神さんが神宮寺くえすと話をするからと言う理由で横島さんの家に行くように言われて半日
(連絡が無い……もしかすると……)
最初は時期が違うからって確信は無かった。だけど私の中で1つだけ心当たりがあった
【蛍ちゃん。少し良いですか?】
私が真剣な顔をしているのでなにかの事件を思い出したのだと気付いた蛍ちゃんは
「いいわよ。横島はチビとかと遊んでるしね」
蛍ちゃんの視線の先を見ると机の上でハムスターの台車を回しているチビちゃんを見て笑っている。確かに可愛い光景ですね……ずっと見ていたですが、今はそんな事をしている場合ではないので奥の部屋で思い出した話をすることにする
【ハメルーンの悪魔……パイパーの襲撃事件の時期かもしれないですんです。神宮寺さんとの話が終わったら電話するって言ってましたけど……連絡も無いですし】
あの時は確か美神さんが子供になってしまって、横島さんと一緒に子供になってしまった美神さんの面倒を見ながらパイパーの本体を探したのを覚えている
「……なるほどね。とは言え悪魔パイパーはかなり強力な悪魔だし……」
顎の下に手を置いて考え事をしている蛍ちゃんは仕方ないかと呟いてから
「ドクターカオスとマリアとテレサに連絡してみましょう。マリアとテレサなら若返ることは無いし……それにカオスが若返ったら強くなると思うし」
前の時は運が良かった、今回は色々と判らないことが起きているので対策を取った方がいい。私も蛍ちゃんのマリアさんとテレサさんと呼ぶのは賛成だ
「じゃあ警戒しながら事務所に行って見ましょう。おキヌさんはドクターカオス達の所に行って……言っておくけど、マリアさんにあんまりちょっかいをかけたら駄目よ」
私に指を突きつけながら言う蛍ちゃん。一緒に暮らしている間に私の味方にしようと思っていろいろしてしまったのは自覚している。だけどまだ精神的に幼いマリアさんには私の考えを理解出来なかった……それだけが無念であり、残念だ
(まだ早すぎたんですよね)
もう少し精神が出来てからまたアプローチをしよう。下手に焦って敵に回られたら困るし
「だから悪い顔をしたら駄目って言ってるでしょう!」
軽く霊力を込めた平手で頭を叩かれ、我に帰る。どうも考え事をしてしまっていたようだ
【じゃあマリアさんとテレサさんを迎えに行ってきますね。えーともし美神さんが子供になっていたら、唐巣神父の教会に行ってください。そこで落ち合いましょう】
知っていると言うのはおかしな話になってしまう。だから唐巣神父の教会を待ち合わせの場所にする事にして、私はドクターカオスの家に向かって飛んでいくのだった……
蛍に言われて何かトラブルがあるかもしれないから、美神さんの事務所に行こうと言われシズクを連れて美神さんの事務所に来た俺に待っていたのは
「あーよこちまだ!」
「……」
幼稚園児くらいだろうか?それくらいの子供になった、美神さんと神宮寺さんがそこにはいた……事務所に来たら雇い主が子供になっていた……どういうことなんだ、これは……俺が混乱していると様子を見ていたシズクが美神さんと神宮寺さんを見つめながら
「……これは……呪いかもしれない。魂に何かまとわりついているのが判る」
シズクがぼそりと呟く、呪い……?呪いで子供になるの!?俺が驚いていると蛍が
「そう言うことが出来る魔族も居るわ。とは言え……どうしようかしら?」
遊園地に行くっと叫んでいる美神さんとジト目で俺を見つめている神宮寺さん。いや……俺に聞かれても判らんし……
「……ぐいっ!」
「え?なに?どうかした?」
俺のズボンを引っ張る神宮寺さん。俺の知っている神宮寺さんは綺麗な銀髪をしていたけど、今目の前にいる神宮寺さんは黒い髪をしているし、眼の色も黒だ……なんと言うか人形のような愛らしさがあるけど……
「私……くえす。お兄さんは誰?」
か、可愛い!?俺の中の神宮寺さんは怖いと言う印象だったんだけど、この一言で完全に印象が変わった
「横島。横島忠夫だよ?」
しゃがみ込んで視線を合わせて名乗ると神宮寺さんはにぱっと華の咲くような笑みで笑って
「よろしくね」
神宮寺さんは綺麗って感じだったけど、くえすちゃんは可愛い。思わず頭を撫でていると
「……横島?」
ぞっとするような蛍の声に振り返る。そこには笑っているけど、目が全く笑っていない蛍がいて心底怖かった。それに
「……横島はやっぱり子供が好き?」
シズクがふふっと笑いながら尋ねてくる。いや、確かに子供は好きだけど、そう言う好きじゃ無いから!俺がロリコンじゃ無いと叫んでいると令子ちゃんが奥の部屋から
「こえ持って!行くよ!」
俺に鞄を差し出してそう叫ぶ。行く?どこに行くって言うんだ?俺が首を傾げていると
「遊園地へ行くの!」
「そうですわ!遊園地に行く!」
声を揃えて遊園地に行くって叫ぶ令子ちゃんとくえすちゃん。いや、今はそんな事を言っている場合じゃ無いと思うんだけど……
「まずは唐巣神父の所に行きましょう?私と横島じゃ判らないことが多いから」
蛍の言葉に頷き、唐巣神父の所に行くことになったのだが
「おんぶー!」
俺のズボンを掴んでおんぶと叫ぶくえすちゃん。さっきはなんか知性的な響きを伴った声をしていたけど、今はまた無邪気な子供と言う感じのくえすちゃん。確かに幼稚園児くらいの令子ちゃんとくえすちゃんを歩かせるのは可哀想だと思い
「蛍鞄頼むな?」
結構大きい鞄だけど、令子ちゃんとくえすちゃんよりかは軽いと思い、蛍に申し訳ないと思いながら鞄を渡す
「まぁ仕方ないわね。でも移動している間に襲われると困るから……チビとタマモ。それにシズクは周囲を警戒してね」
元気良く鳴いて返事を返すチビとタマモ。それと仕方ないと言って笑うシズクを見ながら俺は令子ちゃんとくえすちゃんを背中に背負い、念の為にチビを頭の上に乗せて唐巣神父の教会へと走るのだった……なお背中に美幼女?と言うべき令子ちゃんとくえすちゃんを背負っているからか、周囲の人の視線が死ぬほど冷たいものだったのは気のせいだと思いたかった……
シルフィー君と教会の掃除をしていると凄まじい勢いで扉が開かれる。何事かと思い振り返るとそこには蛍君と横島君が居たんだが……横島君の背中から顔を出している2人の幼女を見て
「美神君と神宮寺君?一体何事だい?」
恐らくだが、あの2人は間違いなく美神君と神宮寺君だろう……神代君には聞いていたが、魔族の襲撃が始まったのかもしれない
「シルフィー君!教会の4隅に結界札を!それと精霊石を持って来てくれ!」
準備が出来るまではこの教会で篭城する必要があるかもしれない、魔族が侵入できないように結界札と精霊石を併用して結界を作る
「わ、判りました!」
地下の除霊具を纏めてある部屋に走っていくシルフィー君を見送り、荒い呼吸を整えている横島君と蛍君に何があったのか?を尋ねるのだった……
「事務所に行ったら美神君と神宮寺君が子供になっていたと……おキヌ君は?」
おキヌ君は事務所にいた筈だ。もしかすると魔族に襲われた可能性が思い浮かび、おキヌ君の事を尋ねると
「念の為にドクターカオスを呼びに行って貰っています。美神さんと神宮寺さんが子供になっている事を考えると、2人を襲った魔族は恐らく……ハメルーンの悪魔パイパーだと思うのですが、唐巣神父はどう思いますか?」
なるほど、蛍君らしい冷静な分析だ……そしてドクターカオスを呼びに行ったその判断は正解だ
「なるほど、マリアなら若返ることは無いだろうし、ドクターカオスは若返れば頼もしい味方になるからね」
ハメルーンの悪魔パイパーと言えば、その笛の音色を使い大人を子供とするという魔術を得意とする強力な魔族だ。しかし若返させることが出来るのは人間だけであり、そして人間よりも長い時間を生きているカオスなら若返るはむしろメリットと言える
「悪魔パイパーって何なんですか?俺全然判らないっすけど?」
膝の上に神宮寺君を乗せた横島君がそう尋ねてくる。確かにパイパーは有名だが、それはあくまでGSの中での話。それにまだ見習いの横島君じゃ判らないか
「判った。私が説明するよ、横島君」
簡単にだがパイパーについて説明する。ヨーロッパを中心に暴れ回った悪魔族であり、国連も賞金を掛けているほどの有名な魔族だと説明すると
「うげえ……そんなやばい魔族なんっすか?美神さんも神宮寺さんも無しで何とかなるんですか?」
確かに戦力的な不安はある……それにパイパーは金の針が無ければ倒すことが出来ない。美神君と神宮寺君の事だから、金の針は確保していると思うが……パイパーがどこに潜んでいるか判らない以上その話をすることは出来ない。奪われたら、そこで終わりなのだから、金の針を話は横島君にはしない方が良いだろうと判断した
「まずはドクターカオスとマリアの合流を待つべきだと思う、それと……シルフィー君!持って来てくれたかい?」
地下から戻ってきたシルフィー君を呼ぶ、彼女の手には貴重な精霊石を収めた鞄がある。
「……お守りか?」
「ああ。そうなるね、水神の君には必要無いかな?」
シズク君の話は美神君から聞いている。あの水神ミズチが横島君を気に入って居候している、それはそれでとんでもない事だと思うが、横島君の妖使いの特性の1つだと思っている……
「……必要ない。私の分は横島に回してくれ」
シズク君の言葉に頷き、横島君に精霊石を2個渡す。シルフィー君が横島君の膝の上の神宮寺君を見て
「横島君が重いでしょ?どき……「触るなッ!」
さっきまで笑っていたのが嘘のような恐ろしい顔をしてシルフィー君の手を弾く、こういう気性の激しい所は子供の時でも変わらないんだなあと思っていると
「ワシじゃ!教会の扉を開けてくれ!」
どんどんと扉を叩く音が聞こえる。ドクターカオスが来たのか……思ったよりも早い到着だったね。立ち上がって教会の扉を開いて、ドクターカオスとマリアを招き入れ、直ぐに扉を閉める
「お疲れ様。おキヌさん」
【大分疲れました……こういうのは辛いですね】
パイパーに見つからないように気を使ってここまで来たのか、疲れた様子のおキヌ君にそう声をかける蛍君。宙に浮きながら汗を拭う素振りを見せながら横島君に近づいてくおキヌ君。それに対して横島君は教会に入ってきた、ドクターカオスとマリアを見て
「あれ?カオスのじーさん。テレサは?」
横島君がそう尋ねる。テレサ?私は知らないなあ……誰だろうか?と首を傾げていると
「私の妹になります。今は別行動で隠れる場所の確保をしてもらっています」
妹……何時の間にと思ったが、ドクターカオスはマリア君の事を大事に思っているのは私も知っている。妹を作ってあげようとしたのかと納得していると横島君は
「おキヌちゃんもお疲れ様」
【ちょっと失礼します】
疲れた様子で自分の背中にしがみ付いてくるおキヌ君に苦笑しながら、横島君は手を押さえているシルフィー君のほうを見て
「シルフィーちゃん?大丈夫?」
「う、うん。大丈夫……ちょっとびっくりしただけ」
神宮寺君は横島君の膝の上で私は悪くないと言いたげに顔を背けている。こう言う所は子供っぽいんだけどなあと苦笑していると
「ではドクターカオスも来たので、これからどうするか……」
蛍君がそう話を切り出して悪魔パイパー対策の話し合いが出来る、そう思った瞬間
バシュッ!!!
教会の隅から鋭い風切り音が響く、そしてそれと同時に響く間の抜けた笛の音色……
「いかん!皆逃げろッ!!!」
そう叫んだ瞬間。私の意識は闇に飲まれるのだった……
ま、マジかよ!?これが魔族の攻撃!?目の前で子供になってしまった唐巣神父に驚いていると、目の前の空間が歪んで
「ホッホッホー!気付くのが遅かった……「……失せろ、ハゲ」ぼばあああああ!?」
ナイスシズク!あわせた両手から大量の水を打ち出してパイパーの身体を隠す
「……今のうちに逃げる!急げ、横島!」
シズクが逃げることを選んだことに驚いた。シズクはかなり好戦的だし、それに水神であるシズクは自分の力にも自信を持っている。そのシズクが逃げることに驚いていると
「コン!」
「ミム!」
頭の上のチビと肩の上のチビが早く逃げろと言わんばかりに俺の髪を引っ張る。俺は膝の上のくえすちゃんを背中に背負い、令子ちゃんとシズクを両脇に抱える
「横島早く!」
教会の出入り口で俺を呼ぶ蛍に頷き、走り出そうとするがそれよりも早くパイパーが態勢を立て直し
「逃がすかよ!!」
パイパーの腕が俺に伸びる。蛍もおキヌちゃんも既に教会の出口に近いし、マリアはカオスのじーさんを運んでいる。自分で何とかするしかないと思い、懐の札に手を伸ばそうとした瞬間
「よいしょっと!」
「げぼお!?」
シルフィーちゃんがスカートを翻しながら跳躍し、パイパーの顔面に蹴りを叩き込む。ちなみにレースつき白だった。お嬢様みたいな可憐な下着だと思う……
「……こんなときに何を見ている?」
「バカ!よこちま!」
「ふんっ!!」
シズクに脇腹を抓られ、令子ちゃんに頬を抓られ、くえすちゃんに左頬を張られた
【横島さん!私も怒りますよ!今はそんな事をしている場合じゃ無いんですからね!】
おキヌちゃんに怒鳴られるけど、シルフィーちゃんを残しては……俺が躊躇っているとシルフィーちゃんが笑いながら
「良いから良いから。ここは私に任せて早く行って、これでもハーフヴァンパイヤだからね。少しは魔力に抵抗があるんだから」
そうウィンクするシルフィーちゃん。だけど見捨てて逃げることが出来ない
「もし私に助けてもらったとか思うんなら、今度買い物に付き合ってよ。それで手を打つからさ!早く行って!!」
パイパーが椅子を蹴散らしながら姿を見せるのを見て、そう怒鳴るシルフィーちゃんの剣幕に押されて、俺はパイパーと戦うシルフィーちゃんに背を向けて教会から逃げ出すのだった……
(ちくしょう!俺はやっぱりまだ役立たずなのかよ!)
逃げることしか出来ない自分自身に怒りを感じ、歯を食いしばり、悔しさでどうにかなりそうになりながら、先に教会から飛び出した蛍達の後を追って走り出すのだった……
リポート17 ハメルーンの悪魔 その2へ続く
ピートよりも、妹のシルフィーの方が使いやすいのでシルフィーをメインにしてみました。戦えるヒロインとその背中を見ることしか出来ない横島。強くなりたいと思う横島の心境は複雑ですね、しかし闇落ちするルートではないですので安心してください。次回は遊園地とかに加えて更に味方の増加をやっていこうと思います。それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします