GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!!   作:混沌の魔法使い

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どうも混沌の魔法使いです。今回で戦闘回は終了の予定です。陰陽術を使えるようになったとは言え、相手は神であり龍族の八岐大蛇勝利できる可能性は0です。どういう結末が待っているのか?楽しみにしていてください。それでは今回の更新もどうかよろしくお願いします


その4

 

リポート8 怒れる水神ミズチ! その4

 

少年に打ち込んだ水は只の水じゃない、私の霊力を収束しなおかつ威力を限りなく0にした特別な水。これがあの少年の霊力の呼び水となると予測していたのだが

 

(……高島の気配が一瞬した)

 

ほんの一瞬。ほんの一瞬だが懐かしい高島の気配を感じた。もしかすると転生に失敗したのではなく、あえて失敗しその魂の一部に残るという事をしたのかもしれない

 

「化けたね……あの小僧」

 

メドーサが手にしていた酒のボトルを握り潰し呟く。私とメドーサの視線の先ではみっとも無く逃げるのは同じだが

 

「ひいい!れ、霊符を持って命じる!水の力を散らしめよ!急急如律令ッ!!!」

 

水の分身に霊符をぶつけてその力を徐々に削り、なおかつ2人の女性を護ると言う器用な事をしている

 

「ナイス!段々避けれるようになってきたわ!その調子でドンドンやって!!」

 

破魔札で攻撃しながら叫ぶ女性とその隣で霊力で出来た盾で攻撃をしながら

 

「霊力の使いすぎに注意して!今の横島はまだ細かいコントロールが出来ないんだから」

 

あの黒髪の言っていることは正しい、今の少年は私の霊力で一時的に霊力を開放している状態だ……もしかすると高島の霊的知識の補正があるかもしれないが、それでも細かい操作は出来ない。本来1の霊力で出来る事に10を使っているのと同じ状況だ。膨大な霊力があっても近い内に尽きるだろう

 

「いつまで様子見をするんだい?」

 

メドーサの問い掛けに少し考える。見たい物の1つは見れた。あの少年はちゃんと高島の陰陽術の一部を引き継いでいる……これは彼が高島の転生者である証明だ。あれだけ強力な五行陰陽術は平安時代でも高島しか扱う事の出来なかった物だ

 

(……だけど私の見たいのはこれじゃない)

 

力も必要だ。思いを通すにはまず力……どれだけ崇高な願いも力が無ければ叶える事は出来ない。願いを叶えるにはまず力……あの少年はまず私に力を示した。次は

 

(……心)

 

心無き力はただの害悪。そして私が見たいのは人間に対する優しさではない、妖に対する理解と優しさ……私は少しずつ力を失っている分身体の目から見える2匹の妖怪。九尾の狐タマモとその隣にいる謎の毛玉……

 

(……謝るのは後でも出来る。今はごめんとしか言えない)

 

敵対する意思がないのは知っている。だけど必要な事だ。隠れている二匹の方に向かって首を1本仕向けたのだった……

 

 

 

敵の攻撃が緩くなってきている……それに8本の首のうち2本は既に完全に動きが停止している。

 

(このまま行けば脱出できるチャンスがある!)

 

カオスから預かっていた菱形の結晶石。これを上手く当てる事が出来れば大幅にあの水の竜の力を弱めさせる事が出来る。外見こそ八岐大蛇ではあるが、あれは外側だけを真似て作り上げられた水の人形。それこそが唯一の勝機。いや逃亡できるチャンスだ。その要は私でも蛍ちゃんでもない

 

「横島君!まだ行ける!?」

 

横島君の陰陽術。それしかない、まだ辛うじて動いている首から放たれた水のブレス。まだ残っている精霊石を投げ障壁を作り横島君を護る。

 

「ぜー……ぜー……ぜー!!ま、まだ大丈夫っす!!!」

 

荒い呼吸を整えながら再度札を構えるが、足元がふらついている。急激な霊力の消耗による体力の消耗だろう……もう長くは持たないというのが判る。それでも横島君は

 

「急急如律令ッ!!!霊符を持って命じる!水の力を散らしめよッ!!!」

 

言霊を乗せて霊札を投げつける。それは八岐大蛇の山のような胴体に張り付き霊力を更に削っていく……だがその勢いは最初と比べて大分弱くなっている

 

「美神さん!それ以上横島に陰陽術を使わせないでください!!」

 

水のブレスをサイキックソーサーで弾きながら蛍ちゃんが叫ぶ。今の横島君は自分の霊力をコントロールできていない。これ以上陰陽術を使わせるのは彼の命に関わる

 

(ギリギリか……もう少し霊力を削られないと)

 

今ので更に2本。首が動かなくなった、これで残るは4本。だけどその首に霊力を集中させているのか水のブレスの威力は一行に衰える気配はない……

 

「こうなったら私が!!」

 

手持ちの水神符を取り出す。残りの符は7枚……横島君の陰陽術の効果と比べれば格段に劣るが無いよりかはましの筈だ

 

「霊符を持って命じる!水の力を散らしめよ!!!」

 

持っている3枚の霊符を同時に投げる。それが命中すると本当に僅かだが霊力が減り始める……だけどそれは本当に微々たる物だ。

 

「蛍ちゃん!蛍ちゃんの水神符もこっちへ!!」

 

私の手持ちだけでは足りない。蛍ちゃんにそう叫ぶと

 

「もうおキヌさんに渡しました!受け取ってください!!!」

 

【美神さん!これを!!】

 

石畳から顔を出したおキヌちゃんから4枚の水神符を受け取る。横島君に符の殆どを渡してしまったのでこれくらいしか残っていない。だけど効果はあるはずだ……蛍ちゃんの分と合わせて8枚

 

「霊符を持って命じる!水の力を散らしめよ!!!」

 

手持ちの8枚の霊符を投げて霊力を削る。これでやっと八岐大蛇の首が動く首が残り2本になった

 

「これでやっとこれを使える」

 

カオスから預かっていた菱形の結晶を取り出した瞬間

 

【【ガオオオオッ!!!!】】

 

残っている2本の首が雄叫びを上げたと思った瞬間。その内の1本の首が凄まじい勢いで私達のほうに伸びる

 

「蛍ちゃん!横島君!おキヌちゃん避けなさい!!」

 

自身も飛びのきながらそう叫ぶ、水とは言え。あれだけの質量、掠っただけでも致命傷になりかねない。その巨大な牙を回避し石畳の上を転がる。代わりに木材の破砕音が響く

 

「チビ!タマモ!!!」

 

それに続いて横島君の悲鳴が響く。空を見上げるとその小さな身体が宙を飛び水面に沈む。それを見た横島君が立ち上がり水の中に飛び込もうする。

 

「横島!無理よ!危険すぎる!!」

 

蛍ちゃんがそう叫ぶ。水面に顔を出して暴れているタマモとチビを飲み込もうとする首と私達に水のブレスを吐き出そうとしている首。自分の身を護るのを優先するべきだ

 

「横島君止まりなさい!貴方まで死ぬわよ!!!」

 

私もそう怒鳴るが横島君は必死で走りながら。ズボンから水神符を取り出して

 

「危険がなんだ!!チビとタマモは俺の家族なんだよ!!!見捨てられっか!!!霊符を持って命ずる!!水の力を散らしめよ!!急急如律令ッ!!!」

 

私と蛍ちゃん。そしておキヌちゃんを水神符の結界で護ると同時に横島君は水の中に飛び込み

 

「タマモ!チビ!」

 

「こ、コーン」

 

「みいい……」

 

チビとタマモを抱き抱える、だが次の瞬間。大口を開けた首に飲み込まれる

 

「横島!」

 

【横島さん!!】

 

蛍ちゃんとおキヌちゃんの悲鳴が重なった瞬間。吐き出された水のブレスが私達を纏めて飲み込んだ……凄まじい水量に飲み込まれながらもこの世界に引きずり込まれたときと同じ声が耳の中に響く

 

「……合格」

 

嬉しそうなその呟き。誰が何に合格したのか?それが判らないが確かに私はそんな声を聞いたのだった……

 

 

 

「あ、あれ?」

 

水のブレスに飲み込まれた筈なのだが気がつけば私達は元の山の中腹の神社の中に居た。服も濡れていないし……

 

(まさか幻術?)

 

一瞬その可能性を考えるが離れた所にある水溜りを見ると幻術ではないと言うのが判る。

 

「異界から放り出されたみたいね。あのミズチなにがしたかったのかしら?」

 

美神さんが立ち上がりながらそう呟く。何か目的があって異界に引きずり込んだというのは判るんだけど……何がしたかったんだろう?

 

「そうだ!横島は!?」

 

離れた所で飲み込まれていた横島の姿が見えない。立ち上がり探すがその姿はない

 

(まさか攫われた!?)

 

何の為に八岐大蛇が横島を攫って行ったのかは判らない。だけどその可能性があると言うだけでどこかに横島がいるかもしれないと思いその姿を探す。おキヌさんと美神さんも一緒に探してくれるがその姿はない

 

「なんで……横島が」

 

横島を攫う理由がない……いや……もしかするとあれだけの陰陽師の才能を見せ付ければ攫っていく可能性は充分にあるけれど……

 

【横島さーん!!】

 

おキヌさんが空を飛んで探しているがやはりその姿が見えない様子で肩を落としている

 

「参ったわね……神様に攫われたと考えると神隠し。見つけるのは困難よ……」

 

眉を顰めている美神さんと見つけることが出来なくてへたり込んでいる私とおキヌさんの前に大きな水溜りが現れる。咄嗟に身構える。もしかして八岐大蛇がまた……だけど予想に反して姿を見せたのは

 

「げほ!ごぼっ!!うえ!げほげほ!!!」

 

四つん這いで咳き込んでいる横島。その腕の中にはタマモとチビの姿。ちゃんと助ける事ができたらしい……その事に安堵していると水が宙に浮き上がりその姿を人型に変える

 

「……もう戦わない。目的は果たした……攻撃してごめんなさい」

 

ぺこりと頭を下げる水の人型。さっきまでの猛攻撃がなんだったのかと力が抜ける

 

「目的は何?何のために私達を攻撃したの?」

 

美神さんがそう尋ねると水の人型。顔がないので良く判らないが、少しだけすまなそうな雰囲気を見せながら

 

「……力がコントロールできなかった。霊力を適度に削いでくれてありがとう。じゃあね?」

 

そう言うと水の塊になってミズチ(?)が飛び去っていく。凄まじい勢いで飛び去って行く水の塊を見て美神さんが

 

「迷惑をかけたとおもうなら何か置いていけーッ!!!」

 

確かにそうだろう。こっちは何度も死に掛けたのだからそれ位してくてもいいはずだ……だけどまぁ横島が無事に帰ってくれたので私的にはこれでOK……私にとってはどんな宝よりも横島が大事だから

 

「ぐおおお……い、いてえ……身体が超イテエエッ!!!」

 

タマモとチビを離して呻いている横島。間違いないあれだけ膨大な霊力を使ってしまったゆえの霊体痛だろう……だけど

 

「あがががががが!!!」

 

転がりまわっている横島を見ると尋常じゃない痛みなのは間違いないだろう。可哀想だけど、意識があると余計に苦しむ事になるのでしゃがみ込んで首筋に手刀を叩き込み意識を刈り取り

 

「美神さん!この神社の捜索は明日にして横島を近くのホテルにでも運びましょう!」

 

美神さんも同じ意見だったようで頷きながら、横島を背中に背負って

 

「急ぐわよ!ホテルで霊体痛の薬を飲ませて安静にさせないと!」

 

霊体痛は霊力を使いすぎれば起きる症状だが、横島の苦しみようは異常だ。これはかなり深刻かも知れない

 

「くーんくーん」

 

タマモが心配そうに鳴くが、横島は呻くだけで何の反応も見せない。かなり深刻なダメージを受けているようだ

 

【荷物は私が運びます】

 

ポルターガイスト能力で荷物を持ち上げるおキヌさんを見ながら

 

「ほら。来なさい」

 

「グルルル!!」

 

警戒心を露にしているタマモとしょんぼりしているチビを無理やり抱き上げて車の元に戻る

 

「しっかり捕まってなさい!蛍ちゃんとおキヌちゃんは横島君を押さえて!荒っぽい運転で行くわよ!!!」

 

言われた通り私とおキヌさんで横島を押さえると美神さんはハンドルを切り。迷う事無く山の中へと突っ込んで行った

 

「道!道ないですよおお!!!」

 

「大丈夫!突っ切れる!!!」

 

大丈夫じゃなーい!!!私は心の中でそう叫び。山中を走る衝撃で意識のない横島を私とおキヌさんで必死に押さえるのだった。なお蛍とおキヌは気付かなかったが、意識がないにも関わらず横島の顔が胸の感触で緩んでいた。恐るべし横島の煩悩である……

 

 

 

 

どこか判らない空の上空で一緒に飛んでいるメドーサに

 

「……どこまでついてくるの?」

 

異界を閉じた時点で別れるつもりだったのにまだ着いて来ているメドーサにそう尋ねる。メドーサはん?っと首を傾げてから

 

「方向がこっちなんだよ。私の雇い主のね。もう少しで分かれるからそう邪険にしなくても良いだろう?」

 

方向が一緒とはとんでもない偶然……なのか?ただ着いて来ているだけの様な気もする

 

「しかし横島って言うのはとんでもない才能の持ち主だね。知っていたのかい?」

 

並んで飛んでいるのだし、無視するのも悪いと思い。少しだけ自分の話しをすることにする

 

「……知っていた。あの少年の前世は高島と言う平安時代で指折りの陰陽師。その転生者が弱いわけがない」

 

ただ完全に転生しているわけではないし、まだまだ彼が成長途中と言うことを加味すると……まだまだ成長途中と言う感じだろう。今頃は酷い霊体痛で苦しんでいるはずだ。私が見極める為とは言え、彼には少し悪いことをしたかもしれない。若干の罪悪感を感じている

 

「そうかい。いい話を聞けたよ……じゃあねシズク。またどこかで」

 

大きな街の上空で別れて降下していくメドーサ。確かこの街はあの少年と会った街……どうやらこの平和そうな街にも中々強力な魔族が潜んでいるのかもしれない。

 

「……急ごう」

 

いくら私が八岐大蛇とは言え、あれだけの水神の力をいつまでも押さえ込む事は出来ない。早く霊力を返さないと……流石に若干苦しい。平安時代にもあった神族の駐屯地。妙神山に向かう……私がここに来るのは初めてだが高島に話を聞いていたので場所は覚えていた

 

「止まれい!主は「……うるさい」……がぼばああ!?」

 

門にそれぞれついている鬼の顔が怒鳴るので軽く水を打ちつけて黙らせる。騒がしいのは嫌いだから

 

「……お前達に用はない、それに直ぐ済む」

 

目を閉じて竜気と霊力を同時に解放する。同じ龍族ならば判る筈……私の正体を……引き攣った顔をしている鬼の顔を見ていると

 

「何ようですか!八岐大蛇ッ!!!」

 

臨戦態勢で門を蹴り破る勢いで飛び出してくる赤髪の龍神。竜気も霊力も凄まじい……若干警戒しながら

 

「……敵対の意図はない」

 

万歳して敵対する意図はないと言うのを行動で示す。ここに来たのは奪った霊力を返す為だ

 

「水神の祠を襲って回っていたのはどう言い訳するつもりですか?」

 

いつでも剣を抜けるように準備をしている構えている……竜気は向こうが少しばかり上。元々近接が苦手な私では勝てない相手だ……水もないし……分身体を操るのに大分消耗しているので戦うという考えはない

 

「……その事は大変申し訳ないと思っています。目覚めたばかりで霊力の枯渇と知性が低下していました……そんな事をするつもりはありませんでした。ここに来たのは奪った神通力と霊力を返す為です」

 

両手を掲げ奪った神通力と霊力を球体にして武神に差し出す。若干警戒しながらも受け取る龍神。それと同時に私の身体が元の大きさに戻る。視界が急に低くなったのを感じていると

 

「……なにか?」

 

観察している顔をしている龍神。顔を見上げる形になっているので中々見難い

 

「随分と可愛らしくなりましたね?自分の霊力も差し出したのではないのですか?」

 

まぁそれもないわけではない。お詫びも兼ねて自分の霊力もいくらか差し出した。元々私は水を操るだけの霊力があればそれで充分……ある程度自分の姿を維持できるだけの霊力だけがあれば良い。霊力は徐々に回復するので最低限の霊力で充分

 

「……お前には関係ない。それに元々はこっちが私の姿……」

 

さっきまでは外観年齢は20くらいだったけど、今は本当の姿の10歳前後……こっちほうが動きやすくて便利だ。

 

「……これで私の罪はない。失礼する」

 

私の霊力も上乗せして返した。これで文句を言う水神はいない筈だ

 

「待ちなさい」

 

「……なに?」

 

龍神は私の顔を見て、真剣な顔をしている。私の頭に浮かぶのは平安時代の武家の娘……

 

「……私は心に決めた人間がいるから」

 

「何の話ですか!?」

 

驚いた顔をしている龍神。?もしかして私の勘違い?だから一応聞いてみることにした

 

「……罪を許すから夜伽をしろと言うことじゃ?」

 

「違います!!!」

 

顔を真っ赤にして怒鳴る龍神。なんだ……違ったのか。ほっと小さな安堵の溜息を吐く

 

「貴方はどこに行くつもりですか?力が弱まったとは言え龍族。下手なところに行かれると困るのですが?」

 

ああ、確かにそれはそうだ……私は水のゲートを作り出しながら

 

「……私は1000年前に加護を授けた男がいる、その転生者の所に行く。敵対する気はない、ただあの少年がどうなるのか見たい。じゃあまた何処かで」

 

若干の好意があるのも認める。九尾と毛玉を助けるために迷いも無く飛び込んだ……それだけで好感を持てる。普通は妖怪を見捨てようとする退魔師が普通だからだ

 

「ちょっ!まさかそれってよこ……」

 

何か龍神が叫んでいた気もするけど……まぁ関係ないだろう。私は水を媒介にしたゲートで妙神山を後にし、高島が作ってくれた神社の御神体である龍神鏡の中に潜り込み眠りに落ちるのだった……なおシズクが眠りに落ちた頃美神達もホテルを借りていたのだが

 

「あがががが」

 

霊体痛で悶絶する横島の治療のために薬品を作っていたのだが

 

「黒焦げのイモリとタマネギ人参。あとマンドラゴラの根」

 

「それにこれですよね。魔鳥の卵」

 

マスクに手袋と言う完全防備の姿で紫色の煙を発生させる怪しい薬品を作っていて。殆ど動けない横島がその光景を見て小さく、ワイは死ぬのか?と呟いていたのだった……

 

 

リポート8 怒れる水神ミズチ! その4

 

 




次回でミズチ回は終了の予定です。とは言えシズクが合流するのはもう少し先の話になると思いますけどね。生真面目な小竜姫がシズクに翻弄されるのは意外と面白いと思うのでやって見ました。それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします

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