ソードアート・オンライン00-A wakening of the Trailblazer-   作:〜レオス〜

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今回は完全オリジナルです。

そのせいで今までよりフワフワしてると思いますがご了承下さい

今回、ヒロインが登場します!

需要あったら嬉しいなぁ…………


第六話 遭遇-はじまり-

キリトのビーター宣言からもう一年が経った。

結局あの後アスナともパーティーを解散し、俺は絶賛ソロプレイヤー中というわけだ。

攻略のほうは49層、大体半分まで来た。だがここから先はモンスターの質も変わってくるはずだ………

 

俺は今は28層の洞窟でこの前手に入れた武器の熟練度上げをしていた。

その武器というのは47層のLAボーナスで手に入れたダガー状の短剣2本、刀身の長い刀2本だ。この武器はアルゴ曰く4本セットらしい……なぜ俺はこんな武器ばかり………ちなみにGNソードは+20まで強化した、通常の武器は出来ても+10までらしいがやはりGNソードは特別らしい。

 

片手剣の熟練度は620

短剣の熟練度は483

刀の熟練度は528

 

なかなか頑張ったと俺は自負してる。だが実践で使うには最低でも550は欲しいと思っている。雑魚ばかり狩っていてもなかなか上がらないものだ、街に帰って大型モンスターのクエストでも探してみるか……

そう思い洞窟の入口まで引き返そうとしていると

 

「きゃあああああ!」

 

「今のは悲鳴……あっちか!」

 

女性プレイヤーのものらしき悲鳴が聞こえて来たので、悲鳴の聞こえたほうに走って向かう

 

「こ、来ないで!」

 

悲鳴の主は4体のコボルド・プライムに囲まれていた。

コボルド・プライムというのはコボルド・センチネルよりふた周りくらい大きいコボルド系のモンスターだ。………俺は誰に説明してるんだ……?

 

俺は短剣2本をコボルド・プライムの急所に正確に投擲スキル使用し、2体倒す。残りの2体は2本の刀を使いまっぷたつにする。

 

「………怪我はないか?」

 

刀を鞘にしまい、短剣を肩に付ける。

 

 

「はい…ありがとうございます。」

 

「お前はなぜこんなところに……しかも1人で……?」

 

「素材を集めてて……」

 

「素材?」

 

「はい、私マスターメイサーを目指してるんですよ。そのために必要で…」

 

「だからといって1人でこの洞窟は危険だ、パーティーメンバーとは一緒ではないのか?」

 

「パーティー…組んでないので…」

 

「……そうか、俺と同じだな…どちらにせよここから先は危険だ。素材集めなら俺も手伝うか?」

 

「いいんですか?え〜と…」

 

「セツナだ、それと敬語も結構だ。多分年齢は近いと思うしな。」

 

「あ、ありがとう。あたしはリズベット、よろしくねセツナ!」

 

「よろしく頼むリズベット」

 

 

これが俺とリズベットの出会いだった………

 

 

しばらく洞窟の中を歩きリズベットの素材集めを手伝っていた。

 

集めている途中いろんな話を聞いた、最近できた友達に髪の色を無理矢理ピンク色にされたり、髪型などをいいように弄られた、などという話を聞いた。…人の髪を無理矢理弄るなんてひどいやつだ。

 

「セツナ、アンタなんで剣を5本もオブジェクト化してるの?重たくない?」

 

「常にオブジェクト化しているのはもし武器を落とした時すぐに反応出来るようにだ、それに重さも特に感じない。」

 

「短剣2本に刀2本?あと右手のそれは片手剣か何かかしら?珍しい形の武器ね。」

 

「これは第1層で手に入れたんだ。」

 

「え?第1層からずっと使ってるの!?アンタたしか攻略組よね?」

 

「メインで使ってる武器はコイツだな。」

 

「短剣と刀は?」

 

「この前第47層のLAボーナスで手に入れたばかりだからな、まだ熟練度が足りないんだ。それに攻撃力はこのGNソードが一番高い、それにやはり慣れというか使い勝手がいいしな。」

 

「ふーん、ちょっと見せて貰ってもいいかしら?」

 

「わかった。」

 

GNソードを外しリズベットに渡す。

 

「ちょっと重いわね、アンタずっとこれを右手に付けてたの?」

 

リズベットが重そうに持ち上げ武器のステータスを開く。

 

「………何よこれ…こんな武器見たことないわ!+20?普通強化出来ても+10までよ?」

 

「とある情報屋によるとMAXまで強化すれば魔剣クラスまで成長するらしい」

 

「へぇ〜……そうな凄い武器なんだ…はい」

 

GNソードを返してもらい再び腕に装着する。

 

「あ!やっと見つけた!」

 

リズベットが急に叫ぶ、どうやら目的のものが見つかったらしい

 

「よし!……後ひとつね、とりあえず今日は街に帰りましょ?」

 

とりあえず…?

 

「言わなかった?マスターメイサーになるには鍛冶熟練度900以上必要なの、あと業物以上の剣をふた振り作れば900越えるのよ。でも業物以上だから素材も安いものじゃいけないってわけ!」

 

「……わかった、俺に協力して欲しいということだな?」

 

「えへへへ、そういうことよ。」

 

「…しばらく攻略も進まないだろからな…」

 

「ありがと!セツナ!」

 

 

こうして俺はリズベットの素材集めを手伝うことになった。




はい、やっとこの小説のヒロインを出せました。
リズベットいいですよね、俺は大好きです。

何故リズベットにしたかというと中の人ネタ8割です。



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