ソードアート・オンライン00-A wakening of the Trailblazer-   作:〜レオス〜

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3回目だけどまだ慣れません(・_・、)


第三話 武器-相棒-

デスゲーム宣告から数日がたつ。

俺とキリトはレベリングついでにホルンカの村で受注出来る武器入手クエストをしていた。

 

そこで俺は奇妙な武器を手に入れた…

 

「GNソード……?」

 

アイテムストレージからオブジェクト化してみて装備してみる。

その武器は片手剣という分類らしいがあまりに奇妙な点がたくさんある、まず普通の片手剣は手に握るものだ、だがこの剣は握るというより腕に装着するという表現のほうが正しい。

二つ目、剣というのは鞘に収めるものだ、だがこの剣の刀身は折りたたみ式だ。収納、展開も一瞬で出来る。だが刀身は裸のまま折りたたんであるので危なかっしいがな………どうやらこの剣には二つの形態があるらしい、握るグリップの角度により固定式と手持ち式(普通の剣のような状態)がある。

最後に、この剣には盾もついている…つまり右手にGNソード、左手に盾を装備すれば防御力は桁違いだということだ。

 

「汎用性の高い武器だな…」

 

フィールドに出現する雑魚モンスターで試し切りをしてるとキリトがやって来た。

 

「セツナ〜!お前はなんかいい武器落ちたか?」

 

キリトは自慢するように新しい片手剣、アニールブレードを担いで来る。

 

「あぁ、これだ、簡単に言うと変型武器だな」

 

GNソードを見せるとキリトは不思議そうな顔をする。

 

「なんだこの武器は?こんな武器見たことないぞ?」

 

「そうなのか?……ならこれはいったい……」

 

「…知り合いにそういうのに詳しいやつがいるから村に帰ったら紹介してやるよ」

 

「あぁ、助かる」

 

俺はGNソードを装備したまま村に向かう

 

村のカフェのような場所で待ってろという指示がキリトからあったので俺はそこで水を飲んで待っている……何故水か?……残念ながらこの世界の飲食類は口にあわないんだ………

 

しばらくするとキリトが誰かを連れてきた。

 

「セツナ、紹介するよ。こいつは俺のβ時代からの知り合い、アルゴだ。」

 

「俺っちはアルゴ、よろしくナ!せっちゃん!」

 

「……よろしく頼む」

 

初対面でせっちゃん呼びとは……

 

「そんなことより早く見せてくれヨ〜!」

 

「あぁ、これだ…」

 

手に装着したいたGNソードを外してアルゴに渡す。

 

「ふむふむ……これってホントにそこのフィールドで入手したのカ?」

 

「あぁ、それがどうかしたのか?」

 

「俺っちの情報……いやこれは感だナ……この剣、GNソードって言ったっけカ?…今は層にあわせて初期ステータスが低く設定されてるけど強化し続ければ魔剣クラスにまでなる可能性を持った武器だナ」

 

「おいおいマジかよ…」

 

「つまりどういうことだ……?」

 

「ごめんナ、俺っちにもこればっかりはよくわからないんダ。もしかしたらこれがただのバグかもしれないしナ」

 

「そんなバグがあっていいのか…?」

 

キリトの反応ももっともだ、こんなバグがあっていいはずがない………茅場晶彦…何を考えてる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わってアーガス本社

 

「フフフ…僕からのプレゼント受け取ってもらえたようだね…それを使ってせいぜい強くなることだね…」

茅場晶彦ではない、"誰か"がディスプレイを見て呟いた。




今回は少し短めになってしまいました。

もう一人の黒幕をいつ出すか迷ってましたがここがいいかな〜と思い、出してしまいました。

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