魔砲少女リリカルなのは ~踏み台こそ抜け穴だ!~ 作:dollmaster
退院して執筆時間が経てしまいました。
みなさんお久しぶりです。遠坂エリスです。
最初の原作介入よりすでに1年がたちました。
その間いろいろありました。
たとえばうちの美遊さんがなのはちゃんに誘われて御神真刀流小太刀二刀術を習いだしたり。
たとえばエミヤ(仮)と『モブがアタック』を撃ち合ったり。
たとえばなのはちゃんに『俺の嫁ソニック』撃って美遊さんに白い目で見られたり。
たとえば真のオリ主っぽい転生者を見つけてみたり(原作無介入を突き通すつもりらしい)
たとえば久遠がうっかりしゃべったのでそのまま仲良くなったりして神咲 那美さんと知り合ったり。
と、いたって平和(?)な一年でした。
なぜこんなことを言っているかというと、今絶賛ピンチだからです!
このままでは私の菊の花が散ってしまいます、なぜこうなった!!
男の娘回想中・・・
事の起こりは私が本来の姿で散歩している途中の出来事でした。
新ルート開拓のため人気の無い道を歩いて角を曲がった瞬間、それは目に飛び込んできました。
美少女が数人の男に連れ去られようとしているではありませんか。
『マスター、あれ殺っちゃってもいいデスよね~?
美少女誘拐なんて万死に値します!』
『そうですね。でも、殺すのはやめてください。
後始末が面倒です。』
と、のほほんとルビーと会話した後、私は誘拐グループをO☆SHI☆O☆KIするため飛び込みました。
思えばこれが間違いだった・・・
まぁ、ある意味では正解といえなくも無いのですが。
『!?ッッ
ルビーストップ!!
この子、アリサちゃんですよね!?
やっべ、危うく原作メンバに関わるとこだった・・・』
『でも~
あのゴミどもに顔見られてますよ、マスター?』
『しまった!
姿見せちゃってるからいまさら人外みたいな対応ができない・・・
アリサちゃんに力とかばれると後に高町家へ伝わったりすると厄介です。
仕方ない、ここ一旦捕まってバニングス家の救助を待ちますか。』
『え~!
仕方ないですね~』
と念話でルビーと相談している間にアリサちゃんと二人捕まってしまいました。
マルチタスクで会話を聞いていると、
「やべぇ、見られたぞ!」
「くそ、でも美少女じゃないか。
おい、ついでに攫って行くぞ!」
「ウィッス!
後の楽しみが増えたぜw」
「ミ・ナ・ギ・ッ・テ・キ・タ!」
やべぇ、こいつら私のこと美少女だと思ってる!
いや外見的には間違ってないし、美遊さんコーディネイトで外は完璧美少女だけど!!
まぁ、営利誘拐のはずだから大丈夫と信じたい・・・
こうして私は逃げれるけど逃げれない状況となって、誘拐されたのでした。
美少女・男の娘、誘拐され中・・・
私は男達に担がれどこかの廃ビルへと連れ込まれてしまいました。
う~む、どうしたものか・・・
このまま待っていればバニングス家のSPに助けてもらえそうだけど、それまで無事にいられるかなぁ・・・
いざとなれば逃げるとしますか?
などと、考えているとアリサちゃんがこっちに話しかけてきました。
「ねぇ、ちょっと!
何でそんなにおちついてるわけ?!」
「いや、これって誘拐だから身代金とか請求するまでは安全かなぁって・・・」(だって、助けがくるんでしょ?バニングス家の・・・)
「う~ん、無理じゃないかしら?
あなたはどうか知らないけど、私孤児だから身代金なんて取れないと思う・・・」
「は?」(ちょっとまてぃ!)
「?」
「つかぬ事をお聞きしますが、お名前を伺っても?」(なんかいやな予感が・・・)
「アリサ・ローウェルよ。」
「私は遠坂エリスだ。」(やっべぇ、アリサ違いだ・・・)
そう、アリサ・ローウェルはアリサ・バニングスの元となったキャラだったはず。
しかも設定ではある理由により幽霊となってなのはちゃんと友情を深めるはずだった、とらいあんぐるハートの世界では!!
ちなみにある理由とは陵辱されて死んだそうなので、そのことから導きだされることは、
(これ監禁陵辱イベントだよ!助けなんてこねぇよ!!)
みなさんピンチです、このままでは私の菊の花が散らされちゃいそうです。
主人公、巻き込まれるの巻。
これからは投稿が不定期になりますのでよろしくお願いします。
感想とかもらえると作者のやる気がアップしますw