魔砲少女リリカルなのは ~踏み台こそ抜け穴だ!~   作:dollmaster

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やっと原作介入しました。


原作開始前
第5話


さて、みなさん原作介入中の獅子王 光牙in遠坂エリスです。

自分言っておいてなんですが初対面であの台詞はどうなんだ?

数ある踏み台転生者のみなさん、いくら何でもあれはないと思いますが今回は参考にさせていただきます。

なのはちゃんはこちらを向いてぽか~んとた顔になっています。

 

 

(そりゃ、そうなるわな・・・)

 

「なのは、何かあるならいってみろ俺が全て解決してやるぜ!!」

 

 

そういってうっすらとにやけ顔を浮かべつつのたまいます。

ちにみに最強の体補正で演技もばっちりです。何気なところで重宝する体です。

おっなのはちゃんに反応がでました。

表情から読み取った感情は戸惑いでしょうか?

では、さらに畳み掛けるとしましょう。

 

 

「照れんなよ、俺のなのは。そういえば自己紹介がまだだったな。

 俺の名前は獅子王 光牙(ししおうこうが)、さあどうしたんだ?

 悩みを俺に言ってみなよ。」

 

「あぅあぅ・・・」

 

 

あぁ、なんか申し訳ないです。なんか今にも泣きそうになってきてます。

でも、予定通り嫌われるか苦手意識をもたれることに成功したようです。

そろそろ、なのはちゃんも限界でしょうし予定通り美遊さんに任せましょう。

 

 

『美遊さん美遊さん。予定通り嫌われたみたいですがやっぱりなのはちゃんが泣きそうです。

 なのでお友達になって慰めてあげてください。』

 

『わかった。マスターは予定通りに芝居をお願い。』

 

『了解、ってちょっと待った!

 なんか転生者ぽいのがこっちに走ってきた!!

 真のオリ主ならいいなぁ・・・

 美遊さんちょっと待機していてください。』

 

『わたった。待機する。』

 

 

美遊さんとの念話をし終わるとちょうど転生者っぽい男の子が目の前で吼えました。

 

 

「このモブが!!俺のなのはに話かけてんじゃねぇ!!!」

 

(やべぇ、天然物の踏み台さんだよ・・・)

 

 

そう思ってしまった私は悪くないと思います。

 

 

「うるせぇ!お前こそ俺の嫁に近づくんじゃねぇ!!」『美遊さん、念のためぽぽぽぽ~んプロテクション展開しておいてください。』

 

『そのネーミングセンスどうにかならなかったのですか?《ぽぽぽぽ~んプロテクション展開、対象は高町なのは》展開終了しました。』

 

「なのは俺の嫁だ!!なっなのは。」(ニコ)

 

 

あ、やっぱりニコポ・ナデポ持ちでしたか、ぽぽぽ~んプロテクション展開しておいてよかったです。

踏み台といえばこの特典ですしねぇ、とりあえずその能力封印しますか。

 

 

『美遊さん、私はこのバカのニコポ・ナデポ能力を封印してきますので予定通りなのはちゃんをお願いします。』

 

『わかった、マスターもきをつけて。』

 

 

さて、さすがに踏み台転生者的にも善良ある人間としてもその能力は見過ごすわけにも行かないですしがんばりますか。

ついでに天然物のスペックを把握しますかね・・・

 

 

 

 

 

side高町なのは

 

私の名前は高町なのはなの。

私は今公園のベンチで一人座っているの。

本当はみんなと遊びたいけど、どうやって仲間に入れてもらえばいいのか分からないの・・・

そしてうつむいてベンチに座ったままでいると一人の男の子が私のほうに寄ってきたの。

私はもしかしたら遊びに誘ってくれるのかな?とちょっと期待したの、でも男の子の第一声はとても残念だったの!

 

 

「よう、どうしたんだ俺の嫁!!」

 

(えっ?

 私は君のこと知らないの!!

 私はお嫁さんじゃないの・・・)

 

 

わたしはぽか~んとしながら男の子を見ていたの。

 

 

「なのは、何かあるならいってみろ俺が全て解決してやるぜ!!」

 

(また何か言ってるけどどうしたいいの?

でも、この子の笑みは気持ち悪いの!)

 

「照れんなよ、俺のなのは。そういえば自己紹介がまだだったな。

 俺の名前は獅子王 光牙(ししおうこうが)、さあどうしたんだ?

 悩みを俺に言ってみなよ。」

 

(ひぅっそんな知らない人に何をそうだんすればいいの!)

 

「あぅあぅ・・・」

 

 

そんな時でした、もう一人男の子がこちらに駆け寄ってくるのが見えたのです。

 

 

(よかった、助けてくれるのかな?)

 

「このモブが!!俺のなのはに話かけてんじゃねぇ!!!」

 

「うるせぇ!お前こそ俺の嫁に近づくんじゃねぇ!!」

 

「なのは俺の嫁だ!!なっなのは。」(ニコ)

 

(私は誰の嫁でもないの・・・)

 

 

もう一人の男の子もなんかとても残念な子だったの・・・

しかもなぜかこちらに微笑みながら頭をしきりになでようとしてくるのです。

 

 

(うぅ・・・どうしたらいいの?)

 

 

見ていると最初の子と後から来た子が言い合いをしていてこちらを見ていないの。

私はどうすればいいのかわからなくなり、周りを見渡すと黒髪の女の子がこちらを見て手招きしています。

私はとりあえず女の子の方へ行くことにしたの。

 

 

「早くこっちへ!」

 

「ありがとうなの!」

 

「いぇもっと早くに助けたかったのですが、その、あれとはあまり係わり合いになりたくなかったので。」

 

「その気持ちは、わかるの・・・

 そうだ、私の名前はなのは、高町なのはなの!」

 

「私は美遊・エーデルフェルト、最近この町に引っ越してきた。

 とりあえずここから離れる。」

 

「わかったの。」

 

 

そうして私と美遊ちゃんはその場からこっそりと抜け出したの・・・

これが初めてできたお友達との最初の出会いなの

 

side end




一話の長さは大体これぐらいになりそうです。
なるべく更新に間が空かないようにがんばります。

応援いただけるとうれしいですw

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