魔砲少女リリカルなのは ~踏み台こそ抜け穴だ!~ 作:dollmaster
そして時はさかのぼる・・・
「ここはどこだ?」
真っ白な空間に俺は浮いていた。
「おお、ようやく意識が戻りおったか。」
振り向くと髭なじい様が炬燵に入ってテレビを見ていた。
「あなたは?」(何か二次小説ぽい展開だな)
「お前が思っている通りのことだ。わしは神じゃよ!」
「と言うことはミスとかで死んだのか・・・」
「いんや、違うよ?」
「はい?」
「いやー、暇潰しに見ていた『魔法少女リリカルなのは』が面白くてさ。二次小説読んでたらわしもやってみたくなっての。何人か適当に順番待ちの魂から選んだんじゃよ。」
「待て、いろいろ言いたいが私が逝くのは魔砲少女の世界なのか?」
「うむ。チェンジ不可じゃよ?」
「他のやつらはもう逝ったのか?」
「転生特典持って送り出した。お前で最後じゃ。」
(やべぇ、ドンパチと死亡フラグ満載じゃねぇか!
どうにか原作から離れないと管理局の奴隷一直線だな。)
「特典は3個まで。因みに転生後の基本スペックは魔力AAA、魔法の才能・デバイスは標準装備じゃ!」
(不味い!このままでは魔王様フラグが立ってしまうぅぅぅ!!
そうだ!特典を使えばいけるか?)
「それじゃリンカーコアを無くして海鳴市以外で転生させてくれ。後、生活に必要な衣食住の保証。」
「却下。」
「オィィィィ!!」
「それじゃワシが見ててつまらんじゃろうが。
ふむ、じゃあワシの方で特典を選ぶかのう。
取り敢えず肉体面は最強にしとこうかのう。
魔力、気、霊力などあらゆるものをまぁランクで言うところのSSぐらいでいいじゃろ。
鍛えればEXまでいけるようにしておくからの。
ふむ、やっぱ技術チートっていいんじゃね?
いろいろ引っ掻き回すにも道具作成は必須じゃしのう。
あの天災『篠ノ之 束』を超える頭脳でよいか・・・
あとはそうじゃのう、研究室とか修行場所がいるじゃろうからそれようの場所をわたそう。
ついでじゃしデバイスはユニゾンデバイスにしておくかのう。
どんなのになるかはお楽しみということでw」
「マテヤァァァァ!!
それチート過ぎるって!
どう考えても平穏が無くなるぅぅぅ!!」
「当たり前じゃ。
ワシが面白く鑑賞して楽しむための転生だからのうw
しかしこのままだと逃げそうじゃし、事件そのものを握りつぶしそうだから呪いでも掛けておくか・・・」
「ちょ、呪いって何だよ!!」
「原作メンバーへ積極的に絡まないとお前の周りの人が不幸になるようにしよう。
解呪はA'sが終わった時にしとくかの。
まぁ、呪いだけだとあれじゃしその対価として外見も変更しておくかの。
楽しみにしておくがよいぞ?
ワシ太っ腹w」
私はすでに燃え尽きてorz体勢だ・・・
「じゃ、ワシを楽しませてくれよ~
さらばじゃ!」
私の足元に穴が開いて落ちていった。
「逝きたくねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
ぶっちゃけ作者自身も長編は初めてなのでどこまでいけるか不明ですw
がんばってA'sまでは終わらせたいものです。