魔砲少女リリカルなのは ~踏み台こそ抜け穴だ!~ 作:dollmaster
がんばってもこの文字数が限界でした。
万単位の作者様には本当に尊敬します。
みなさんこんにちわ、○ーソン仮面in遠坂エリスです。
望みもしない原作メンバーとの好感度上昇イベントに巻き込まれていますがこんなフラグを回収するほどオリ主をやっていないのです。
取り合えず動きが凍っている今のうちにアリサちゃんすずかちゃんを連れて壁際まで移動しました。
そして時は動き出す!
「貴様何者だ!」
安次郎が怒り心頭といった感じで問いかけてきます。
プライドが高いから仕方ないですが小物臭が漂っています。
「先ほども名乗ったが我名はロ○ソン仮面、美少女を救うために使わされた紳士だ!」
《ブフゥッ、マスタ~この年で厨二病は早すぎますよw》
《うっさい!私だってこんなこと言いたくないんです!!》
《でも~どうします?この人数から美少女を護りきるには力が足りませんよ~?》
《でうしょねぇ・・・
仕方ない、フィジカルのリミッターを全て解除、これでしのぎきります!》
《わかりました~!》
私がリミッターを解除するのと同時に安次郎が攻撃の指示を下します。
「何を馬鹿なことを・・・
まあよい、お前ら月村の娘もどうでもいいからそのまま撃ち殺せ。」
そういって安次郎は部下達に指示を出します。
私にとってはどうということはありませんがさすがにアリサちゃんたちは怯えています。
そりゃこんだけの人数から銃口向けられれば怯えもしますよねぇ・・・
「私の目の前で美少女を殺させはしない!!」
そういって私は双剣を構えつつ彼女達の前に立ちます。
「ふん、殺れ、お前達。」
こうして銃撃の火蓋が切って落とされたのでした・・・
ドガガガガガガガガガガガガ!!
私は双剣使い私たちに当たる銃弾のみを全て受け流して行きます。
ぶっちゃけこれだけの銃口から後ろの二人を護りつつ反撃は難しいです。
リミッターを解除しているので1秒あれば殲滅できますがそうすると、此処は血の海になるしその1秒の間で後ろの二人は銃撃に倒れるでしょう。
なので私は防御に撤することにしました。
いずれは助けが来るのですからそれを当てにして耐えしのげばいいでしょう。
では、銃弾を全て受け流す練習がてら銃弾を受け流しましょう!
「
ヒャッハ~ッこれだこのタイミングだ!
そう、ここで受け流すんだ!
美少女の太ももをなで上げるがごとく繊細に受け流すのだ!
そう、私は銃弾を受け流すだけの機械!
ただそれだけだ・・・
いや、違う!
流すだけじゃ駄目だ!!
相手を減らさないと・・・
そう、こままではジリ貧になってしまう。
「
どうすればいいんだ!!
《マスタ~、私にお任せあれ!》
《何か策があるなら頼みますルビー、私はこの銃弾を受け流すだけの存在になるので!》
そう、これはある意味悪魔の誘いであった。
赤い悪魔が笑っている、私は忘れていたのだ、マジカルルビーである私のデバイスの
それでも私は銃弾をパリィし続ける、私はただ銃弾を流す為の存在なのだから!!
side アリサ・バニングス
今私の前では信じられない光景が展開されている。
私と違わない少女が80人からなる拳銃の銃弾を全て弾いているのよ。
その光景を見て私は歯噛みした、なぜならずっと護られているだけで何もできないから。
親友のすずかが吸血鬼と知ったとき私は叫んだ。「それでも親友だ」と・・・
でも今の私ではその親友すら護れない・・・
護ってくれているのはなぜかコンビニの袋を被っている同い年の少女・・・
(私は無力だ・・・
ただ護ってもらうだけなんて。)
私は自分の力の無さに絶望していた。
力が無いのは子供として当たり前なのに。
そして護ってくれている少女に私は憧れを抱いた、そう、私も彼女のように戦いたいと!
すると少女のほうから小さなベルと青色の宝玉がこちらに飛んできた。
そして今私の前に小さいベルが浮かんでいる。
かのベルから問いがはっせられる。
「少女よ、この窮地を脱する力を望むかね?」
声は壮年の男性の声だった。
私はその声にこたえた。
「望むわ。親友を護れる力を私によこしなさい!!」
「ふむ、よい返事だ!よかろう、ならば『マジカルトランス』そう唱えなさい。」
私は声に従い唱える、願わくば私に親友を護れる力を・・・
「マジカル・・・トランス・・・・!」
「了解したマスターよ!」
その瞬間、小さなベルが白い両翼の翼と赤い大きなリボンの上に大きなベルが付いた純白の柄の杖に姿を変え、着ていた制服が光の羽となって弾けとんだ。
そして私は目の前の浮かんだ魔法の杖を手に取ると、弾けとんだ光の羽が新たな服を構築して行きます。
足には白いブーツに黒いニーソックスその後に純白のパンティを形成し上半身は黒のアンダーシャツになりました。
そしてセーラー服に似た赤い襟の白い上着を形成しそこから白のロングスカートが伸びます。
最後に胸元に赤いリボンと金色に光るベル、ツーサイドアップも赤の細いリボンと小さなベルで結わえられ服の端を赤いラインが彩っていく・・・
私は祈るように両手で杖を握り目を開けます。
「魔法少女プリティ☆ベル此処に誕生!マスターよ私のことはアツシと呼んでくれ。」
そう叫んだ魔法の杖を握りつつ私は突っ込みを行うのだった。
「ところでアンタは何ができるのよ?!」
side end
side 月村すずか
私の目の前で信じられないことが起こっています。
私たちを銃撃から護ってくれている少女のほうから小さなベルと蒼い宝玉がこちらに飛んできたかと思うと、アリサちゃんが魔法少女に変身してしまいました。
その時の言葉で「親友を護れる力を私によこしなさい!!」と言ってくれて私は嬉し涙を流しています。
(アリサちゃん、ありがとう・・・
でもこんなことに巻き込んでしまったのは私の家の事情なのに、ごめんね・・・)
そして今私の前に蒼い宝玉が浮かんでいます。
(私も親友を護れる力がほしい!)
そう思った瞬間、蒼い宝玉から言葉が聞こえました。
「ハロ!ハロ!ガンダム、ガンダム!」
「えっ?」
その宝玉はずっと同じ事を言っています。
私は考えました。
ローソ○仮面さんの方から飛んできた小さなベル諭されて変身したアリサちゃん、そして同じ場所から来た蒼い宝玉。
もしかしたらこの絶望的な状況から親友を護れる力が手に入るかもしれない。
私はこの宝玉に一縷の望みを託すことにしました。
「お願い!私に親友を護る力を、ガンダム!!」
その瞬間、蒼い宝玉から光があふれ出しました。
「リョウカイ!リョウカイ!モードストライクガンダム、セットアップ!セットアップ!」
そして私の着ていた制服が一瞬にして弾け飛びました。
宝玉が私の胸の辺りへ飛んできて白いスクール水着のようなインナースーツへ姿変えます。
手足に白い装甲が形成され下半身にも金属製のスカート装甲が形成されました。
上半身には蒼い装甲が形成され肩にはX105とかかれた白銀の肩当、髪はいつの間にかポニーテイルにまとめられ頭部にV字の金属が付いたサークレットが装着されました。
「これが、ガンダム・・・
親友を護るための力なの?」
「ハロ!ハロ!」
side end
ちっとマイナーなところで魔法少女プリティ☆ベルさんの登場です。
なんていうかアリサちゃんにはとても似合う戦闘スタイルだと思ったもので・・・
すずかちゃんは俗に言うMS少女です。
イメージはMS少女 ストライクでググッていただければ幸いです。
此処まで状況がそろっているのにルビーが暴走しないわけが無いw
ルビーはプリヤでもとの主人を裏切り美少女を魔法少女にするべく無理やりに契約を結ぶような性格です。
なので自分の好みに合いそうなデバイスがあり、それに似合う美少女が居るなら迷わず実行するでしょうw
ちなみになぜアリサちゃんすずかちゃんがデバイスを使えているのかは次回に主人公が独白する予定です。