魔砲少女リリカルなのは ~踏み台こそ抜け穴だ!~ 作:dollmaster
なんとか切のよいところまでかけましたのでアップします。
ちなみに脳内設定はやっとこさA’sが終わったところなのですが現実の文章はいまだ原作前というw
なんとかさくさく進めたいものです・・・
みなさんお久しぶりです。獅子王 光牙in遠坂エリスです。
私の貞操の危機からさらに1年過ぎました。
ついにこの時がやってきました・・・
そう、今日は美遊さんの入学式なのです!!
これは全力で写真を残さなければと意気込んだのですが、よく考えたら私も入学式に出る側でした・・・ちくせう!
でもそこで諦める束さん頭脳ではありません。
監視用のサーチャーを高度に隠蔽しつつBD画質での録画及び最高クオリティの写真をとり続けれる新魔法を開発しました。
えっなのはちゃんですか?
もちろん同じ学校ですよ。
娘のお友達ですからね、別々の学校に行かせるわけ無いじゃないですか。
ハッ!
すいません、少し暴走していたようです。
現在私立聖祥大附属小学校の入学式真っ最中です。
まあテンプレな展開ではありますが私達もなのはちゃんと同じ学校へ入学しました。
問題のオリ主(仮)とエミヤ(仮)の姿も見えるため神が何か手を回していると考えられます。
でないとオリ主(仮)が此処に入るわけありませんし・・・
まぁそれはおいておきます。
とりあえず周りを見渡すと、原作メンバーを確認できました。
アリサ・バニングスさんと月村すずかさんの姿も見えるためとりあえずは一安心ですね。
とりあえず校長の挨拶が長いのでこの一年であったことをまとめてみましょう。
・高町士郎が退院、それに伴いなのはちゃんへの修行がより本格的になる。
・なのはちゃんが運動神経が切れていると誰が言った!!魔導師の資質と肉体能力の資質は別物らしい・・・順調に御神真刀流小太刀二刀術を習得中。
・美遊さん御神真刀流小太刀二刀術を順調に極める。だってデバイスなので人間よりデータの蓄積が得意だし、奥義の神速だってできるらしい。
・エミヤ(仮)育成計画発動!!生贄兼保険としてがんばってもらうため『モブがアタック』を利用し修行をこっそりつける。
・アリサさんと同居開始・・・と同時に裏の世界(魔法や霊力)がばれる。
・各種秘密兵器をアリサさんと供に開発する。
とまぁこんな感じでいろいろありました。
一番しゃれになってないのは美遊さんだったりしますが・・・
さすがにこの年齢で極めるのは世間様的におかしいので自重してもらい、なのはちゃんよりちょっと下程度に抑えてもらっています。
それでも十分人外になりつつありますが。
おっ校長先生の挨拶が終わりました。
そろそろ踏み台としての真のデビューの時です。
新入生教室へ移動中・・・
さて、教室へ移動後に始まるのは簡単なオリエンテーションです。
ご父兄が見守る中、新1年生たちが先生に諭され自己紹介を行っています。
お、エミヤ(仮)が自己紹介をするみたいですね。
「俺の名前は江宮四郎だ!俺の嫁には手を出すんじゃねぇぞモブども!!」
《お~、さすが踏み台筆頭は言うことが違いますね。》
《いやいや、私のマスタ~はあれを超えてくれると信じてますよー》
《ちょっルビー!そんな期待はいりませんよ!》
《しかし、名前がまんまだとは・・・
絶対神が手を抜いたんだろうな。》
《そうですね~、おそらく名前考えるのが面倒だったんでしょう》
《となると、オリ主(仮)はあの名前だよね。》
などと話しているうちに例のオリ主(仮)の自己紹介です。
「僕の名前は神上討魔です。趣味は料理と格闘技です。」
《みたまんま上条さんですから!神のやつほんと手を抜いたな!!》
《でも~、比較的まともそうですね~》
《そうだな。これならオリ主としてがんばってもらっても大丈夫かな?》
《私的にはおもしろくありませんけどね~》
《そろそろ私の番ですね。》
《マスター、私の期待を裏切らないでくださいね!》
「獅子王光牙、それが俺の名前だ。そしてなのはとアリサとすずかは俺の嫁だ!!手を出すんじゃねぇぞモブども!!
これは最重要事項だが美遊に手を出すなら俺の屍を越えて行け!!」(カッ)
《ちょっマスター!なに威圧してるんですか!!》
《何を言う美遊さん、これは至極当たり前の・・・ハッしまったつい父性が暴走してしまった!》
《あははははっさっすがマスタ~!そこに痺れる憧れるぅ~!エミヤ以上の口上ですね~》
《ぬぅ!まぁ問題ないはず・・・
ちゃんと3人娘の名前出してるし、これでポッっとなることなんて無いだろう?》
《それはそうですがマスター、最後のセリフはどう捕らえればよろしいのですか?》
《決まっている!美遊さんは私の娘同然、なれば高町家男衆にならって俺の屍を越える根性が無いやつには任せられんではないか!!》
《ハァ、もういいです。それでは誰も無理ですよね?》(私はもともとマスター以外は認めていませんから。)
《何を言うか、私を越えるやつなんて全次元世界探せば居るはずですよ?》(美遊さんが認めていれば根性試しだけで済ましますが。)
《さてさてマスタ~、なのはちゃん達の自己紹介が始まりますよ~?》
「高町なのはです。趣味は武術とお菓子作りです。後、私は誰の嫁でもないので気軽にお話してください!」
「アリサ・バニングスよ。あそこの金髪が言った事はまったく身に覚えが無いから!ふざけんじゃないわよ!!」
「ぇっえっと月村すずかです。趣味は読書です。その、私も妻とかありませんから・・・」
《おおぅ、やっぱり嫌われてしまいましたねぇ。まぁ順調な滑り出しですが・・・》
《仕方ありませんよ~。マスタ~はそれを望んでたんですから~》
ふ~む表情を見るになのはちゃんは諦めでアリサちゃんは怒り、すずかちゃんは戸惑い+混乱といったところでしょうか?
問題は父兄側からとても凄い殺気と闘気を感じますがこれ、明らかに高町家ですよね?
気持ちは分かりますよ、もし美遊さんに同じことされたら私もこれの100倍は濃いのを出す自信があります。
もし機会があるなら娘の素晴らしさについて士郎さんとは語り合いたいですね。(そんな機会はたぶん来ない)
しかしオリ主候補の神上君はめんどくさそうな顔でこっちを見た後は無視ですか。
とことん関わる気が無いようですがそうは問屋が卸しませんよ。
同じ転生者仲間じゃないですか、意地でも引きずり込みます!
で、問題の真の踏み台こと江宮君は、あ~睨んでますねぇ。
いつものことですが今後も『モブがアタック』を利用した修行を続行することになりそうです。
最近はやっと格闘がさまになってきましたし、そろそろデバイスを利用しての戦闘に移りますかねぇ。
おっと、そろそろ美遊さんの自己紹介ですね!
《ルビー!準備はできてますね?》
《おまかせください!100年たっても色あせない画質で保存する準備はできています!!》
《でかしました!さぁ美遊さんの自己紹介です!!》
《マスター、うるさいです。》
「美遊・エーデルフェルトです。さっきの金髪馬鹿が言った事は全て無視してください。」
最近娘の態度が冷たいです、反抗期なのでしょうか?
ふぅ、やっぱり家の娘が一番可愛いですね。
しかし美遊さん、いくら表で係わり合いが無いという設定でも金髪馬鹿とはひどくないですか?
まぁいいです。
《ルビー、首尾は?》
《一番可愛く取れる角度から背面に至るまでオールレンジでカバーしましたよ。これで3D映像での再現も完璧です~》
《よくやりました!さすが美少女の味方と言い切ることはあります》
《マスタ~、お褒めにいただき恐悦至極です。》
これでオリエンテーションも終わりです。
さて、踏み台転生者のお仕事をしにいきますか・・・
問題はこの時期はまだなのはちゃん達がお友達になっていないんですよね。
個別に当たるとしても効率が悪いですし、いっそのこと大声で言ってみますかね?
「さあ、俺のよ「獅子王光牙くん、ちょっとこちらへ来てください。」・・・邪魔をするなも・・ぶ・が?」
「誰がモブですか、先生に向かって。」
「いや、その、ほら俺の嫁達が「「「誰が貴方の嫁だ!」」」うぉう!」(あれ?なんか三人娘仲良くなってね?)
「とりあえずお話しがありますのでこちらに来てください。」
「嫁達と一緒にかえ「「「りません!!」」」・・・仲がいいなお前ら。」(これは、俺のせいか?)
「もう一度いいます、こちらに来てください。」
やっべ、担任の先生の顔がこういってる『仏の顔も三度までですよ』と・・・
「分かりました・・・」《美遊さん、後のことは頼みます・・・》
《マスター、これもお勤めですからがんばってください。報告は後ほどします。》
こうして私は先生に1時間ほど正座で説教されました。
side アリサ・バニングス
「獅子王光牙、それが俺の名前だ。そしてなのはとアリサとすずかは俺の嫁だ!!手を出すんじゃねぇぞモブども!!
これは最重要事項だが美遊に手を出すなら俺の屍を越えて行け!!」
(ハァッ!?なに言ってんのあいつ!!)
これが彼に対する私の思いよ。
むしろ初対面どころか会った事の無い奴に嫁呼ばわりされるなんてム・カ・ツ・ク~!!
だめだ、落ち着け私!
取り合えず情報収集が先決よ!
あの馬鹿のセリフの中に3人ほど私以外の名前が出ているから、その子たちに何か知らないか聞いてみよう。
「高町なのはです。趣味は武術とお菓子作りです。後、私は誰の嫁でもないので気軽にお話してください!」
あぁこの子があの馬鹿の言っていた子か、なんか意思の強そうな子ね。
ちゃんとあの馬鹿が言ったことは否定しているし、気に入ったわ!
あっ自己紹介が私の番ね、あの子に倣って私もちゃんと意思表明しなくちゃ!
「アリサ・バニングスよ。あそこの金髪が言った事はまったく身に覚えが無いから!ふざけんじゃないわよ!!」
ふぅ、これで変な勘ぐりするやからも居なくなるでしょ。
「ぇっえっと月村すずかです。趣味は読書です。その、私も妻とかありませんから・・・」
う~んちょっと気が弱そうところもあるけど言うべきところは言っているわね。
でもあんな馬鹿に目をつけられてるとは人事ではないけどお互い大変よね。
取り合えず馬鹿のことを知っていそうなのは高町なのはかしら?
よし、とりあえず馬鹿のことを聞いてみよう!
「美遊・エーデルフェルトです。さっきの金髪馬鹿が言った事は全て無視してください。」
うわぁ、なんかGを見るような目でみてるわ。
あの馬鹿、あの子になにやらかしたのよ・・・
side end
side 月村すずか
「獅子王光牙、それが俺の名前だ。そしてなのはとアリサとすずかは俺の嫁だ!!手を出すんじゃねぇぞモブども!!
これは最重要事項だが美遊に手を出すなら俺の屍を越えて行け!!」
(えっえっえぇ~~~・・・)
私は混乱していました。
あったことも無い子からいきなりの嫁宣言だもん。
そしてあわあわと混乱していると、
「アリサ・バニングスよ。あそこの金髪が言った事はまったく身に覚えが無いから!ふざけんじゃないわよ!!」
と、金髪の女の子が自己紹介をしました。
あぁかわいいこだなぁ、私もあんなに強い意思表示ができたら・・・
私もあの子の様に自己表現できたらいいのに、と思います。
(うぅ、もうすぐ私の番だよ。できる範囲で違うって言ってみよう!)
私はそう決意しました!
だって、そうしないと何かとてつもなくいやなことに巻き込まれそうな気がしたからです。
そして私の番が来ました。
「ぇっえっと月村すずかです。趣味は読書です。その、私も妻とかありませんから・・・」
自己紹介を終えるとバニングスさんがこちらを見てうんうんとうなずいています。
よかった。
そうだ!共通の話題として彼のこともあるし一回お話しして見よう。
そしてお友達になれるといいな。
隠し事をしなくてはいけないけれど一人では心細いし・・・
と思いをめぐらせていると、
「美遊・エーデルフェルトです。さっきの金髪馬鹿が言った事は全て無視してください。」
とても冷ややかな声での自己紹介がありました。
それは叔父さんのことを話すお姉ちゃんの声よりも冷ややかでした。
いったい何をすればあそこまで嫌われるのだろう?
side end
やっとオリ主と踏み台の名前が出てきました。
二人ともそのものずばりという感じですがw
主人公だけ違うのは神が『日本風じゃないよね?』とひねった結果です。
しかし、やっとこ踏み台転生者のお仕事が始まります。
といっても原作時の比ではありませんがw
次回は今回の残り話を掲載予定です。
台詞が一部飛んでいたので修正しました。