魔砲少女リリカルなのは ~踏み台こそ抜け穴だ!~   作:dollmaster

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ふう、主人公は貞操を守れるのか!!
寧ろ散らしてしまう展開ならそっちのほうが新しいかも・・・

ということでアリサ・ローウェルさんの完結回です。




第10話

みなさんこんにちわ。絶賛貞操の危機中の遠坂エリスです。

ほんと如何してこうなったと言いたい・・・

とりあえず現実逃避をやめてこれからどうするか考えましょう。

 

 

『ルビー、男達が今何してるかわかりますか?』

 

『サーチャーで確認しました~

マスターを輪姦するため食料とか準備中ですね!』

 

『うわぁ、無駄にやる気出してますねぇ・・・

オリ主(仮)とエミヤ(仮)は近くに居ませんかね?』

 

『オリ主(仮)さんは現在夕食の準備中、エミヤ(仮)はなのはちゃんをストーキング中ですね~』

 

『エミヤ(仮)・・・

困りましたね。

どちらもこっちには誘導できませんか。』

 

 

本当に困りました・・・

特にエミヤ(仮)は何やってんだよ!

はぁ仕方ないですが、こちらは私で解決するしかないようです。

しかし、どうしますかね?

いくら原作メンバーではないとはいえ一般人に魔法を見られるのは困ります。

緊急事態となれば別ですが今はそこまでではありません、が!

 

 

『ルビー、現在地の特定をお願いします。』

 

『はいはい~

う~ん、ここは商店街はずれの廃ビルみたいですね~

どうされるんですか、マスター?」

 

『いえ、特別なことはしませんよ?

ほら二次小説だとこういう展開ってよくあるじゃないですか。』

 

『そうですね~

月村家やバニングス家は頻繁に襲われてますから~』

 

『ああいう特殊な事情が無い私たちはそれはもう普通に対応すればいいのではないですかね。』

 

『というと、警察の出番ですか?』

 

『ここまで証拠がそろってるんです、さすがに大丈夫でしょう。

それに、夜の一族のような特殊な犯人でもありませんし。

ということで、美遊さん美遊さん聞こえますか~?』

 

『何ですか、マスター。』

 

『ちょっとお願いがありまして。

近くの公衆電話から110番してくれませんかね?』

 

『わかりました。

内容はどうしますか?』

 

 

男の娘説明中・・・

 

 

『ふう、これでひとまずは安心ですね~』

 

『マスター、あいつらに対して甘すぎじゃないですか~?』

 

『そうですねぇ。

まぁ、警察が踏み込むまでまだ時間が有りますから何か起こればルビーも好きにしていいですよ。』

 

『おぉ、いつに無く寛大なお言葉ですね~』

 

『それはそうですよ。

もしこのままなら彼ら呪い殺されるんですから命あるだけでも感謝してほしいものです。』

 

 

という内容をマルチタスクで話しながら一方ではアリサ・ローウェルさんとも話していた。

警察への通報も終わったし後は救助を待つだけなんですが・・・

やはり、間に合いませんか。

 

 

「アリサさん、私の後ろに隠れてください。」

 

「えっ何で?」

 

「どうも営利誘拐ではなかったようです。

おそらくあの男達の目的は私達の体そのものの様です。

まことに遺憾ながら・・・」

 

「そんな!

じゃあ逃げないと!」

 

「さすがに逃げ場所が無いですね、此処では。

私が時間を稼ぐので隙を見て逃げてください。」

 

「それじゃエリスちゃんが・・・」

 

「いえ、こう見えても私は男の娘なんですよ。

なので女の子一人残して逃げるわけにもいきませんし、最悪の場合でも女の子みたいに酷い事にはなりません。」

 

「で、でも・・・」

 

「それにアリサさんが逃げ切れれば私も逃げれますし、最悪警察を呼んでくれれば何とかなります。」

 

「わ、わかった。でも無茶はしないで。」

 

「こう見えても鍛えているので頑丈なのですよ。」(一般人相手に怪我するなんてありえないし。)

 

 

そして、ついに扉が開かれ男達がニヤニヤといやらしい笑みを浮かべながら入ってきたのだった。

はぁ~とりあえずは私の貞操を守れるぐらいには抵抗しつつアリサさんを逃がしますか。

 

 

「はぁ~い、今回の得物はろりっこちゃんですよ~」

 

「マジデ、俺達は鬼畜だな!」

 

「最近はもう普通の女には飽きてきたからなぁ・・・」

 

「俺はあっちの白い髪の子が好みだな。」

 

「おまw

あんなちっちゃいこでもいけるのかよw」

 

「言いじゃねぇかあれはあれで背徳感があって!」

 

 

全く持って救いがたい連中です。

紳士の誓い『Yesロリータ、Noタッチ』を知らないのでしょうか?

とりあえず予定通りに私が気を引いて逃げやすくしましょう。

 

 

(アリサさん、私が奴等の気を引くからチャンスを見て逃げてください。)

 

(わ、分かった。エリス君も気をつけてね)

 

「おい!屑ども!!

こっちに来るんじゃねぇ!

というかその年ペドに目覚めるとはドンだけだよ!!」『ルビー、アリサさんが逃げたら好きにやっちゃってください。』

 

『マスター、取り合えず全員精神的に去勢でいいですよね?

ペドフェリアに人権なんてありません!』

 

『そうですね。

警察呼んでるのでせいぜいゴールデンボールクラッシャーぐらいしか肉体的にはできませんし。』

 

『それではマスター、肉弾戦に持ち込んでくださいね~』

 

『了解、後はよろしく!』

 

「なにいってるのかな?

これから俺達に犯されるんだからおとなしくしておいたほうがいいよw」

 

「なに言ってんだ!

俺は男の娘だ!」

 

「ウホ!

大丈夫!

お兄さん、ショタもいける口だから!!」

 

「おまw

こいつほんとどうにかしろよw」

 

「取り合えずお前ら、さっさと二人とも犯してやれ。

そうすりゃ大人しくなんだろ!」

 

「犯されたたまるか!!」『ルビー、あれを仕掛けますので制御よろしく!!」

 

『わっかりました~

マスターも悪ですねぇw』

 

 

こうして私と男達で取っ組み合いが始まりました。

ぶっちゃけ殺さないように手加減するのがとても大変です。

その上アリサさんが逃げれるように注意を引くとか、どんな無理げーですか・・・

ああ、アリサさんが涙をこらえてこっちを見ていますね。

これはさすがに9歳の女の子にはトラウマものですねぇ、反省しなければ。

こうしてしばらく防戦に徹していたのですが、やっと警察の到着のようです。

 

 

「犯人に告ぐおとなしくしろ!!」

 

ドタドタッ!バキッ!!

 

「ちょ!何でッ!!

誰にも見られてないのに此処が分かったんだよ!!」

 

「匿名で通報があったんだよ!

いたずらかと思ったが念のため来てみれば、お前らが女の子を襲ってるじゃないか!

オラッとっととこっちにこいや!」

 

『さて、そろそろ仕上げのお時間です。』

 

『やっちゃえますた~!』

 

『一撃必壊!G☆B☆クラッシャー!!』

 

カシャァァァァァァァァン!!

 

「「「「「「ハグゥゥゥゥゥウウゥゥゥゥゥッッ?!??!!!!」」」」」」

 

『説明しよう!G☆B☆クラッシャーとは破壊したい部位にあらかじめバインドを設置し合図を送ると一気にバインドが収縮、そしてその締め付けにより該当の箇所を破壊してしまうのだ!!大変危険なのでよい子も悪い子も絶対まねすんなよ!!byネタ技編集部』

 

『これで悪は滅びた!』

 

『精神的にもちゃんと去勢しておきましたので奴等の未来は出家するしかないですね~』

 

 

こうして私の貞操は守られたのであった。

ただこのことがきっかけでアリサ・ローウェルさんと縁ができてしまいました。

後日判明するのですがこれがきっかけでアリサさんは軽度の男性恐怖症となってしまい、私以外の男性に苦手意識を抱くようになり私にも責任があるのでリハビリを手伝うこととなりました。

もし次があるならもっとうまいこと切り抜けれるようになろうと心に誓いました。

 

 

そしてまた時は流れる・・・




主人公はほぼ最強ですが人間です。
なのでたまには失敗もします。
だって人間だもの!!

しかしいつになったら原作にたどり着けるのだろうか・・・
しかも踏み台成分が足りません。
その辺を何とかしないとなぁ。

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