咲-Saki- とりあえずタバコが吸いたい先輩 作:隠戸海斗
リミッターは解除したけどギャグが混じったし、まだ100%とは言っていない。
感想から判断するに作者のいちゃいちゃ力の約50パーセント、つまりキスシーンの続き程度まで出せば読者を宇宙のチリにすることができるだろう(
楽しかったよ、こんなにいちゃいちゃしたのはホントに久しぶりだった。
「久、お前もプロになる気はないか?」
「うん、なりたい」
久は即答した。
「私は・・・・・・ずっとシュウのそばにいるわ・・・・・・」
月明かりの下、見つめ合った二人は少しずつ顔を近づけ合い、
やがて唇を重ねた。
しばらくそのまま、誰も訪れない公園のベンチで二人は口付けを交わし続けた。
時折唇を離しても暫し見つめ合ってまた口付けを交わす、それの繰り返しだ。
ついばむような軽いキス。
唇を長時間合わせたままの長いキス。
ほんのちょっぴり舌で唇をなぞったり、唇の隙間から差し込んでみたりするとビクッと久の身体が跳ねる。
だがそれも少しの間だけ、次第に久の方もおそるおそるという感じではあるが舌を動かしてきた。
「んっ・・・・・・ふ・・・・・・」
繰り返すうちに久の口から熱い吐息が漏れ、息も弾んでくる。
月明かりと公園に設置された明かりで映し出される久の表情も、頬が赤く上気して目元もとろーんとしてきた。
時に唇を外して頬や額にもキスを浴びせると、久はくすぐったそうにしながらもされるがままだったが、やがて「・・・・・・もっと・・・・・・」と言って秀介の唇を自身のそれで追いかける。
そうしてまた口付けを交わし合う。
やがて何度かそれを繰り返した後、唇を離すと久は甘えるように秀介に寄り掛かった。
「ねぇ、シュウ」
「・・・・・・なんだ?」
秀介に寄り掛かったまま、久は言葉を続ける。
「今日、泊まりに行ってもいい?」
「・・・・・・・・・・・・」
秀介は即答できない。
家に両親がいるから、とかそういう言い訳があるからではない。
今朝、秀介の両親はバタバタと慌てながら朝早く出掛けて行った。
それは両親が揃って、
つまり、今日秀介の家に両親はいないのである。
そして久の母親からも秀介は、それはもう絶大な信頼を寄せられており、「仮に
もはや逃げ道は無い。
彼女からの誘いを断ることを逃げ道と呼ぶのかは不明だが。
うーむ、と悩みながら秀介は暫し視線を逸らした後、再び久と見つめ合う。
久は「迷惑だったかな・・・・・・?」と少しばかり不安そうな表情だ。
やれやれと頭を掻きながら、秀介は逆の手で久の頭を撫で、返事をした。
「・・・・・・来るか?」
「うん」
久は幸せそうな表情で返事をした。
文字数が1000文字に足らなくて増やすためにやむなく(
だって増やせる描写がそこしかなかったんですもの。
あとお前ら末永く爆発してろ。
そんなところで完結、お疲れ様でした。
時間が空くまでどれくらいかかるか分からないけど、次は何を書こうかな。
時間が掛からない短編をちらほらかな。
色々二次創作のネタもあるけれども、やっぱりオリジナルにも全力を注がないと。
それに期待させるのもよくないから、大阪食べ歩き編が少し展開出来ていることは秘密にしておこう(
麻雀は頭使いますね、執筆でも対戦でも。
もうしばらく麻雀書かねーぞ!
ご愛読ありがとうございました!