機動戦士ガンダムSEED Destiny 凍て付く翼 作:K-15
グゥルを土台にして空を飛行するガイア。
コクピットに座るヒイロが向かう先は海の底に隠したウイングゼロの元。
ミネルバから出撃して1時間が経過し、ベルリンで暴れるモビルアーマーを撃退作戦の時が刻一刻と迫る。
操縦桿を握るヒイロに焦りは見当たらず、レーダーには敵影の姿もなく海と時折島が映るだけ。
ウイングゼロを隠した地点まであともう少し。
だが連合もザフトも戦力圏ではないこの場所で、第3の勢力が息を潜めて居た。
向かう先にある1つの無人島、その地下に建造された秘密基地。
ここでは完成したばかりのドムトルーパーの運転試験を行っており、薄暗い司令部では突然現れたガイアに動揺して居た。
「どう言う事だ? バレたのか?」
「だがそれなら1機だけなのは変だ。アイツの識別反応は?」
司令部に居る数人の男は島に設置されたレーダーとカメラで空を飛ぶモビルスーツが何なのかを確認する。
イスに座りながらパネルを叩く男は解析を素早く終わらせ、振り向き司令官に状況を報告した。
「データーベースに照合、解析完了しました。これは……ザフトのXシリーズ。ガイアです」
「ガイア……だがXシリーズは連合に奪われたと聞いた。パイロットは連合か?」
「そこまでは……」
「真っ直ぐにこちらへ向かって居る。先制攻撃をされてからでは遅いぞ」
極秘裏に進められた地下基地の建造、及びモビルスーツ開発。
ここでバレては全てが水の泡、だが情報管理には絶対の自信があった。
偶然なのか、本当に情報が漏れて居たのかがハッキリしない現状では動く事が出来ない。
だがこうしてる間にもガイアは着実に地下基地へ迫って来て居た。
決断を決めかねる司令官は額から汗を滲ませる。
重苦しい空気が漂う中、司令部の扉が突如として開かれた。
そこに居たのはザフトの黒いパイロットスーツを着用した3人のパイロット。
先頭に立つ右目に眼帯を付けた女は前に出ると司令官に詰め寄る。
「どうした? 何があった」
「いや、ザフトの機体がここに接近して来て居る」
「数は?」
「1機だ、それが不思議でならない。何の為にここに居るのか。本当にこの場所が見つかったのか、偶然なのか」
「ウジウジ考えてても始まらないよ。それにザフトはベルリンのモビルアーマーに手一杯なんだろ?」
「あぁ、そうだが。何をする?」
「だったら援軍の事は考えなくても良い筈だ。ドムは宇宙での最終テストを残すだけ。地球での最後のテストは実施試験と行こうじゃないか!!」
「ま、待て!! 相手の目的もまだ--」
先頭に立つリーダー格の女パイロット、ヒルダ・ハーケンは司令官の静止も聞かずに後ろの2人を引き連れて出て行ってしまう。
レーダーには確実に接近して来るガイアの反応。
けれどもソレ以外の反応は一切見当たらない。
モビルスーツ格納庫まで来た3人はフルフェイスのヘルメットを着用し、それぞれ割り当てられた機体に搭乗した。
ドムトルーパーには左肩部と右脚部に識別用のナンバリングが施されており、ヒルダの機体は『003』、
もう1人のパイロットであるヘルベルト・フォン・ラインハルトが『004』、マーズ・シメオンが『009』になっている。
ヒルダはコンソールパネルを叩きバッテリー電力を供給させ、2人に通信を繋げた。
「Xシリーズっても相手は1機だ。抜かるんじゃないよ!!」
『心得た』
『俺達の存在はまだ世界に知られる訳にはいかないからな』
「そうだよ。全てはラクス様の為に!!」
3機のドムトルーパーは地下基地のエレベーターから地上へと出撃する。
///
島に接近するガイア。
ヒイロはレーダーでウイングゼロを隠した座標位置を確認するが、不意にモビルスーツの反応が3機現れた。
「レーダーに反応。データに該当なし。新型か」
木々が生い茂る中から現れたのは紫を基調とした1つ目のモビルスーツ。
右手にはバズーカを担いでおり、ソレらは照準をガイアに向けると一斉にトリガーを引いた。
発射された弾道は一直線にガイアへと進み、回避する事もなく直撃すると機体は巨大な爆発に包まれる。
その光景を目にしても、ヒルダはまだ緊張感を解いてない。
「まだ反応は残ってる。来るよ!!」
「戦闘レベル、ターゲット確認。排除開始」
炎の中から一筋のビームが発射された。
ヒルダ達は回避行動に移りコレを避ける。
着弾したビームは木々を焼き払い地面を抉った。
赤く光る球体の中からツインアイを輝かせ黒いモビルスーツが飛び出す。
「3体1とは言えザフトの新型だ。気を抜くんじゃないよ!!」
島に上陸したヒイロはマニピュレーターに握らせたビームライフルを向け、まずは牽制射撃を行う。
正確に発射されたビームに対して、ドムは脚部のホバークラフトを使い地上を滑るようにして移動した。
初めて見る相手の動きでもヒイロは冷静に分析し対応しようと体を動かす。
「あの動きは……地上専用機か」
「見せ付けてやろうじゃないの。このドムトルーパーの性能をね!!」
地上をホバーリングするドムの動きは既存のモビルスーツと比べてトリッキーな上に早い。
陸上戦に限って言えばそれだけでも優位を取れる。
ヒイロはビームライフルの銃口を向けて更にトリガーを引く。
だが相手は減速する事なく縦横無尽に動きまわりビームを容易く避ける。
接近してバズーカを構えるドム。
操縦桿を瞬時に動かしガイアをモビルアーマー形態に変形させ、ヒイロはメインスラスターを全開にして目の前の敵に飛び掛かった。
「なっ!? 正気かい!!」
発射されるバズーカに直撃するガイアだが、ヴァリアブルフェイズシフト装甲はダメージを通さない。
それでも衝撃はコクピットにまで伝わる。
強く握り締めた操縦桿を手放す事はなく、背部のグリフォンビームブレイドでドムの左腕を切断しようとした。
しかし、切断されたのはガイアの左ウイング。
「あれは、ビームシールド」
「ふん、Xシリーズが形無しだね!!」
「射撃戦をしても不利か。接近戦で仕留める」
着地したガイアは3機のドムをすり抜け中央部に向かって駆け抜ける。
だが片翼しかないせいで加速性能は下がってしまい、後ろから追い掛けて来るドムを引き離す事が出来ない。
ホバーリングで地面の砂を巻き上げながら、ドムはガイアの背後に取り付こうと追い掛ける。
「相手が悪かったね。地上戦でアタシ達に勝ち目はない」
「来るか……」
チラリと背後を振り向くヒイロ。
ドムはすぐ後ろにまで迫っており逃げ切る事は出来ない。
ガイアをモビルスーツ形態に変形させ脚部を地面に押さえ付けブレーキを掛ける。
同時にサイドスカートからビームサーベルを引き抜くと、迫り来るドム3機を迎え撃つ。
ヒルダは構えたバズーカの発射口下段にあるビームを撃たんとガイアに照準を合わせる。
「その装甲ではビームは防げまい!!」
先頭のヒルダ機から発射される高出力ビーム。
ガイアは回避すると共にメインスラスターを吹かしジャンプすると左肩を蹴った。
「コイツ!? 踏み台にしたのか!!」
飛び越えたガイアはヘルベルト機のドムにビームサーベルを振り下ろす。
だが切っ先は装甲を捉えるまでは行かず、構えてたバズーカの銃口を切り落としただけ。
「チッ、浅かったか」
「反撃は間に合わない。マーズ、援護しろ!!」
「敵の動きは見えてる」
着地したガイアに背部にマウントされた強化型ビームサーベルを引き抜いたマーズ機が迫る。
ホバーで加速するドムはそのままガイアに向かって横一閃。
両者の間で激しい閃光が飛ぶ。
ヒイロは左腕のシールドでビームサーベルを防いだ。
「付け入る隙が見えた。ここだ!!」
アンチビームコーティングが施されたシールドは一撃では破壊されない。
そのままドムの攻撃を受け流し、機体を反転させ頭部バルカンでバックパックを狙う。
ホバーで移動するドムは前方向には瞬時に動けるが、後退、反転は従来の機体と比較してもこれだけは格段に遅い。
連続して発射されるバルカンはバックパックに直撃し、ドムのメインスラスターを損傷させる。
「しまった!! 隙が出来たか」
「マーズ、3機でアイツを囲い込む。時間差攻撃だ!!」
「了解」
メインスラスターは損傷したが脚部のホバーが生きて居ればドムは充分に動ける。
態勢を立て直した3機は円のようにガイアを囲み、どこからも逃げられないようにしジワジワとプレッシャを与えた。
ヒイロはビームサーベルを構えたまま相手の出方を待つ。
(地上での動きが早い以外は標準的な武装しか装備してない。ビームシールドは厄介だが、確実に仕留めてみせる)
グルグルとガイアの周囲を回るドム。
連携と取る3人は円を解くと遂に攻撃を仕掛けた。
背後からヘルベルトのドムがビームバズーカを発射する。
けれども見えないとは言え読みやすい。
回避行動を取るヒイロはコレを避け、次に連続してマーズのドムがビームサーベルを構えて突撃した。
「これなら!!」
「甘いな」
振り下ろされたビームサーベルをシールドで受け止める。
再び激しい火花と閃光が飛ぶが、ヒイロは視覚が悪いにも関わらず握ったビームサーベルを振った。
そしてドムの動きを逃がす為にその場から飛び退く。
マーズのドムの左脚部が僅かではあるが斬られて居た。
けれども動きが早いせいで致命傷には至らない。
「クッ、俺を集中して狙ってきやがって!! 1番倒しやすいとでも言いたいのか!!」
損傷したマーズ機は一旦引き、初撃を繰り出したヘルベルト機が更にビームバズーカを撃つ。
ヒイロは避けようともせずにビームをシールドで受け止め、動きの止まった隙にヒルダのドムが前に出た。
強化型ビームサーベルを引き抜き、ガイアの胴体に狙いを定め突き立てる。
「貰ったよ!!」
「遅い!!」
ヒイロはビームサーベルが届く軌道を読んで居た。
ビームが機体には触れないように、シールドを前面に突き出し体当たりを掛ける。
強引に姿勢を崩しコクピットにビームサーベルを突き刺そうとするが、ヒルダはそれをさせない。
左胸部に装備されたスクリーミングニンバスが赤い粒子を放出した。
「これは!?」
一瞬の判断で退避するガイアだが、ドムに当てた左腕は肘から先が持って行かれてしまう。
ギリギリの所で破壊は免れるが片腕を失ってしまい、ヒイロは厳しい状況を突き付けられる。
「データにはない新兵器か」
「中々やるパイロットだね。まさか1機倒す為だけにコイツを使うとは思わなかったよ。でもこっからは遠慮しないよ!! ヘルベルト、マーズ、コイツにジェットストリームアタックを掛ける!!」
スクリーミングニンバスを展開する3機のドム、ヒイロはビームサーベルをサイドスカートに戻しビームライフルに切り替えると銃口を相手に向ける。
躊躇なく引かれるトリガー。
だが発射されたビームは赤い粒子の膜により装甲へは届かない。
「効果がない。プラネイトディフェンサーと似たようなモノか」
2発、3発、どれだけ撃ってもスクリーミングニンバスの前では通常のビーム兵器は無力。
攻撃にも防御にも使えるシールドを張りながら、グフはガイアに向かって攻撃を仕掛ける。
強化型ビームサーベルに持ち替えたヒルダ機は左腕のビームシールドも展開させ、ホバーで高速移動してガイアに迫った。
「コレで決める!!」
「クッ!!」
苦しい表情をするヒイロはメインスラスターを駆使して右側に飛び退いた。
さっきまで居た場所を通過するドムにビームライフルの銃口を向けトリガーを引く。
方向展開が遅い短所を狙って背部を狙うが、ヘルベルト機のスクリーミングニンバスがコレを防ぎ、同時にビームバズーカでガイアを撃つ。
「いつまで逃げられる? たった1機で?」
「まだ方法はある」
機体をジャンプさせビームを避けるガイアは島の奥に向かって移動を始めた。
当然それを見逃す3人ではなく、ドムは逃げるガイアの後ろを追い掛けて行く。
バッタのようにジャンプしながら移動するガイア、ホバーリングで高速移動するドムにとって容易く捉える事が出来る。
だがマーズ機だけはビームサーベルで斬られた左脚部が正常に機能しないせいで速度を上げられない。
「機能不全か。スピードがこれ以上出ない」
「後はアタシ達に任せな。まだ完璧に完成した訳じゃないんだ。宇宙でのテストも残ってる」
「わかった。一時撤退する」
損傷したマーズ機を置いてヒルダとヘルベルトはガイアを追う。
ヒルダはビームバズーカの照準を合わせトリガーを引き続ける。
発射されたビームは木々をなぎ倒し黒い装甲に迫るが捉える事はない。
「すばしっこいヤツだね」
2機に追われながらもヒイロは操縦桿を握り締め目的の場所に向かう。
ジャンプしながら進むガイアだが陸地がいつまでも続く訳ではなく、辿り着いた先は海が見える崖。
「島はここまでか」
立ち止まり振り返るとビームライフルを向けてトリガーを引く。
けれども何発撃った所でスクリーミングニンバスに防がれてしまう。
「追い詰めたよ」
「随分手こずらせてくれたがこれで終わりだ。ここの存在はまだ誰にも知られる訳にはいかんのでな!!」
強化型ビームサーベルを握ったヘルベルト機は逃げ場の失くなったガイアに突っ込んだ。
シールドもなく、逃げる事も防ぐ事も出来ない状況で、ヒイロは銃口を足元に向ける。
発射されるビームは爆発と大量の土煙を引き起こす。
「煙幕か!? 小賢しいマネを!!」
振り下ろされたビームサーベルは土煙を掻き分けるも空を斬る。
モノアイが映す先にはガイアの姿はない。
「反応!? 上からか!!」
飛び上がったガイアはビームサーベルを引き抜きドムの真上から降下して来た。
「だが読みが甘いぞ!!」
スクリーミングニンバスは機体正面にしか展開出来ない。
それでもドムは左腕のビームシールドを構えガイアのビームサーベルを防ぐ。
激しい閃光、同時にビームシールドの形状が変化し腕よりも長く伸びた。
ビームで形成されたシールドは押し付ければ武器にもなり、実体のある盾とは違い形状も自在に変化させられる。
ガイアの右脚部は簡単に切断されてしまう。
そしてダメージも与えられぬまま着地も出来ず地面に激突しコクピットに衝撃が襲い掛かる。
「ぐぅっ!!」
「満足に動く事も出来まい。これで終わりだ!!」
振り上げられる強化型ビームサーベル。
次の一撃で機体は確実に破壊されてしまう。
だがヒイロはそれを目の当たりにしても戦う意思を失っておらず、操縦桿を動かすと残った右手が握ったビームサーベルを地面に突き立てた。
そして素早く頭部バルカンをビームサーベルのグリップに撃つ。
充填されたエネルギーが爆発を起こし、ガイアとヘルベルト機が立って居た地盤が衝撃に耐え切れずに崩れ落ちる。
「なっ!? コイツ!!」
「ヘルベルト!!」
「作戦は上手く行った。あとは--」
姿勢が崩れてガイアにビームサーベルを突き立てる事が出来ない。
咄嗟の操作も間に合わずにドムは崩れ落ちた岩と一緒に海へ落ちて行く。
ヘルベルトが見た先では動けなくなったガイアもそこに居る。
激しい音と水しぶきを上げて2機のモビルスーツと岩は海中へと沈んで行く。
「水の中ではミラージュコロイドもビーム兵器も使えない。だが、このまま逃がす訳には行かん!!」
モノアイを光らせ海の中に逃げ込んだガイアの姿を探すヘルベルト。
水中戦が出来る機体ではないが万心不全の機体にトドメを刺すくらいなら出来る。
外からの光りが届かない海中で装甲の色が黒いガイアを目視で見つける事は困難。
レーダーを頼りにおおよその位置は確認するが、ヘルベルトは敵の姿を掴めない。
「どこだ? 近くに居るのはわかってる。どこに居るんだ?」
右へ、左へ。
闇の中で反射する一筋の光り。
ガイアのツインアイがヘルベルトの目に留まる。
動かないまま水底に横たわる機体にヘルベルトはビームサーベルを密着させて使う事でコクピットを破壊しようと考えた。
カメラをズームさせその姿を確実に捉え戦闘画面に映す。
「何? ハッチが開いているだと!? パイロットは……」
打ち捨てられた機体。
その事実に驚くヘルベルトだが、突如として新たな機体反応が現れた。
「データにない機体。後ろだとぉ!?」
気が付いた時にはもう遅い。
伸ばされたマニピュレーターは右肩からビームサーベルを引き抜き、海中にも関わらず強力なビームを発生させる。
そのまま振り下ろされた右腕。
ドムトルーパーは為す術もなく袈裟斬りされ、機体は巨大な爆発を起こす。
島の陸地で様子を見守って居たヒルダはレーダーから消えたヘルベルト機の反応、そして海面から巻き上がる巨大な水しぶきを前に背中から冷たい汗を流した。
「冗談だろ……この状況下でヘルベルトが負ける筈がない。一体何が……」
そして現れた新たな機影。
海面から勢い良く飛び出したソレは背部の両翼を広げ、胸部サーチアイを輝かせる。
「アレは……」
「機体状況に異常なし。行けるな」
トリコロールカラーの装甲、巨大な両翼。
赤いシールドに2門のライフルが重ねられたその機体はゼロと呼ばれたガンダム。
「逃がすものかァァァ!!」
「邪魔だ!!」
メインスラスターを吹かしジャンプするヒルダのドム。
スクリーミングニンバスを展開し、背部の強化型ビームサーベルを引き抜く。
万全の態勢で挑んだヒルダだが、振り下ろしたビームサーベルはシールドに容易く防がれてしまう。
スクリーミングニンバスも効果が見当たらず、ウイングゼロは右手に握ってビームサーベルで横一閃。
「そんな馬鹿な!! があぁぁっ!!」
強力なビームはスクリーミングニンバスを引き裂き右腕を切断する。
ドムは何も出来ないまま投げ落とされ、背部から地面に激突した。
衝撃がパイロットを遅い、意識を失ってしまったヒルダは操縦桿から手を離してしまう。
ヒイロは動かなくなったドムを視界に入れるが、動きがないのを見ると右足でペダルを踏み込みその場から立ち去った。
(今はこいつらの相手をして居る時間はない。ゼロが見せる未来……シン)
人型だったウイングゼロはネオバード形態に変形した。
更に速度を上げるウイングゼロはミネルバが向かうベルリンへと進路を取る。
ドムトルーパーの性能は量産機なのに強すぎです。アニメでもわずかに損傷しただけで弱点らしい部分は設定を見ただけでは思いつきませんでした。
ガイアの性能とパイロットの技術を考慮しても3体1で勝てる絵が想像出来ませんでしたので今回はこのようにしました。
次回からベルリンのデストロイ戦です。
シンとステラはどうなるのか? お楽しみに。