機動戦士ガンダムSEED Destiny 凍て付く翼   作:K-15

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第11話 自由

タンホイザーの破壊によりミネルバに火の手が上がる。

艦内部からの消火作業ではとても間に合わず、苦肉の策でタリアはミネルバを海へ着水させる決心をした。

 

「対空砲火を怠らないで!! 整備班も引き上げさせて、ミネルバを着水させます!!」

 

高度を下げるミネルバはそのまま底面を勢い良く海面に接触させる。

大きな水柱が上がると共に全体の3分の1程度が沈み、破壊されたタンホイザーへ大量の海水が流れ込んで来た。

一瞬の内に火は水の中に埋もれてしまう。

だが消火作業のせいでミネルバは身動きが取りづらくなってしまった。

 

「メインエンジン出力上げ、すぐに浮上して」

 

「艦長、レーダーに反応あり。新たな艦艇です。コレは……アークエンジェル!?」

 

メイリンの報告にタリアは目を細める。

ザフト軍とオーブ軍が交わるド真ん中に真っ白な戦艦が海中から浮上して来た。

そして先に現れたもう1機のモビルスーツ。

先の大戦を経験したモノからすればこれらの存在は決して忘れる事はない。

甲板に立つレイとルナマリアのザクもソレを視認した。

 

「データに該当アリ。やはりアレはフリーダムだ」

 

「でもどうしてこんな所に? ミネルバを撃ったって事はアタシ達の敵って訳?」

 

「もしもそうなら追撃して来ないのは変だ。こちらにはまだ戦闘力は残ってる」

 

「どっちにしてもやられっぱなしって訳にはいかないわ!!」

 

ルナマリアはオルトロスをフリーダムに向け迷わずトリガーを引く。

発射された高出力のビームは一直線にフリーダムに向かうが、パイロットの反応は早く寸前の所で回避してしまう。

 

「はやい!?」

 

「ルナマリア、撃ち続けるんだ」

 

レイもルナマリアに続きビームライフルの銃口をフリーダムに向けてトリガーを引く。

ミネルバから放たれるビームの雨。

だがその全てが白い装甲にかすめる事もなくスルリと避けられ上空に消えて行く。

2機のザクが攻撃を仕掛ける中でアスランはコクピットの中で呆然と見てる事しか出来なかった。

 

「フリーダム……キラ……」

 

セイバーは滞空するだけで動く事すらせずフリーダムをただ見上げるだけ。

すると全周波数に通信が流れて来る。

 

『こちらアークエンジェルのフリーダム。両軍は今すぐ戦闘を止めて下さい』

 

オーブ軍のタケミガズチ級に乗るカガリにもこの通信の声は聞こえた。

久しぶりに聞くその声、カガリは目を見開き驚く。

 

「キラ!? でもどうして……」

 

「艦長、全艦隊に通達。銃口を向けるようならフリーダムとアークエンジェルにも攻撃するんだ」

 

隣に立つユウナは事も無げにそう言った。

姉弟でもあり仲間でもあるキラにカガリは攻撃する事など考えもしない。

ユウナの元に詰め寄ると何とかして攻撃を止めさせようと口を開ける。

 

「止めるんだユウナ!! キラは……フリーダムは敵じゃない!!」

 

「だったら何故このような場所に現れたのです? カガリ、ついさっきまでキミも見てた筈だ。ここは戦場なんだ。連合軍とザフト軍が戦う戦場。そんな所に第3勢力が現れた場合どうするべきかはキミにだってわかる筈だ」

 

「それは……」

 

またカガリは言い返す事が出来ない。

見知った存在が突然目の前に現れた事で動揺してしまったがユウナに諭されるように言われて冷静に考えるカガリには理解出来た。

キラの言い分は通る訳がないし、攻撃の意思がある以上は自衛の為にこちらも攻撃するしかない。

それにザフトのミネルバには1度攻撃してしまって居る。

当然ザフトもキラの言葉など聞かずに報復して来る可能性も充分にあった。

だからカガリには言い返せない。

でもこのまま何も出来ないまま事が進むのを待つ彼女ではなかった。

ブリッジの通信兵が居る所にまで走るとインカムを奪うようにしてコンソールパネルを叩く。

 

「代表!? 一体何を!!」

 

「アイツならわかる筈だ。私が何とかしてみせる!!」

 

フリーダムに送られる通信。

数秒後には回線が繋がりモニターには青いフルフェイスのヘルメットを被ったキラが映る。

 

「キラ、聞こえてるな? カガリだ」

 

『カガリ!? どうしてこんな所に?』

 

「それはコッチのセリフだ。お前こそモビルスーツに乗ってこんな所に居るだろ!!」

 

『でもそれはオーブが戦闘なんてしてるから』

 

「お前の言いたい事はわかるさ。理念を守れって言いたいんだろ? 私だって最初はそう思ってた。でも今の世界情勢を見れば同盟を結ぶしかない。孤立した状態が続けば連合軍が攻めて来るかもしれない。プラント側と同盟を結ぶ事も出来ない。攻め込まれた時オーブだけで守り切る事も出来ない」

 

『だったら一緒にアークエンジェルへ行こう。これ以上こんな事をしてたらいけないよ』

 

「そんな事、本気で言ってるのか?」

 

『オーブはこれ以上戦いなんてしたら――』

 

会話を聞いてたユウナはカガリからインカムを少し強引に取るとマイクに向かって声を出す。

キラの声は途中で遮断されると同時にユウナはフリーダムとアークエンジェルに対して勧告を行う。

 

「代表にこれ以上戯言を吹き込まないで頂こう」

 

「ユウナ……」

 

「承知の上だとは思うがここは戦闘領域である。どこの国にも軍にも所属しないキミ達がこれ以上介入すると言うのなら条約に則りテロリストとして扱う。3分だけ猶予を与える。時間内に撤退しなければ攻撃する。以上」

 

相手からの返事は待たずにユウナは一方的に通信を切った。

ブリッジのモニターに映るフリーダムをカガリは見つめる。

今はまだ感情を心の中に留めて置くしかなかった。

 

///

 

ユウナの宣告に動く事が出来ないキラ。

オーブ軍はアークエンジェルとフリーダムに対して攻撃はして来ないがミネルバは違う。

第1射は既に放っておりタンホイザーが破壊される実害を受けており当然放置する訳にはいかない。

ブリッジではタリアがアークエンジェルに向かって攻撃指令を出す。

 

「目標アークエンジェル!! 全砲門開け!!」

 

ミネルバは容赦なくアークエンジェルを撃墜する気で砲撃した。

艦艇から放たれる高出力のビーム。

数え切れないミサイルの雨。

アークエンジェルの艦長であるマリュー・ラミアスも艦を守る為に声を上げた。

 

「機関最大、対空砲火!!」

 

自衛の為に銃身を向けるアークエンジェルだが瞬時にその間へフリーダムが割り込んだ。

 

「キラ君!?」

 

「ターゲット、マルチロック」

 

コクピットの球体型立体表示パネルが展開しミサイル群をロック、フリーダムは右手のビームライフル、背部の羽に隠されたバラエーナ、腰のクスィフィアスを前面に向け一斉に発射した。

ニュートロンジャマーキャンセラーにより実現した核エンジンの強力なビーム。

5本に分かれた砲撃は正確にミサイルを全て打ち抜きアークエンジェルに届く事はない。

ミネルバからの高出力のビームも回避行動を取られ空に消える。

2年前と変わらぬフリーダムの強さに見るモノは舌を巻いた。

だがそんな事には意にも返さず怒りに燃えるパイロットが1人。

 

「見つけた、見つけたぞ!! 青い羽のモビルスーツ、お前が!! お前がマユを……家族を殺した!!」

 

「何?」

 

加速するインパルスはバックパックからビームサーベルを引き抜きフリーダムに斬り掛かる。

瞬時に反応するフリーダムは左腕のシールドでコレを受け止めビームライフルの銃口を至近距離からインパルスに向けた。

だがコクピットは狙わず左肘に銃口を密着させトリガーを引く。

発射されたビームは関節を溶解させ肘から先は重力に引かれて海に落ちた。

 

「お前だけは絶対に俺が落とす!!」

 

「何だ、この機体!?」

 

怒りに満ちたシンの気迫が機体を通じてキラにも伝わる。

片腕を失くしても尚シンの闘志は衰えず左膝を胴体目掛けて叩き付けた。

ダメージはPS装甲で通らないが一時的に姿勢が崩れわずかに距離が離れる。

 

「ぐぅっ!!」

 

「これで!!」

 

衝撃でコクピットが激しく揺れるがキラはクスィフィアスを展開させ正確にインパルスの両足へ発射した。

インパルスもVPS装甲の性能でダメージは通らないがコクピットに衝撃が走る。

1秒足らず動くのが遅れてしまいその隙にフリーダムは態勢を立て直した。

 

「悪いけど……」

 

「クソッ!! お前だけは俺が!!」

 

インパルスはビームサーベルをフリーダムの装甲に突き立てようと再び接近を試みるが、機体性能とパイロットの技量が合わさりそれは叶わない。

距離を離すフリーダムは中距離を保ったままビームライフルでインパルスを狙う。

発射されるビームを避けるインパルス。

攻撃を受ける事はなくとも接近させてくれないせいで倒す所がダメージを与える事すら出来ない。

怒りが、ストレスが冷静な判断力を失い機体操作にも粗が見え始める。

キラはトリガーを3回引きバラエーナを展開、高出力のビームがインパルスを襲う。

スラスターで姿勢を制御し最初の3連射を回避しようとするシン。

だが3射目は右足のつま先を貫通して行った。

 

「まだだ!! まだ行ける!!」

 

バラエーナの高出力ビームはインパルスの頭部を吹き飛ばす。

メインカメラが機能しなくなりモニターがブラックアウトし何も見えなくなる。

それでもシンはペダルを踏み込みパックパックの出力を上げ機体を加速させた。

直前に見たフリーダムの居た位置をイメージに焼付けビームサーベルを振る。

だが当然、ビームサーベルは空を切るだけでそこには何も居ない。

背後に回り込むフリーダムは頭部バルカンでバックパックの噴射口を撃つ。

推進剤が爆発し主翼も折れてしまいインパルスは飛べなくなる。

 

「ぐっ!! コアスプレンダーなら動く」

 

シートベルトが体に食い込む。

落下するインパルスはチェストフライヤーとレッグフライヤーを分離させコアスプレンダーのみになるともう1度空を飛ぶ。

モビルスーツの時と比べれば戦闘力は殆ど失くなりフリーダムを倒す事など到底出来ない。

けれどもシンは機体の方向をフリーダムに向け機関砲のトリガーに指を掛ける。

人差し指に力を入れようとした瞬間、通信が入って来た。

その声はグフに搭乗するヒイロのモノ。

 

『その状態で戦うつもりか?』

 

「アイツは俺の家族の仇なんだ!! その為に俺は!!」

 

『コアスプレンダーで勝てる相手ではない。ミネルバに帰還しろ』

 

「でも!!」

 

『周囲にはまだオーブ軍も居る。どこかに連合軍の別働隊が居る可能性もある。このまま戦えば戦死するぞ』

 

ヒイロの言う事は正しく攻撃はして来ないがオーブ軍はまだ展開しておりコアスプレンダーでどうにか出来る状況ではない。

両手で操縦桿を握り手前に引き機体の高度を上げるシンは悔しさに体を震わせながらも戦闘領域から離脱する。

 

「クッソオオオッ!!」

 

叫ぶシンの声は誰にも届かない。

インパルスが居なくなった事で動きやすくなったフリーダム。

キラはコンソールパネルに手を伸ばしアークエンジェルに通信を繋げた。

 

「マリューさん、ここは離脱しましょう」

 

『そうね。交渉が通じる状態ではなさそうだし。キラ君もすぐに帰還して』

 

「わかりました」

 

艦艇の向きを変えて離脱を図るアークエンジェル。

だがザフト軍は逃がすまいと一斉に攻撃を始めた。

ラミネート装甲で建造されたアークエンジェルは多少のビーム攻撃ならばエネルギーを拡散させる事でダメージを通さない。

ミサイル等の実弾兵器は対空砲火で撃ち落とし、それでも間に合わないモノはフリーダムはビームライフルで正確に撃ち抜いてしまう。

2年前に開発された艦艇とモビルスーツにも関わらず、その性能は戦略級に強くザフトの兵士は再び伝説を目の当たりにする。

ミネルバの甲板上で攻撃を続けるルナマリアとレイもフリーダムの強さを前に何も出来ない。

 

「データで見た時はウソだと思ったけどここまでなんて」

 

「機体性能だけではない。フリーダムのパイロットは特別なんだ」

 

「特別って?」

 

オルトロスの砲身をフリーダムに向けてトリガーを引く。

赤黒いビームは一直線に突き進むが高い運動性能と反射神経を前に空の彼方に消える。

ルナマリアの赤いザクに狙いを定めたキラは両手で抱えるオルトロスに向かってトリガーを引いた。

 

「来るの!?」

 

ペダルを踏み込みジャンプさせる。

ビームは甲板に直撃し爆発と煙が上がった。

 

「そこだ!!」

 

「避けられない!? キャァ!!」

 

ザクは空中を自在に飛び回る事は出来ず、シールドは肩に装備してるせいで瞬時にビーム攻撃を防ぐ事が出来ない。

咄嗟に装備してたオルトロスを盾変わりにするが防ぐ事は出来ずに破壊されてしまう。

爆発は両手を持って行き、更には貫通したビームが右足にも当たる。

姿勢制御が出来ないザクは背部から破壊された甲板の上に落下した。

 

「っぅ~!! やられた」

 

「ルナマリア、無事だな?」

 

「えぇ、でも機体はもう使えない。整備班、回収頼みます」

 

また1機、戦力を減らされる。

傷1つ付いてないフリーダムは確実にザフトの戦力を減らしつつあり、モビルスーツは全て武装や両手足、頭部のどれかを破壊されて撤退を余儀なくされて居た。

残されたレイは諦める事なくビームライフルをフリーダムに向ける。

だがその先で懸命にフリーダムに接近する機体が1機。

 

「青いグフ、ヒイロか」

 

テンペストビームソードを片手に接近戦を挑むヒイロ。

接近戦を仕掛けるグフに対して長距離からの援護は出来ず、コンソールパネルに手を伸ばしたレイはアスランに通信を繋げた。

 

「隊長、こちらからではヒイロの援護は出来ません。セイバーと2機で攻めれば可能性はあります」

 

レイは呼び掛けるがセイバーに搭乗してる筈のアスランから返事はない。

 

「隊長、応答願います。隊長!! くっ!! ザクでは空中戦は出来ない。ヒイロに任せるしかない」

 

諦めたレイはこれ以上は何も言わずに接近するグフを見守った。

 

///

 

レーダーに反応するグフの存在。

キラは人差し指に力を込めてトリガーを引く。

頭部目掛けて発射されたビームだがアンチビームコーティングのシールドに防がれる。

 

「甘いな」

 

「この機体もミネルバから?」

 

「ヤツの戦闘力は危険だ。ここで排除する」

 

接近しようとするグフに距離を取ろうと後方に下がりながらビームライフルの正確な射撃。

普通のパイロットなら何も出来ずに撃ち抜かれ戦闘不能にされてしまうがヒイロのグフは回避する。

 

「お前の射撃は正確だ。それ故に読みやすい」

 

「普通のパイロットとは違う。それなら!!」

 

連続してトリガーを引く。

メインスラスターの出力を上げてビームを振り切るグフ。

けれどもパイロットの技量が合わさっても量産機では限界がある。

シールドでビームを防ぎながら接近戦を狙うグフにフリーダムはクスィフィアスで左脚部を撃ち抜く。

カバーは間に合わず片足を失うがヒイロは構わずにペダルを踏み込み機体を加速させた。

テンペストビームソードを振り下ろす。

フリーダムはシールドでコレを防ぎながら頭部バルカンでグフの頭部を撃つ。

モノアイが潰され装甲もズタズタにされてしまいコクピットのモニターが見えなくなる。

それでもヒイロは右手に握る操縦桿を力一杯押し倒しシールドにテンペストビームソードを押し付けた。

ラミネートアンチビームコーティング製のシールドだが排熱が追い付かず徐々に表面が真っ赤に焼け爛れて来る。

 

「まだ動くなんて!?」

 

ビームライフルを腰部にマウントしビームサーベルを手に取りなぎ払う。

テンペストビームソードごと右肘から先は切断された。

 

「残りはビームガンとスレイヤーウィップだけか」

 

残された左腕のスレイヤーウィップを伸ばし横一閃。

だが電磁パルスが白い装甲に当たる事はなく、袈裟斬りされると斬り落とされてしまう。

戦闘力の失くなるグフだが撤退する様子はなくキラは警告を呼び掛けた。

 

「もうその機体では無理です。離脱して下さい」

 

「敵の話を聞くつもりはない」

 

「死にたいんですか!!」

 

「お前にやられるつもりはない」

 

コクピットのハッチを開放するグフ。

メインカメラが機能しなくなりヒイロは直接目視する事でフリーダムに左腕のビームガンを向ける。

連続して発射されるビームの弾。

だが背中を青い翼を広げて高速接近するフリーダム。

ビームを回避しながらも左側を通過した瞬間、もう片腕も肘から先が斬り落とされる。

全ての武器を失い両腕と片足もない状態。

それでもまだヒイロは諦めて居らず、ペダルを踏み込みフライトユニットのメインスラスターを全開にさせてフリーダムと密着しようと試みる。

執念深く戦う様にキラは声を上げた。

 

「何をそこまでして戦うんですか!! 僕は殺したくなんてない!!」

 

「お前にわかる筈がない。俺は自分の意思で最後まで戦うだけだ」

 

「この戦いの先に何があるのかわかってるんですか?」

 

「同じ事を言わせるな。敵と話をするつもりはない。お前が俺を落とさないなら俺が落とすだけだ」

 

「もう止めろぉぉぉ!!」

 

まだ戦う姿勢を見せるグフ。

叫ぶキラは背中のフライトユニットの右翼にビームを放つ。

翼は1撃で破壊されて機体は姿勢を維持出来ずに煙を上げながら在らぬ方向に飛んでしまう。

高度も維持出来ず、ハッチを閉鎖したグフは数秒後には海に落下した。

 

「ゴメン、でも……」

 

その言葉がヒイロに届く事はない。

アブクを上げながらグフは海の底へ沈んで行く。




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