IS-虹の向こう側-   作:望夢

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中々前に進めないまま、話数だけが増えていく。早くIS学園篇書きたいけど、その前にやることがどんどん山積みになっていく。


第33話ーLinkー

 

「うぅ……、あ、あつ……」

 

 一度寝たら中々の事がなければ朝まで安眠できるはずの自分が目を覚ましたのは、暑苦しさからだった。

 

 目を開けると、霞む視界の先に見える窓からは、朝日が昇る前の薄明かるい光がカーテンの隙間から射していた。

 

 それを見てまだ眠れる時間だとわかってもう一眠りしようと、腕を手探りで伸ばす。

 

 手にはサラサラの髪の毛が当たり、頭の位置を確かめる。何時もよりも下に頭があるとわかって、合わせる為に身体を下に下げる。

 

 その温もりを感じるために身体を寄せる。包まれている安心感を感じたいから、でも火傷している腕を刺激しないように胸の辺りにスペースを開けたまま、足だけを絡める。

 

 あれ? なんかおかしい……?

 

 一ヶ月も床を共にすれば、大体どういう体格なのかわかる。

 

 なのに寄せた身体から感じるものは何時もと少し変わっている。

 

 不思議に思って目を開けるてみると見慣れた顔ではなく、白髪……ではなく、銀色の髪の毛が映る。どちらにしろ、見慣れた黒い髪の毛ではない。

 

 まるで人形の様に整った容姿。人見知りなのは一目見てわかった。ずっと気を張っていたから険しい顔つきしか見なかったけど、眠っていて無防備な顔は、その容姿も相まってとても愛らしい。

 

 昔に怪我をしたのか、右目に眼帯をしているけどもそれもある種の魅力を引き出すチャームポイントになっている。

 

 小柄な肩も、彼に似ているけれど、彼の様に大きくて頼りたくなる肩とは違う見た目相応に手折てしまいそうな肩だった。

 

「なっ、なんで……!?」

 

 そこまで観察してひとつ気付いた。最初に気づくべきだったのかも知れないけど、それでもまさか相手が何も衣類を身につけていないなんて先ず思わない。小柄と言っても女の子が恥じらいもなく全裸で布団の中に居るシチュエーションを予測しろなんて無理がありすぎる。初見殺しも良いところだ。

 

 肩からズレていた掛け布団を掛けなおしてあげようとして気づいた。

 

 控え目の胸、くびれのある腰、ほっそりとした脚、何をとっても完璧な造形美を見た気さえした。

 

「って、バカバカバカ、忘れなきゃ、忘れなきゃ…」

 

 といっても思春期特有の異性への興味というのはしっかりと自分にも備わっていた様で、その光景がくっきりと頭に焼きついて離れなかった。

 

 見られた側でなく、見た側が羞恥心を感じているというおかしな状態だった。

 

「と、とりあえず、起こさないように……」

 

 もうあまりの出来事に目が覚めてしまった為、微睡みに身を投じたかった思考に尾を引かれながら布団を静かに抜け出す。

 

「うっ、見ないように、見ないように…」

 

 自分が抜け出したからぽっかり空いて開いてしまった布団から除きかける裸体に目を逸らしつつ、掛け布団を掛けなおしてあげる。

 

「どうしたシャルル? 起きたのか?」

 

「ほあああぁぁぁああっ!?!?」

 

 いきなり背中から声を掛けられて飛び上がってしまう。

 

「ゆゆゆゆ、ユキ!? ちち、違うんだ! ここ、これは」

 

 別になにもしていないのに、裸の女の子と一緒に寝ていた事実だけで、何故か弁明しないと、という思考が沸き上がって来てしまう。 

 

「ボーデヴィッヒの事なら気にするな。言っても聞かないんだ」

 

「ほえ?」

 

 僕に対してどこか諦めた様な声色で言うユキに、どういう事なのかという視線を向ける。

 

「寝苦しいのだとさ。気付いて服を着せても朝には脱ぎ散らかすから、もうあるがままにさせている」

 

「そ、それは……」

 

 良いのかなぁ。仮にも僕と同い年らしい女の子がそれで。

 

「良くはないのはわかっていてもね。強く言えないのさ。存在を認められた相手に否定されるなんて事は、心の弱いこの娘……、この娘たちには世界に否定される事も同義なのさ。だから、おれにはこの娘たちを肯定出来ても、否定をしてやれない甘やかす男なのさ」

 

 まるでこの娘以外にもそういう娘が居るように話すユキ。それは多分、篠ノ之博士と一緒に映っていたあの女の子だろう。

 

 同じ銀髪だからだとかいう理由だけじゃなく、何処と無く二人は似通っていると思った。

 

「故にだ。お前がそれとなく修正してやってくれないか?」

 

「修正って、そんな娘は修正してやるーって、僕にやれってこと?」

 

 修正と聞いてふと頭に出てきたのはそんな台詞だった。多分違うんだと思うけど、ただなんとなく口にしていた。それでも僕は女の子を打つような事は出来ないけど。

 

「ッ、フフ、いいや、言葉だけで充分だ。ボーデヴィッヒには、同僚や理解者とは別の視点で物事を正してやる存在が必要なのさ。身勝手だが、シャルルにはそういう存在、そう。ボーデヴィッヒの友人になって欲しい」

 

 僕と同じことを思い浮かべたのか、ユキは笑って首を横に振った。そして懐かしむ様で、何かを後悔する様な表情から、僕に言い聞かせる様に言葉を紡いだ。

 

「……友達って、頼まれてなるような物じゃないとは思うけど」

 

「わかっているさ。シャルルが歩み寄っても、ボーデヴィッヒがそれを嫌う可能性もないわけではないさ。彼女はとある事情から人見知りが激しい。だから、ボーデヴィッヒがシャルルを受け入れるのならば、シャルルもそれに応えてやって欲しい」

 

 とても真剣に、真摯に彼女の……ラウラの事を話すユキ。僕にそれが出来るかどうかを訊かれたら、素直に「はい」とは言えない。互いに名前は名乗ったけど、まだそれだけしか会話していない。

 

「やってはみるけど、あまり期待はしないで」

 

「それだけで充分だ。なにもしないのでは何も始まらないからな」

 

 なにもしないのは、最初から存在するかもしれない可能性を殺す選択肢でしかないと、ユキは続けて僕に言った。

 

 人が持つ、たったひとつの神。可能性と言う名の神。

 

 あのガンダムに乗っているからなのだろうか。ユキの口にした可能性という言葉は、とても尊くて、ひどく重い言葉に聞こえた。

 

 可能性……か。その言葉を僕は、あるかもしれないと希望を持ちたいのに、頭ではそんな都合のよい言葉なんてないと思ってしまう。もし可能性があるのなら僕は……。

 

「グッドモーニング♪ アナタのアイドル束さんが迎えに来てやったぜコノヤロー!!」

 

「ゴフッ!」

 

「ああっ!? ユキ!!」

 

 大音量でパワフルに叫びつつ、ユキの背中にダイブして押し倒したのは、つい昨日見たばかりの篠ノ之 束博士だった。押し倒しながらも自分が背中から床に倒れる様に身体を回転して滑り込ませるという事をやった博士は、ユキを抱き締めながら頬擦りをしていた。

 

「ああ、ユキの匂いだよ~。クンカクンカ、スーハースーハー、ハスハス、ウリウリ」

 

「……放してくれないかな博士? 地味に痛い」

 

 なんか僕は今、物凄い光景を目の当たりにしているんじゃないかと思うのですが。あの篠ノ之博士がユキを抱き締めて頬擦りをしているなんて。

 

「えー、ヤダよ。一生離してあげないんだから」

 

「それは困るぞ。おれが身動き出来ない」

 

「うーん、私的にはマグロでも構わないんだけど、ユキはやっぱり自分で動きたい派?」

 

「真面目な話をしてくれ。とりあえずこのままじゃ動けない」

 

「わかったよ。でも離してあげない」

 

「好きにしてくれ」

 

 降参と言った様に篠ノ之博士に身体を預けるユキに、博士は腕を使わないで起き上がった。博士って結構力持ちなんだね。

 

「クロエはどうしたんだ? まさか置いてきたわけじゃないでしょう?」

 

「ん? クロちゃんなら、気分が悪いってんで下に居るよ。てか女の子の前で他の女の子の話をしたらダメって教えたはずなんだけどなぁ?」

 

「保護者をしているんだ。様子を聞くことくらいはするよ」

 

 篠ノ之博士がムッと頬を膨らませながら咎める様に言うのに対して、ユキは気にした様子もなくそう言ってみせる。

 

 その絵面は、ヌイグルミみたいに抱え上げられたままのユキと、ユキを抱き締めたまま肩に顎を乗せている篠ノ之博士の様は、互いに気を許し合っている仲なのは明白だった。

 

「……ごめん。痛かったよね」

 

 自分を責める様な声色でユキの包帯の巻かれた腕を優しく手で触る博士。その手に、ユキは自分の手を重ね合わせた。

 

「敵を侮ったツケだ。自尊心が慢心となるのは良くある」

 

「君に限ってそれはないと思っているけど?」

 

「現にこの様を晒している。ISに乗っているのにMS戦の感覚を引き摺り過ぎた」

 

 自分を笑っているユキ。そんなユキを篠ノ之博士はより強く抱き締めた。

 

「ごめん。情けないISじゃなかったら、こんな怪我だってしなくて良かったのに」

 

「情けないのはおれの方さ。次はこんな失態をするつもりはない。鷹の名に誓って」

 

 力強い言葉で、篠ノ之博士との約束をするユキ。

 

 それはユキも一人の男なんだとわかる男の誓いだった。

 

 そしてユキはすっかり蚊帳の外で博士とのやり取りを見ていた僕に視線を向けた。

 

「紹介しよう、博士。彼がおれの命を拾ってくれた、シャルルだ」

 

「ふーん」

 

 髪の毛先から爪先まで品定めするかのような視線を向けてくる。いきなり紹介されたから、僕は緊張で固くなった身持ちのまま、博士の視線を受け取った。

 

「まぁ、君のお陰でユキも助かったみたいだから、礼は言っておくよ」

 

「あ、はい。えと…、どう致しまして?」

 

「どうするシャルル? まだ寝直せる時間はあるけど」

 

「ううん。もう目も覚めちゃったから起きるよ」

 

 朝から衝撃的な事が起きすぎて、眠気なんてとうに覚めてしまった。それに、早起きは得するって言葉が日本にはあるっておじさんが教えてくれた様に、普段は見られないユキを見られそうだから。

 

「それにしても、また新しい娘が増えてるなんて。私、聞いてないんだけど?」

 

「ボーデヴィッヒは、おれの事情を知る人間だ。それに、素質もある。大成すればクロエに匹敵するパイロットになれる」

 

「ニュータイプってこと?」

 

「それはボーデヴィッヒ次第だ。だが、どうにもね。重ねてしまうんだよ。昔の自分に」

 

 とても優しい顔をしながら、ユキの視線はベッドで眠っているラウラに向かう。慈愛に満ちた、温かくて優しい顔だった。

 

「さーて、クロちゃんも待ってるだろうし、イクゾー!」

 

「おわっ!? 急に振り回すな! というかいい加減重いだろう? 降ろしてくれて構わないんだぞ」

 

「え? 別に。ユキは軽いから」

 

「女性であるはずの束博士に軽いと言われるか……」

 

 篠ノ之博士はユキを抱えたままくるりと回って部屋を出ていってしまった。

 

「……もう大丈夫だよ?」

 

「き、気づいていたのか……」

 

 掛け布団の中からもそもそと顔を覗かせるラウラ。でもその表情は何処と無く辛そうだった。

 

「どうかしたの? 気分が悪いなら薬持ってくるけど?」

 

「……いや。私にもわからないんだ。でもこれは薬でどうにかなる様なものではない。なんなんだ、この感じは。このザラつきは……っ」

 

 頭に手を当てて、頭痛を我慢するかの様な仕草で顔を顰めるラウラ。

 

「私の中に私が居る? いや違う、入ってくるのか?」

 

 ぎゅっと身体を掛け布団ごと抱き締めて縮まるラウラのただならない様子に、心配になった僕は近寄って声をかけた。

 

「ラ、ラウラ?」

 

「ッ、私の中に入ってくるな!! 私はっ!!」

 

「わっ!?」

 

 ばっと腕を振り払って来たラウラに驚いて距離を開ける。

 

 振り払われた掛け布団の中から晒された白い肌の女の子。その裸体を長い銀髪が隠していた。

 

 でも僕にはそんなことを気にする余裕すらなかった。

 

 血走った目をして、触れれば切れてしまうのではないかという視線を向けられて、身体中からジットリと厭な汗が噴き出してくる。喉がカラカラになって、胸が苦しくなってくる。

 

「私はっ、ラウラ・ボーデヴィッヒだ!!」

 

 ラウラはそう叫ぶ。その姿を見て、僕はラウラに近寄った。

 

「そうだね。ラウラはラウラだよ。他の誰でもない。他の誰かになることも出来ない」

 

 それは、僕だってそうだ。僕は僕だから、僕以外の誰かになることなんて出来ない。

 

「シャ、ル…ル……?」

 

 小さな身体を、優しく包むように抱き締めてあげる。優しく、そして暖かく、身体だけじゃない。心からすべて受け入れてあげるように。

 

 抱き締めたまま、安心出来る様に頭を撫でると、ふと何故かユキが傍に居てくれる様な感覚が僕の身体に起こった。

 

 優しくて温かい手つきを真似る。まるでユキが僕の中に溶け込んで来るような、そんな感覚だった。

 

『互いにニュータイプ並みの脳波を持っているから、相互干渉引き起こしてしまった様だ』

 

 頭の中に、ユキの声が聞こえた。

 

『クロエもラウラも、その出自は同じなのだろう。だから互いを自分の様に思えてしまう。だから反発し合う』

 

 ユキがクロエと呼んだ女の子も、ラウラと同じ様に取り乱していたのがわかる。

 

『姉妹と呼ぶには似すぎているんだ。まったく同じ存在のように』

 

 そんなお伽噺みたいな事があるんだろうか?

 

『シャアの事をとやかく言えないな。急ぎすぎて、彼女たちを惑わせてしまった』

 

 いったい何を急ぎすぎているのか、僕にはわからない。でもわかるんだ。いや、違う。わかるようになっていくんだ。

 

『今は静かに眠ると良い。クロエ……、ラウラ……』

 

 その声が聞こえた時、僕の腕の中でラウラはもう眠っていた。

 

『安らかに、穏やかに。たとえ同じ存在でも、クロエとラウラは同じではないのだから……』

 

「…しょう…さ……」

 

「ラウラ……?」

 

 寝言を立てたラウラの顔を様子見ると、もう安心しても大丈夫だとわかる穏やかな寝顔をしていた。

 

 そしてそんな寝顔を見ていた僕はようやく気づいた。

 

 そこはユキの部屋じゃなく、満天に星が煌めく宇宙の中に居ることを。

 

 青い地球に落ちていく隕石を押し返そうとするガンダム。そんなガンダムに向かって手を伸ばすガンダムが居た。2機のガンダムが手を繋いだ時、蒼い光が隕石を包んでゆっくりと離れさせていく。

 

 そして蒼い光は虹となって、地球を覆った。

 

 その虹は、僕も見た。三年前に。そして声を聞いたんだ。

 

 誰かの声じゃない。でも確かにそれは声だった。

 

 男の人、女の人、子供から大人まで。地球に住むすべての人の声が。

 

「ユキ……」

 

 あの光の中にユキは居た。でも、もしそうならユキは……。

 

 それこそお伽噺の様だ。

 

 気づいたら何時ものユキの部屋だった。

 

 僕は眠っているラウラをもう一度ベッドに横たわらせると、掛け布団を掛けて部屋を出た。

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

 

「まったく。よくもわからない物を使うからこうなる」

 

 机の上に呆れたように資料を放り投げる。

 

「追撃を試みた部隊も全滅した様です。如何なさいますか? 主」

 

「放っておけ。なにも我々が老人たちの介護をする必要もない」

 

 自らの失敗は、自らの手で正さねばならない。それが出来ないのならば、初めからなにもしないで貰いたいものだ。

 

「ではその様に。しかし、本当によろしいのでしょうか。貴重なISである前に、あの機体の力があれば蒼き鷹というヤツも討ち果たせましょう」

 

「ヤツを甘く見るな、アンジェラ。それに、機械程度が相手務まるはずがない。ヤツの実力は私が良く知っている」

 

 今はまだ、情けないMSを模したISに乗っていたから遅れを取っていたが、機体がパイロットに着いてこられる様になったとき、もはや手出し出来るものはこの世界には居ないだろう。

 

「とはいえ、厄介な物を野に放ってくれた」

 

 ペイルライダーはまだ一機残っているというのに、そのペイルライダー以上の脅威が老人たちの過失によって野に放たれたのだ。

 

「コンピューターの暴走が引き起こしたとして、これは容認できんな」

 

 場合によっては脅威的な障害として立ちはだかるだろう。

 

「擬似人格コンピューターと全身がサイコフレームの機体か」

 

 ニュータイプを相手に凡人をぶつけても無意味だとわかった老人たちは、如何にしてニュータイプを攻略するかを模索している。その一つがペイルライダーであり、今回の暴走したISである。

 

「アムロ・レイ、シャア・アズナブル。二つの思考パターンを持ったAIシステムか」

 

 だがニュータイプに対してニュータイプをぶつけるという発想がある時点で、それは老人たち凡人にはニュータイプが手の着けようがないと言っている様なものだ。

 

「場合によっては、頭を下げなければならんか」

 

 この世界で、純粋なニュータイプと呼べる存在はハマーン・カーンとユキ・アカリのみだ。

 

 そしてハマーンと違って、打算もなく感情で動くユキの方が、私には推しやすい相手だ。それに、ヤツは私の中にシャア・アズナブルを見ようとしている。

 

 故に、決定的な亀裂を生むような案件でなければ、私はヤツをある程度コントロール出来ると言うことだ。

 

「拘りすぎではありませんか? 何故なのですか、主。私では駄目なのですか?」

 

 不安に揺れる視線を向けてくるアンジェラ。

 

 彼女も凡人の域には居ない存在だ。ニュータイプとしてはまだ目覚めてはいないが、そのセンスは私が保証できる。しかし、気の毒だが ヤツは別次元の存在なのだ。その能力(ちから)の強さは、経験と時間によって裏打ちされたものは、追いつこうと思えど、そう簡単には追いつく事が出来ないものなのだ。

 

「必要になれば出てもらう。今は静観する方が有利なのだよ」

 

「出過ぎた事を言いました。主の命に従います」

 

 一礼して部屋を去る彼女を見送る。あれで私が動けない立場の代わりに代理を務める逸材であることの自覚があれば良いのだが。これは言って聞かせても意味を持たない事だ。

 

「ニュータイプを駆逐する為に生まれたマシーンの性能が、果たして通用するかな」

 

 

 

 

to be continued… 


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